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シャルトル大聖堂はフランスの世界遺産!ステンドグラス、建築様式などの魅力を紹介

フランスを代表する観光スポット・シャルトル大聖堂。1979年に世界文化遺産に選ばれている美しいステンドグラスが特徴のゴシック建築の大聖堂です。 この記事では、シャルトル大聖堂の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひシャルトル大聖堂へ行く前に情報をチェックして、フランス観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部
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フランスを代表する観光スポット・シャルトル大聖堂。1979年に世界文化遺産に選ばれている美しいステンドグラスが特徴のゴシック建築の大聖堂です。 この記事では、シャルトル大聖堂の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひシャルトル大聖堂へ行く前に情報をチェックして、フランス観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

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フランスで人気の観光地!世界遺産シャルトル大聖堂とは?

フランス・パリの南西80キロメートルにある代表的な観光スポット・シャルトル大聖堂。左右異なる建築様式の尖塔が特徴的で、美しいステンドグラスや歴史ある石像など、見どころが満載です。

まずは、シャルトル大聖堂の建築様式や歴史などの基本情報を解説します。

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シャルトル大聖堂の特徴は左右異なる建築様式の尖塔


photo by unsplash

シャルトル大聖堂の最大の特徴とも言えるのが、左右異なる建築様式の2つの塔です。左側はゴシック様式で右側はロマネスク様式とされています。 

シャルトル大聖堂の劣塔が左右非対称である理由は、度重なる火災によるものです。1194年にあった火災により、もともと存在していた左側のロマネスク様式は、燃えてしまいました。それにより、再建築された際に左側にゴシック様式の塔が建設されたのです。

ゴシック様式が建築された理由は、再建築された時代の流行を取り入れたためです。そのため、シャルトル大聖堂の外観は、時代ごとの流行りを楽しむことができますよ。身廊は32.80メートル、全長130.20メートル、幅16.40メートル、高さ37.50メートルの大聖堂の大きさは圧巻です。

シャルトル大聖堂の歴史


photo by Unsplash

フランスを代表するシャルトル大聖堂は、度重なる火災やそれに伴う再建など、さまざまな出来事を経て、いまの魅力あふれる建築物になっています。

ここでは、シャルトル大聖堂の歴史をわかりやすく解説します。歴史を把握することで、訪れた際に何倍も楽しくなるはずです!

シャルトル大聖堂はいつ建てられた?


photo by pixabay

シャルトル大聖堂の基礎となる建物の建築が始められたのは4世紀頃からです。さらに、876年には、巡礼地として重要な場所になりました。そして、時間の経過とともに増築や改良などがされています。

現在につながるシャルトル大聖堂の建設が本格的に始まったのは1145年。その際には王室の入口と南の鐘楼が建てられています。その後、シャルトル大聖堂の外観は、1150年頃に完成しました。南の尖塔は1170年ごろに完成しましたが、1194年6月に火事により西側以外は燃えてしまいました。それにより、ゴシック様式の尖塔が建てられることにつながったのです。

世界遺産に登録されたのは1979年


photo by unsplash

シャルトル大聖堂が世界文化遺産に登録されたのは1979年です。世界文化遺産に登録された背景は、建築様式やデザインなどの発展に寄与し、フランスの歴史を表現する建築物だと認められたことにあります。

また、先程解説したように、シャルトル大聖堂は1194年の火事でも左の尖塔や地下礼拝堂以外は全焼しました。しかし、シャルトルの街の人々が協力することにより、再建されています。そして、フランス革命でも破壊されていません。

このような歴史的価値の高い建築様式や魅力あふれるステンドグラス、バラ窓などのデザインが世界文化遺産に選ばれる由縁となっているんですね!

幾度も火災にも見舞われたシャルトル大聖堂


photo by pixabay

シャルトル大聖堂は、何度も何度も火災に襲われています。1040年に起こった火事では、建造物や財産の多くが失われてしまったのです。しかし、聖母マリアのサンクタ・カシミア(聖衣)は、燃えませんでした。

1194年にも火災に見舞われます。左側のロマネスク様式である尖塔が燃え尽きてしまいました。そのため、再建が行われ右側と異なるゴシック様式で再建されているのです。

このように、シャルトル大聖堂では度重なる火災に見舞われても何度も再建を重ね、現在の魅力あふれる姿を保っているのです。

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シャルトル大聖堂はゴシック建築様式!見どころを紹介


photo by pixabay

シャルトル大聖堂は左右非対称の塔が魅力の歴史ある大聖堂です。シャルトル大聖堂の中はステンドグラスやバラ窓など、建物内にも見どころが満載!シャルトル大聖堂を楽しむために、2つの塔の特徴や彫刻、ステンドグラスなどの見どころについてまとめました。

圧巻のリアルな彫刻&銅像


photo by pixabay

シャルトル大聖堂は塔だけでなく、リアルな彫刻や銅像も見どころの1つです!大聖堂の西や南、北の門では人像円柱が見られます。州歩廊の壁には、サンタ・マリアとイエス・キリストの彫刻がびっしりと並んでいます。彫刻は、聖書に描かれている通り2人の生涯が表現されていて、当時の思いをはせながら眺められるでしょう。

その他にも、天使や悪魔などさまざまな銅像や彫刻も見れます。この銅像は何を表しているのかと考えてイメージを想像しながら、観光するのも楽しいかもしれません。

ここは外せない!西正面の王の扉口


photo by unsplash

シャルトル大聖堂の彫刻である王の扉口は圧巻です。キリスト教聖典の福音書記者(ふくいんしょきしゃ)が4人表現されています。

福音書記者の4人は、福音書の記者でありながら1人を除き3人が動物とされています。マタイは人の天使、マルコは獅子、ルカは雄牛、ヨハネは鷲です。

王の扉口では、左上の彫刻がマタイ、左下がマルコ、右下がルカ、右上がヨハネです。細かく見ていくと、それぞれの彫刻の表情やしぐさなどを楽しめるでしょう。

物語が描かれているタンパン


photo by pixabay

王の扉口の両隣にあるタンパン(建造物の入口上にある装飾壁画)は、キリスト教の物語が描かれています。右側の受肉は、キリストが人間として生まれたことを表しているんですよ!左側のキリスト栄光の帰還主の昇天は、人が復活した後、40日後に天に登ったことを表しています。

王の扉口だけでなく、タンパンが何を表しているのかを知っておくと、より興味を持てるはずです。当時の状況やイエス・キリストの当時の状況を想像してみるとワクワクするかもしれません。じっくり見てみるのがおすすめです!

173ものステンドグラス


photo by pixabay

シャルトル大聖堂に入り、息をのむほどの美しさを醸し出しているのが173ものステンドグラスの窓です。12世紀から13世紀の間に作られたステンドグラスの窓は、今でも目を見張るほどの輝きを放っています。

ここでは、ステンドグラスの窓の中でも、とくに見ておきたい見どころをご紹介します。どのような種類のステンドグラスがあるのかを確認して、美しい光景を楽しみましょう。

北のバラ窓


photo by unsplash

北ファサードにあるのが、円形の形をした北のバラ窓。そして、細長い姿の5連に並んでいるランセット窓です。北のバラ窓は、青や赤などさまざまな色でできており、万華鏡のような輝きを放っています。まるで吸い込まれるような美しさです。

北のバラ窓の模様は、一つひとつこだわられています。テーマは、旧約聖書の人物と聖母マリアです。イエス・キリストの誕生を予言した際のできごとが表現されているのです。

また、バラ窓の中央には、キリストとマリアがセットで描かれており、その周りには4羽の鳩、8人の天使がいます。そして、キリストやマリア、天使たちを取り囲むようにユダの王12人が描かれています。円の外側には、小予言者が真ん中を守るように取り囲んでいます。

このように、北のバラ窓は、キリストやマリアを取り囲むようにさまざまな人や動物などが描かれているのです。実際に見る際には、描かれているステンドグラスが何を指しているのか、確認してみてくださいね!

南のバラ窓


photo by pixabay
※画像はイメージです

北のバラ窓と反対側には、南のバラ窓があります。南のバラ窓もさまざまなガラスが使われており、一つひとつが見入ってしまう美しさです。形状は、北のバラ窓と似ており、中央を囲むようになっていますが、テーマは異なります。

南のバラ窓のテーマは、黙示録。つまり、聖ヨハネが予言したキリストの再臨を予言したものです。バラ窓の中央に座っている人物がキリストで、赤い背景の中で祝福している姿が描かれています。

そして、その周りが天使や動物、福音書記者の4人、その他にも24人の老人がそれぞれ表現されています。キリストの復活を感じられるおすすめスポットといえるでしょう。

ブルーのマリア


photo by Unsplash
※画像はイメージです

南のバラ窓の奥には、透き通るような美しさのブルーのマリアがあります。これは、聖母マリアを表しているといわれています。

イエス・キリストを抱き、幸せそうな安堵した表情を浮かべている聖母マリアが特徴のステンドグラスです。なんと、大天使ガブリエルに妊娠したと伝えられているシーンです!聖書でも有名なシーンが、美しいステンドグラスで再現されているんですね。

エッサイの樹


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※画像はイメージです

エッサイの樹は、青を基調とした模様が美しく、細かに表現された模様が特徴のステンドグラスです。イエス・キリストが受けたはりつけの刑と復活した光景を示しています。はりつけからキリストが救世主として復活した過程を樹に見立てているストーリーが垣間見れますよ!

教会内の床に描かれている巨大なラビリンス(迷路)


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シャルトル大聖堂内には、巨大迷路が描かれています。正面玄関を過ぎた場所に位置しています。迷路には11の円と6枚の花弁のバラが描かれています。

一見、巨大な丸い円で迷路が描かれているように見えるため、困惑する方もいるかもしれません。迷路は宗教上の理由により作られました。

実は、中世の大聖堂ではキリスト教の巡礼者が迷宮を描く習慣がありました。そのため、中世に作られた迷路が残っているのです。巡礼者が歩いてシャルトル大聖堂の迷路を進んでいたことがわかりますね。

地上80メートルからの景色が一望!ファサードの北塔


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ファサードの北塔は、先程ご紹介したゴシック様式の塔です。北塔は、地上80メートルまで登ることができます。そして頂上から、フランスのパノラマやシャルトル大聖堂の建築様式を間近で見れることも魅力ののひとつ!80メートルの高さから、フランスの洋風な雰囲気を感じましょう。

地下の礼拝堂


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※画像はイメージです

シャルトル大聖堂内ファサードの北塔には、フランスで最大規模を誇る地下礼拝堂があります。礼拝堂内部はランプが灯っており、祈りを捧げる場所です。神秘的な雰囲気を感じるでしょう。壁には絵が描かれていたり、12世紀の彩色画があったりなど観光するスポットも目白押しです!

地下の礼拝堂は、1020年にフュルベール司教により建設されました。中世の時代から巡礼者が訪れていたというスポットです!地下の礼拝堂では、キリスト教を信仰していなくても楽しめるような見どころ満載です。

シャルトル大聖堂観光に最適なシーズンは?

せっかくフランスのシャルトル大聖堂を訪れるなら、ベストシーズンを狙って観光を楽しみたいですよね?ここからは、シャルトル大聖堂の観光に最適なシーズンをさまざまな観点からご紹介します。

ベストシーズンは快適に過ごせる5月〜10月


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シャルトル大聖堂を訪れるのに最適なベストシーズンは5月〜10月です。フランス・シャルトルの気温は、日本より少し低く、夏の始めから秋の初めごろまでは過ごしやすい気候です。

春から夏の気温は、18度〜23度程度で比較的涼しいといえるでしょう。半袖の洋服がおすすめです。温度変化に備えて長袖の洋服も用意しておきましょう。また、夏は日焼け止めも必須です!

イベントも楽しみたいなら4月〜1月


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シャルトル大聖堂では、4月から1月にかけてシャルトル大聖堂をライトアップするシャルトル・アン・ルミエールが開催されています。なんと日没から午前1時までライトアップが続くのです。この時期にはシャルトル大聖堂だけでなく、シャルトルの街全体がライトアップされ、とても幻想的な雰囲気に包まれます。

また、見どころとしてシャルトル大聖堂に当たるライトアップには、とても高度な技術が使用されています。シャルトル市は、照明に関わるLUCIネットワークに参加していたり、ステンドグラスと光に関する遺産文化として評価されていたりなど、ライトアップの先端都市。美しいライトアップに期待ができますね!

実際にシャルトル大聖堂を訪れて、シャルトル・アン・ルミエールの感動を味わってください!

シャルトル大聖堂の見学方法は?予約は必要?

ここからは、シャルトル大聖堂の見学方法を解説します。シャルトル大聖堂に入るためには、チケットの購入は不要です。しかし、大聖堂や地下聖堂を案内してくれるツアーは料金がかかります。そこでチケット料金やツアー、観光に要する時間も解説します。

シャルトル大聖堂の入場料は無料!


photo by Unsplash 
※画像はイメージです

シャルトル大聖堂の入場料は無料です!チケットなしでの見学が可能です。無料でシャルトルの歴史を知れて、美しいステンドグラスが見れるのは嬉しいですね!

ただし、シャルトル大聖堂の中を案内してもらうツアーは有料です。以下の項で解説しますので、ご確認ください!

ガイド付きツアーがおすすめ


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※画像はイメージです

シャルトル大聖堂では、ガイド付きツアーがおすすめです。各自で観光するのも良いですが、ガイドツアーに参加することで、シャルトル大聖堂の歴史や建造物の構造の意図など理解できるでしょう。

ガイド付きツアーは、フランス語での説明は、1時間30分ほどで12ユーロ(約1,895円)、英語での説明は1時間ほどで18ユーロ(約2,843円)です。ぜひ、ガイド付きツアーを利用して、1人では感じられないようなシャルトル大聖堂の観光を満喫してみてください!

シャルトル大聖堂観光に要する時間

シャルトル大聖堂の所要時間は、約30分〜40分です。礼拝堂からステンドグラスまで見どころが多いのでじっくり見ようとするともっと時間がかかるかもしれません。ツアーに参加すると、観光時間は長くなるでしょう。時間に余裕を持って行くのがおすすめです!

シャルトル大聖堂へのアクセス・行き方


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シャルトル大聖堂観光の拠点となる都市はフランス・パリ。パリからシャルトル大聖堂へ行く方法が一般的です。ここでは、パリからシャルトル大聖堂までのバスと電車の行き方を解説します。

最も一般的な行き方は地下鉄


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※画像はイメージです

パリからシャルトル大聖堂に行く一般的な方法は、地下鉄での移動です。所要時間は、約1時間〜1時間10分。

パリのモンパルナス駅からシャルトル駅までは、フランス国鉄SCSFのTERに乗り向かいます。そして、シャルトル駅からシャルトル大聖堂までは徒歩約10分です。

街並みを楽しみながら行くならバス


photo by Unsplash
※画像はイメージです

街の風景を楽しみながら向かいたい場合はパリからシャルトルまでバスがおすすめです。所要時間は乗り場所によって異なり、約40分〜1時間30分かかります。フランスの街並みを見ながら、シャルトル大聖堂まで行きたい方はバスで行ってみてくださいね。

シャルトル大聖堂を観光してフランス旅行を満喫

この記事では、シャルトル大聖堂の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。シャルトル大聖堂は、度重なる火災がありながら、今でもその美しさを保っている魅力的な観光スポットです。

ぜひ紹介した情報を参考に、シャルトル大聖堂の観光を満喫してみてくださいね!

シャルトル大聖堂(Chartres Cathedral)の基本情報
住所:16 Cloître Notre Dame, 28000 Chartres, フランス
電話:+33 2 37 21 59 08
営業時間:8:30~19:30
休業日:なし
アクセス:国鉄シャルトル(Chartres)駅より徒歩約8分
料金:無料(一部有料のスポットあり)
公式サイト:https://www.cathedrale-chartres.org/
※新型コロナウイルスの感染防止対策のため、休業あるいは時短営業をしている場合があります。事前に最新情報をチェックすることをおすすめします。
※記事内の金額は2023年9月19日のレート、1ユーロ=157.95円で計算しています。
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