台湾・台北の地下鉄MRTの乗り方!路線図や料金、注意点を解説
台北での観光を楽しむには、地下鉄MRTを利用するのが便利!主要観光スポットやホテル周辺を楽々移動できるため、効率的に観光を楽しめます。 この記事では、台湾・台北の地下鉄の乗り方や料金、路線図、交通カードなどを徹底解説!地下鉄を利用する上での注意点も紹介するので、快適な台湾旅行の参考にしてくださいね。
台北での観光を楽しむには、地下鉄MRTを利用するのが便利!主要観光スポットやホテル周辺を楽々移動できるため、効率的に観光を楽しめます。
この記事では、台湾・台北の地下鉄の乗り方や料金、路線図、交通カードなどを徹底解説!地下鉄を利用する上での注意点も紹介するので、快適な台湾旅行の参考にしてくださいね。
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台湾・台北では地下鉄MRTを活用しよう!
台湾・台北を網目状に走る地下鉄MRTは最も効率的に観光が楽しめる交通手段。5分に1本の頻度で電車がくるので、迅速かつ柔軟に移動できます。片道チケットだけでなく、ワンデーパスや悠遊カード、台北パスポートなども利用可能です。
MRTの路線図
台湾・台北MRTには全部で7路線あります。ここでは、各路線が停車する主要駅と特徴についてご紹介します。詳しいMRTの路線図は公式サイトを参照してください。
路線 | 主要駅名 |
---|---|
文湖線(BR) | 台湾松山空港駅、動物園駅、南港展覧館駅など |
空港線 | 空港第一、第二ターミナル駅など |
淡水信義線(R) | 台北駅、剣潬駅、東門駅など |
松山新店線(G) | 中山駅、中正紀念堂駅、台北アリーナ駅など |
中和新蘆線(O) | 行天宮駅、忠孝新生駅、松江南京駅など |
板南線(BL) | 台北駅、南港展覧館駅、西門駅、龍山寺駅など |
環状線(Y) | 板橋駅、景安駅、大坪林駅など |
地下鉄の始発・終電
各路線の始発時間は朝6時で、終電は夜12時です。平日の朝7時〜9時、夜5時〜7時半の時間帯は通勤ラッシュにあたり、4分〜6分間隔で電車が到着します。
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台湾・台北の地下鉄MRTの料金は?
台湾・台北を走るMRTの運賃は20台湾ドル(約97円)〜65台湾ドル(約315円)と、現在地から目的地までの移動距離によって決まります。6歳未満は無料です。
※2024年6月10日時点の1台湾ドル=4.84円で計算
片道乗車券は券売機かMRT駅に設置されている窓口で購入できます。
また、台湾の地下鉄MRTではおトクなフリーパスや電子チケット、乗り放題チケットなどがあり、観光地を効率的に周遊することも可能です。
チケットの種類 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
片道乗車券 | 大人 20台湾ドル(約97円)~ | 24時間有効で6歳未満が無料 |
フリーパス | ワンデーパス:150台湾ドル(約726円) | 使用した日の終電まで乗り放題 |
24時間券:180台湾ドル(約871円) 48時間券:280台湾ドル(約1,355円) 72時間券:380台湾ドル(約1,839円) | 使用してからそれぞれ24時間・48時間・72時間以内は乗り放題 | |
電子チケット | Easy Card(悠遊カード) 100台湾ドル(約484円) | MRT各駅のインフォメーションセンターや悠遊チャージ機、代理店などで購入する MRTやバス、ライトレール(路面電車)、Yoobike(レンタサイクル)、ゴンドラなどに使用できる |
iPASS 100台湾ドル(約484円) | MRT各駅のインフォメーションセンターや代理店などで購入する MRTやバス、ライトレール(路面電車)、Yoobike(レンタサイクル)、ゴンドラなどに使用できる | |
icash 100台湾ドル(約484円) | icashの代理店などで購入する MRTやバス、ライトレール(路面電車)、Yoobike(レンタサイクル)、ゴンドラなどに使用できる | |
TPASS | 1,200台湾ドル(約5,808円) | 1カ月間は台湾北部のMRTやバスなどを使い放題。レンタサイクルも短時間なら無料で使える |
ほかにも交通周遊1日カードやイベント回数券などがあります、詳しくは台北MRTの公式サイトをチェックしましょう。
クレジットのVISAタッチは空港MRTのみ利用可能!
実は台北MRTにはVISAタッチ決済が使えます。ただし、空港MRTのみで利用できる機能なので、そのほかの路線ではチケットやフリーパスなどを購入しましょう。
台湾・台北の地下鉄は交通カード「悠遊カード」が便利!
悠遊カードは日本でいうところのSuicaやPASMOと同じく、プリペイド式の交通ICカードです。MRTや路線バス、高速バス、ライトレール、ライトレーなどの公共交通機関のほか、コンビニやレストランなどでは電子マネーとして利用できます。
最近ではモバイルSuicaのようなスマートフォン・腕時計型の端末もあります。
台湾の交通料金は細かく設定されており、乗車のたびに小銭が必要になるため、財布の中にコインが増えてしまうことがよくあります。しかし、悠遊カードを有効活用すれば、キャッシュレス支払いなので、小銭を持ち歩く必要がなくなります。
公共交通機関を乗り継ぐたびに割引が適用されるといううれしいメリットもあるので、キャッシュレスでおトクに移動したいという方におすすめのカードです。
悠遊カードの購入方法
悠遊カードはMRT駅のインフォメーションセンターや随所に設置されている悠遊カードのチャージ機、悠遊カードの販売代理店、コンビニなどで購入できます。
販売場所によっては、初回チャージは別途行うところもあります。MRT駅やコンビニなどではチャージもできるので便利ですよ。
地下鉄やコンビニでチャージできる
MRT駅に設置してあるチャージ機やコンビニなどで手持ちの紙幣・硬貨を簡単にチャージできます。どこでも手軽にチャージできますよ
台湾旅行が終わった後は?
悠遊カードの有効期限は20年間です。そのため、期限内であれば何度でも使用できます。カードが不要でチャージしたお金を払い戻したい場合は、MRTの窓口で手数料20台湾ドル(約96円)を支払えば返金されます。
ただし、カードが問題なく読み取れること、残高が2,999台湾ドル以下であることが条件で、これらを満たしていないと払い出しできない点に注意しましょう。
台湾・台北の地下鉄MRTのおすすめアプリ
台湾・台北MRTの利用におすすめのアプリは「乗換案内 台北」です。MRT路線図が画面に表示されるので、まずは現在地と目的地を選択。すると乗車する電車と所要時間、乗り換え案内などが表示されるので、迷うことなく移動できます。
地図アプリとしても活用可能で、おおよその現在地と地下鉄駅までの距離・方角についてチェックできるのが魅力です。
台湾・台北の地下鉄MRTの乗り方
ここからは地下鉄MRTに乗車して目的地へ降りるまでの流れを解説します。台湾の電車は快適で便利ですが、切符などは日本と異なります。しっかり目を通しておきましょう。
①行き先を確認する
台湾・台北MRTは路線が多いのでルートを決めておくのがおすすめです。目的の観光スポットがある最寄駅を確認して、現在地から目的地までの経路をチェックしましょう。
目的地までのルート確認には、先ほど紹介したアプリを使うと便利です。MRTの路線図から効率が良いルートを検索できますよ。
②地下鉄の乗車券を購入する
MRT駅の窓口や券売機で片道チケット(コイン型のトークン切符)を購入しましょう。券売機には日本語もあるので安心です。
フリーパスやICカードなどがある方は、現地でチケットを購入する必要はありません。ただし、残高が足りないと改札を通れないので、十分な残高があるかどうかをチェックしましょう。
③改札を通る
日本の自動改札と同じ要領で、トークン切符とICカードをICカードの読み取り機にタッチして改札内に入ります。
④地下鉄に乗車する
目的地まで向かう地下鉄に乗ります。とくに複数路線が停車する駅では乗車すべき路線や、どちらの方角に向かって発車するのかをチェックしましょう。
⑤出口に向かうor乗り換える
目的地に到着したらMRTの出口に向かいます。乗り継ぎの場合は、改札内で目的の路線を探して乗車しましょう。
⑥出口に向かい改札を通る
トークン切符は投入口に入れて返却し、ICカードは読み取り機にタッチして改札を出ます。
台湾・台北の地下鉄MRTに乗る際の注意点・マナー
台湾MRTを利用する際の注意点やマナーがいくつかあります。ここでは、最低限知っておきたいMRT乗車時のマナーについて確認しましょう。
電車内での飲食は禁止
台湾MRTでは飲食が禁止です。うっかり飲食してしまうと1,500台湾ドル(約7,260円)〜7,500台湾ドル(約36,300円)の罰金が課せられます。ペットボトルに入った水やお茶、ガムでさえも禁止対象とされているので注意が必要です。
優先席には健康な人・若者は座らない
紺色の座席は優先席なので、周囲に誰もいないなら問題ありませんが、高齢者や妊婦、負傷者、障がい者、子ども連れがいたら席を譲るようにしましょう。
通勤・帰宅ラッシュは混雑する
平日の朝7時〜9時、夜5時〜7時半の時間帯は通勤ラッシュにあたります。通常時よりも混雑するので、スリやひったくり対策は万全にしておきましょう。
地下鉄MRTを活用して台湾旅行を満喫!
本記事では、台湾・台北の地下鉄の乗り方や料金、何かと便利な悠遊カードの購入方法などをご紹介しました。台北の地下鉄は本数が多く主要観光スポットやホテルなどにアクセスするのにとても便利。お得なフリーパスやICカードの活用もおすすめです。効率的に観光を楽しみたい方は台北で地下鉄を活用してみてくださいね。
※2024年6月10日のレート、1台湾ドル=4.84円で計算しています。
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