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【2024年最新】青森県のおすすめ観光スポット20選!定番から穴場まで

青森県には三内丸山遺跡や弘前城、奥入瀬渓谷など、見逃せない観光地がいっぱい! 今回は、青森県の旅行でおすすめの観光スポットをエリア別に20選ご紹介します。初めての青森旅行なら絶対に訪れたい定番の観光スポットから、人気のスポット、おいしいスポットまで厳選したので、ぜひ青森旅行の参考にしてくださいね。

ライター
Satoshi Nakamura
日本と世界を旅する釣り大好きアウトドア系ライター。テレビのリサーチ&構成作家として鍛えたスキルを活かして、旅先の歴史やみどころ、おいしいものを徹底調査してから訪れるのがモットー。これまでにアメリカのルート66走破とグランドサークルドライブ旅(2周)、日本の47都道府県ドライブ旅を達成し、現在は47都道府県での釣果達成にも挑戦中!
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青森県には三内丸山遺跡や弘前城、奥入瀬渓谷など、見逃せない観光地がいっぱい!

今回は、青森県の旅行でおすすめの観光スポットをエリア別に20選ご紹介します。初めての青森旅行なら絶対に訪れたい定番の観光スポットから、人気のスポット、おいしいスポットまで厳選したので、ぜひ青森旅行の参考にしてくださいね。

Contents

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青森県には人気の観光スポットがいっぱい!

photo by PIXTA

青森県は、東京から新幹線で約3時間30分、自家用車なら約8時間30分の距離。本州最北端ということもあり、多くの日本人にとって気軽に遊びにいくというよりは、本格的な旅行で訪れる県になります。

そして広さは日本で8番目。東京都と千葉県、神奈川県をあわせたほどの広さです。しかも青森県は各地に見どころがいっぱい!その意味でもできればじっくりと時間をかけて巡ってみたくなりますよね。

今回はそんな青森県でぜひ訪れたいスポットをチョイス。南部の太平洋側にあたる三八上北エリアと、中央から西側にあたる津軽エリア、北東側の半島部分にあたる下北エリアに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

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三八上北エリアで絶対行きたいおすすめ観光地5選

青森県の南部、太平洋側にあたるのが三八上北エリア。山と海の自然に恵まれた地域になります。青森県を代表する湖や渓流、そして青森県最大の漁港があるので、自然とグルメを満喫できるのが魅力!青森県観光では絶対に外せないエリアですよ。

十和田湖

巨大なカルデラ湖は神秘の湖

photo by PIXTA

十和田湖は外輪山に囲まれたカルデラ湖。深さ327メートルは日本3位で、周囲約46キロメートルの広さは全国8位です。寒い地域にあり、しかも標高400メートルの高地にあるのに冬でも凍らないことから、神秘の湖とも呼ばれています。

十和田湖が観光スポットとして人気の理由は、その美しさ。湖の周囲には自然林が広がり、春の花、夏の新緑、秋の紅葉、冬の銀世界と四季折々の美しさを楽しめます。とくに人気の紅葉は10月中旬から下旬が見頃。また4月から11月にかけては遊覧船で湖上観光を楽しむこともできます。

透明度が高く美しい湖は、のんびりと眺めているだけでも幸せな気分になれますよ。

十和田湖の基本情報

住所

青森県十和田市大字奥瀬

電話

0176-75-2425(十和田湖国立公園協会)

営業時間

24時間見学自由

休業日

なし

アクセス

公共交通機関は新青森駅からJRバスに乗り、十和田湖(休屋)で下車

自家用車は東北自動車道小坂ICから約40分

料金

無料

公式サイト

https://towadako.or.jp/ 

奥入瀬渓流

絶景が次々に現れる渓流

photo by PIXTA

奥入瀬渓流は十和田湖から流れ出る約14キロメートルの渓流。

途中には木立の中を激しく流れる阿修羅の流れや、緑豊かな崖から三段になって落下する雲井の滝、高さ7メートル幅20メートルの銚子大滝などたくさんの見どころがあります。渓流沿いを歩いて散策をすることもできますが、時間がないときにはバスや車でビュースポットを巡るのもおすすめですよ。また爽快なサイクリングが楽しめるレンタル自転車もあります。

ベストシーズンは新緑に包まれる5月中旬から6月中旬。または紅葉に彩られる10月中旬から下旬です。

奥入瀬渓流の基本情報

住所

青森県十和田市奥瀬栃久保183

電話

0176-74-1233(奥入瀬渓流館)

営業時間

24時間見学自由

休業日

なし

アクセス

公共交通機関は新青森駅からJRバスに乗り、十和田湖(休屋)で下車

自家用車は東北自動車道小坂ICから約40分

料金

無料

公式サイト

https://towadako.or.jp/towadako-oirase/ 

蕪島

日本で唯一、ウミネコを観察できる繁殖地

photo by PIXTA

蕪島は種差海岸のもっとも北側のエリア。その名の通り周囲800メートルほどの小さな島でしたが、戦前に旧日本軍が埋め立て工事を行い、本土と陸続きになりました。

島の入り口には鳥居があり、標高20メートルの島の頂上には蕪島神社があります。蕪を株とかけて、株価と人望の株が上がる神社として有名ですよ。

またこの島はウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されています。毎年春から夏にかけて3万羽以上のウミネコが飛来。島がウミネコで埋め尽くされます。この地域ではウミネコは漁場を教えてくれる蕪嶋神社の弁財天の使いとして大切にされてきた存在。そのため人を恐れず、間近で見ることができます。近くで見ると意外に大きくてびっくりするかも。ウミネコをおどかさないように静かに観察してくださいね。

蕪島の基本情報

住所

青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2

電話

0178-34-2730(蕪嶋神社)

営業時間

24時間見学自由

休業日

なし

アクセス

JR八戸線鮫駅から徒歩約15分

料金

無料

公式サイト

https://visithachinohe.com/spot/kabushima/

みろくの滝

繊細な流れのソーメンの滝&スヌーピーの滝

photo by PIXTA

田子町にあるみろくの滝は、高さ約30メートル、幅約20メートルの滝です。巨大な岩肌を繊細に流れ落ちており、その細い流れが素麺に似ていることから地元ではソーメンの滝と呼ばれることも。またその形から最近ネット上では、スヌーピーの滝と呼ばれて人気を集めています。

人々が毎年の凶作に苦しんでいた室町時代の初期に、この地を訪れた一人の修行者が弥勒菩薩に祈ったところこの滝が現れて田畑を潤した、という伝説が名前の由来。滝のしぶきや周りの自然もあいまって、心癒されるパワースポットとしても人気です。

みろくの滝の基本情報

住所

青森県三戸郡田子町夏坂

電話

0179-20-7114(田子町役場)

営業時間

24時間見学自由

休業日

なし(12~4月は積雪状況により閉鎖)

アクセス

青い森鉄道三戸駅からタクシーで約50分

田子町中心街から車で約20分

料金

無料

公式サイト

https://takko-kanko.com/t_spots/335 

八食センター

八戸の食・楽・遊が集まる巨大な市場

photo by PIXTA

八食センターは全長170メートルの建物内に約60の店舗が並ぶ巨大な市場。水揚げされたばかりの新鮮な魚介類をはじめ、青果や精肉、乾物や珍味、日用雑貨など八戸の名物をまとめて買うことができます。

目玉はなんといっても毎朝獲れたてが並べられる新鮮な魚介類。旬の鮮魚やさばきたてのお刺身、珍しい魚貝類や干物も揃います。

また七厘村は、店内で買った魚介類やお肉を炭火焼きですぐに食べることができるエリア。鮮魚などを持ち帰らずに、新鮮なまま食べられることから人気を集めています。ご飯や焼おにぎり、せんべい汁などのメニューをはじめ、地酒や青森県産100%リンゴジュースもあり、青森の味覚をたっぷり堪能できますよ!

また施設内にはおもいっきり遊べる室内遊技場もあるので、買い物中の子どもたちも飽きずに楽しめるのがうれしいポイント。八戸の民俗芸能である八戸えんぶりの実演やバラエティ豊かな味覚を楽しめるグルメイベントなど、催しが多いのも魅力です。

八食センターの基本情報

住所

青森県八戸市河原木字神才22-2

電話

0178-28-9311(八食センター事務局)

営業時間

09:00~18:00(市場棟・味横丁)

09:00~17:00(七輪村)

09:00~21:00(厨スタジアム)

※詳しくは八食センター公式サイトの営業日カレンダーをご覧ください

休業日

市場棟・味横丁・七輪村は水曜休業(繁忙期には営業)、年末年始 1月1日

厨スタジアムは年中無休

※詳しくは八食センター公式サイトの営業日カレンダーをご覧ください

アクセス

JR八戸駅からバスに乗り、八食センターで下車

自家用車は八戸自動車道八戸ICまたは八戸北ICから約10分

料金

店舗によって異なる

七輪村利用料(2時間まで)大人400円・小学生150円・幼児無料

公式サイト

https://849net.com/ 

津軽エリアで絶対行きたいおすすめ観光地10選

津軽は青森県の中央から西側のエリア。ねぶた祭りの時期にはとくに多くの観光客が訪れる地域です。また津軽は有名な観光スポットが多いエリア。日本を代表する遺跡や世界自然遺産、東北を代表するお城など、見逃せないスポットが目白押しです。

このエリアからは、おすすめの観光スポット10選をご紹介しましょう。

弘前城

東北で唯一の現存天守

photo by PIXTA

弘前公園は面積が約49万2,000平方メートルもある広大な公園。もとは藩政時代に弘前藩を治めた津軽家の居城、弘前城の敷地です。弘前城は、現存する日本最北端の天守。5棟の城門や橋、濠など、大規模な城郭が当時の姿をとどめています。

弘前公園といえば有名なのが桜。1715年に津軽藩士が25本の桜を京都から取り寄せたのがはじまりといわれ、現在は約50種類、約2,600本の桜が植えられています。弘前さくらまつりは約200万人が訪れるほどの人気。とくに散りはじめた桜の花びらが外濠の水面を埋めつくす、花筏(はないかだ)が有名です。

また秋の弘前城菊と紅葉まつり、冬の弘前城雪燈籠まつりも人気。積もった雪が満開の花のように見える冬のライトアップイベントも幻想的で、毎年話題になっています。

弘前城の基本情報

住所

青森県弘前市下白銀町1

電話

0172-33-8739(弘前市役所 公園緑地課)

営業時間

弘前城公園は24時間入場自由

弘前城本丸・北の郭は9:00~17:00

(さくら祭り期間の4月23日~5月5日は7:00~21:00)

休業日

なし

アクセス

JR奥羽本線弘前駅から徒歩約30分

自家用車は東北自動車道大鰐ICから約25分

料金

弘前城本丸・北の郭 大人320円・子ども 100円

(11月24日~3月31日は無料)

公式サイト

https://www.hirosakipark.jp/ 

三内丸山遺跡

日本を代表する縄文遺跡

photo by PIXTA

三内丸山遺跡は約40ヘクタールの広大な敷地に広がる日本最大級の縄文遺跡群です。平成4年からはじまった発掘調査によって縄文時代前期から中期の大規模な集落跡が見つかり、国の特別史跡に指定されました。遺跡からはたくさんの建物跡や盛土、土器や石器などが出土しています。

その後、縄文時代の住居などを再現し、当時の人々の生活を知ることができる展示として公開。今では縄文時代のムラを体験できるスポットとして人気のスポットになりました。

大迫力の大型住居や小さな住居、発掘の様子を映像で紹介している縄文シアター、縄文人の生活を再現した展示が見られるさんまるミュージアムなど、見どころがいっぱい。紙の縄文ポシェットや粘土の土偶など、縄文時代のモノ作りにチャレンジできる工房も人気です。

三内丸山遺跡の基本情報

住所

青森県青森市大字三内字丸山305

電話

017-766-8282(三内丸山遺跡センター)

営業時間

9:00~17:00

(ゴールデンウイークと6/1~9/30は9:00~18:00)

※入場は閉館の30分前まで

休業日

毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)

12/30~1/1

アクセス

JR青森駅からバスに乗って三内丸山遺跡バス停で下車

自家用車は東北縦貫自動車道青森I.Cから 約5分

料金

一般410円、高校生・大学生など200円、中学生以下無料

公式サイト

https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/ 

白神山地

世界自然遺産の広大で美しい森

photo by PIXTA

白神山地は、青森県の南西部と秋田県の北西部に広がる約13万ヘクタールの山岳地帯。世界最大規模の原生ブナ林で、1993年に日本初の世界自然遺産に登録されました。

散策ルートが作られているのは外側の緩衝地帯。とくに貴重な中心部の地域は自然環境を守るため歩道の整備を行っていません。とはいえ観光で気軽に訪れられる場所にも、ルートの難易度に差はありますが、暗門の滝や高倉森歩道、太夫峰、白神岳など多くの見どころがあります。

たとえばトレッキング初心者であれば、「世界遺産の径 ブナ林散策道」がおすすめ。雄大な白神山地の自然を気軽に体感できる散策道となっています。

また暗門の滝コースは、岩木川最上流部の深い森と谷に包まれた滝を目指す、中級者向けのコース。装備や届出、ルートによってはガイドの同行も必要となりますので、本格的なトレッキングを楽しみたい方は挑戦してみてください。

白神山地の基本情報

住所

青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田61-1(ビジターセンター)

電話

0172-85-2810(白神山地ビジターセンター)

営業時間

24時間入場自由

ビジターセンター

4月1日~10月31日 8:30~17:00

11月1日~3月31日 9:00~16:30

休業日

11月以降に冬季閉鎖あり

ビジターセンター

4月~12月 第2月曜日(祝日の場合は翌日)※8月は第4月曜日

1月~3月 毎週月曜日と木曜日(祝日の場合は翌日)

12月29日~1月3日

アクセス

JR弘前駅から車で約35分

料金

無料

公式サイト

https://www.shirakami-visitor.jp/nyuuzan.html 

十二湖

神秘的な湖を巡る

photo by PIXTA

白神山地の散策路のなかでもとくに人気なのが、十二湖散策コースです。十二湖は白神山地西部のブナ林にある湖沼の総称。1704年の大地震による山崩れで湖ができたとき、崩山から12の湖が眺められたことからこの名がつきましたが、実際には湖や池、沼は大小33もあります。

十二湖でもっとも有名なのが青池。水中に横たわる朽ちたブナの大木がはっきり見えるほど透明度が高いのに、その水は鮮やかな青色になっています。またやはり青色の湖水が美しい沸壷の池も有名です。

十二湖散策コースは、一周約1.5キロメートルで所要時間は1時間30分ほど。散策できるのは4月から11月ごろで、4月中旬から5月上旬の新緑と、10月上旬から11月下旬の紅葉の時期がとくに人気です。

十二湖の基本情報

住所

青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田61-1(ビジターセンター)

電話

0172-85-2810(白神山地ビジターセンター)

営業時間

24時間入場自由

ビジターセンター

4月1日~10月31日 8:30~17:00

11月1日~3月31日 9:00~16:30

休業日

11月以降に冬季閉鎖あり

ビジターセンター

4月~12月 第2月曜日(祝日の場合は翌日)※8月は第4月曜日

1月~3月 毎週月曜日と木曜日(祝日の場合は翌日)

12月29日~1月3日

アクセス

JR弘前駅から車で約35分

料金

無料

公式サイト

https://www.shirakami-visitor.jp/nyuuzan.html 

八甲田ロープウェー

壮大な紅葉や樹氷を一望!

photo by PIXTA

小説や映画でも有名な八甲田山。しかし八甲田山という山はなく、標高1,585メートルの大岳を主峰とした16峰の山々の総称が八甲田連峰となります。

八甲田の見どころは、八甲田ロープウェーからの大パノラマ。八甲田ロープウェーは、山麓駅から標高1,324mの田茂萢岳山頂までを約10分で結んでいます。冬から春にかけては山岳スキー、雪解け後は自然遊歩道である八甲田・十和田ゴールドラインの散策ルートへのアクセスに利用されています。

9月下旬から10月下旬までは山を覆う見事な紅葉を楽しめ、1月から2月の山頂公園駅付近では名物の樹氷を間近に見ることもできます。樹氷は、アオモリトドマツに着雪して生まれるもので、八甲田山の樹氷はスノーモンスターと呼ばれるほどの大きさ。国内では、八甲田と山形の蔵王、秋田の八幡平の3カ所でしか見ることができないといわれています。

八甲田ロープウェーの基本情報

住所

青森県青森市大字荒川寒水沢1-12

電話

017-738-0343

営業時間

9:00~16:20(冬季15:40)

休業日

なし(強風などで運休あり)

アクセス

JR青森駅からバスに乗り、八甲田ロープウェー駅前で下車

自家用車は、青森自動車道青森中央ICから約30分

料金

片道・大人(中学生以上)1,400円、小人(小学生)450円

往復・大人(中学生以上)2,200円、小人(小学生)700円

小学校入学前無料

公式サイト

http://www.hakkoda-ropeway.jp/ 

鶴の舞橋

日本一の木造三連太鼓橋

photo by PIXTA

鶴の舞橋は、日本一長い木造三連太鼓橋。岩木山を映す津軽富士見湖に架けられた、全長300メートルの橋です。青森県産のひばで作られた橋は、優美なアーチが特徴。鶴が空に舞う姿のようにも見える橋は、SNS映えする絶景として、全国から多くの人が訪れる名所になっています。とくに夕暮れの美しさは素晴らしいと評判です。

また長い木の橋は長生きの橋に通じることから、開運長寿のスポットとしても人気。渡り切ると長生きできるといわれているので、ぜひ端まで渡ってくださいね。ただし2024年から2025年にかけては断続的に工事が行われ、渡れないことも。日程は公式サイトで確認してください。

近くには丹頂鶴が飼育されている丹頂鶴自然公園や、釣りやボート遊びが楽しめる富士見湖パークなど、楽しいスポットもありますよ。

鶴の舞橋の基本情報

住所

青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150

電話

0173-22-6211(富士見湖パーク管理棟)

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

JR陸奥鶴田駅からタクシーで約10分

料金

無料

公式サイト

https://www.medetai-tsuruta.jp/spot/sightseeing/tsurunomaibridge.html 

黄金崎不老ふ死温泉

日本海に面した絶景の温泉

photo by PIXTA

不老ふ死温泉は、深浦町の黄金崎に建つ一軒宿。なかでも海岸と一体化したひょうたん型の海辺露天風呂が有名で、全国各地から多くの温泉ファンが訪れます。

目の前に広がる日本海を眺めながら入るこの露天温泉は、特徴的な赤褐色。塩化物泉でよく温まり湯冷めしにくいことから熱の湯ともいわれています。また殺菌効果も高いことから傷の湯、メタケイ酸や炭酸水素イオンが含まれていることから美肌の湯と呼ばれることも。

そして黄金崎は日本の夕陽百景にも選ばれた夕日の名所としても有名です。不老ふ死温泉での入浴は、夕暮れどきには宿泊客限定となるため、温泉に浸かりながらの夕日の絶景を眺めたいなら宿泊がおすすめ!チャンスがあったらぜひ体験したいものですね。

不老ふ死温泉の基本情報

住所

青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15

電話

0173-74-3500 (代)

営業時間

【海辺露天風呂】

宿泊客は日の出~日没まで

日帰りは9:00~16:00(受付15:30まで)

※混雑時入場制限あり

休業日

なし

アクセス

JR五能線ウェスパ椿山駅から送迎バス(要予約)

自家用車は秋田自動車道能代南ICから約1時間30分

料金

日帰り入浴

おとな600円、こども300円

公式サイト

https://www.furofushi.com/ 

青函トンネル記念館

世界最長の海底トンネルの作業坑を見学!

photo by PIXTA

青函トンネルは津軽海峡の底、海底240メートルを貫く鉄道トンネル。総延長は53.85キロメートルにもなります。青函トンネル記念館はそのトンネル掘削の軌跡を見ることができる施設です。

展示ホールでは、過酷な条件で行われた工事を当時の資料で紹介。音や映像、立体モデルなどを交えた展示はわかりやすく、難工事の苦労を感じることができます。

そして体験坑道は、海面下140mの世界にいくことができるコース。青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号に乗り込んで、斜度14度の斜坑を7分でくだっていきます。たどり着くのは今も利用されている地下坑道の一角。そこに特設展示エリアが作られていて 実際に掘削に使われた機械などを見ることができます。

体験ツアーの所要時間は約40分。ちなみにこの青函トンネル竜飛斜坑線のケーブルカーは、鉄道ファン憧れの日本一短い私鉄でもあります。

青函トンネル記念館の基本情報

住所

青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜99

電話

0174-38-2301

営業時間

8:40~17:00

休業日

冬期閉鎖期間あり

アクセス

JR津軽線三厩駅からバスに乗り、青函トンネル記念館バス停で下車

料金

記念館入館料 大人400円・小人200円

体験坑道乗車券 大人1,200円・小人600円

セット料金 大人1,500円・小人750円

公式サイト

http://www.seikan-tunnel-museum.jp/ 

ねぶたの家 ワ・ラッセ

ねぶたの魅力を1年中体感できる施設

photo by PIXTA

ねぶたの家 ワ・ラッセは、ねぶた祭の歴史や魅力を紹介する施設。旧七夕のお祭りの期間しか見ることができないねぶたを、1年を通して体感できる施設です。

入館して最初に驚くのは1階のねぶたホール。ねぶた囃子が流れる中、実際に出陣した巨大ねぶた4台が展示され、そこに立つだけでねぶた祭に参加しているような気分になれます。本物のねぶたは、見た人にしかわからない大迫力ですよ!続いて2階のねぶたミュージアムでは、ねぶた祭の歴史や制作技術を紹介。作風や題材の移り変わりも知ることもできます。

また交流学習室では、囃子の練習やねぶたの面づくり教室、金魚ねぶたの制作教室なども開催。ショップでは、ねぶたグッズや青森の工芸品を買うことができ、レストランでは青森の食材を活かしたメニューを堪能できます。

ねぶたの家 ワ・ラッセの基本情報

住所

青森県青森市安方1丁目1-1

電話

017-752-1311

営業時間

5月~8月は9:00~19:00(最終入場18:30)

9月~4月は9:00~18:00(最終入場17:30)

休業日

8月9日、8月10日(展示ねぶた総入れ替えのため)、12月31日、1月1日

アクセス

JR青森駅から徒歩1分

料金

大人620円、高校生460円、小中学生260円

公式サイト

https://www.nebuta.jp/warasse/ 

斜陽館

小説家・太宰治の生家はすごい豪邸!

photo by PIXTA

斜陽館は『人間失格』や『斜陽』で知られる小説家太宰治の生家。太宰治の父である大地主、津島源右衛門が建設した入母屋造りのこの建物は、明治40年に造られました。1階は11室278坪、2階は8室116坪、蔵や庭園なども合わせると宅地は約680坪という大豪邸。近代和風住宅の代表として、2004年に国の重要文化財に指定されています。

津島家は戦後にこの家を手放し、昭和25年からは斜陽館という名の旅館として観光名所になりました。その後、平成8年に町が建物を買い取り、現在は太宰治の記念館として公開されています。

蔵を利用した展示室には、太宰治が愛用したマントや羽織袴、初版本や原稿、親交があった川端康成への書簡など、約300点の資料が展示されています。

斜陽館の基本情報

住所

青森県五所川原市金木町朝日山412-1

電話

0173-53-2020

営業時間

9:00~17:00(最終入館16:30)

休業日

12月29日

アクセス

津軽鉄道金木駅から徒歩約7分

自家用車は津軽自動車道五所川原北ICから約15分

料金

大人600円、高大学生400円、小中学生250円

公式サイト

https://www.city.goshogawara.lg.jp/kyouiku/bunka/syayokan.html 

下北エリアで絶対行きたいおすすめ観光地5選

下北エリアは、青森県の北東部分の半島。気候からも本州の北端であることを感じられる地域で、北上していくと夏でも肌寒く感じることがあるほどです。観光スポットも最果てを感じるワイルドで旅情あふれる場所が多いのが特徴。青森県を訪れたならぜひ行ってみたいエリアです!

ここではとくにおすすめのスポット5選をご紹介します。

尻屋崎

本州最北東端の岬と寒立馬

photo by PIXTA

尻屋崎は下北半島の東側にある本州最北東端の岬。風が強い場所としても知られています。岬の先端に建つ尻屋埼灯台は明治30年に点灯したレンガ造りの灯台。高さ33メートルはレンガ造りの灯台としては日本一の高さで、津軽海峡と太平洋を一望できます。

また尻屋崎といえば寒立馬(かんだちめ)が有名。寒立馬は農用馬としてこの地域で大切に飼育されてきましたが、農業用機械の普及とともに激減。その後は保護政策で守られています。吹雪に耐える冬の寒立馬も有名ですが、4月から6月頃には出産シーズンを迎えるので、かわいい仔馬に会いにいくのもおすすめです。寒立馬はゲートで仕切られた牧草地にいますので、離れたところから見守りましょう。

尻屋崎の基本情報

住所

青森県下北郡東通村

電話

0175-27-2111(東通村役場)

営業時間

開場

4月1日~4月30日は8:00~15:45

5月1日~11月30日は7:00~16:45

休業日

冬期間(12月1日~3月31日)閉鎖

アクセス

むつバスターミナルからバスに乗り、尻屋崎バス停で下車

※バス運行期間は5月1日~10月31日

料金

尻屋埼灯台の参観料 200円(中学生以上)

公式サイト

https://simokita.org/sight/siriya/ 

霊場・恐山

神秘的な霊場は、温泉もおすすめ

photo by PIXTA

恐山はその名前や霊山・霊場という呼び名からも不気味な場所だと思われがちなスポット。実際にいたるところから噴気が上がり、荒涼とした風景は地獄を連想するかもしれません。ただし恐山(おそれざん)という名前は、藩政時代の宇曽利山(うそりやま)という呼び名が元になったもの。このウソリは、アイヌ語のウショロ(入江)が由来だといわれています。

恐山は東西17キロメートル、南北25キロメートルの火山地帯。大きなカルデラの底にエメラルドグリーンの宇曽利山湖があります。湖の水は強い酸性。ウグイなどわずかな魚しか住んでいません。その光景は荒涼としてはいますが、神秘的で美しい光景ですよ。

そして恐山を訪れたらぜひおすすめなのが、恐山菩提寺の境内にある恐山温泉。恐山では各所から温泉が湧き出ていますが、境内には4つの温泉が設けられ、共同浴場として利用されています。

温泉は、白濁した硫化水素含酸性緑ばん泉。冷抜の湯(ひえのゆ)は神経痛やリウマチなどに、古滝の湯(こたきのゆ) は胃腸病などに、花染の湯(はなぞめのゆ)は吹き出物や切傷などに、そして薬師の湯(やくしのゆ)は眼病などに効能があるといわれています。この共同浴場は、昔はこの温泉で身を清めてからお参りしたというもの。建物に入るといきなり湯船が見え、その横に脱衣所がある素朴なもの。趣がありますよ! 

霊場・恐山の基本情報

住所

青森県むつ市大字田名部字宇曽利山3-2

電話

0175-22-3825(恐山寺務所)

営業時間

6:00〜18:00(入山受付は16:30まで)

休業日

11月から4月は閉山

アクセス

JR下北駅より車で約40分

料金

大人500円、小中学生200円

公式サイト

https://mutsu-kanko.jp/miru_01.html 

仏ヶ浦

奇岩が並ぶ極楽浄土の入り口

photo by PIXTA

仏ヶ浦は約2キロメートルにわたって奇岩が連なる名勝。透明度の高いエメラルドグリーンの海から白い奇岩の群れが立ち上がる、絶景の名所です。ここは、死者があの世に旅立つときやこの世に戻ってくるときに立ち寄る場所、といわれるスポット。奇岩の数々にも如来の首や五百羅漢、一ツ仏など、浄土に関連した名前がつけられています。

地質学的に仏ヶ浦は、海底火山の噴火と地層の隆起で生まれたもの。凝灰岩が長い年月をかけて、風雨や波によって削られてできあがった景色となっています。

車でも行けますが、駐車場からは険しい遊歩道を歩きます。その距離は往復40分ほど。4月から10月には佐井港や青森港から観光船や遊覧船が出ているので、海上から見るのもおすすめです。海上からしか見られない絶景も多く、ガイドつきで上陸するプランもありますよ。

仏ヶ浦の基本情報

住所

青森県下北郡佐井村長後 縫道石国有林地内

電話

0175-38-2111(佐井村役場)

営業時間

徒歩は24時間見学自由

観光船は日程により異なる

休業日

船は11月から4月24日まで冬季休業

※天候・海の状況により欠航あり

アクセス

JR下北駅から車で約1時間40分、駐車場から遊歩道を徒歩で約20分

遊覧船はJR下北駅から直通バスで佐井港へ

料金

徒歩は無料

遊覧船

大人(中学生以上)3,000円(片道1,600円)、小人(小学生1,500円(片道800円)、未就学児(小学生未満)無料

公式サイト

https://hotokegaura.jp/ 

願掛岩

縁結びのパワースポット

photo by PIXTA

願掛岩は2つの岩が抱き合ったような姿に見えることから、縁結びの岩といわれているパワースポットです。大きな方の男岩は高さが海抜101メートルもあり、荒々しい姿。女岩は男岩よりやや小ぶりで丸みのある優しい姿をしています。

男岩の方は近くで見ると、一辺が5センチから10センチの五角形や六角形の角柱を、ぎっしり並べたような見事な柱状節理。地質学的にも貴重な岩として知られています。

昔は、岩のそばにある八幡宮の鳥居に鍵状の桜の枝を引っかけて、恋い慕う人への想いが叶うようにと願を掛けたそう。国道が整備される前はなかなか立ち寄ることができない難所でしたが、今は気軽に行くことができます。

願掛岩の基本情報

住所

佐井村大字佐井字矢越75-48

電話

0175-38-2159

営業時間

24時間見学自由

休業日

なし

アクセス

佐井村役場から車で約5分

料金

無料

公式サイト

https://saikanko.sakura.ne.jp/nature/gankake 

大間崎

本州最北端の岬はマグロの名産地

photo by PIXTA

大間崎は本州最北端の岬。津軽海峡をはさんで北海道の汐首岬までの距離は、わずか17.5キロメートルしかありません。天気が良ければ函館の五稜郭タワーまで見えるほど。一方で天候が荒れている日なら、海峡の荒波と風に翻弄されるカモメの姿が、本州の最果てにたどり着いたことを感じさせてくれます。

そして大間といえばマグロ。大間崎には本州最北端の地の碑だけでなく、マグロのモニュメントも設置されています。これは大間の漁師が一本釣りした440キログラムのマグロをモデルにしたもので、その巨大さが実感できますよ。大間漁港荷揚げ場に行けば、巨大マグロの水揚げを目撃できるかもしれません。もちろん美味しいマグロを食べるのもお忘れなく!大間のマグロ漁は8月下旬から年明け頃まで行われます。

また大間観光土産センターなどでは、本州最北端大間崎到着証明書も販売されています。自家用車やバイクツーリングでたどり着いたら、ほしくなっちゃいますね。

大間崎の基本情報

住所

青森県下北郡大間町大間大間平17-1

電話

0175-37-2233(大間町観光協会)

営業時間

24時間見学自由

休業日

なし

アクセス

JR下北駅からバスに乗り、大間崎バス停で下車

料金

無料

公式サイト

https://oma-wide.net/menu/omazaki/ 

青森県の人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、青森県のおすすめの観光スポットを紹介しました。広い青森県には名所や見どころがいっぱい!県内をくまなく回るなら数日間の予定で計画を立てるのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光スポットを参考に、青森旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!

cover photo by PIXTA

 

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