
【2023年5月最新】スペインの渡航情報!入国書類やビザ申請などの手続きは必要?
スペインでは、EU・シェンゲン協定域外からの外国人入国者に対する水際対策が終了し、ワクチン接種証明書やPCR検査なしで簡単に渡航できるようになりました。この記事では2023年5月現在、スペインの最新渡航・入国情報を紹介します。スペイン入国の際の疑問がある人のために、入国に必要な書類や手続き方法などを詳しく紹介しているので、スペイン旅行の参考にしてくださいね。
スペインでは2023年5月現在、入国時のワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書の提示は不要となっています。街全体を彩る美しい建築から、おいしい食べ物まで見どころたくさんのスペイン。この記事ではスペインの最新の入国・渡航情報をまとめました。ビザ申請、手続き方法、旅行規制などを詳しく紹介しているので、渡航情報を参考に、スペイン旅行のスケジュールを立ててくださいね。
【5月14日現在】最新のスペインへの渡航情報!
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EU・シェンゲン協定域外からの外国人入国者に対する水際対策が行われていたスペインですが、2023年5月14日現在は、ワクチン接種証明書・陰性証明書なしでの入国が可能になっています。
スペイン入国後の隔離やPCR検査なども必要ありません!以下で、詳しく解説するので旅行の参考にしてくださいね。
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スペイン渡航時はワクチン接種証明書・陰性証明書・入国後の隔離不要!
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これまでスペインで行われていた渡航者向けの水際措置は撤廃され、日本からスペインへの入国条件は、新型コロナウィルス発生以前の状態に戻りました。
なのでワクチン接種やPCR検査などの必要がなく、バルセロナやマドリードなどのスペインを代表する人気観光都市へも気軽に行けるようになりました。
改めて日本からスペインへ入国する際に必要な書類・手続きをおさらいしましょう!
【渡航情報のポイント ※2023年5月14日現在】
- 2023年4月29日以降、EUデジタルCOVID証明書または同等とみなされる証明書(ワクチン接種証明書・陰性証明書など)の提示は不要に
- 2022年10月21日以降、スペイン入国後の隔離は不要に
【スペイン入国の際の必要書類】
- パスポート(3ヶ月以上の有効期限)
- 航空券
- ビザ(90日以下の滞在の場合は不要)
当初はEU・シェンゲン協定域外からの外国人入国者に対する、厳しい水際対策を行っていたスペインですが、ワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書などの掲示や隔離を含めた全ての措置が撤廃され、新型コロナウィルス発生以前の状態に戻り、気軽に渡航ができるようになりました。
さらに、2023年2月8日以降は公共交通機関でのマスク着用義務も解除。マスク着用については個人の判断にゆだねられていますが、6歳以上に限り、医療機関や薬局では規定に従って常時マスクの着用が義務付けられているので注意しましょう。
日本からスペイン渡航時の入国条件・必要書類
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2023年5月14日現在、日本からスペインに渡航する際は新型コロナウィルス発生前と同様に、特別な制限なく入国可能です。新型コロナウィルス関連の書類はいっさい必要なく、90日以内の観光を目的とした滞在の場合は、ビザの取得も不要。
渡航時に必要な書類は、パスポートと航空券のみです。また、万が一のケガや病気のためにも海外旅行保険に加入しておくといいでしょう。
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一方、注意したいのが、スペインが加盟しているシェンゲン協定の規定。同域内の無査証(ビザなし)の短期滞在については、あらゆる180日間の期間内で最大90日間を超えないと規定されています。
これは直近での同域内に入国してから90日間ではなく、過去すべての期間を換算します。そのため、過去に同域内への滞在をした場合、スペインへの滞在可能日数はその期間を90日から差し引いた日数となるので気をつけましょう。
ヨーロッパの国のほとんどがシェンゲン協定に加盟しているため、長期のヨーロッパ周遊を考えている方は、注意が必要です。
また、短期滞在に該当しない(就職、自営、就学、永住等)目的でスペインに入国する場合は、事前に当該者の居住地を管轄するスペイン大使館・総領事館で必要なビザを取得する必要があるので、確認してくださいね。
スペイン入国の流れ
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スペイン入国の際に入国カードは必要?入国審査は厳しい?どんな質問をするの?と疑問に思っている人のために、スペイン入国の流れを解説!
スペイン入国の流れは、2023年5月14日現在は以下のようになっています。
①入国審査
機内で配られる出入国カードに記入したものをパスポートと共に用意し、入国審査のカウンターへ進みます。出入国カードはあらかじめ機内で記入しておくのが良いでしょう。スペイン入国前にシェンゲン協定加盟国を経由している場合は、出入国カードは必要ありません。
審査の所要時間はシーズンや日程にもよりますが、空いている場合15分、混んでいる場合は50分ほどかかる場合も。顔をしっかり確認するため、マスクをしている場合は外しましょう。
②受託手荷物の受け取り
入国審査が終わり、荷物を預けた人は利用した便名が表示されているターンテーブルに移動し、荷物のピックアップをしましょう。どのターンテーブルから荷物が流れてくるかは、空港の電光掲示板で確認できます。
万一荷物が見つからない場合は、紛失荷物カウンターへ確認すると良いでしょう。荷物を目立ちやすくしたり、他の渡航客の荷物と間違えないためにも、荷物にはステッカーやキーホルダーなど目印をつけておくと便利ですよ。
③動植物検疫・税関検査
税関申告する荷物のある場合は、赤いゲート(Objetos a declarar)で申告します。特に申告するものがなければ緑のゲート(Equipaje Etiqueta Verde)へ進みましょう。
税関申告が必要なものは以下の通りです。
- 1万ユーロ相当額以上の現金(外貨を含む)
- 空路、海路での入国の場合、合計価値430ユーロ相当以上の物品。陸路での入国の場合は、合計価値300ユーロ相当以上。
- 指定量以上のたばこ類
- 指定量以上のアルコール飲料
- 個人的に服用する以上の量の医薬品
④到着ロビー
すべての手続きを終えたら、到着ゲートをくぐって到着ロビーへ。ここから市内へと移動していきます。
スペイン滞在中に新型コロナ陽性になった場合は?
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スペイン滞在中に新型コロナウイルスに感染した場合、感染について特に報告する義務はとくにありません。症状がある場合は10日間にわたりマスク着用や、脆弱者との接触回避といった感染防止措置の徹底が推奨されています。
さらに症状がひどい場合は宿泊先にて静養し、外出は避けるのが好ましいでしょう。また、医療機関や薬局などを利用する場合は6歳以上の人にマスクの着用が義務づけられていますので、注意してください。
滞在の際は万一に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくのがおすすめ。新型コロナウイルスに感染で重症になった場合や、そのほかの病気やケガなども含め、保険に入っていないと、時には数千万円にものぼる高額な医療費を全て自己負担しなければなりません。
クレジットカードに付帯している保険では補償として十分ではない場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
スペインから日本に帰国するのに必要な手続き・書類
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2023年4月29日以降、海外から日本入国時の有効なワクチン証明書または出国前検査の陰性証明書の提示は不要となりました。
そのため全ての日本入国者に対して以前必須だった、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書および、ワクチンの接種証明書(3回)のいずれも不要です。
日本入国時には、スムーズに入国するためにVisit Japan Web(入国手続オンラインサービス)の事前登録をしておきましょう。
ただし、海外で新たな感染症や変異株が発生した際は、日本への入国時の権利措置が再度強化されることも起こり得ますので、最新のニュースを常にチェックしておいてくださいね。最新情報は厚生労働省の公式サイトをご確認ください。
※Visit Japan Webのサービスのほか、紙の税関申告書でも日本に入国・帰国可能です。
Visit Japan Webで必要事項を登録
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Visit Japan Webは、海外から日本へ入国する人のほか、海外から日本へ帰国する人が入国審査や税関申告をウェブで行うことができるサービスです。
利用は任意となっていますが、日本帰国前に登録をしておくことで、日本入国時にスムーズに入国審査ができるようになりますよ。
【登録に必要なもの】
- 航空券
- パスポート
- メールアドレス
【利用の手順】
- Visit Japan Web にアクセス
- アカウント作成・ログイン
- 利用者情報の登録(同伴家族の登録も可能)
- 入国(または帰国)スケジュールの登録(帰国便や連絡先など)
- 税関申告などの必要情報を登録
登録が完了し、日本到着時には税関申告でQRコードを表示するだけ。詳しい操作方法はVisit Japan Webに記載があるのでご確認ください。
※日本の水際対策の変更に伴い、2023年4月29日午前0時より、検疫手続(ファストトラック)ボタンが削除されました。
スペイン旅行の現在の規制状況
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スペインでは新型コロナウィルスの規制がほぼ撤廃され、以前の日常を取り戻しつつあり、街に人出がみられるようになっています。
2023年2月8日以降は公共交通機関でのマスク着用義務も解除され、マスク着用については個人の判断に委ねられています。ただし、医療機関や薬局では、規定に従って常時マスクの着用が義務付けられているので注意しましょう。
スペインの国際線の運航情報(日本発着)
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日本からスペインへのフライトは直行便が無いため、ヨーロッパの各都市で乗り継ぎをする必要があります。2023年5月現在、日本とスペイン間で運航しているおもなフライトは以下の通り。状況によっては欠航する場合もあるので、常に最新情報を確認してくださいね。
運航状況は、2023年5月14日現在のものです。最新情報は各航空会社のホームページを確認ください。
羽田国際空港(東京)
⇔バルセロナ・エル・プラット国際空港(バルセロナ)
アドルフォ・スアレス・マドリード・バラハス空港(マドリード)
日本航空(JAL)、全日空(ANA)、ブリティッシュエアウェイズ、エールフランス航空、ルフトハンザドイツ航空など(ヨーロッパ各国で乗り換えが必要)
成田国際空港(東京)
⇔バルセロナ・エル・プラット国際空港(バルセロナ)
全日空(ANA)、スイスインターナショナルエアラインズ、アシアナ航空、エールフランス航空など(アジア、ヨーロッパ各国で乗り換えが必要)
成田国際空港(東京)
⇔アドルフォ・スアレス・マドリード・バラハス空港(マドリード)
日本航空(JAL)、全日空(ANA)、ブリティッシュエアウェイズ、フィンランド航空、エミレーツ航空など(中東、ヨーロッパ各国で乗り換えが必要)
関西国際空港(大阪)
⇔バルセロナ・エル・プラット国際空港(バルセロナ)
アドルフォ・スアレス・マドリード・バラハス空港(マドリード)
日本航空(JAL)、アシアナ航空、エールフランス航空、エミレーツ航空など(アジア、中東、ヨーロッパ各国で乗り換えが必要)
日本からスペインへの渡航は、各ヨーロッパの都市を経由するため、多数のヨーロッパ系の航空会社が運行しています。航空券は往復で約20万円〜、フライト時間は約18時間〜となっているので、予算やスケジュールなどを考慮しながらベストなフライトを選ぶと良いでしょう。
スペイン旅行を安心・安全に満喫しよう!
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ここまでスペインの渡航情報についてご紹介しました。2023年5月現在は、スペインへの観光目的での入国は新型コロナウィルス以前と同様、制限なしで可能です。ただし、医療機関や薬局など一部の施設ではマスク着用義務があるので、日本からマスクを持っていきましょう。
情報は常に移り変わるので、最新情報をリアルタイムで確認するのがおすすめです。ぜひ記事を参考に最新情報をゲットして安心・安全にスペイン旅行を楽しんでくださいね。
※記載情報は、2023年5月14日現在の情報です。
※最新情報は外務省や大使館、航空会社のホームページなどにてご確認ください。
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