マルセイユで絶対行きたいおすすめ観光地10選!名所や穴場、モデルコースも
フランスのマルセイユには、マルセイユ大聖堂やノートル ダム ド ラ ガルド寺院など、観光客に魅力的な観光スポットがたくさんあります。 今回は、マルセイユでおすすめの定番観光地や穴場の観光スポットを紹介します。おすすめのモデルコースも取り上げているので、ぜひ参考にしてくださいね!
フランスのマルセイユには、マルセイユ大聖堂やノートル ダム ド ラ ガルド寺院など、観光客に魅力的な観光スポットがたくさんあります。
今回は、マルセイユでおすすめの定番観光地や穴場の観光スポットを紹介します。おすすめのモデルコースも取り上げているので、ぜひ参考にしてくださいね!
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マルセイユには一生に一度は行きたい観光地がたくさん!
マルセイユは、フランスを代表する港町です。残念ながら日本からの直行便はないものの、首都であるパリからは飛行機で約1時間半。特急電車で約3時間半の場所にあります。
美しく洗練されたマルセイユの街並みには、歴史あるノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院だけでなく、戦争の歴史を垣間見れるシャトー・ディフなどのスポットなどがたくさんあります。坂道が多いマルセイユですが、観光電車であるプチトランを活用すれば、スムーズに散策を楽しめます。
そこで今回は、マルセイユにある定番の観光地から穴場の観光地まで、幅広く紹介します。おすすめのモデルコースも取り上げておりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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マルセイユで絶対行きたいおすすめ観光地6選
まず紹介するのは、マルセイユにある絶対に行っておきたいおすすめの観光地。ここで取り上げている観光地は、どれも定番として愛されているスポットばかりです。
ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院
黄金のマリア像が目印に!
photo by pixabay
ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院寺院は、1年間で約200万人の方がアクセスするマルセイユを代表する観光スポット。丘の上にあるので、マルセイユのさまざまな場所からノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院を発見できます。マルセイユに住んでいる住民からは、優しい母という意味があるラ・ボンヌ・メールと呼ばれています。
ローマ・ビザンチン様式を用いて建てられたノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院に一歩入ると、白いカララ大理石と赤いブリニョール大理石黄金で柱や壁がしま模様になっており、そのとてもユニークな内装に驚くはず。ドームや身廊などに設置されている黄金のモザイク画も美しく、時間を忘れて魅了されてしまうこと間違いなし!
photo by Unsplash
鐘楼の上には、黄金に光り輝く聖母マリア像が設置されています。彫刻家ウジェーヌ・ルイ・ルケスヌによって手がけられた聖母マリア像の高さは、約11.2メートル。25年ごとに金箔が貼り直され、きれいな状態が保たれています。
ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院には、美しいマルセイユの街並みを眺められるテラスがあります。高台から見るマルセイユの街並みや美しい海は、また格別。テラスも無料で入れるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院は丘の上にあるため、バスやプチトランでのアクセスがおすすめです。
ノートル ダム ド ラ ガルド寺院(Basilique Notre Dame de la Garde)の基本情報
住所: Rue Fort du Sanctuaire, 13006 Marseille, フランス
電話:+33 4 91 13 40 80
営業時間:7:00~18:00※18:15 ゲートと駐車場が閉鎖※祝賀会の期間中は訪問が制限
休業日:なし
アクセス:旧港からバスで約30分
料金:無料
公式サイト:http://notredamedelagarde.fr/
旧港(Le Vieux Port)
歴史ある港町
photo by pixabay
マルセイユの街並みを語る上で欠かせないのが、旧港。紀元前600年ごろに作られたと言われている歴史ある港です。
旧港には多くのヨットやボートが係留されているヨットハーバーがあり、街の全てが絵になる美しいエリア。朝市も行われており、新鮮な魚が販売されています。大きな貿易船などがないことから見晴らしも良く、地元住民の方からも愛されているスポットです。旧港周辺にあるレストランで、マルセイユの名物であるブイヤベースを食べるのもお忘れなく!
photo by pixabay
旧港にはフランスの観光地では良く見かける、観光電車のプチトラン乗り場があります。ノートルダム聖堂に行けるコースとパニエ地区へ行けるコース、夏の間だけ運行しているウリウル島に行けるコースがあり、それぞれマルセイユの人気観光地へ手軽に行ける交通手段としてよく使用されています。
プチトランに乗車すれば、坂の多いマルセイユ観光も手軽に楽しめますよ。
旧港(Le Vieux Port)の基本情報
住所: 13001 Marseille
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス: マルセイユ・サン・シャルル駅より徒歩約5分
料金:無料
公式サイト:なし
マルセイユのプチトラン乗り場(Les Petits Trains de Marseille)の基本情報
住所: 174 Quai du Port, 13002 Marseille, フランス
電話:+33491252469
営業時間:10:00〜12:20、13:40〜18:20(10〜 11月は17:20まで、12月〜3月は16:00まで)
休業日:なし
アクセス: マルセイユ・サン・シャルル駅より徒歩約5分
料金:無料
公式サイト:https://petit-train-marseille.com/en/home/
マルセイユ大聖堂
ビザンチン様式のローマカトリック教会
photo by pixabay
19世紀後半に作られたマルセイユ大聖堂は、ビザンチン様式を用いて建てられたローマカトリック教会です。マルセイユ大聖堂は通称で、正式な名前はサント・マリー・マジョール大聖堂。歴史遺産にも登録されている、マルセイユを代表する観光スポットです。
マルセイユ大聖堂の高さは約142メートル。周囲の建物と比べても高さがあり、旧港にいても自然と目に入ってきます。特徴的なしましま模様から、地元の方からパジャマとも呼ばれています。
photo by pixabay
マルセイユ大聖堂は丘の上にあるため、マルセイユの街並みを眺められます。美しい夕日の名所としても知られているので、ぜひ夕方の時間帯にアクセスしてみてくださいね。
マルセイユ大聖堂(Cathédrale Sainte-Marie-Majeure de Marseille)の基本情報
住所: Pl. de la Major, 13002 Marseille, フランス
電話:+33 4 91 90 52 87
営業時間:【夏】10:00〜18:30【冬】10:00〜17:30
休業日:月曜(祝日の場合は開館)
アクセス:旧港から徒歩約15分
料金:無料
公式サイト:https://diocese-marseille.fr/paroisse/paroisse-notre-dame-de-la-major-les-accoules-les-accoules-les-carmes-saint-laurent/
シャトー・ディフ
イフ島に造られた牢獄
photo by pixabay
シャトー・ディフは、マルセイユの海に浮かぶイフ島にある城塞。フランソワ1世の命令により1524年に建てられ、1580年からは牢獄として使用されていました。世界的に高い人気がある映画『モンテ クリスト伯』の舞台となった場所としても知られています。
photo by pixabay
シャトー・ディフ内は路面状況が悪い場所が多いため、歩きやすい服装や靴でアクセスしましょう。荷物置き場などはないので、身軽な格好がおすすめです。シャトー・ディフのチケットはオンラインで購入できます。
旧港からシャトー・ディフへの直行船が出ており、所要時間は20分ほど。悪天候の際は運行しない場合もあるので、注意してくださいね。
シャトー・ディフ(Château d'If)の基本情報
住所: Embarcadère Frioul If, 1 Quai de la Fraternité, 13001 Marseille, フランス
電話:+33 6 03 06 25 26
営業時間:10:00~17:00
休業日:9月26日から3月31日まで 月曜、1月1日、5月1日、12月25日は休館
※悪天候の場合、営業中止
アクセス: 旧港から船で約30分
料金:7ユーロ(約1,092円)、18歳未満無料
※2024年9月13日のレート、1ユーロ=156.1円で計算
公式サイト:https://www.chateau-if.fr/
ヨーロッパ・地中文明博物館
ヨーロッパと地中海文明の博物館
photo by pixabay
ヨーロッパ・地中文明博物館は、その名の通り地中海に関する歴史や文化に関する展示を行っている博物館です。建物のデザインを手がけたのは、建築家のルディ・リチョッティ。コンクリートで細かい網目を作った面とガラス張りになった面で囲まれており、現代的でスタイリッシュな建物に仕上げられています。
サン・ジャン要塞へ繋がっている空中遊歩道もあり、ヨーロッパ・地中文明博物館からそのままアクセスできます。
photo by pixabay
ヨーロッパ・地中海文明博物館には、25万点以上の作品、35万枚以上の写真などの美術品が豊富に展示されています。地中海に関する作品も多く取り扱われており、全ての展示をしっかりと楽しむとなると、丸ごと1日かかってしまうことも。常設展だけでなく、特別展も数多く開催されているので、いつ行っても新鮮な気持ちで作品を鑑賞できますよ!
マルセイユ大聖堂から歩いて約10分の距離にあるので、ぜひ一緒に観光を楽しんでくださいね。
ヨーロッパ・地中海文明博物館(MuCEM)の基本情報
住所: 1 Esp. J4, 13002 Marseille, フランス
電話:+33 4 84 35 13 13
営業時間:10:00〜19:00
※シーズンによって異なるため、公式サイトでご確認ください
休業日:火曜、5月1日と12月25日
アクセス: 旧港より徒歩約15分
料金:大人 11ユーロ(約1,717円)、子ども 7.5ユーロ (約1,170円)
※2024年9月13日のレート、1ユーロ=156.1円で計算
公式サイト:https://www.mucem.org/
マルセイユの知る人ぞ知る穴場観光地5選
多くの観光客が訪れるマルセイユですが、中にはあまり知られていない穴場の観光地もあります。ここからは、マルセイユにある魅力的な穴場観光地を紹介します。
サン・ヴィクトール修道院
5世紀に建てられた修道院
photo by Unsplash
サン・ヴィクトール修道院は、ジョン・カシアンによって5世紀に設立された修道院。殉職したヴィクトールを祀るべく建てられました。そのため、サン・ヴィクトール修道院内にはヴィクトールの遺物や墓、祭壇があり、現在でも巡礼地として多くの方が立ち寄っています。
度重なる争いで崩壊を繰り返していたサン・ヴィクトール修道院は、フランス革命時には刑務所などの用途で使用されていましたが、19世紀には復元されています。サン・ヴィクトール修道院は外観だけでなく、内部も歴史を感じさせてくれる雰囲気。2月2日のキャンドルマスデーには、ミサが開催されます。
サン・ヴィクトール修道院(Abbaye Saint-Victor)の基本情報
住所: Pl. Saint-Victor, 13007 Marseille, フランス
電話:+33 4 96 11 22 60
営業時間:10:00~19:00
休業日:日曜
アクセス:旧港から徒歩で約20分
料金:無料
公式サイト:https://www.marseille-tourisme.com/en/discover-marseille/culture-heritage/discover-the-sites-and-monuments-in-marseille/the-abbey-of-saint-victor/
ファロ宮殿
ナポレオン3世の別荘
photo by Unsplash
ファロ宮殿は、ナポレオン3世が別荘として建てたと伝えられている宮殿。現在は会議施設として使用されており、残念ながら観光客として内部に立ち入ることはできません。宮殿の周りにはキレイな芝生や美しい花々が植えられており、美しい景色が広がっています。
目の前には旧港があり、マルセイユならではの美しい風景を眺められます。旧港から少し距離があるからこそ、観光客の数も少し減りゆっくりと寛げるところも魅力のひとつです。
ファロ宮殿(Palais du Pharo)の基本情報
住所: 58 Bd Charles Livon, 13007 Marseille, フランス
電話:+33 4 91 14 64 94
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:旧港から徒歩約20分
料金:無料
公式サイト:https://palaisdupharo.marseille.fr/
カランク国立公園
美しい入江のある国立公園
photo by pixabay
マルセイユで美しい自然を楽しみたいなら、カランク国立公園がおすすめ。カランクとは、フランス語で入江を意味する言葉。その名の通り、透明度の高いターコイズブルーの海に美しい入江が広がっているスポットです。ハイキングを楽しめるだけでなく、海水浴も楽しめます。
photo by pixabay
マルセイユからは、車、バス、飛行機、電車、ボードの5通りでアクセスできます。一番手軽に利用できる交通手段は、バス。サン・シャルル駅にあるバスステーションより乗車でき、所要時間は約30分です。
カランク国立公園は、6月から9月の間立ち入りが禁止されたり、車両通行止めとなったりする場合があります。事前にカランク国立公園の公式サイトで情報をチェックしてください。公園内にはお店などはないので、飲み物や食べ物を持参するのがおすすめです。
カランク国立公園(Calanque National Park)の基本情報
住所:141 avenue du Prado Building A 13008 Marseille
電話:+886-2-6610-3600
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:サン・シャルル・バスステーションよりバスで約30分
料金:無料
公式サイト:http://www.calanques-parcnational.fr/fr
サン・ジャン要塞
ルイ14世が建てた要塞
photo by pixabay
サン・ジャン要塞は、1660年にルイ14世が建てた要塞です。マルセイユを守るほかに統制するための意味合いもあり、大砲は街に向けられて設置されていました。第二次世界大戦の際に一度崩壊しましたが、1960〜1970年にかけて再建されました。
歴史地区ルパニエとヨーロッパ・地中海地中海博物館は遊歩道で繋がっており、要塞の中を歩いて散策できます。ヨーロッパ・地中文明博物館の営業が開始されてから、一般公開が開始されました。
photo by pixabay
マルセイユ旧港のすぐそばに位置しており、美しい海を楽しめるところも魅力のひとつ。サン・ジャン要塞は無料で入れるので、旧港から少し散策してマルセイユの歴史を感じてみては?
サン・ジャン要塞(Fort Saint-Jean)の基本情報
住所: Promenade Louis Brauquier, 13002 Marseille
電話:なし
営業時間:10:00~18:00
休業日:火曜
アクセス:旧港より徒歩で約15分
料金:無料
公式サイト:https://www.mucem.org/en/hours-and-prices
マルセイユ美術館
ロンシャン宮の中にある美術館
photo by pixabay
マルセイユ美術館は、建築家のアンリ・エスペランデューによって建てられた、16世紀から19世紀の作品を展示している美術館です。1893年に建てられたロンシャン宮の中にあり、常設のコレクションは全て無料で楽しめます。マルセイユで生まれた芸術家の作品を数多く取り扱っているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
マルセイユ美術館(Musée des beaux-arts de Marseille))の基本情報
住所: Palais Longchamp Aile gauche, 9 Rue Edouard Stephan, 13004 Marseille, フランス
電話:+33-4-91-14-59-30
営業時間:9:00~18:00
休業日:月曜、1月1日、5月1日、11月1日、11日、12月25日
アクセス: 旧港より徒歩約30分
料金:無料
公式サイト:https://musees.marseille.fr/musee-des-beaux-arts-mba
マルセイユ観光を満喫するためのおすすめモデルコース
photo by pixabay
マルセイユにある人気の観光地は、旧港にほど近い場所にあります。観光地の魅力をしっかりと楽しむためにも、しっかりとスケジュールを立てて楽しみましょう!ここでは、マルセイユのおすすめモデルコースを紹介します。
<スケジュール>
1日目
到着→マルセイユ大聖堂→旧港で海を見ながらブイヤベースを食べてランチ→ヨーロッパ地中海文明博物館で歴史を学ぶ→サン・ヴィクトール修道院→マルセイユ石けん博物館でお土産を購入→ホテルの近くでディナー
2日目
旧港周辺で朝食→ノートルダムドラガルド大聖堂を散策→ロンシャン宮→ファロ宮殿を散策→ホテルでディナー
3日目
ホテルで朝食→カランク国立公園→ランチ→旧港周辺でお土産探し→空港へ
マルセイユを観光するなら、ぜひゲットしておいてほしいのが、シティパス マルセイユシティパス。バスや地下鉄、トラムの公共機関を無料で利用できるだけでなく、シャトー・ディフやヨーロッパ・地中文明博物館の入場割引などの特典を受けられます。
オンラインサイトで購入できるので、手軽にゲットできます。公共交通機関利用タイプのチケットの場合はマルセイユ コンベンション アンド ビジターズ ビューローにて受付をする必要がありますが、旧港からほど近い場所にあるので、観光のついでに受け取れますよ!
マルセイユ コンベンション アンド ビジターズ センター(Office of Tourism & Conventions)の基本情報
住所: 11 La Canebière, 13211 Marseille, フランス
電話:+33 826 50 05 00
営業時間:9:00~18:00
休業日:なし
アクセス: 旧港から徒歩約5分
料金:無料
公式サイト:https://www.marseille-tourisme.com/
フランス・マルセイユの人気観光スポットを満喫しよう
今回の記事では、フランスのマルセイユにあるおすすめの観光スポットを紹介しました。歴史ある魅力的なスポットが多いマルセイユだからこそ、事前に気になる観光地をチェックしておきましょう。
坂道が多いマルセイユではプチトランなどの公共交通機関を使って、体力とも相談しながら観光地巡りを楽しむこともお忘れなく!シティパスマルセイユを活用すれば、お得にマルセイユ市内を移動できます。
ぜひ紹介した観光地を参考に、フランスのマルセイユ旅行のスケジュールを計画してみてくださいね。
※記事内の金額は2024年9月13日のレート、1ユーロ=156.1円で計算しています。