【2024年最新】東京・築地エリアのおすすめ観光スポット18選！

築地周辺には観光スポットがいっぱい！

築地は、東京都中央区に位置する都内有数の観光スポットです。同じく人気エリアの銀座からも近く、セットで観光が楽しめます。

築地の魅力はなんといっても築地場外市場で、2018年に築地市場が豊洲へ移転したあとでも、根強い人気を誇っています。場外市場は、魚介類を中心とするさまざまな食材が集まる場所。寿司や海鮮丼などの魅力的なグルメが満喫できますよ。

今回は築地周辺の人気観光スポットを紹介！築地の場外市場を中心に、湾岸エリアのスポットを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

築地周辺の観光スポット18選

東京・築地エリアには、グルメを満喫したり、レジャーや観光を楽しめるスポットがたくさん！朝から晩までたっぷり楽しめる、築地エリアの観光スポットを中心に紹介します。

築地場外市場

魚介類を中心にさまざまな食材が集まる東京の台所

築地場外市場は、築地4丁目と築地6丁目にまたがる市場です。以前は、築地場内市場と場外市場がありましたが、2018年に場内市場が豊洲へ移転しました。しかし、現在も場外市場が営業しており、休日には多くの観光客で賑わいます。

築地場外市場には、約400軒の店舗が並んでいて、新鮮な海鮮を中心にさまざまな食材が販売されています。食品に関連した加工品を扱う店舗も多く、プロの料理人も通うほど。場外市場は自由に散策できるので、グルメやショッピングを思う存分満喫できますよ。

築地場外市場の最大の魅力は、その日に仕入れた新鮮な食材を使ったグルメの数々です。特に寿司や海鮮丼は、東京都内有数の激戦区となっていて、ハイレベルな味わいをリーズナブルに楽しめます。食べ歩きメニューも充実しているので、ゆっくりと散策しながらお気に入りの味わいを探してみましょう。

築地にっぽん漁港市場

各地の漁協直送の新鮮な魚介類が揃う人気スポット

築地にっぽん漁港市場は、2014年にオープンした産直市場です。北海道と新潟、東京、高知県にある漁協が協力して作られた市場で、各地から直送される食材が揃います。

日本の北から南までさまざまな魚介類が揃うことが特徴で、スーパーでは見られない珍しい魚も並びます。ご当地の海鮮も手に入るので、プロの料理人にも利用されていますよ。6時から9時は業者優先の時間ですが、9時以降は自由に買い物を楽しめます。

また、築地にっぽん漁港市場の建物には、観光案内所のぷらっと築地があります。築地周辺の観光案内を利用したいときは、こちらに立ち寄ってみましょう。同じ場所に、コインロッカーや休憩所もあるので、築地観光の際には覚えておいて損はないスポットです。

築地 本願寺

築地の由来にもなったユニークな外観の寺院

築地本願寺は、先ほど紹介した築地場外市場からも近い場所にある寺院です。京都府にある西本願寺が直轄する寺院の1つであり、浄土真宗本願寺派の寺院に属しています。本尊は聖徳太子手彫と伝承される阿弥陀如来立像です。

1617年に創建された築地本願寺は、もともと浅草の近くに位置していました。しかし、1657年に発生した明暦の大火によって焼失。本願寺再建のために江戸幕府から与えられた土地が現在の場所です。当時の築地周辺は海が広がっていて、海を埋め立てて土地を築き、本願寺の本堂を建立しました。これが、築地という名前の由来といわれています。

インドの寺院をモチーフにして立てられた本堂は、ほかの寺院とは違った魅力があり、築地の観光にはぴったりです。

築地除稲荷神社

築地にまつわる不思議な伝承を持つ神社

築地除稲荷神社は、築地場外市場のすぐそばにある神社です。じつは、築地エリアの成り立ちに深く関係していて、不思議な伝承を持っている神社でもあります。

築地エリアは、もともと海が広がるエリアでした。しかし、江戸の大半が火災によって燃えた明暦の大火が発生したことで、このあたりを埋め立てる計画が立てられます。しかし、波が強かったこのエリアは、気付いた土台が何度も波にさらわれてしまい、工事が難航していました。しかしあるとき、海を漂流していた稲荷大神の御神体を祀ったところ、波風がピタリとおさまり、埋め立て工事がスムーズに進んだといわれています。

現在では、伝承を称えて奉納された2体の獅子舞を担ぐ、つきじ獅子祭などの行事が行なわれ、築地の成り立ちに深く関わる場所として愛されています。

隅田川テラス

のんびりと散策を楽しめる遊歩道

隅田川テラスは、築地エリアを流れる隅田川の両岸に設置されている遊歩道です。この浸水テラスは、隅田川の護岸工事の一環として開設されました。

親水施設として開放されていて、すぐそばを流れる隅田川沿いを散策しながら歩けます。築地エリアの憩いの場的な存在で、散歩を楽しむ人が多く見受けられます。また、自転車は乗り入れることができないので、お子様連れでも安心して散歩が楽しめますよ。

隅田川テラスは、約32キロメートルにわたって敷設されています。そのため、見る場所によって景色が違うのがポイント。築地エリアはウォーターフロントな雰囲気を持ち、高層ビルが並ぶ現代風な雰囲気が楽しめます。

歌舞伎座

日本を代表する歌舞伎劇場

歌舞伎座は、1889年（明治22年）からの歴史を持つ歌舞伎専門の劇場です。歌舞伎を上演する劇場としては、日本一の劇場といわれていて、その壮大な外観を見るために観光客が訪れることもあります。

歌舞伎座は、長い歴史の中でさまざまな変遷を経て建て替えがされてきました。地震や戦争などで何度も被害を受けながらも、そのたびに建て直しがされています。現在の建物は、2013年にリニューアルが施されたもので、開館から5代目です。

歌舞伎座では、伝統的な歌舞伎や、現代の芸術や物語を取り入れたモダンな歌舞伎も上演されています。また、ほかの劇場に比べて舞台面が横に長く、映画などに近い目線で観覧できることがポイント。日本の伝統文化を、ぜひ一度は堪能してみたいですね。

木挽町広場

歌舞伎グッズが購入できるショッピング施設

木挽町広場は、歌舞伎座に併設されたショッピング施設です。店内は、提灯などが飾り付けられていて、和の趣と、お祭りのようなにぎやかさが感じられます。

施設内には、バラエティー豊かなショップが並び、さまざまなアイテムを購入できます。特に、歌舞伎に関連したグッズや、歌舞伎の装いに身を包んだキャラクターグッズは大人気！ここでしか購入できないグッズもあるので、お土産にもぴったりです。

また、日本の伝統工芸品や、実演販売が行なわれているのもポイント。歌舞伎のような、日本の伝統芸能を体験できるユニークな場所です。

浜離宮恩賜庭園

都心にある江戸時代からの伝統を持つ庭園

築地から少し歩いた場所にある浜離宮恩賜庭園は、江戸時代からの歴史を持つ庭園です。江戸の初期頃に、徳川将軍家が所有した大名庭園として建設されました。現在は都立庭園として開放されていて、散策が楽しめるスポットとして人気があります。

浜離宮恩賜庭園の特徴は、海水を園内に引き入れた潮入の池で、海に由来するさまざまな生き物が生息しています。海水を引き入れた潮入の池は、全国でも珍しく、都内でも唯一無二の場所。普通の庭園とはひと味違った景色を楽しめますよ。

浜離宮恩賜庭園は、約25ヘクタールの敷地面積があります。庭園をゆっくりと一周すると、約1時間から1時間30分程かかりますので、時間には余裕を持って訪問しましょう。

新橋演舞場

大正時代の名残が感じられる格式高い劇場

新橋演舞場は、銀座6丁目にある劇場です。築地場外市場などからも、歩いてすぐの場所にあります。

1925年4月1日に開場した新橋演舞場は、東京芸妓の技芸の発表の場として建設が計画されました。建設の途中に、関東大震災に見舞われるなどのトラブルがありつつも、約2年の歳月を経て開館しました。

その後、第二次世界大戦中の空襲によって全焼してしまいますが、1948年に再建。その後1982年には、リニューアルのために2度目の建て替えが行なわれています。

新橋演舞場では、伝統的な歌舞伎のほかにも、現代劇をはじめとする幅広い演目が上演されます。施設内は、大正時代から続く格式高い歴史を感じられるのもポイント。オリジナルの幕の内弁当や食堂など、どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気が味わえますよ。

旧新橋停車場 鉄道歴史展示室

日本の鉄道史のはじまりの場所

旧新橋停車場は、かつて日本初の鉄道が停車した駅の跡地です。日本で初めての鉄道は、1872年（明治5年）に新橋と横浜間で開通しました。旧新橋停車場は、新橋側の終点があった場所です。

旧新橋停車場には、鉄道の歴史を振り返れる展示室があり、さまざまな史料が保管されています。なかには歴史の教科書で見られるような、大型陶板壁画も保管されています。また、旧新橋駅の遺構も保存され、歴史的にも重要な場所となっています。

定期的に鉄道に関する企画展も開催されるので、鉄道が好きな方はぜひ訪れたいスポットです。常設展は無料で見学できるので、築地や新橋エリアに立ち寄った際は、ぜひチェックしてみましょう。

豊岩稲荷神社

大都会の路地にある穴場スポット

豊岩稲荷神社は、銀座エリアの裏路地にある神社です。飲食店やブティックなどが立ち並ぶエリアの一角にあり、地図を見ないと分からないような場所にあります。

じつは、この稲荷神社の歴史は古く、江戸時代初期ごろからこの地に鎮座しているといわれています。創祀したのは、明智光秀の家臣であった安田作兵衛とする説があり、戦国時代以降からの歴史を持っているそう。

豊岩稲荷神社は、多くの芸能関係者が参詣に訪れたという由緒ある神社です。祭神は宇気母智神（うけもちのみこと）で、縁結びと火防の御利益があるといわれています。現在は、縁結びの神様として人気があり、築地・銀座エリアの密かな人気スポットとなっていますよ。

勝鬨橋

東洋一と謳われた開閉橋

勝鬨橋（かちどきばし）は、隅田川に架かる開閉橋です。築地6丁目と勝どき1丁目を結ぶ橋で、隅田川のシンボル的な存在でもあります。

勝鬨橋は完成したのは、1940年（昭和15年）のことで、万国博覧会へのメインゲートとしても利用する目的で建設が進められました。当時の技術力を結集して建設された勝どき橋は、東洋一の開閉橋と呼ばれるほどです。

かつては、大型の船舶が隅田川を航行する際に、橋の部分が開閉する仕組みが備わっていました。現在は再開閉が不可能になっていて、もう2度と開閉している姿は見れない可能性があるそう。当時の様子などは、後ほど紹介するかちどき橋の資料館で見られるので、ぜひセットで観光してみてくださいね。

かちどき 橋の資料館

勝鬨橋に関する貴重な資料を収めた歴史スポット

かちどき 橋の資料館は、勝鬨橋をはじめとする、隅田川にかかる橋に関する資料を集めた資料館です。勝鬨橋を開閉するために利用していた変電所を利用し、勝鬨橋のすぐ近くにあります。

館内には、勝鬨橋を開閉していた当時の貴重な資料が展示され、自由に閲覧ができます。現在は、勝鬨橋を開閉することができないため、当時の様子を知れるのはとても貴重な機会。ぜひ勝鬨橋を観光する際は、セットで訪れてみましょう。

また、定期的に開催されるツアーに参加することで、橋を開くための巨大な機械も見学できます。巨大な橋が開く仕組みを、ぜひ間近で見学してみましょう。

月島もんじゃストリート

東京名物の名店が並ぶ商店街

月島もんじゃストリートは、月島エリアにある商店街です。隅田川を挟んで、築地から橋を渡った対岸に位置しています。昔ながらのレトロな雰囲気が漂う通り沿いには、東京名物のもんじゃの名店が多数軒を連ねていて、さまざまな味わいが楽しめますよ。

もんじゃストリートには、約60店舗が集まっていて、お店によって味わいに違いがあることがポイント。なかには明治時代から続く店も出店しています。また、築地や豊洲の新鮮な食材を扱う店もたくさんありますよ。

1つの店舗でじっくりともんじゃ焼きを味わうのも良いですが、せっかくならはしごをしてみるのもおすすめ。自分のお好みの材料を組み合わせるのももんじゃ焼きの楽しみ方です。

カレッタ汐留

レストランやショップが集まる複合商業施設

カレッタ汐留は、築地エリアからほど近い汐留エリアにある複合商業施設です。レストランやカフェ、ショップなどがあり、食事やショッピングを楽しめます。

特にレストランが充実していて、約60店舗ほどが並びます。また、高層階にあるレストランは、東京湾や東京タワーなどを眺めながら食事ができるので、ディナーなどで人気があります。

そのほかにも、劇団四季の劇場やアドミュージアム東京など、アクティビティ施設があることもポイント。また、約251メートルの高さに展望台があり、さまざまな楽しみ方ができますよ。冬に開催されるイルミネーションも、築地や汐留エリアで屈指の人気を誇ります。

アドミュージアム東京

日本唯一の広告をテーマにした博物館

アドミュージアム東京は、先ほど紹介したカレッタ汐留内にある博物館です。日本で唯一、広告をテーマとした博物館で、広告コミュニケーションとマーケティングに関する資料が集められています。

日本をはじめ、世界の広告が展示されていて、その並べ方もとてもユニーク。ついつい見たくなってしまう広告の数々が、どのような意図で生み出されたのかを視覚的に学べますよ。

また、現代の広告だけでなく、江戸時代から現代までの約33万点の収蔵資料が見られることもポイント。江戸時代の人々が、どのように商品などを宣伝していたのか学べるのはとても興味深いですね。入場無料なので、気軽に立ち寄れるのもうれしいポイントです。

パナソニック汐留美術館

ジョルジュ・ルオーの常設展をもつ美術館

2003年4月に開館したパナソニック汐留美術館は、汐留エリアにある私立美術館です。フランスの画家ジョルジュ・ルオーの作品を約260点を所蔵していることが特徴。ルオー・ギャラリーとしての常設展示は世界唯一の美術館です。

ジョルジュ・ルオーは、19世紀から20世紀頃に活躍した美術家で、絵画のほかにも版画や製図なども残しています。太い輪郭線とユニークな色彩で描かれる作品は、大胆ながらも繊細な趣を感じさせてくれます。

パナソニック汐留美術館では、『ミセレーレ』や『悪の華』など、ジョルジュ・ルオーの代表的な作品も収蔵。初期から晩年までの作品を常設展示しています。定期的に企画展も開催されているので、築地エリアを観光する際はイベントもチェックしておきましょう。

汐留シティセンター

さまざまなショップが並ぶランドマークビル

汐留シティセンターは、汐留エリアにある高層オフィスビルです。地上約200メートルのビルには、ショップやレストラン、オフィスビルなどが入っています。

地下2階から地上3階、41階と42階は商業施設フロアになっていて、飲食やショップが並んでいます。地下2階から地上3階には、カフェやベーカリーなどもあり、ちょっとした休憩にも利用できますよ。

41階と42階はラグジュアリーなレストランが並ぶフロア。高層階からの景色を楽しみながら。ゆっくりと食事が楽しめます。和洋中、イタリアンなどのメニューの幅が広いので、気分にあわせてレストランを選べるのがうれしいポイントです。

築地周辺の観光スポットを満喫しよう

この記事では、東京の築地エリア周辺のおすすめ観光スポットを紹介しました。築地エリア周辺には、たくさんの観光地があるので、効率よく観光にグルメ、ショッピングも楽しめますよ。

ぜひ紹介した観光地を参考に、東京・築地旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

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