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変換プラグが必要!フランスのコンセント、日本と異なる電圧に注意

フランスでスマホやカメラ、ヘアアイロンを使うために、電源の確保は欠かせません。フランスのコンセントは、日本とは異なる形状のため、日本の電化製品を現地で使う場合は、変換プラグや変圧器が必要になります。この記事では、旅行の前に知っておきたい、フランスのコンセントや電圧について徹底解説します!

ライター
NEWT編集部
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フランス旅行に行く際に確認しておきたいのがコンセントのタイプ。フランスでスマホやカメラ、ヘアアイロンを使うために、電源の確保は欠かせません。フランスのコンセントは、日本とは異なる形状のため、日本の電化製品を現地で使う場合は、変換プラグや変圧器が必要になります。

この記事では、旅行の前に知っておきたい、フランスのコンセントや電圧について徹底解説!事前にしっかりと準備して、スムーズなフランス旅行を実現しましょう。

Contents

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フランスのコンセントは2種類

フランスでは、CタイプとSEタイプの2種類のコンセントが使われています。日本のAタイプのコンセントとは形状が異なるため、電源を利用したいときには変換プラグが必要です。

CタイプとSEタイプのコンセントは、どちらも丸ピンが2本ついたプラグ。このタイプのコンセントは、ヨーロッパの多くの国で使われている形状で、スペインやドイツ、イタリアなどでも利用されています。

一方で、イギリスやアイルランドでは異なるタイプが使われているので、ヨーロッパを周遊する際には、各地のコンセントタイプを確認しておくことがおすすめ。また、マルチタイプの変換プラグを持っていくと便利です。

フランスのコンセント

特徴

変換プラグの必要性

Cタイプ

ヨーロッパでよく使われている形状
太さ4mmのプラグのピンが2本並んでいる

SEタイプ

ヨーロッパでよく使われている形状
太さ4.8mmのプラグのピンが2本並んでいる

Cタイプ

photo by pixabay

ヨーロッパでよく使われている形状です。太さ4mmのプラグのピンが2本並んでいます。

SEタイプ

photo by pixabay

SEタイプのコンセントプラグは、どちらも丸いピンが2本ついているような形状で、Cタイプと非常に形が似ています。ただし、Cタイプはピンが約4mm、SEタイプは約4.8mmで、ピンの太さが少しだけ異なります。

形状がほとんど同じため、CタイプのプラグはSEタイプのコンセントに差し込むことができますが、若干不安定なため、上手く差し込むことができず充電ができないことがあります。故障や火災の原因にもなりかねないので、コンセントのタイプにあった正しいプラグを使いましょう。

フランスと日本のコンセントや電圧の違いは?

フランスと日本では、コンセントの形状や電圧も異なります。電圧は日本の倍以上するので、フランスで日本の電化製品を使用する際は注意しましょう。

フランス

日本

コンセントの形状

C・SE

A

電圧

220V

100V

周波数

50Hz

東日本:50Hz
西日本:60Hz

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フランスのコンセントには変換プラグが必要

photo by Unsplash ※写真はイメージです

フランスで使われているCタイプとSEタイプのコンセントは、日本の電化製品のプラグとは形状が異なるため、そのまま使用できません。そこで、日本から持ち込んだ電化製品を利用するときは、プラグの形を変える変換プラグが必要です。

変換プラグには、簡易型とマルチ型の2種類があります。簡易型は、1種類のプラグ形状に対応しており、もとのプラグに差し込むだけで使えます。

マルチ型は、1つのアダプターに複数の種類の形状のプラグが備えられているので、旅先のコンセントに合わせてカスタマイズして使えます。フランスだけでなく、ヨーロッパ周遊などの複数国を旅行する際にもおすすめのプラグです。

変換プラグはどこで買える?

photo by Unsplash

変換プラグは、家電量販店で手に入ります。店頭では、さまざまな種類のプラグが豊富に取りそろえられているほか、欲しいプラグを店員さんにも相談できるので便利です。価格は、簡易型であれば安いものだと300円から購入できるものも。

また100円ショップでも取り扱っている場合があり、格安で購入できます。ただし、クオリティは正規のものより多少劣るので注意して選びましょう。

出発前に変換プラグの買い忘れに気づいたら、空港のショップをチェックしてみましょう。空港によっては、家電量販店やトラベル用品店で取り扱っている場合があります。価格は通常よりも割高なものが多いです。

差し込み口が複数ある電源タップはあると便利

photo by pixabay

海外旅行に行く際は、差し込み口が複数ある電源タップを持っていくと便利です。ホテルの部屋にコンセントが1つしかない場合や、一度に複数の電化製品を充電したいときにも大活躍してくれます。

特にスマートフォンのほかにも、パソコンやカメラなどの電子機器などを持ち込む場合は、一度に充電ができるのでおすすめ。USBポートがついている電源タップであれば、プラグを持ち込まずに充電ができて便利です。

電源タップを選ぶ際は、海外のどのコンセントの形状でも使えるよう、プラグが変更できるユニバーサルタイプのものを選びましょう。また、フランスの電圧に対応しているかどうかもしっかりとチェックすることが重要です。電圧については、後ほど詳しく解説します。

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フランスの電圧は220V!変圧器が必要な場合も

フランスと日本では、コンセントやプラグの形状だけでなく、電圧も異なります。フランスで主流の電圧は220Vで、日本の電圧は100Vです。

つまり、フランスのほうが電圧が高いため、日本から持参する電化製品を使用する際には変圧器が必要となることがあります。日本の電化製品をそのまま使ってしまうと製品の破損や火災の危険性もあるので、十分に注意が必要!

ただし、現在は変圧器なしで海外利用に対応している電化製品も多いので、はじめから海外で使用できる製品を購入しておく、というのも一つの方法です。電化製品が対応している電圧をチェックして、スマートに旅行を楽しみましょう。

スマートフォン(iphoneやAndroid)・パソコンは変圧器は必要なし!

photo by pixabay

スマートフォンやパソコンは、ほとんどの製品が世界各国の電圧に対応しているグローバル規格となっているため、基本的に変圧器の必要がありません。コンセントに差し込むための変換プラグさえあれば、そのまま充電できます。

ただし、使用する際には必ず表示をしっかりと確認しましょう。電化製品のアダプターを確認して、電圧や入力、INPUTなどが100〜240Vと書かれていれば、それはグローバル規格製品ということになり、変圧器なしで使えます。

ドライヤー・ヘアアイロンの場合は基本的に変圧器が必要

photo by Unsplash

ヘアアイロンやドライヤーを使用する際には、高い消費電力に対応した大容量の変圧器が必要になるケースがあります。一般的に、ヘアアイロンは150〜240W、ドライヤーは600〜1200Wといった高い消費電力を持つ電化製品。特にドライヤーをフランスで使用するとなると、大容量の変圧器が必要となってしまいます。

変圧器は容量が高くなるほど大きくなるため、海外旅行に持ち込む際には荷物を圧迫してしまうことも。そんなときは、変圧器が不要な海外対応のドライヤーを購入するのがおすすめです。家電量販店などに行けば種類も豊富なので、チェックしてみてくださいね。

また、ドライヤーであればホテルに完備されている場合がほとんどなので、それを使用するといいでしょう。

デジタルカメラなどの撮影機器の場合

photo by Unsplash

一眼レフやミラーレスカメラをはじめとする、デジタルカメラ全般の電圧は100V〜240Vに対応しています。そのためフランスに持ち込む際にも変圧器は不要で、変換プラグさえあれば充電ができます。

ただし、まれに日本国内の電圧である100Vにのみ対応しているデジタルカメラなどもあります。高価なものだからこそ、うっかり充電が原因で故障してしまわないよう、充電前に対応電圧を確認しておくと安心です。

フランスのコンセントを利用する際のポイント・注意点

最後にフランスのコンセントについて、いくつかのポイントや注意点をご紹介します。

フランスで利用する電化製品の対応電圧の調べ方

電化製品の対応電圧を調べるには、製品のラベルやアダプター部分をチェックします。電圧や入力、INPUTなどと書かれている部分が対応している電圧のことです。

記載されている電圧が100V~240Vとなっている場合は、海外利用に対応している電化製品であることを意味し、もちろん、フランスでも変圧器なしで利用できます。

その一方で、100Vと書かれているものは日本規格のものであり、電圧が110Vのフランスでは利用できません。出発前までに、持参する電化製品の対応電圧をチェックしておくようにしましょう。

フランスで変圧器を使用する際は消費電力もチェック!

変圧器を使用する際には、変圧器が対応できる容量を確認することが重要です。使いたい電化製品の消費電力よりも、変圧器の容量が大きいかどうかを確認しましょう。例えば、ドライヤーの消費電力が1,000Wであれば、容量が1,000Wを超える変圧器が必要ですが、総消費電力量が変圧器の容量を越えなければ、複数の製品を同時に使用できます。

海外利用に対応している電化製品とうまく組み合わせて、消費電力を超えないよう利用してみてくださいね。

フランス旅行で変換プラグや変圧器を忘れた場合は?

家電販売チェーン DARTY by Paris/Kyoto Yamamoto/Muto is licensed under CC BY 2.0

変換プラグを忘れてしまった場合は、ホテルでレンタルをするか、現地の家電量販店などでの購入がおすすめです。

ホテルでは、変換プラグや変圧器の貸し出しサービスを提供していることもあります。特に、日本人宿泊者が多いホテルや5つ星の高級ホテルなどでは、貸し出しサービスが実施されている場合が多いので、フロントに問い合わせてみましょう。

ホテルで借りられない場合は、現地の家電量販店などで購入することになります。フランスでは、DARTY(ダルティー)やBoulanger(ブーランジェ)などの家電量販店が有名で、比較的どこにでもあるのでおすすめです。

また、シャルル・ド・ゴール国際空港など、大型の空港でも販売されているケースがあります。空港内の電化製品を扱うショップや、旅行用品を販売するショップでも購入できますよ。

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フランスのコンセントをチェックしてスムーズな旅を

この記事では、フランスのコンセントの形状の違い、変換プラグの種類や使い方などについて解説しました。フランス旅行の際はCタイプとSEタイプの変換プラグを利用したり、電化製品によってはフランスで利用できるものを準備する必要があります。

事前にコンセントの確認をして、フランス旅行を快適に楽しんでくださいね。

 

cover photo by Unsplash

 

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