
【焼酎ツーリズム】鹿児島観光の新定番!おすすめの焼酎・リキュール蒸溜所を紹介
鹿児島には100を超える焼酎蔵があり、なかには見学・試飲できる蒸溜所が多いのをご存知ですか? 本記事では、鹿児島生まれで焼酎を愛してやまない筆者が、鹿児島ならではの芋焼酎・リキュールづくりを体感できるおすすめ蒸溜所10選をご紹介!鹿児島観光と一緒に、焼酎の魅力を探る旅に出かけませんか?



鹿児島には100を超える焼酎蔵があり、なかには見学・試飲できる蒸溜所が多いのをご存知ですか?
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酒好きが集う!鹿児島で焼酎・リキュール蒸溜所をめぐる

鹿児島には100を超える焼酎蔵があり、なかには見学・試飲できる蒸溜所が多いのをご存知ですか?焼酎好きの方はもちろん、焼酎にあまり興味関心がない方でも楽しめるスポットが目白押しなんです。
また、焼酎づくりのノウハウを生かしながら、日本国外でも高評価を得ているウィスキーやボタニカルスピリッツを作る蒸溜所も増えつつあり、酒好きの方はこちらも見逃せません!
南九州の鹿児島と宮崎は、芋焼酎の国内シェアの約95%を占める芋焼酎づくりの聖地です。昔ながらの芋の主張が強い焼酎もあれば、フルーティで飲みやすい焼酎もあります。
かくいう筆者も、数年前までは「芋焼酎は芋臭さがあって苦手」「日本酒のような飲みやすいお酒であったらなぁ」とたまに鹿児島に帰省する度に思っていました。
しかし、焼酎蔵を訪れて焼酎づくりや見たことのない挑戦的な焼酎・スピリッツを飲んでからというもの、印象が180度変わり、焼酎・蒸留酒の奥深さに魅力されてしまったのです。

芋焼酎は、焼酎蔵によって麹をつくる製麴(せいきく)の作業工程や焼酎のもとになるもろみづくり、蒸留方法が異なります。そして、焼酎づくりで使用する麹菌や酵母の種類によって、できあがる焼酎の香りや味わいが大きく変わってくるのが特徴です。
おすすめの味わい方は焼酎の特徴によっても変わりますが、寒い時期に挑戦してみて欲しいのがお湯割り。お湯(4か5割)を入れてから、焼酎をあと入れするのがポイントです。
焼酎のアルコール臭さや角がとれて、まろやかな味わいを楽しめるようになります。
この記事では、鹿児島を観光する際に一緒にめぐりたいおすすめの焼酎・リキュール蒸溜所を、鹿児島生まれの焼酎大好きな筆者がご紹介!鹿児島ならではの酒づくりを楽しめる焼酎やスピリッツの蒸溜所をめぐってみてはいかがでしょうか?
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鹿児島で行きたい!おすすめ焼酎・リキュール蒸溜所10選

2025年3月時点で、鹿児島には110以上の酒蔵・2,000種類以上の焼酎の銘柄があります。さらに、個性的なウイスキーやスピリッツを作りはじめる蒸溜所も増えているのが特徴です。
鹿児島の蒸溜所で焼酎づくりをはじめとした酒づくりを目の前で見て感じて、その場で試飲や限定商品のお土産の購入など、焼酎蔵ならではの体験を満喫してみては?
鹿児島旅行のプランに蒸溜所めぐりを加えると、さらに充実した旅が楽しめるでしょう。
濱田酒造
トロッコで移動⁉ユニークな3つの焼酎蔵を満喫

濱田酒造は、国際的なコンクールでいくつも金賞を受賞している「本格芋焼酎だいやめ」をはじめとして、多くの本格焼酎を作り続けている明治元年創業の歴史のある焼酎蔵です。
濱田酒造には、濱田屋伝兵衛蔵・傳藏院蔵・金山蔵という3つの焼酎蔵があり、とくに金山蔵ではトロッコで坑洞内を移動するアトラクションが楽しめます。
焼酎蔵では、その道のプロの案内人から焼酎づくりの過程やこだわりが学べますよ。
濱田酒造で見学できる焼酎蔵の見どころと予約方法は以下のとおりです。
蔵の名称 | 濱田屋伝兵衛蔵 | 傳藏院蔵 | 金山蔵 |
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見どころ | ・伝統的な木桶蒸留機 ・昔ながらの甕仕込み ・昔の道具の展示 ・「伝」「宇吉」「兼重」などの試飲 | ・最新設備で酒づくり ・コンピューター制御 ・工場見学が楽しめる | ・土日祝限定 ・トロッコで移動 ・坑洞に甕が並ぶ ・限定ツアーも豊富 |
見学時間 | 11:00〜/14:00〜 (所要時間は約40分) | 要相談 | 11:00〜/14:00〜 (所要時間は約75分) |
料金 | 20歳未満 無料 20歳以上 500円 | 要相談 | ①試飲付きコース 20歳以上 2,500円 ②試飲なしコース 中学生以上 800円 3歳〜小学生 400円、2歳以下 無料 |
予約方法 | 0996-36-3131 | 0996-21-5260 | 0996-21-2110 |
濱田屋伝兵衛蔵は、明治元年創業で伝統製法を守り続けている焼酎蔵。現在では作れる方がたった一人となった木桶蒸留機と伝統的な甕仕込み発酵の様子を間近で見られます。
昔の焼酎づくりで使用された実際の道具や蒸留機についても解説付きで学べるため、焼酎づくりの今と昔について気になる方にぴったりの焼酎蔵だといえるでしょう。
濱田屋伝兵衛蔵のすぐそばには焼酎とお食事処 伝兵衛というレストランが併設されています。11時の酒蔵見学が終わったら、レストランで鹿児島の海と山の恵みを堪能するのもおすすめ!
傳藏院蔵は、コンピューター制御の最新の焼酎づくりを体感したい方におすすめです。

金山蔵は土日祝日限定で見学できる焼酎蔵です。特徴は、坑洞内に甕を置いて発酵させているところ。低い温度が保てるので鹿児島の焼酎蔵としては珍しく日本酒も醸造しています。
元々は金山だった坑洞内を専用のトロッコで700mほど移動すると、江戸時代のカブト釜式蒸留機の復刻版と伝統的などんぶり仕込みの焼酎づくりが見学できるのが魅力です。

限定開催イベントも多いため、友人や恋人、家族と一緒に観光するのにもぴったり。黄金麹を使用した香り豊かな焼酎や清酒を飲み比べでき、最後にはお土産も購入できますよ!
濱田酒造の基本情報 | |
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住所 | 鹿児島県いちき串木野市湊町4丁目1番地(伝兵衛) |
電話 | 0996-21-5260 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
休業日 | 濱田屋伝兵衛蔵:水曜 金山蔵:平日 |
アクセス | 九州自動車道 市来ICから車で約3分 JR串木野駅から車で約15分 |
公式サイト |
嘉之介蒸溜所
日本一との呼び声高いウイスキー蒸溜所

嘉之介蒸溜所は、焼酎づくりを生かしたシングルモルトウイスキーづくりを行う蒸溜所です。ワールドスピリッツコンクールやインターナショナルスピリッツチャレンジなど、名だたるコンクールで金賞を受賞しているジャパニーズクラフトウイスキーを作っています。
嘉之介蒸溜所では、ウイスキーの蒸留・貯蔵工程をガイドと一緒に見学できる完全予約制のツアーを開催。迫力のある赤銅製の単式蒸留機や醸造機、貯蔵樽を間近に見られますよ。
見学の最後には、日本三大砂浜の一つに数えられる吹上浜と東シナ海を一望できる「THE MELLOW BAR」で、嘉之介ウイスキーのテイスティングタイムを堪能できます。運転手の方にはソフトドリンクの提供もあるのでご安心ください。
嘉之介ウイスキーはショップで購入することも可能。入手困難なプレミアムウイスキーをゲットするチャンスです!
珍しいウイスキー好きの方は、鹿児島に来たらぜひ訪れてみてくださいね。
嘉之介蒸溜所の基本情報 | |
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住所 | 鹿児島県日置市日吉町神之川845-3 |
電話 | 099-201-7700 |
営業時間 | 10:00〜16:30 ※日本語ツアー 【土日】10:30~11:30、13:30~14:30【火・木】13:30~14:30 |
休業日 | 月曜・年末年始・臨時休館日 ※祝日は営業 |
アクセス | 鹿児島市内から車で約45分 JR伊集院駅から車で約15分 ※日置市乗合送迎サービスも移動に便利 |
料金 | 大人 1,000円、子ども 500円 |
公式サイト |
田苑酒造
日本初の焼酎資料館で音楽仕込みの酒づくりを体感

田苑酒造は、クラシック音楽で醸造する米・麦・芋焼酎や樽貯蔵の焼酎で有名です。
江戸時代から利用されてきた清酒蔵を活用して1986年に開館した日本初の焼酎資料館があり、酒づくり道具や酒づくりのレシピを残した文章、木桶や蒸留機を見学できます。
蔵内で土に埋まっている和甕は、今でも現役で焼酎づくりに利用されているんだとか!見学後には試飲販売スペースがあるため、気に入った焼酎を購入できる場所としても人気です。
また、田苑酒造では、定期的に著名な音楽家を招いてクラシックコンサートを開くユニークな取り組みも。気になる方は、公演スケジュールを公式サイトで確認しましょう。
クラシック音楽が流れる酒蔵を見学・本格焼酎を試飲して、鹿児島旅を楽しんでみては?
田苑酒造の基本情報 | |
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住所 | 鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原11356-1 |
電話 | 0996-38-0345 |
営業時間 | 9:00〜16:00 |
休業日 | 土日祝日、年末年始、お盆 |
アクセス | 姶良ICから薩摩川内市に向けて車で約35分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
出水酒造
酒蔵見学後はたっぷり試飲&十割そばを満喫

出水酒造は、毎年10月〜2月頃になるとシベリアから1万羽以上の鶴が渡来することで有名な出水市にある焼酎蔵です。出水という市名が表すように、出水市は豊富な湧水に恵まれ、伝統的に米づくり・焼酎づくりがさかん。良質な本格焼酎が多く製造されているのが特徴です。
また、出水酒造では木樽蒸留機や信楽焼の甕を導入し、伝統的な製法で焼酎づくりにもこだわっており、伝統が感じられる焼酎づくりを見学では体感できるでしょう。
出水酒造の工場見学は20分コースと50分コースの2種類で、予約なしで無料で楽しめます。
20分コースは、薩摩焼のギャラリー見学と工場見学、無料でここまで飲めるのか!とびっくりしてしまう量の焼酎が飲める試飲&食事タイムというラインナップ。
50分コースは、20分コースの内容に貯蔵庫の案内や映像紹介が加わったプラン。見学後の試飲スペースでは、たっぷり試飲できるので焼酎好きにおすすめです。
また敷地内では、出水酒造が使用している湧水が飲める場所も!焼酎づくりや充実した試飲、食事まで楽しみたい方におすすめです。
出水酒造の基本情報 | |
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住所 | 出水市文化町358番地 |
電話 | 0120-269-213 |
営業時間 | 10:00〜16:00 |
休業日 | 年中無休 |
アクセス | 出水ICから車で約3分 JR出水駅から車で約5分 |
料金 | 無料 ※10名以上の団体は予約が必要 |
公式サイト |
若潮酒造
オリジナルブレンド焼酎・ボトルづくりが楽しめる

若潮酒造は、創業当時から作り続けている地元民に愛されるさつま若潮をはじめ、伝統製法で作る千亀女、チャレンジングな焼酎が楽しめるGLOWなど、ラインナップが豊富な焼酎蔵です。
また、木樽蒸留器で作る日本唯一のジャパニーズクラフトジンや野菜&フルーツのクラフトスピリッツ、焼酎にアクセントを加えた個性的な焼酎などで話題となっています。
若潮酒造の酒蔵見学では、千刻蔵で伝統的な焼酎づくりの現場を見て焼酎づくりの最先端に触れられます。トンネル貯蔵庫では、およそ1万本分の焼酎が樽熟成・甕熟成されており、スタッフの案内のもとでトンネル内を見学可能です。
また、有料ですが自分たちで香りをもとに焼酎をブレンド・ボトルのラベルを作成して、オリジナルの焼酎ボトルを作る体験も!旅の思い出づくりにぴったりですよ。
若潮酒造の基本情報 | |
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住所 | 鹿児島県志布志市志布志町安楽215番地 |
電話 | 099-472-1185 |
営業時間 | 8:30〜16:00 |
休業日 | 土日祝日は不定休 |
アクセス | JR志布志駅から車で約3分 |
料金 | 無料 ※オリジナルボトルづくり体験は2,000円 |
公式サイト |
花渡川蒸留所 明治蔵
全国区の焼酎蔵で焼酎づくりを体験しながら学ぶ

花渡川蒸留所 明治蔵は、薩摩焼酎「さつま白波」で有名な焼酎蔵です。明治時代から続く伝統の甕造りと風情を無料で体験できる酒蔵見学が人気!昔ながらの製法で、杜氏が現場を指揮して作る焼酎づくりを間近で見られるのは大きな魅力です。
焼酎蔵のスタッフが案内する約15分のコースと、決められた場所を自由に見学できるコースがあり、見学後は焼酎の試飲やご当地限定品のお土産購入も楽しめますよ。

また、枕崎はブランド魚「枕崎ぶえん鰹」で有名な街です。焼酎蔵見学を終えたら、近くの飲食店でカツオの刺身やタタキ、鰹節出汁の効いた料理を味わうのもおすすめです。カツオと本格焼酎で晩酌すれば、グルメな方も思わずうなってしまうことでしょう!
花渡川蒸留所 明治蔵の基本情報 | |
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住所 | 鹿児島県枕崎市立神本町26 |
電話 | 0120-467-355 |
営業時間 | 9:00〜16:00 |
休業日 | 12/31、1/1 |
アクセス | JR枕崎駅から車で約5分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
大山甚七商店 甚七伝承蔵
伝統×オリジナルの酒づくりを見学
大山甚七商店 甚七伝承蔵は本格芋焼酎だけでなく、ラム酒やジン、コーラ酎など、焼酎づくりを生かした個性的な蒸留酒も精力的に製造している焼酎蔵です。
最新鋭の銅とハイブリッド蒸留機が導入されており、伝統と最新技術を融合させた酒づくりを行っています。製造直売コーナーでは、焼酎だけでなくボタニカルスピリッツも試せるので、いろいろな種類のお酒を飲んでみたい方におすすめ!鹿児島県限定の本格芋焼酎も購入できますよ。
大山甚七商店 甚七伝承蔵の基本情報 | |
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住所 | 鹿児島県指宿市西方4657 |
電話 | 0993-25-2410 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
休業日 | 年末年始、お盆 |
アクセス | JR宮ヶ浜駅から徒歩で約3分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
焼酎づくり伝承展示館 杜氏の里笠沙
脈々と受け継がれる匠の技を間近で体感
焼酎づくり伝承展示館 杜氏の里笠沙は、焼酎王国・鹿児島の焼酎づくりの礎を築いたとされる黒瀬杜氏の、何世代も受け継がれている技術・歴史を展示する展示館・焼酎蔵です。
焼酎展示館では、黒瀬杜氏の歴史や焼酎の作り方を映像やパネルでわかりやすく紹介しています。また、その当時に使われていた貴重な道具や設備なども見学できますよ。
焼酎づくり伝承工場では、仕込み時期(8月〜12月)になると、機械に頼らない伝統的な酒づくりを見学できます。焼酎づくりのルーツとも言える風景を見られるのは貴重な経験!ロビーには本格焼酎の直営販売店があるのでお土産の購入にもおすすめですよ。
焼酎づくり伝承展示館 杜氏の里笠沙の基本情報 | |
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住所 | 鹿児島県南さつま市笠沙町赤生木6762番地 |
電話 | 0993-63-1002 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
休業日 | 12/29〜1/3 |
アクセス | バス停 黒瀬入口バス停からタクシーで5分 |
料金 | 大人 300円、子ども 150円 |
公式サイト |
国分酒造
唯一無二の焼酎づくりとこだわりを学べる

国分酒造は、本格芋焼酎だけでなく、濃厚なバナナやクリームなどの風味が楽しめる「サニークリーム(バナナ風味)」や、フルーツの華やかな香りが魅力の「フラミンゴオレンジ(柑橘系の風味)」、爽やかな風味の「クールミントグリーン(バナナとミント風味)」など、焼酎が苦手な方にも楽しみやすい商品も人気です。
厚生労働大臣から”現代の名工”として表彰された安田宣久杜氏が作るこだわりの焼酎は、焼酎を飲む人を魅力してやみません。そんな熟練の職人が焼酎づくりを行う現場を目の前で見られるほか、杜氏から直に焼酎づくりについての説明が聞けるぜいたくなツアーもあります。
国分酒造のファンだけでなく、できるだけ間近で焼酎づくりを見たい方にもおすすめです。
国分酒造の基本情報 | |
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住所 | 霧島市国分川原1750 |
電話 | 0995-47-2361 |
営業時間 | 9:00〜16:00 |
休業日 | 土日祝日、年末年始、お盆 |
アクセス | JR国分駅から車で約10分 鹿児島空港から車で約25分 |
料金 | 要確認 |
公式サイト |
新平酒造
レンガ造りで美しい酒蔵を見学

新平酒造は、創業100年以上続く老舗の焼酎蔵です。レンガ造りの美術館のような酒造蔵が特徴的。中に入ると、うってかわって和風な空間で琉球畳と貯蔵用の甕が床に配置されています。
それから歩みを進めると、仕込み部屋や木樽蒸留機が見えてきます。木樽蒸留機は、なんと5年ごとに総取り替えするこだわりよう。美味しい焼酎づくりの秘密が学べます。
また、さつま芋は契約農家からのみ仕入れており、味への妥協を許さない姿勢が見えます。
仕込み時期(10月〜12月)に行くと、発酵もろみを間近で見学できるチャンスも。見学後には試飲・お土産販売のコーナーを訪れ、珍しい本格焼酎を購入できます。
新平酒造の基本情報 | |
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住所 | 鹿児島県曽於郡大崎町横瀬2366番地 |
電話 | 099-476-0024 |
営業時間 | 9:00〜16:00 |
休業日 | 日曜日、年末年始、お盆 |
アクセス | JR志布志駅から車で約15分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
鹿児島でおすすめの醸造所をまわるモデルコース3選

鹿児島で焼酎・スピリッツの蒸溜所を効率的に見てまわるなら、エリアごとに目星をつけてまわるのがおすすめです。ここでは、エリア別のモデルコースについてご紹介します。
鹿児島旅行に気になる蒸溜所見学を加えたプランを考案してみてはいかがでしょうか?
①いちき串木野〜出水エリア

いちき串木野〜出水エリアは湧水に恵まれた、焼酎づくりに適した環境。酒造も多くあるエリアです。鹿児島市から車・バスで1時間半ほどでアクセスできます。1泊2日のモデルコースは以下のとおりです。
【1日目】
9:00 田苑酒造で音楽仕込みの焼酎づくりを見て聞いて知る
11:00 出水酒造で試飲&十割蕎麦セットをいただく
12:00 牛車で出水麓武家屋敷群を観光する
14:00 濱田屋伝兵衛蔵でクイズラリー形式で焼酎づくりを学ぶ
17:00 味工房みそのでまぐろラーメンを食べる
20:00 お気に入りの芋焼酎とさつま揚げ×鳥刺しで鹿児島を味わい尽くす
【2日目】
11:00 濱田酒造の金山蔵でトロッコに乗って伝統製法を見て学ぶ
12:30 濱田屋伝兵衛蔵に併設されているレストランで腹ごしらえ
13:30 嘉之介蒸溜所でプレミアムウイスキーをテイスティング&お土産として購入
15:00 吹上浜をお散歩orサイクリング
17:00 焼肉・たべもの処 松風でかごしま黒毛和牛を満喫する
20:00 鹿児島市のホテルに到着
②南薩エリア

南薩エリアは、年中温暖で温泉や新鮮な海鮮・野菜&フルーツ、雄大な自然を満喫できます。また、鹿児島市からJRやバスで直接アクセスできるのが魅力です。
1泊2日のモデルコースは以下のとおりです。
【1日目】
10:00 焼酎づくり伝承展示館 杜氏の里笠沙で焼酎づくりの歴史と伝統製法を学ぶ
11:00 枕崎みなと食堂で枕崎ぶえん鰹丼を堪能&かつおぶしをお土産として購入
12:00 花渡川蒸留所 明治蔵で焼酎づくりを見学&限定焼酎をゲット
14:00 番所鼻自然公園で開門岳を展望しながらイソヒヨコーヒーでコーヒーを飲む
15:00 池田湖の黄金の鳥居で幸運祈願
16:30 鰻池のスメで蒸した卵を食べる
17:00 居酒屋で鹿児島の郷土料理と焼酎を楽しむ
【2日目】
9:00 弥次ヶ湯で明治期から受け継がれる銭湯を楽しむ
10:00 大山甚七商店 甚七伝承蔵で焼酎とボタニカルスピリッツを購入する
11:00 ヘルシーランド温泉保養館で絶景の露天風呂を堪能 ※2025年5月まで営業休止中
14:00 鹿児島市内のホテルに到着
③霧島〜大隈半島エリア

霧島〜大隅半島エリアは、桜島を臨む雄大な景色と豊富な温泉、天然・養殖ウナギや畜産物をはじめとしたご当地グルメが魅力。1日のモデルコースは以下のとおりです。
【1日目】
10:00 国分酒造で杜氏からこだわりの焼酎づくりの説明を聞く
11:00 雄大な桜島を横目に志布志方面へドライブ
12:00 うなぎの駅で志布志産の脂の乗った鰻の蒲焼きを食べる
13:00 新平酒造でオシャレな空間で丁寧に作られる焼酎づくりを見学
15:00 若潮酒造でトンネル貯蔵庫を見学した後は、オリジナルボトル作成体験を行う
17:00 志布志マルチョンラーメン本店で鹿児島随一の無添加豚骨ラーメンで整う
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鹿児島の酒づくりを見て・聞いて・飲んで満喫しよう!
この記事では、焼酎王国の鹿児島県にあるおすすめの焼酎・スピリッツ蒸溜所10選とエリアごとのモデルコースをご紹介しました。
焼酎をはじめとした蒸留酒づくりが盛んな鹿児島。豊富な観光スポットや食が魅力の鹿児島旅行を楽しむ一つの選択肢として、蒸溜所めぐりを取り入れてみてはいかがでしょうか?
知られざる鹿児島の酒づくりを知れば、もっと鹿児島が好きになることでしょう!
cover photo by PIXTA
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