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ワットパクナムはタイ・バンコクで話題の絶景寺院!観光の見どころや行き方を解説

日本やアジアからの観光客に人気のタイ。日本からは飛行機で約6時間、時差も2時間と行きやすいのも魅力のひとつです。 この記事では、タイ・バンコクでSNS映えすると話題のワットパクナムの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひワットパクナムへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

日本やアジアからの観光客に人気のタイ。日本からは飛行機で約6時間、時差も2時間と行きやすいのも魅力のひとつです。

この記事では、タイ・バンコクでSNS映えすると話題のワットパクナムの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひワットパクナムへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

ワットパクナムの基本情報



寺院の天井が星空のようでSNS映えすると情報が拡散され、日本で有名になったタイ・バンコクにある寺院、ワットパクナム。近年有名になったものの、寺院自体の歴史はとても古く、由緒あるお寺としてタイでは知られています。まずは、ワットパクナムの歴史や特徴などの基本情報を解説します。

バンコクの寺院・ワットパクナムとは?



ワットパクナムの正式名称は、ワット・パークナム・パーシーチャルーンで河口の寺院という意味のお寺です。ワットパクナムはアユタヤ時代(日本の室町時代)に建設され、タイ国王ラーマ3世時代には王室寺院に指定されました。

その後、1916年〜1956年に住職を務めたルアン ポー ソット師は、座禅と瞑想が組み合わさった方法であるタマカーイ式メソッドを生み出したことからワットパクナムが一躍有名に。

現在は、ルアン ポー ソット師を知らない人がいないほどタイでは有名な高僧で、タイでその功績を称えられています。ワットパクナムの建物の中には瞑想の場所があり、修行僧や多くの方が瞑想をしています。観光の際に見学ができますよ。


photo by pixabay
※画像はイメージです

エメラルドに輝く天井画のある白い大仏塔は、2012年に誕生。ラーマ9世の妃、現在の国王ラーマ10世の母であるシリキット王太后の72歳の誕生日を記念し、8年の歳月と総工費約20億円をかけて建設されました。

2021年にはタイで3番目に高い立派な金の大仏も完成。遠くからも白い寺院と金の大仏は迫力があるので、その大きさに驚くでしょう!寺院のフロアごとに展示物や瞑想場所などの違いがあり、見どころがたくさんありますよ。

千葉県成田市にはワットパクナム日本別院がある!


photo by pixabay
※画像はイメージです

千葉県の成田市に日本で初めてのワットパクナムの別院が建設されました。敷地は約2,000坪と広く、本堂、食堂、休憩室など一般的なタイの寺院と同じような雰囲気です。

参拝者にはタイ人のお坊さんがタイ語でお祈りをしてくれます。タイ人はもちろん、日本に住んでいる人でも誰でも参拝可能です。お祈りの際はタイと同様、肌を露出したり、肌に密着している洋服を着たりするのは避けましょう。

タイ人の交流はもちろん、タイ国王の誕生日や祝日にはイベントが開催されたり、会場でタイのマッサージの研修やタイ料理教室の勉強会が行われたりしていますよ。本場のワットパクナムへ行かれる前に日本別院を訪れてみるのもおすすめです。

ワットパクナムの観光の見どころ

ワットパクナムは、アユタヤ時代に建設された建物と近年作られた建物が混在しており、タイ人にとっては、昔からある由緒あるお寺です。そして、2014年ごろから、エメラルドの天井がSNS映えすると話題になり人気の観光地になりました。

エメラルドの塔と宇宙のように描かれている天井画は圧巻!各フロアごとに内容が違うので、ぜひゆっくり全部をご覧ください。

アユタヤ時代に建設された本堂



アユタヤ時代に建設された本堂は2階建ての建物です。今までに3回修復工事が行われています。

このお寺で1916年から1956年に住職として働いていたルアン ポー ソット師が生み出した日常化した不安の瞑想、タマカーイ式瞑想はタイだけでなく、アジア全土に広がりました。ルアン ポー ソット師の功績を称え、彼の遺体は火葬されていない状態で2階に安置されています。タイ人は1階でタンブンをして、2階ではルアン ポー ソット師へお参りと瞑想をします。

タンブンとは善行を行う・徳を積むということです。これは電車で席を譲ったり、お祈りをしたりするなども含まれます。1階の本堂では、タンブンセットも販売されているので、タイの人の動きをまねてぜひやってみましょう。

金箔を貼り願い事をするルアン ポー ソット師の像



ワットパクナムの本堂にあるルアン ポー ソット像には金箔がたくさん貼られています。お参りをする方々が皆、金箔を貼っていくのです。金箔を貼ってお願い事をすると叶うと言われています。

女性が仏像に触る行為はNGですが、良縁や交通安全の祈願をしながら金箔を像にはることは可能です。お布施の代わりに金箔をはる信者もいます。隣には象の像があり、そちらにも金箔をはる方もいます。貴重な体験なのでぜひ、現地の人と一緒にやってみましょう。

お経が聞ける神殿



本殿の2階にある神殿では、信者や僧がお祈りをしており、お経をきくことができます。神殿の中央には人形のルアン ポー ソット師が座っています。その姿はルアン ポー ソット師が生きていて本当にお経をあげているよう。初めて見る方はびっくりするかもしれません。

お経は神殿右側に座っている僧侶の方々が唱えています。ゆっくりお経を聞いて見るのもいいですね。お布施やお供え物は外国人の方々も渡すことができますよ。

2012年に完成した5階建ての大仏塔


photo by pixabay
※画像はイメージです

2012年に完成した大仏塔も見どころがたくさんあります。京都にある東寺の五重の塔が約55メートル、この大仏塔は約80メートルなので、比較しても大きいことが分かるでしょう。エレベータもありますが、土日のみ利用可能なので、平日は階段を使いましょう。1階から5階まであります。

5階:エメラルドの仏舎利塔



ワットパクナム観光のハイライトは、エメラルドの仏舎利塔!エメラルドの仏塔は全てガラスでできており、総製作費は約7,000万円ともいわれています。高さ8メートル、幅7メートル、1センチメートルのガラスを800枚積み上げて作られています。

また、願い事をしながら、エメラルドの仏舎利塔を3周右回りに回ると願いが叶うと信じられているようですよ。



ワットパクナムと言えば、宇宙を思わせる天井画がとても有名です。周囲には過去の28の仏陀と28種類の菩薩樹が描かれています。全ての仏陀の絵に名前と意味があり、仏陀の生涯図が窓にまでびっしりと絵が描かれています。時間を忘れてゆっくり見てみてはいかが?

また、仏塔の下にはガラス製の80頭の龍神(パヤーク)が取り囲んでいます。1体1体繊細な作りで息を呑むほど美しいです。

80の意味はお釈迦様が80歳で亡くなったことからきています。金色の4本の柱も全体の雰囲気をさらに盛り上げていますよ。この柱は触ってはいけないので、触れることがないよう注意しましょう。

4階:ルアン ポー ソット師の仏像・タンマクナーロム室



4階にはルアン ポー ソット師の金の仏像があるタンマクナーロム室があります。ここでは、タンブンも可能。タイミングがあえば、タンブンをやっている方を見ることができますよ!

金色の柱や金色の仏像が織りなす雰囲気に息を呑むことでしょう!ぜひ、こちらにも立ち寄ってみてください。

3階:博物館となっているサンマクナーロム室


photo by pixabay
※画像はイメージです

3階にはルアン ポー ソット師が持っていた時計や杖などの所有物などが展示されているサンマクナーロム室があります。大小数々の仏像や日本のパットワクナム別院から送られてきた仏像などさまざまな仏像が展示されており、見応えばつぐんです!ぜひ1つずつゆっくり見てみてくださいね。

月曜日から日曜日までの曜日別の仏像もあります。記念日や誕生日などの曜日を確認してそれぞれの仏像の前で参拝するのも思い出になりますよ!

2階:イベントなどで使われるタンクナーロム室


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※画像はイメージです

儀式や会議や瞑想などイベントが行われるタンクナーロム室。大人数が入れるように大きなスペースエリアになっています。現地の人が使用する神聖な場所のひとつです。奥にはプミポン国王の肖像画もあります。

1階:タイの芸術と文化遺産の展示スペース


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※画像はイメージです

歴史好きの人は必見のタイの芸術や文化遺産の展示スペースがあります。船、食器、お札など様々な種類の展示がたくさんありますので見ごたえがありますよ!あちこちに置時計が置かれているのでカチカチと置時計が奏でる音も味があります。

大きな大仏が完成!


photo by pixabay
※画像はイメージです

タイで3番目に高い金の仏像は、2021年6月に約4年の歳月をかけて作られました。総製作費は約20億円です。白仏塔と金の仏像のコントラストはとてもきれいで、SNS映えもばっちり!昼間はもちろん、夜も綺麗に写真をとることができます。

ワットパクナム観光に最適なシーズンは?

ワットパクナムのあるタイ・バンコクは、年間を通して平均気温が約29度と温度が高いのが特徴です。せっかくの旅行なので、観光に最適なシーズンに行きたいですよね。そこで、観光のベストシーズンを紹介します!

ベストシーズンは雨が少なく快適な11月〜2月


photo by Unsplash

バンコクのベストシーズンは11月〜2月の乾季です。雨も少なく気持ちの良い晴天が続き、温度も他の時期に比べて高くなりません。

気温は暖かいので通気性の良い服装や、サングラス、帽子や歩きやすい靴、着脱しやすい羽織りの準備を忘れないようにしましょう。

逆に、3月〜5月の暑季と6月~10月の雨季は、観光をするには注意が必要です。3月~5月は1年間で最も暑い季節で、最高温度は約40℃になる日もあります。毎日蒸し暑い日が続くので、水分補給や熱中症対策を欠かさないようにしましょう。

6月〜10月はスコールが多い季節のため、雨具の用意はお忘れなく。雨による交通渋滞も起きるので、予定に余裕を持っておくと安心です!

観光客が少ない時期を狙うなら平日がおすすめ


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週末はローカルの参拝者で混雑しているので、人が少ない時期を狙うなら平日がおすすめです。そして、午後よりも午前の早い時間なら人も少なくゆっくり落ち着いて観光できます!

人気の観光地なので、時期にもよりますが、午後には日本人の観光客がたくさん来る可能性もありますよ。

ワットパクナムの見学方法は?予約は必要?


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ワットパクナムへの見学は自由で、予約も必要ありません。観光客が少ないので服装のチェックもありません。しかし、神聖な場所なので、静かに過ごす、参拝する人の邪魔をしないなど、節度ある行動や服装をしてくださいね。

また、平日に比べて土日の方がタイ人が多く参拝に来ます。観光するなら平日の方がゆっくり回れることができるのでねらい目です。

入場は無料!開館時間内はいつでも参拝可能



ワットパクナムの入場料は無料で、開館時間は8時から18時。休みはないので、いつでも拝観できます。

写真撮影も全部のエリアで可能で、回り方の順番もありません。寺院内に一方通行もないので、自由に参拝ができますよ。全てのエリアにエアコンなどはないので、水分補給をしっかり行い、熱中症に気を付けてくださいね!

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ



日本語で観光できるオプショナルツアーもワットパクナム内部のことが詳しく分かっておすすめです。オプショナルツアーの中には、ワットパクナムとピンクのガネーシャがあるワット・サマーン・ラッタナーラーム寺院を一緒に回るツアーもあります。

タイには三大寺院と言われるワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン以外にもたくさんのお寺がたくさんあるので、効率よく巡るためにはツアーへの参加を検討してみてくださいね。ぜひ時間があれば他の寺院も見てみましょう!

ワットパクナム観光に要する時間



ワットパクナムは、敷地が広いわけではないので、ゆっくり見ても1時間~2時間ほどで観光できるでしょう。余裕を持って、半日ほどスケジュールを空けておくといいかもしれません!

しかし、観光客の中には1時間もエメラルド塔を見ていたという方も。じっくりと見学したい方は、ゆとりをもってスケジュールを組んでおきましょう。

ワットパクナムに行ったら、近くのワットクンチャンにもぜひ行ってみてくださいね。ワットパクナムから歩いて約5分ほどの距離で、一般的なタイのお寺とは違ったビルマ風の建築様式の建物や面白い風景が見られますよ。

ワットパクナムへのアクセス・行き方



ワットパクナムはバンコク中心部から約15キロメートルほど離れていて、車で約40分ほどの距離にあります。場所はチャオプラヤ川の西側、トンブリー地区にあります。バンコクからは地下鉄を使って最寄り駅のMRTバーンパイ駅やBTSウタカート駅、タラートプルー駅からワットパクナムへ行く方法が一般的です。

ここでは、バス、電車、それぞれの行き方を解説します。現地での乗り物に乗るのも旅の楽しみの1つですよね。どのルートで行くのが良いのかぜひ参考にして下さいね。

費用を節約するなら乗合バス


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タラ―トプルー駅からは乗合バスでワットパクナムまで行けます。タラートプルー駅の2番出口を降りた所に乗り場があり、約10分〜15分間隔で運行していますよ!

所要時間は約10分程度です。費用がとても安いので、ローカル感を味わいたい方や節約をしたい方におすすめ!

最短で向かいたいならバイクタクシー


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モーターサイとも言われているバイクタクシーもおすすめですよ。ウタカート駅やタラ―トプルー駅出口の階段を降りた所で乗車することができます。

駅の出口周辺で運転手が待機しているので、いつでも乗ることができますよ。所要時間は約5分程度です。時間を短縮したい方はこちらが便利ですね。

MRTバンパイ駅から徒歩


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MRTバーンパイ駅からは、徒歩でワットパクナムまでアクセスできます。1番出口を出て徒歩で約10分ほど。

地図を片手に街中を散策しながら向かうのもおすすめですよ。途中にはお寺や小学校などがあり、昔ながらの路地を楽しむことができます。

ワットパクナム観光における注意点

ここでは、観光の際に気を付けたいポイントをお伝えします。お寺はタイ人にとってとても神聖で大切な場所です。節度を持って観光しましょう!

露出の高い服装は避ける


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ミニスカートやキャミソールなどの肌の露出が多い服装は避けましょう。大きめのショールなど透けない素材の羽織があると便利ですよ。靴は見学する際に脱ぐので、サンダルでも問題ありません。お祈りをする場所では帽子やサングラスも外しましょう。

男性はタンクトップや短パン、派手な柄のシャツ、女性はタンクトップ、キャミソール、ミニスカートを避けるといいでしょう。

仏塔と人の間は通らず、女性は僧侶に触らない


photo by pixabay 

お祈りをしている方がいる場合には、仏塔と人の間を横切らないようにしましょう。タイでは失礼な行動にあたります。相手によっては喧嘩になることも。

また、タイで僧侶は神聖なものと考えられています。女性が僧侶に触れることは禁止されています。万が一触れてしまった場合には僧侶が今まで修行していたものがすべてリセットされてしまいます。そのため、女性は僧侶に触らないようにしましょう。

オレンジの衣装を着ていますので、すぐに僧侶だと分かりますよ。見かけたら近づかないで下さいね。

仏塔に足を伸ばすのは禁止


photo by pixabay

タイでは左手と足の裏は不浄なものと言われています。足で物を動かしたり、人をまたいだりすると失礼にあたります。足を仏塔に向けないように気を付けて下さいね。

騒がず私語を慎むようにする



地元の方にとって、ワットパクナムをはじめとする寺院は神聖な場所です。すばらしい寺院の風景に気持ちも高まりますが、静かに見学しましょう。タイでは大声で話すことは下品行為にあたります。

また、ジャンプをしたり、ヨガのポーズをとって写真をとったりすることもNGとされているので、気をつけてくださいね。

ワットパクナムを観光してバンコクを満喫!

この記事では、ワットパクナムの観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。ワットパクナムは、SNSでも話題の、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。観光マナーをおさえれば、楽しい観光になることでしょう。

ぜひ紹介した情報を参考に、ワットパクナムの観光を満喫してみてくださいね!

ワットパクナム(Wat Paknam Phasicharoen)の基本情報
住所: 300 Ratchamongkhon Prasat Alley, Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok 10160
電話:02-467-0811
営業時間:8:00~18:00
休業日:なし
アクセス: MRTバンパイ駅より徒歩約12分、ボートをチャーターしてアクセスも可
料金:無料
※2023年1月21日のレート、1バーツ=3.97円で計算
公式サイト:https://www.facebook.com/WATPAKNAM.BKK/

※新型コロナウイルスの感染防止対策のため、休業あるいは時短営業をしている場合があります。事前に最新情報をチェックすることをおすすめします。
※記事内の金額は2023年1月21日のレート、1バーツ=3.97円で計算しています。

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