【2024年最新】韓国の治安は？ソウルや釜山の危険な場所と注意点を解説

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韓国の治安はいい？悪い？

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韓国は在住日本人が多く、世界的にも比較的安全な国です。日中や人通りの多い道路であれば女性のひとり歩きも過剰な心配はいりませんが、海外であることを忘れず油断しないようにしましょう。

韓国警察の統計によると、韓国内の事故発生件数は知能犯罪（詐欺など）、交通犯罪、暴力犯罪、窃盗犯罪の順に多いと発表しています。SNSやインターネットによるサービスが普及している韓国では特殊詐欺などのトラブルが多く、数日間の滞在であっても十分に注意する必要があるでしょう。カフェや飲食店などで無料Wi-Fiに接続したり、SNSを通じた交流で事件やトラブルに巻き込まれる可能性があるので、SNSを通じて知らない人と交流することは男女関係なくあまりおすすめできません。

また、韓国は朝鮮半島情勢が予断を許さないことや、日韓の政治的な問題が関係して治安が不安定になるタイミングもあります。外務省の海外安全ホームページでは韓国を渡航危険区域には指定していませんが、完璧に安全というわけではありません。

今回は首都・ソウルや釜山の夜の様子、とくに注意が必要なエリア、気を付けたいポイントなどを紹介します。

韓国の夜の治安は？

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韓国は繁華街であればナイトスポットも多く、夜遅い時間まで楽しむことができます。弘大などの飲み屋街や、卸売市場がある東大門など一部のエリアでは朝まで賑わっているお店も多く、遊びに出かけたくなるかもしれません。

夜間に出歩くときは、できるだけ一人歩きは避けて複数人で行動するようにしましょう。飲み屋街では隣の客とトラブルになったり、人通りの少ない路地で窃盗に合う可能性もあるため、できるだけ避けるのがおすすめです。

ホテルに戻るときは「カカオタクシー」や「ウーバー」などの配車アプリを使うと、タクシーの不当請求などによるトラブルを避けられます。旅行の前に事前に設定しておくと便利に移動できますよ。

韓国でとくに治安の悪いエリア

韓国は比較的安全な国ではありますが、なかでも気を付けたいエリアがあります。また、韓国は全国的に歩行者の優先意識が低い傾向にあるため、観光中は車やバイク、スクーターなどとの接触事故にも気をつけましょう。

ここでは、韓国で気を付けたいエリアを紹介します。

【ソウル】明洞付近は観光客を狙った犯罪が多発！

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韓国の首都・ソウルの繁華街である明洞では、観光客を狙った犯罪が多発しています。街中では日本語での客引きも多く、安心してお店までついて行ってしまわないよう注意しましょう。

日本でも人気のある皮膚科などの美容施術では、よく分からないまま施術を受けて予定していた金額より高くなったという被害も発生しています。日本語通訳者がいるところを選んだり、決済の前に施術内容と費用を書面で確認したりするなどの自衛策を講じましょう！

また、路地裏では「日本人によるまとめ買いの値引き交渉がしつこい」という理由から、対応してくれないお店も見受けられます。旅行地では気が大きくなりがちですが、マナーを守ってショッピングを楽しみましょう！

【ソウル】ナイトクラブや飲み屋が多い梨泰院には注意！

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韓国ドラマでも有名になったソウルの梨泰院は、ナイトクラブや飲み屋が立ち並ぶエリアです。正当なビザを保有せず不法滞在している外国人もたくさん住んでいるエリアでもあるため、一部の現地人もトラブルを避けるため立ち寄らないことも。

ナイトクラブなどのロッカーに荷物を預け、そのまま盗難に合うなどのトラブルも発生しているため、パスポートや貴重品などの管理は厳重に行いましょう。

また、韓国では「ソジュ」という焼酎を一気飲みする文化があり、お酒に酔った者同士のトラブルが発生することもあります。

梨泰院で遊ぶときは手荷物の管理に気を付け、お酒もほどほどにたしなむ程度にしておきましょう！

【釜山】南浦洞・チャガルチ市場周辺の路地には行かない！

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韓国の第二都市・釜山にある南浦洞やチャガルチ市場は、昼夜を問わず現地人を含む多くの人で賑わっています。海の街である釜山は海鮮物が有名で、チャガルチ市場では獲れたての新鮮な魚介類が楽しめるため、日本からの旅行地としても人気を集めているエリアです。

しかし、一歩路地裏に入るとコピー品を売っていたり、日本語でしつこい客引きをして不当請求したりと、トラブルに巻き込まれる可能性が否定できません。

夜間ではスリやひったくりの被害に合うこともあるため、出歩くときは十分に注意しましょう。

韓国で観光客が被害にあいやすい犯罪は？

韓国の繁華街では、観光客を狙った犯罪が発生しています。置き引きやスリなどを避けるためにも、日本ではないことをしっかりと意識しながら旅行を楽しみましょう！

ここでは、韓国で観光客が被害に遭いやすい犯罪を紹介します。

①タクシー料金の不当請求

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大勢の観光客が集まる東大門市場や南大門市場、明洞などでは、タクシーの不当請求による被害が多発しています。重い荷物や大きな荷物を運べるジャンボタクシーに酷似したタクシーによる、観光客を狙った被害も発生してるため注意が必要です。

韓国でタクシーを利用するときは料金や道順、運転手の評価などが確認できる配車アプリを利用するか、乗車前にアプリ式のメーター（多くの場合、運転席のスマホ画面に表示）を搭載しているかどうか確認してみましょう。

アプリ式のメーターは機械式メーターとは異なり、運転手が任意で機械の設定を変えられないため、料金の不当請求などができない仕組みになっています。

②日本大使館周辺の大規模なデモ

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韓国国内での労働争議や政権への抗議などを目的としたデモは、ソウル市の支庁前や光化門広場で行われることが多いです。デモ当日は警察や警官隊が見守る中で行われるため大きな混乱を招くことはありませんが、参加者の中には興奮して周囲の人と衝突する恐れもあります。

また、日韓の政治的な問題が発生した場合は、日本大使館の周辺でデモが行わることがあります。デモの参加者が日本人の旅行者に直接危害を加えることは稀ですが、避けるに越したことはありません。

大勢の人がいる中で韓国を批判するような話をする、あえて大きな声で日本語を使うなどの行為はマナーとして控えましょう。

③SNSやスマホなどによる性被害

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韓国では日本人観光客だけでなく、地下鉄やトイレなどでスマホを使った盗撮による性被害が多発しています。カフェなどの飲食店では男女兼用の古いトイレも多く、壁にティッシュが詰められた小さな除き穴から盗撮されていることも少なくありません。急ぎでない場合は大型ショッピングモールや百貨店など、設備の整っているトイレを使用するようにしましょう。

また、観光客にも人気のチムヂルバン（韓国式サウナ）で寝ていたら、胸を触られたりすれ違いざまに身体を触られたりするなどの被害も発生しています。

SNSで知り合った男性と飲酒し性被害に合うなどの犯罪も起きているため、とくに女性は自分の身を守るために十分な注意が必要です。

韓国で被害にあわないための防犯対策

異国の地でトラブルや犯罪に巻き込まれると不安な気持ちで過ごすことになるだけでなく、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。事前にどのような被害が多発し、どのような対策ができるのか知っておくことで、安全で楽しい旅となるでしょう！

ここでは、韓国で被害に合わないための、自衛策を紹介します。

①早朝・夜間は出歩かない

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人通りが少なくなる早朝・深夜の時間帯は事件が発生しやすくなるほか、万が一のトラブルに巻き込まれたときに頼る人やお店が少なくなります。ホテルから近い場所であっても、近道として路地を一人で歩いたり気軽に出歩くのは避けましょう。

また、格安のホテルやAirbnbなどで予約した宿では、宿泊施設が街灯の少ない路地の中にあることも。早朝・深夜便などであたりが暗い時間に出歩くときは、宿の前までタクシーを呼ぶなどして対策しましょう。

②地下鉄では時間帯・車両などに注意する

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地下鉄を利用するときはトラブルに巻き込まれたときにすぐ降りられるようドアの近くに立つ、スリ防止のためにカバンは前に持っておくなどの対策をすると安心です。

また、地下鉄ではスマホによる盗撮などの被害が発生しているため、通勤ラッシュの時間帯は避けるとよいでしょう。韓国の地下鉄には日本のような女性専用車両が充実していないため、バスやタクシーを利用するのもおすすめです。

薄着の季節に旅行する場合は、地下鉄に乗るときだけカーディガンを羽織ったりするのも有効かもしれません。エアコンが効きすぎている室内でも活用できるため、カバンに忍ばせておくと何かと便利です！

③日本語の客引きなどに応じない

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明洞や東大門市場などの観光地では、日本人の来店に慣れていることから簡単な会話ができる韓国人がたくさんいます。日本人観光客の注意を引こうと、日本語で客引きしているお店もたくさん。

海外で日本語を聞くと安心してしまいますが、不当請求などトラブルの元となるため日本語での客引きにはついていかないようにしましょう。

また、K-POPアイドルファンや俳優ファンの若い女性を狙って、悪質な客引きをしているところもあります。決して応じないようにしましょう。

日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう

在大韓民国日本国大使館では、毎年更新される安全の手引きを発行しており、ホームページから無料でダウンロードできます。

韓国在住者を対象としていますが、事件や事故に巻き込まれないために注意すべきことや、緊急時の対処法などが記載されているため旅行者にも役立つ情報がたくさん記載されています。

渡航前に一度目を通しておくことで、自分自身で身の安全を守りながら韓国旅行を楽しめるようになるでしょう。

もし韓国で犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

韓国で思わぬ犯罪や事故、トラブルに巻き込まれたときに焦ってしまわないよう、事前に緊急連絡先をメモしておくと安心です。

ここでは、韓国の緊急連絡先を紹介します。

緊急通報先

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韓国での緊急連絡先は、次の通りです。

• 警察：112
• 救急・消防：119

警察の場合は「ジャパニーズプリーズ」といえば、電話をかけている本人・通訳者・警察官との3者通話ができます。緊急時は焦っていることも多いため、韓国語でも最低限の状況を伝えられるようにメモを準備しておくのもおすすめです。

また、韓国で健康被害にあった場合は、119に電話すると日本語通訳者を介して病院や薬局の紹介、医療相談などが受けられます。
外国人向け医療通訳および病院案内センター　電話番号：119

在韓国日本大使館 or 総領事館

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韓国で盗難や思わぬ犯罪の被害に遭ったときは、まずは警察へ電話で相談してみましょう。携帯が入ったカバンごと盗難に遭った場合は、近くのお店などで電話を借りる方法もあります。

パスポートの紛失や盗難は、警察署に出向いて紛失や盗難の届け出を提出し、その証明書類を日本大使館・領事館に持参して紛失したパスポートの失効手続きをします。

手続きに関する問い合わせは、最寄りの大使館や領事館へ直接足を運ぶか、電話で助言を求めてみましょう。詳しい内容は下記の連絡先より確認できます。

在大韓民国日本国大使館の連絡先

• 電話番号（代表）：（02）2170-5200
• メールアドレス：info@so.mofa.go.jp
• 公式サイト：https://www.kr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

在釜山日本国総領事館の連絡先

• 電話番号（代表）：（051）465-5101~3 
• メールアドレス：ryojisodan.busan@pz.mofa.go.jp
• 公式サイト：https://www.busan.kr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

治安情報をチェックして韓国旅行を楽しもう！

韓国は比較的治安のいい国ですが、スリやひったくり、タクシーの不当請求や性犯罪などが日々発生しています。旅行中は羽目を外して遊びたくなりますが、細心の注意を払いながら過ごすことが楽しい想い出作りにもつながります。

女性の場合は夜の一人歩きやSNSを通じた犯罪などに気を付け、自分自身で対策することも忘れずに！旅行の解放感と韓国の美味しいグルメについつい気が緩むことがあるかもしれませんが、日本とは文化や風習が違う異国へ来ているということを意識して、韓国旅行を楽しんでみてくださいね。

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
※病院の紹介は一般的な情報提供であり、本サイトが紹介・斡旋するものではありません。各医療機関との連絡、照会等は直接ご自身にて行って下さい。医療機関とのトラブル等につきましては、一切責任を負えませんので、予めご了承の上でご利用ください。

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