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【ラスコーの壁画】古代の文化を感じ取れる洞窟!歴史や観光方法などを解説

ラスコーの壁画は、フランスを代表する観光スポット。最初に発見された方法も興味深く、考古学的にも芸術的にも世界で価値のある洞窟です。本記事では、ユネスコ世界遺産にも登録されているラスコー洞窟の観光の魅力や行き方をご紹介します。ぜひ、フランス観光の参考にしてみてくださいね。

ライター
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ラスコーの壁画は、フランスを代表する観光スポット。最初に発見された方法も興味深く、考古学的にも芸術的にも世界で価値のある洞窟です。本記事では、ユネスコ世界遺産にも登録されているラスコー洞窟の観光の魅力や行き方をご紹介します。ぜひ、フランス観光の参考にしてみてくださいね。

Contents

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世界遺産・ラスコーの壁画の基本情報


photo by Unsplash 

ここでは、フランスの代表的な観光スポット・ラスコー洞窟の歴史や特徴などの基本情報を解説します。名前は知らなくてもラスコー洞窟の壁画を一度は歴史の教科書などで目にしたことがあるのではないでしょうか。

ラスコー洞窟ってどんなところ?

ラスコー洞窟は、フランス西南部にある洞窟です。洞窟内には、クロマニヨン人によって描かれた、当時の動物や生活の絵がある大変貴重な場所として知られています。

ここからは、ラスコー洞窟の内部について解説します。

ラスコー洞窟は4つもある?

ラスコー洞窟は、全部でI〜Ⅳまでの4つあり、それぞれ以下のようになっています。

  • ラスコー洞窟Ⅰ:本物の洞窟で、1940年に最初に発見されました。その後、観光客が吐く二酸化炭素や洋服についた菌などで洞窟内が急速に劣化。そのため、世界遺産を保護するため1963年から中に入ることは不可になりました。
  • ラスコー洞窟Ⅱ:1983年にはじめて作られたラスコー洞窟のレプリカです。ラスコー内の壁画が忠実に再現されていて、洞窟内の約90%の絵画をみることができます。
  • ラスコー洞窟Ⅲ:ハイライトを集めた移動式の展示物で、フランス政府公認施設です。世界中のラスコーファンに洞窟の魅力を伝えるために、各地で展示会を開催しています。日本でもラスコー展が2016年に東京と福岡で開催されました。
  • ラスコー洞窟Ⅳ:2016年、モンティニヤック市内に新たなレプリカ洞窟と芸術センターが設立されました。最先端の技術で昔の壁画の様子を詳しく知ることができます。

ラスコー洞窟の歴史


photo by pixabay

ラスコー洞窟は1940年に、飼っていた犬を探していた少年達によって偶然発見されました。

ラスコー洞窟内の壁画は約2万年前にクロマニョン人によって描かれているため、牛や馬、ケブカサイやマンモスなどの今は絶滅したと言われている動物が確認できます。

保存状態の良さや壁画の大きさ、技術が世界的に有名になり、1948年に一般公開が開始されました。しかし、素晴らしい壁画を一目見ようと、世界中から多くの観光客が訪れたために、観光客が吐く二酸化炭素の影響で壁画の劣化や洞窟内にカビが発生してしまい、遺産を守るために1963年に一般公開は非公開になってしまいます。

その後、重要な遺産を広く周知させる目的から、1983年に約200メートルの本物近くにレプリカのラスコー洞窟Ⅱが完成。次々にラスコー洞窟ⅢとⅣも作られ、多くの観光客も楽しめる施設になりました。


photo by pixabay

壁画は洞窟の上部や側面に描かれていて、なぜ描きづらい場所にクロマニヨン人は壁画を描いたのか、という疑問が残ります。彼らが壁画を描いた理由には所説あるというのを知っていますか?

例えば、イスラエルの研究チームが発表した説だと、洞窟の中でクロマニヨン人は一酸化炭素中毒になりながら壁画を描いたそうです。これは、薬を飲んで脳が瞑想状態になっているように感じられ、その状態で幻覚を見て、素晴らしい芸術作品を書いていたとイスラエルの研究チームは発表しました。

また、壁画に描かれている動物の意味は、宗教的なものや星座を意味しているなどとも報告されています。数万年前に星座が分かっていたのは、ロマンチックで素晴らしいですね!

ラスコー洞窟のあるドルドーニュってどんな街?


photo by pixabay 

ラスコー洞窟のあるドルドーニュ地方はフランス国内3番目の面積の都市です。ドルドーニュ地方の森林面積は約45パーセントで、フランス国内第3位の緑が多く広がる地域なのです。

観光地もたくさんあり、この地方には1,000以上もの城があります。その中でも城の保存状態が良いとされているのはベイナック・エ・カズナック村にあるベイナック城です。ジャンヌダルクやショコラの映画もこの場所で撮影されました。

有名な観光地は中世時代に栄えたサルラで、中世の街並みが多く残っています。足を踏み入れると、中世にタイムスリップした気分を味わえるでしょう。

中世時代に要塞都市だったドンムの村も有名です。フィリップ2世の命令によって設立された村で、歴史に彩られた建築物があります。春にはバラが一面に咲き誇り、村人も心優しいと好評で観光しやすい場所です。

クルミや世界三大珍味のフォアグラやトリュフ、赤ワインなども有名なので、食も楽しめる都市としても人気となっています。

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ラスコー洞窟観光の見どころ


photo by pixabay

ラスコー洞窟の観光の見どころはたくさんあります。ここでは、ラスコー洞窟の見どころを詳しく解説していきます。

ラスコー洞窟の壁画が魅力的な理由


photo by pixabay
※画像はイメージです

ラスコーの壁画がなぜ、世界中の人々から魅了されるのでしょうか。それは、はるか昔に書かれているのに壁画芸術の素晴らしさや動物たちの躍動感が色彩豊かに彩られているからです。

ラスコー壁画は洞窟壁画のトップだと言う芸術家もいるくらい。動物の躍動感があるのは、クロマニヨン人の狩人達が描いていたからともいわれており、実際に近くで動物を見ている彼らだから迫力のある素晴らしい壁画を描けたのでしょう。

クロマニヨン人によって描かれた素晴らしい壁画の数々


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※画像はイメージです

当時、クロマニョン人はフランスやスペインに広く分布していました。クロマニヨン人はホモサピエンスに分類され、私たち現代人に似ています。彼らは生活する中で洞窟壁画を描いており、ラスコー洞窟と並ぶ有名な洞窟の一つに、スペインのアルタミラ洞窟があります。

壁画が描かれている場所は洞窟の上部や高いところです。高いところで描くので、壁画を描く人とは別に、ランプを灯す人がいたのだろうと言われています。

洞窟は全部で約237メートルで、大きく3つの穴と7つの空間からできています。壁画は人間そのものを描いたものや手形、山羊や羊、鹿など約600点以上が描かれています。壁画の大きさは1メートルから5メートルまであり、遠近法を用いたり、動物を重ねて書いたりと様々です。

教科書にも掲載されている有名な壁画


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※画像はイメージです

ラスコー洞窟の中でも有名な壁画が下記で、教科書にも掲載されています。

  • 鳥の頭を持つ人間の井戸の場面
  • 大きさ2メートルほどの黒い雌ウシ
  • 5メートルの長さに描かれている泳ぐシカ
  • 黒い雌牛と馬の列
  • 背中合わせのパイソン

洞窟内の絵画は大きいもので約2メートル。その大きさや迫力に驚くでしょう。

洞窟内に火や人が住んでいた形跡がないことから、クロマニョン人はこの地を選んで絵を描いていたことが言えます。そして、スペインのアルタミラ洞窟と同じ技法で中世ヨーロッパ時代のフランコ・カンタブリア美術が使われており、大変貴重なものです。

ラスコー壁画の素晴らしさは、クロマニヨン人が壁画を描く際に使用した道具からも確認できます。また、象牙やトナカイの角などを材料とした多くの道具も壁画と一緒に発見されました。

偶然発見された大空間!地下へと広がる枝分かれした洞窟


photo by Unsplash

少年たちが偶然に発見した洞窟は、7つの空間がありそれぞれ名前があります。

  • 牡牛の広間
  • 軸状ギャラリー
  • 通路
  • 後陣
  • 井戸状の空間
  • 身廊
  • ネコ科の部屋

ラスコー洞窟は動物が多く描かれていますが、唯一描かれている人間の絵画があります。それは洞窟の最も奥の井戸状の空間で確認できるでしょう。

大空間の中に壁画が集中している場所もあり、洞窟の中に無数の芸術作品があります。クロマニヨン人は壁画の上に、さらに別の壁画を重ねて描いており、どうしてこのような方法で描いていたのかは理由が解明されていないので、今もなお謎が残っています。

無数の壁画が点在!世界遺産のメインとなった芸術作品


photo by pixabay

ヴェーゼル渓谷からモンティニヤックにかけて約40キロメートルの間に旧石器時代の地層や装飾洞窟、石器などが発見されています。1979年にユネスコの世界遺産にヴェゼール渓谷の先史的景観と装飾洞窟群として登録されました。その中にラスコー洞窟もあります。

クロマニョン人が描いた壁画の洞窟はフランスや、スペインに約300ぐらいありますが、ラスコー壁画が最も保存状態が良いとされています。これは、元々ラスコー洞窟があるモンタニャックの村に洞窟や岩山が多く存在したため、1940年まで誰にも発見されなかったことが理由として考えられます。

また、壁画に薄い石灰の膜が張られて自然に保護されていたことも、保存状態が良い原因だったようです。

偶然見つけた世界的遺産に少年たちは大変驚き、壁画を見つけて1年ほど洞窟の周りでキャンプをしてこの壁画を守っていたのだとか。それだけ見た人を夢中にさせるほどの素晴らしさだったのでしょうね!

その後少年たちは、ラスコー洞窟のガイドや経営者として関わっています。

一年で40万人もの観光客が来場!穴場のラスコーⅣ


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ラスコー洞窟の中でも、ラスコーⅣは1年間に約40万人以上の観光客が訪れる人気スポットとなっています。

2016年にモンティニヤック市内にラスコー洞窟が忠実に再現されたラスコーⅣが出来上がりました。特徴は、スキャンや3D技術を取り入れているところです。この中に入れば、洞窟内部の様子が詳しく分かります。

ラスコー洞窟Ⅳを訪れたら、一瞬で2万年前にタイムスリップできるでしょう。ガイド付きで回ることもできますし、日本語の音声ガイドもありますよ!他にも見どころがたくさんありますので、1日いても飽きることはないでしょう。

ラスコーⅣの内部の一部を紹介

  • 見晴台
  • 3D映画「ラスコーと世界」
  • ラスコーカフェ
  • 洞窟
  • 発見の道

写真撮影可能なところもありますので、ぜひ、記念に撮りましょう。

ラスコー洞窟観光に最適なシーズンは?


photo by Unsplash 

ラスコー洞窟を観光するのにベストな時期があるので解説していきましょう。ラスコー洞窟は1年中開放されています。しかし、冬の観光客が少ない時期には閉鎖されていることもありますので、チケットの事前予約を取りましょう。

また、時期によって開館時間が違うので、公式サイトで開館時間も確認しておくことをオススメします。フランスは有名な観光場所なので、年間を通じてたくさんの観光客が訪れます。時期によっては、観光客が多くて動きがとれない場合もあるでしょう。

ベストシーズンは快適に過ごせる6~8月


photo by pixabay 

1年間で観光に最適なシーズンは、6月〜8月です。フランスの気候は日本と似ており四季があります。その時期は緑が生い茂り、天気も良い日が続くのでオススメ。そして、夜も約21時ごろまで明るく日照時間が長いので観光がしやすいのも魅力です。

フランスでは7月後半から8月中が長期休暇になるため、行きたいお店やレストランの予約をとっておきましょう。気候も比較的涼しいので、洋服をたくさん持参する必要がありません。

日本のように湿気を含んだ暑さではありませんが、近年は温暖化の影響で年々温度が上昇してるので、熱中症対策には気を付けて下さいね。帽子やサングラス、歩きやすいスニーカーは必須です。

この時期は、世界中から多くの観光客が訪れるので、洞窟内に多くの列ができることでしょう。混んでいるのが苦手な方は、朝早くや午後の遅い時間など、訪れる時間を調整すると、ゆっくり観光できます。

観光客が少ない時期を狙うなら10~12月


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観光客が少ない時期をねらうならオススメは10月〜12月です。ヨーロッパの冬は雪が降る地域も多く、氷点下になることもあるため非常に寒い場所です。ラスコー洞窟に近いボルドー地域も冬は最低気温が2℃~5℃になる日もあります。

帽子や手袋、インナーの重ね着などの防寒対策はしっかりしておきましょう。靴も動きやすい暖かいスニーカーやヒールのない靴がオススメ。

寒さが故に、この時期はフランスへの航空券やホテルの宿泊代も繁忙期に比べて安くなるため、費用をおさえたい方には魅力的です。また、観光客も少ないのでゆっくり洞窟内を見学できることでしょう。

フランスはお盆休みや正月休みに該当する休日が年間でいくつかあります。フランス人はきちんと休みをとるため、長期休暇になると2週間ほどです。休暇時期に重なると、ほとんどの店が閉まってしまうため、移動が難しくなり、旅行先で何もできない状態にならないように気を付けましょう。

ラスコー洞窟の見学方法は?予約は必要?


photo by Unsplash 

ラスコー洞窟は公式サイトからチケットの購入が可能。ガイドがついて説明してくれるコースや他の場所も観光できるものがあり、自分で好きなチケットを選んでオンラインで購入可能です。

2022開館スケジュール

  • 1月24日~4月8日 リクエストと予約によるグループ
  • 4月9日~7月6日 9:30-12:30/14:00-18:00
  • 7月7日~8月26日 9:00~19:00
  • 8月27日~11月6日 10:00~12:30/14:00~17:30

※最終入場 閉館の1時間前
年間のオープン時間が少し違いますので、行かれる前には公式HPで確認して下さい。事前予約を行うとスムーズです。

入場にはチケットの購入が必要!


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ラスコー洞窟に入場するにはチケットが必要です。ラスコーⅠには入れませんが、可能であれば約200メートル近くにあるラスコーⅡを訪れて下さい。そして、ラスコーⅣも観光しましょう。

オススメポイントはガイドが発見当時のように松明に火をともし壁画を見せてくれるところです。松明の火で見る壁画は最高の思い出になることでしょう。

2022年チケット金額で、チケットは3種類あります。

  • 入場料
  • 複合チケットラスコーⅡ/トートパーク
  • ラスコーⅡ/ラスコーⅣ/トートパーク

料金は現地購入とオンライン購入が可能で入場料は下記です。

  • 5歳まで無料
  • 5歳~12歳 10ユーロ(現地購入)/9.50ユーロ(オンライン購入)
  • 13歳以上 15.40ユーロ(現地購入)/14.70ユーロ(オンライン購入)

複合チケットラスコーⅡ/トートパークの料金です。

  • 5歳まで無料
  • 5歳~12歳 13.20ユーロ(現地購入)/12.60ユーロ(オンライン購入)
  • 13歳以上 20.90ユーロ(現地購入)/20ユーロ(オンライン購入)

ラスコーⅡ/ラスコーⅣ/トートパークの料金です。

  • 5歳まで無料
  • 5歳~12歳 20.90ユーロ(現地購入)/20ユーロ(オンライン購入)
  • 13歳以上 33ユーロ(現地購入)/31.50ユーロ(オンライン購入)

※団体金額や割引が20名以上から別にあります
オススメチケットは入場料とラスコーⅡ/ラスコーⅣを見学できるものです。迫力の世界遺産を堪能しましょう。 

事前予約は必須?


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ラスコー洞窟Ⅳ(ラスコー芸術センター)公式サイトのURLからチケットが購入可能です。チケットはインターネットで購入する方が、現地で購入するより少し安くなります。今は、コロナの影響で人数制限や時間帯を制限しているので事前予約が確実でしょう。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ


photo by unsplash

ラスコー洞窟は観光するには少し行きにくい場所にあります。自分でレンタカーの運転や鉄道で現地に行くのに不安がある方は、旅行会社が運営しているオプショナルツアーに申込みましょう。

手配はすべて旅行会社がやってくれますので、初めての方も安心できます。そして、現地ではラスコー洞窟ⅡもⅣもオプションをつけることが可能。詳細は公式サイトで内容の確認ができますので、ぜひチェックして下さいね。

ラスコー洞窟観光に要する時間


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まずは、ラスコーⅡだけを見学するのか、ラスコーⅣも見るのかによって滞在時間は違います。ラスコーⅡだけなら、洞窟見学なので半日ぐらいかかります。

移動してラスコーⅣを見学すると、2時間~半日は楽しめるでしょう。2ヶ所を回るならゆっくり1日は確保しておくと余裕を持って見学できます。

ラスコーⅣではラスコーカフェが併設されているので、ぜひ休憩しながら食事を楽しんで下さい。現地のメニューで楽しめること間違いないでしょう。事前に予約を取るのがおすすめで、レストラン公式サイトから予約が取れます。

ラスコー洞窟へのアクセス・行き方


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続いてラスコー洞窟の行き方を確認しましょう。ラスコー洞窟観光の拠点となる都市はボルドー。ボルドーからラスコー洞窟へ行く方法が一般的です。

ここでは、電車、タクシーそれぞれの行き方を解説します。ラスコー洞窟は電車とタクシーなどを併用しないといけない場所にありますので、注意が必要です。

最も一般的で最短な移動方法は電車


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最短で一般的な行き方は電車です。まずは、パリからボルドーを目指します。フランス国鉄の運行するTGVなら約2時間ほどで到着します。早めに購入するほど安くなるのでお得です。

TGVで、ラスコー洞窟までの行き方です。
①TGV(パリのモンパルナス駅からボルドー駅に到着)
所要時間は約2時間、料金は予約90日前~30日前は約25ユーロ~です。前日購入は約84ユーロ~になります。
②ボルドー駅(サンジャン)~コンダ・ル・ラルダン駅までは約2時間30分です。
③コンダ・ル・ラルダン駅からはタクシーで約15km、約15分
(※帰りのタクシーも予約しておきましょう。)
ラスコー洞窟に行くまでの風景も素晴らしいので、写真をとるのもいいでしょう。行く時期によって異なる景色がみれます。

自由度を高くするならタクシー


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出発や帰りの時間、滞在時間を気にせずに行けるのはタクシーです。値段は高くなりますが、時間に余裕を持ちたい方にはオススメです。ぜひ、自分だけの旅行計画を立ててみましょう。

タクシーは貸切も可能で、現金かクレジットでの支払いになります。初乗りの最低料金は2.2ユーロ。言葉に不安がある方は目的地を紙に書いて伝えましょう!チップを渡す習慣がありますので、そちらも事前に確認して下さいね。

フランスでタクシーを使用する際には、必ず「Taxi Parisien」の明記があるものを利用するようにしましょう。乗車の際に車内の料金メーターが表示されているかも確認して下さい。

ラスコー洞窟観光における注意点


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ラスコー洞窟観光をより楽しむための注意点を1つずつ解説します。ぜひ旅の参考にして下さい。

長時間の移動を前提に予定を立てる


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ラスコー洞窟がある場所は、ボルドーから電車やタクシーを乗り継いで片道約3時間ほどかかります。そのため、ラスコー洞窟を見学した日は近くのホテルに宿泊することをオススメします。そして、近くのフランス観光地を訪れてみましょう。

近隣のボルドー都市は世界的にもワインが有名なので様々な種類を楽しむことができます。そして、フランスで最も美しいと言われている綺麗な村もあるので、ぜひ訪れてみましょう。

動きやすいラフな服装で


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フランス旅行の際に気を付けていただきたいことがあります。それは、フランスは石畳が多いのでヒールは避けましょう。歩きやすいスニーカーやフラットな靴がオススメです。

フランス人は黒やグレーなどシンプルな色合いを好みます。フランスを訪れた際には、挑戦してみましょう。旅行者と思われずにトラブルに巻き込まれるリスクが少なくなるかもしれません。

また、朝夕の寒暖差が激しいので、着脱しやすい羽織れるものも持参しましょう。日差しも強いのでサングラスがあると良いでしょう。バッグはファスナー付きのショルダーバッグが動きやすいのでオススメ。

駅や空港でのスリに気をつける


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フランスはスリが多い地域です。携帯をテーブルに置きっぱなしにする、ブランドの財布やバックを目立たせないなど行動に気を付けましょう。

旅行中は常に細心の注意を払って行動して下さい。スリは人混みが多い場所に存在するため、駅や空港でのスリには十分に気を付けましょう。

下記は駅や空港でのスリに対する注意点です。

  • バックはファスナー付きのショルダーバッグを前に持つ
  • ブランド物を持ち歩かない
  • 旅行者と分かるような華美な服装を避ける
  • 知らない人に話しかけられたら無視をする、またはNOと言ってその場を離れる

観光地へ行って気持ちが高ぶるのはわかりますが、警戒心を解かないように注意をこころがけましょう。

挨拶をしっかりとおこなう


photo by Unsplash 

旅行先ではその国の文化と関わります。フランスは挨拶を大事にする国です。バスやレストラン、スーパーなどどこでもボンジュールと積極的に挨拶をしてみましょう。

発音は気にしなくて大丈夫ですよ!何かをしてもらったらメルシーと伝えてみましょう。相手から素敵な笑顔が返ってくることでしょう。

こちらが旅先でよくつかうフランス語です。ぜひ使ってみましょう。

  • Bonjour(ボンジュール)こんにちは
  • Bonsoir(ボンソワール)こんばんは
  • Merci(メルスィ)ありがとう
  • Excusez-moi(エクスキューゼモア)すみません

その他にも常用フランス語はたくさんあるので、旅行を機会に語学の勉強をしてみるのもいいですね。

ラスコー洞窟の観光を満喫しよう



photo by pixabay

この記事では、ラスコー洞窟の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。ラスコー洞窟は洞窟壁画の最高峰で、その壁画の素晴らしさに感動するでしょう。ラスコー洞窟は、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。

ぜひ紹介した情報を参考に、ラスコー洞窟の観光を満喫してみてくださいね!

ラスコー洞窟(Grotte de Lascaux)の基本情報
住所:LASCAUX IV, Centre International de l’Art Pariétal Avenue de Lascaux 24290 Montignac
電話:+33 5 53 05 65 60
営業時間:春9:00-19:00 夏8:00-20:00 秋9:30-19:00 冬10:00-18:00
※詳細は月や曜日によって違うので確認が必要 
休業日:通年営業 
アクセス:ボルドーから約3時間、パリから約5時間
料金:大人:20ユーロ(約3,162円) / 子(5>12才):12.90ユーロ (約2,039円)
※他にも別料金でパッケージをつけて見学することが可能
※2023年9月14日のレート、1ユーロ=158.13円で計算
公式サイト:https://www.lascaux.fr/en

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