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【2023年最新】ラオスのおすすめ観光地11選!ビエンチャンやルアンパバーンなど

ラオスには、首都ビエンチャンや世界遺産の街ルアンパバーン、パクセーをはじめとするラオス南部まで、エリアごとに見どころ観光地がいっぱい! 今回は、ラオス旅行でおすすめ観光スポットを11選ご紹介します。人気の名所から穴場観光スポットまでエリア別に厳選したので、ラオス旅行の参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

ラオスには、首都ビエンチャンや世界遺産の街ルアンパバーン、パクセーをはじめとするラオス南部まで、エリアごとに見どころ観光地がいっぱい!

今回は、ラオス旅行でおすすめ観光スポットを11選ご紹介します。人気の名所から穴場観光スポットまでエリア別に厳選したので、ラオス旅行の参考にしてくださいね!

Contents

ラオス観光におすすめの人気スポットは?


photo by Unsplash

ラオスは首都のビエンチャンをはじめ、街が世界遺産に認定されているルアンパバーンや歴史のある寺院、手つかずの自然が残されたメコン川など魅力的な観光スポットがたくさん!

ラオスは公共交通機関が少ないので、トゥクトゥクやソンテウ(乗合トラック)を活用しましょう。遠くのエリアを訪れる場合は、ツアーを利用するのもおすすめです。

ラオス観光のベストシーズンは?


photo by Unsplash

ラオス観光のベストシーズンは、11月から2月の乾季の時期です。カラッとした晴れの日が続き、遺跡巡りやメコン川クルーズにぴったりの気候。逆に5月から10月の雨季にはスコールのような雨が降る日が続き、3月と4月は気温が上がる暑季なので観光には少し不便があるかもしれません。

今回はラオスの人気観光地を紹介!エリア別に名所から穴場スポットまで厳選したので、参考にしてみてくださいね。

ルアンパバーン(ルアンプラバン)の人気観光スポット5選

初めてのラオス旅行で、まず訪れたいのが世界遺産の街、ルアンパバーンです。旧市街地は、町全体が世界遺産に登録されていて、由緒ある寺院や自然の溢れる観光スポットがたくさんあります。

市内にはルアンパバーン国際空港もあり、アジアの主要都市から乗り継ぎでアクセスしやすいこともおすすめポイントです。ここからは、ルアンパバーンの人気観光スポットを人気順に5選ご紹介します。

ワット シェントーン

ルアンパバーンのシンボル的な格式高い寺院


photo by pixabay

ワット シェントーンは、ルアンパバーン市内の中心地にある仏教寺院です。町全体が世界遺産に登録されているルアンパバーンのなかでも、もっとも格式が高い寺院と称される観光スポット。また、特徴的な建築様式や鮮やかなモザイク画などの見どころがある、ラオスでも随一の美しさを持つ寺院です。

ワット シェーントンが建設されたのは1560年のラーンサーン王朝の時代で、セーターティラート王によって建立されました。寺院はルアンパバーン様式といわれる建築様式が取り入れられていて、地面の近くまでせり出した屋根が何層にも重なっているデザインが特徴。美しい装飾は、華麗な雰囲気が感じられます。


photo by pixabay

ワット シェントーンには、本堂以外にも見どころがあります。本堂の裏手には、ガラスを使った色彩豊かなモザイク壁画があります。生命の樹をモチーフにした壁画はとても色彩が豊かで、いつまで見ていても飽きないくらいです。

また、境内には立派な霊柩車が保管される車庫があります。この霊柩車は、かつてルアンパバーンが王国であった頃の最後の国王を乗せたもので、黄金の竜を模したきらびやかな装飾が施されています。

たくさんの見どころがあるワット シェントーンですが、格式が高い寺院なので、参拝のマナーには注意が必要です。とくにノースリーブやひざ上丈の短パンなど、露出の高い服装は入場を断られるケースもあります。訪問する際は服装に注意しましょう。

ワット シェントーン(Wat Xieng Thong)の基本情報
住所: V4WV+X6H, Khem Khong, Luang Prabang, Laos
電話:なし
営業時間:8:00~17:00
休業日:なし
アクセス:ルアンパバーン国際空港から車で約15分
料金:20,000キープ(約145円)
※2023年10月26日のレート、1キープ=0.0073円で計算

プーシーの丘

世界遺産の街並みを見下ろせる絶景観光スポット


photo by Unsplash

プーシーの丘は、ルアンパバーンの中心地にある丘で、市内を一望できる絶景が魅力の人気観光スポットです。メコン川とナムカーン川に挟まれるこの丘は、標高が150メートルもあり、パノラマビューの絶景が堪能できます。とくにサンセットの時間帯はとても人気!時期によっては混雑することもあるほどラオス随一の人気の観光スポットです。

プーシーの丘は、市内の中心にあり、ホテルや観光地からアクセスしやすい場所にあります。さきほど紹介したワット シェントーンからも近いので、あわせて観光するのがおすすめです。頂上までは約328段の階段を上る必要があるため、歩きやすい靴で訪れるようにしましょう。


photo by Unsplash

丘を登りきると、一面にルアンパバーンの景色が広がります。近くには視界をさえぎるような建物もないため、自然溢れるラオスの景色が思う存分楽しめますよ。頂上には、1804年に建立された歴史ある仏塔と寺院のタート チョムシーがあり、仏教が盛んなラオスならではの雰囲気も。

プーシーの丘は夕暮れ時には混雑するので、サンセットを良い場所から楽しみたい方は、少し早めに丘に登るようにしましょう。人が多い観光地ですが夜間の移動は危険なため、できる限り日が落ち切る前にホテルや中心地に移動することもおすすめです。

プーシーの丘(Poussey Hill)の基本情報
住所: Luang Prabang, Laos
電話:+8562098972772
営業時間:8:00~17:30(季節により変動します)
休業日:なし
アクセス:ルアンパバーン国際空港から車で約10分
料金:大人 20,000キープ(約145円)、6歳以下 無料
※2023年10月26日のレート、1キープ=0.0073円で計算

クアンシーの滝

雄大な自然のなかを流れるエメラルドグリーンの滝


photo by pixabay

クアンシ―の滝は、ルアンパバーンの中心地から約30キロメートル、車で約50分の山中にある滝です。豊かな自然に囲まれたこの場所は、エメラルド色の川と何段にも重なった滝が見られる人気観光スポット。遊歩道や橋も設置されているので、滝を間近で観光しながら、自然に囲まれた場所を散策することもできますよ。

メコン川の支流であるクアンシ―の滝は、石灰質な地層の影響で川がエメラルド色に輝いていることが特徴です。周囲の豊かな自然と混ざり合って、とても美しい景色が見れますよ。また、年間を通して水量が多く、いつ訪れても迫力のある姿を見せてくれます。滝の周囲にはトーチジンジャーをはじめとする、熱帯特有の植物が見られるので、のんびりと景色を楽しみながら散策しましょう!


photo by pixabay

一番奥にある最後の滝は、落差が50メートル以上もあり、音と水しぶきがとてもダイナミック。入口から奥の滝までは、遊歩道や橋が設置されていて、ハイキングを楽しみながら滝を見学できます。一番奥までは15分ほどで到着できるので、運動に自信がない人でも安心です。

クアンシ―の滝は、一部のエリアで遊泳が許可されていて、ショップには更衣室も用意されています。美しい自然と滝のもとで、水遊びを思いっきり楽しみましょう。

クアンシーの滝(Kuang Si Waterfall)の基本情報
住所:  Kuang Si Falls,Luang Prabang,Laos
電話:なし
営業時間:8:00~17:30
休業日:なし
アクセス:ルアンパバーン国際空港から車で約1時間
料金:20,000キープ(約145円)
※2023年10月26日のレート、1キープ=0.0073円で計算

王宮博物館(ルアンパバーン国立博物館)

実際に王宮として使用されていた豪華な博物館


photo by pixabay

王宮博物館は、ルアンパバーン市内の中心部にある博物館です。ルアンパバーン国立博物館とも呼ばれる博物館は、名前の通り以前は王宮として使われていた建物がそのまま利用されています。

建物は1909年に建てられたもので、1975年まで実際に王宮として使用されていました。寺院を思わせる大きな博物館には、庭園もそのまま残されていて、巨大な蓮の池や石像が並んでいます。王宮として使われていた建物だけあって、装飾も見ごたえがあります。見学する際は、ぜひ建物の外にも目を配ってみてくださいね。


photo by Unsplash

王宮博物館には、当時の王族の生活がそのまま再現されています。王族が実際に使用していた寝室やダイニング、書斎などが残されていて、とてもゴージャスな雰囲気です。また、ルアンパバーン様式で建てられた寺院風の建物もあり、見どころがたくさん。博物館の近くでは、ナイトマーケットが開催されていて、夜でもにぎやかな雰囲気がありますよ。

仏教寺院と同じく露出の多い服装での入館ができないことに気をつけましょう。また、博物館では大きな荷物の持ち込みが禁止されています。チケット売り場の近くにコインロッカーがあるので、荷物はそちらに収納するようにしましょう。ちなみに、館内での撮影は一切禁止されています。

王宮博物館(Former Royal Palace of Luang Prabang)の基本情報
住所: 27 Ounheun Rd, Luang Prabang, Laos
電話:+85671212122
営業時間:8:00~11:30、13:00~16:00※木曜日のみ8:00~11:30、13:00~15:00
休業日:日曜日
アクセス:ルアンパバーン国際空港から車で約20分
料金:30,000キープ(約217円)
※2023年10月26日のレート、1キープ=0.0073円で計算

ナイトマーケット

雑貨やグルメが並ぶ活気あるルアンパバーンの市場


photo by pixabay

ルアンパバーンのナイトマーケットは、中心部のシーサワンウォン通りで毎日17時頃から開催されています。この時間帯になると歩行者天国となり、雑貨やグルメのお店がずらりと並びにぎやかな雰囲気に。ラオスのお土産を探したり、ラオスのローカルグルメを味わったり、さまざまな楽しみ方ができますよ。

ナイトマーケット(night market)の基本情報
住所: V4QM+XFV, 16 Chaofa Ngum Rd, Luang Prabang, ラオス
電話:-
営業時間:17:00~※店により異なる
休業日:なし※店により異なる
アクセス:ルアンパバーン国際空港から車で約10分
料金:無料

ビエンチャンのおすすめ人気観光スポット3選

ラオスの首都であるビエンチャンにも、魅力的な観光スポットがたくさんあります。ワットタイ国際空港のあるビエンチャンは、路線バスなどもあるため、初めてのラオス旅行でも比較的安心して旅行できます。

有名な寺院から仏教の国らしいユニークな観光スポットまで見どころがあるので、行きたい観光スポットを旅行前にチェックしておきましょう!

パトゥーサイ

アジア風の凱旋門!ビエンチャンのランドマーク


photo by pixabay

パトゥーサイは、ビエンチャン一の大通りであるラーンサーン通りに位置する巨大なオブジェです。ビエンチャンのランドマーク的な存在であるパートゥサイは、首相官邸などが並ぶ市内の中心地に建てられています。門の下にはパトゥーサイ公園があり、観光客や市民の憩いの観光スポットです。

パートゥサイは、1962年のラオス内戦終結を機に、戦没兵士の慰霊する塔として建てられました。ラオスはもともとフランス領であったことから、当時はビエンチャンをパリに見立てて再開発する計画がありました。

そのため、パートゥサイは凱旋門、ラーンサーン通りをシャンゼリゼ通りに見立てて作られていて、どことなく雰囲気も似ているように感じられますね。しかし、残念ながら資金不足によって建設が中断してしまい、パートゥサイは未完成のままとなっています。


photo by pixabay

パートゥサイの外観は、ラオスならでは建築様式が取り入れられていて、まさにアジア版の凱旋門。天井には、宗教に登場する神々やラオスに伝わる伝説の生き物など、伝統的なモチーフの装飾が施されています。

パートゥサイには展望台が用意されていて、ビエンチャンの景色が一望できるようになっています。パートゥサイの高さは約55メートルあり、遠くの方まで見渡すことができますよ。展望台に登るには、約10分ほど階段を登る必要があるので、歩きやすい靴で訪れることがおすすめです。

パトゥーサイ(Anousavary Patuxay)の基本情報
住所: XJC9+6FR, P.D.R, Vientiane, ラオス
電話:なし
営業時間:8:00~17:00
休業日:なし(変更になる可能性があります。現地で情報をご確認ください。)
アクセス:ワットタイ国際空港からバスで約40分、もしくは車で約18分
料金:3,000キープ(約21円)※変更の可能性あり
※2023年10月26日のレート、1キープ=0.0073円で計算

タート ルアン

紙幣にも描かれるラオスを象徴する寺院


photo by pixabay

タート ルアンは、美しく黄金に輝く仏塔が特徴的なビエンチャンの寺院です。ラオスには、タート ルアンという名前の建物がいくつか点在していますが、このビエンチャンにある建物がラオスでもっとも有名です。タート ルアンは、ラオスで流通している紙幣や国章にも描かれており、とても重要なスポットでもあります。

タート ルアンが建てられたのは、紀元前3世紀頃で、2,000年以上もの歴史を持ちます。当時は、インドのアショーカ王の命を受けた僧侶が、インドの様式で建てた仏塔でした。現在の建物は、16世紀に改修を施されたものです。また、19世紀にはシャム王国の侵攻によって破壊されてしまいますが、その後再建されており、現在までその姿を残しています。


photo by pixabay

タート ルアンの見どころは、なんといっても黄金に輝く仏舎利塔です。釈迦の胸骨が納められている仏舎利塔は、高さは約45メートル、外壁の一辺は約85メートルもあり、ラオス最大級の塔になっています。とくに夕方の時間は、黄金の仏舎利塔が輝きはじめ、なんとも美しい光景が広がります。

タート ルアンでは、毎年11月にタートルアン祭が開催されます。11月の満月の日に開催され、その1週間前ごろから祭が行われます。祭りの期間に行われる式典では、ラオス中から僧侶があつまり、とても賑わいのある雰囲気に。また、タート ルアンの周りでは出店なども開催され、さまざまな食べ物や小物などが購入できますよ。ラオス旅行を検討している場合は、ぜひ11月にラオス旅行を企画してみては?

タート ルアン(Pha That Luang)の基本情報
住所: That Luang, Xaysettha 10009 Laos
電話:なし
営業時間:8:00~12:00、13:00~16:00
休業日:月曜
アクセス:ワットタイ国際空港からバスで約1時間、もしくはトゥクトゥクで約30分
料金:30,000キープ(約217円)
※2023年10月26日のレート、1キープ=0.0073円で計算

ブッダパーク

さまざまな仏像が並ぶユニークなラオスの観光テーマパーク


photo by Unsplash

ブッダパーク(正式名称はワット・シェンクアン)は、ビエンチャンの中心地から東に約30キロメートルほど進んだ、メコン川のほとりにあるテーマパークです。テーマパークといっても、アトラクションがあるわけではなく、ユニークな形をした仏像が並んでいる、ラオスならではのスポット。園内には約200体の仏像が並んでいて、かなり不思議な雰囲気です。

1958年に建てられたブッダパークは、タイ出身の芸術家ブンルア・スリーラット氏によって建設されました。仏教だけではなく、ヒンドゥー教の世界を組み合わせたテーマパークで、独特な光景になっています。


photo by Unsplash

ブッダパークに並んでいる仏像の数々は、仏師が制作したものではなく、芸術家によって制作されました。そのため、どくろをモチーフにした仏像やアンバランスな涅槃像など、寺院にある仏像とは違った魅力があります。1体ずつゆっくりと見て回ると、違った面白さが感じられますよ。

またブッダパークには、天上界と地上界、地獄を表現した建物があります。この楯物からは、パークにある約40メートルの涅槃像や、メコン川の景色が一望できます。静かな空間になっているので、のんびりと散策をしに訪れてみましょう。

ブッダパーク(Buddha Park)の基本情報
住所: Deua, Thanon Tha, Vientiane,Laos
電話:なし
営業時間:9:00~16:30
休業日:なし
アクセス:ワットタイ国際空港から車で約40分
料金:最新情報をご確認ください

ラオス南部のおすすめ人気観光スポット3選

ラオスの南部は、コーンパペンの滝やシーパンドンなど、メコン川流域の豊かな自然に囲まれた観光スポットが人気のエリアです。観光の中心となるのは、タイやカンボジア、ベトナムとの貿易拠点でもあるパクセーは、多くのツアーの出発点でもあります。

また、シーパンドン沿いは、ラオス随一のリゾート地にもなっているので、ルアンパバーンやビエンチャンとは違った、リラックスした時間を過ごしたい方におすすめです。

コーンパペンの滝

メコン川の豊富な水量が流れ込む世界一幅の広い滝


photo by  pixabay

コーンパペンの滝は、パクセーから車で約2時間30分ほどの場所にある大きな滝です。東南アジアを約4,350キロメートルに渡って流れるメコン川のなかで、もっとも大きな滝といわれています。東南アジアのナイアガラやメコン川の宝石などと呼ばれるコーンパペンの滝は、とてもダイナミックな流れを感じられますよ。

滝の高さは最大でも21メートルほどで、そこまで高くはありませんが、一番の特徴はその幅です。なんと滝の幅は約11キロメートル!ギネス世界記録にも認定されています。アメリカ最大のナイアガラの滝でも、3つの滝を合わせて約1キロメートルほどの幅なので、その10倍以上の大きさがあります。


photo by pixabay

コーンパペンの滝の周辺は、公園として遊歩道が整備されており、ハイキングを楽しみながら雄大な滝の流れを見学できます。岩場に立ち入ることもできますが、非常に滑りやすくなっているため、遊歩道からの見学がおすすめです。

周辺の地域は、滝を挟んで小さな島が点在し自然が溢れる人気観光地。また、コーンパペンの滝には、絶滅危惧種に指定されているメコンオオナマズや、イルカのようなカワゴンドウなどの生物が生息しています。運が良ければ、珍しい生物に出会えるかもしれません!

コーンパペンの滝(Khonephapheng Waterfall)の基本情報
住所: XX5P+VJM, Thakho, Laos
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:パクセーから車で約2時間30分
料金:無料

シーパンドン

海のないラオスで極上のリゾート気分を満喫できる


photo by Unsplash

シーパンドンは、先ほど紹介したコーンパペンの滝付近にある群島です。シーパンドンは、ラオス語で4,000の島を意味する通り、メコン川に小さな島が点在しているエリアのことを指します。カンボジアとの国境、メコン川のほぼ最南端にあり、ラオスで一番のリゾート地でもあります。

シーパンドンの魅力は、なんといってもまるで海のように広がるメコン川と、手つかずの自然が残された美しい環境です。シーパンドンの川幅は、雨季になると14キロメートルにもなり、さまざまなアクティビティが楽しめます。パドルボートやクルーズなどでメコン川を探検すれば、カワイルカに出会えることもあります。


photo by pixabay

海がないラオスですが、シーパンドンではまるでビーチリゾートのように過ごせます。場所によっては砂浜が広がっているところもあり、のんびりとメコン川に沈む夕日を眺めながら、ラオスの地ビール・ビアラオを傾けてみましょう。大自然のなかで、ハンモックに揺られながらゆっくりと過ごすのもおすすめです。

シーパンドンのなかでも、デット島(Don Det)とコーン島(Don Khon)が観光の中心地となります。リゾートホテルの他にも、ゲストハウスやバンガローなどの宿泊施設もあり、旅行スタイルにあわせて宿泊ができます。

シーパンドン(Si Phan Don)の基本情報
住所: 2RWM+R37, Thaphao, ラオス
電話:-
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:パクセーから車で約2時間
料金:無料

プラーサート・ワット・プー

約1,000年前に建てられた歴史ある寺院遺跡


photo by PhotoAC

プラーサート・ワット・プーは、パクセーから車で約1時間ほどの場所にある遺跡です。ラオスで2番目に世界遺産に登録された遺跡でもあり、歴史的にも重要な場所。じつは、約1,000年前に建てられた寺院で、その歴史はアンコールワットよりも古いといわれています。

この場所に経っている寺院は、クメール人が建てたヒンドゥー教の建物でした。しかし、のちにラーオ族が移り住んできたことによって、仏教施設に変わったという歴史を持ちます。そのため、建物の装飾にはヒンドゥー教の神であるヴィヌシュが描かれていて、仏教とヒンドゥー教が混ざりあう不思議な空間になっています。


photo by PhotoAC

正面にある神殿は、アンコールワットを彷彿とさせるアンコール・ワット様式で建てられています。現在も仏教の行事として使われる寺院ですが、建物の多くは荒廃していて、どこか神秘的な雰囲気があるのも魅力です。

常に修復作業が行われ少しずつ寺院らしさを取り戻しているワット・プーですが、まだまだ壁が崩れていて歩きにくい場所もあります。また、本殿までは少し山道を歩くことになるので、歩きやすいスニーカーで訪れることがおすすめです。

プラーサート・ワット・プー(Wat Phou)の基本情報
住所: RRXG+5X3, Muang Champassak, ラオス
電話:+8562091271011
営業時間:8:00~17:00
休業日:なし(変更になる可能性があります。事前に公式サイトをご確認ください。)
アクセス: パクセーから車で約1時間
料金:50,000キープ(約362円)
※2023年10月26日のレート、1キープ=0.0073円で計算
公式サイト:http://www.vatphou-champassak.com/#tab1-vat-phou---unesco-world-heritage

ラオス観光を楽しむためのポイント

ラオス観光を楽しむために、事前に知っておきたい情報や注意点をまとめました。ぜひ旅行前にチェックしてみてくださいね。

ラオス旅行に必要な費用や日数は?


photo by pixabay

ラオス観光におすすめの旅行日程は4泊5日。5日間の滞在で約70,000円ほどの費用がかかります。ラオスは日本と比較しても比べ物にならないほど物価が安く、レストランやホテルの料金は日本の3分の1程度。各観光地の入場料も数百円程度の場所がほとんどなので、リーズナブルに観光できるのが魅力です。

ただし、遠くに移動する場合にはトゥクトゥクを使ったり、ツアーに参加したりする必要があります。そのため、移動費やツアーの参加費が多少かかることがあります。

また、場所によっては移動に時間がかかるため、行きたいスポットにあわせて宿泊地を分けることもおすすめです。とくにラオスの南部を訪れる場合は、パクセーで宿泊することがおすすめです。

ラオス旅行の治安・観光時の注意点


photo by Unsplash

ラオスは、世界平和指数でも163カ国中50位に位置する国であり、比較的安全に旅行できる国。ただし、近年では首都圏を中心に犯罪事件が増加傾向にあり、夜間の外出などは控えた方が良いでしょう。また、ひったくりなどの被害も多いため、手荷物はしっかりと管理することがおすすめです。

ラオスは仏教の関連施設が多いため、訪問の際は服装に注意しましょう。ノースリーブやハーフパンツなど、露出の多い服装の場合は入場を断られる観光スポットもあります。とくに寺院などを訪れる際には注意が必要です。また、寺院を訪れる際は建物や展示物には触れずに、ルールを守って観光しましょう。

ラオスの人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、ラオスのおすすめの観光スポットを都市ごとに紹介しました。名所や見どころがいっぱいあるラオスでは、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、ラオス旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!

※記事内の金額は2023年10月26日のレート、1キープ=0.0073 円で計算しています。
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