東門市場は韓国・チェジュ島のおすすめ観光スポット!見どころやアクセス方法などを解説
韓国のチェジュ島を代表する観光スポット・東門市場。チェジュ島で最も歴史の古い伝統的な市場です。この記事では、チェジュ島在住の筆者が東門市場の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!
韓国のチェジュ島を代表する観光スポット・東門市場。チェジュ島で最も歴史の古い伝統的な市場です。
この記事では、チェジュ島在住の筆者が東門市場の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ東門市場へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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東門市場の基本情報
チェジュ島の歴史的な観光スポット・東門市場。まずは、東門市場の歴史や特徴などの基本情報を解説します。
東門市場とは?
東門市場は韓国・チェジュ島にある60年以上の歴史をもつ伝統市場。東門市場は、野菜や青果がメインの東門在来市場と、海産物がメインの東門水産市場がつながった、大規模な市場となっています。
東門市場は主に観光客向けの飲食店、グルメ、お土産・特産品がメインのエリアとなっているため、多くの観光客でにぎわっています。一方で東門在来市場と東門水産市場は、食料の調達をする地元の人たちが多く立ち寄るエリア。
また、市場の規模が大きいため、東門市場を囲むようにして1〜12の番号に割り振られた入り口が設けられています。
- 東門市場:メインゲート1
- 東門在来市場:メインゲート4
- 東門水産市場:メインゲート6
立ち寄りたいエリアが事前に決まっている場合は、メインゲートから散策を始めるのがおすすめです!
東門市場の歴史
1945年に形成された東門市場は、当時東門常設市場という名称で知られていました。形成直後からチェジュ島の人々にとって商業の中核を担うまでに発展。その後も、60年以上という長い歴史を歩みながら今もなお地元の人々の台所として親しまれています。
東門市場がつくられた当時もチェジュ島では規模の大きい市場でしたが、現在はチェジュ島最大規模の大きさをほこり、店舗数は300店舗以上とされています。飲食店を営む地元の人の8割は東門市場で仕入れをするなど商業の中心的存在です。
さらに、観光客が増えたことで観光客向けのグルメや特産品、カフェなどの店舗も増えていきました。長い歴史をもつ東門市場は、地元の人の生活を支える重要な役割を果たし続けているのです。
東門市場のあるチェジュ島はどんな街?
チェジュ島は海に囲まれた韓国最大の島で、美しい自然と海に恵まれていることから韓国のハワイとして知られています。その由来の通り、韓国最高峰をほこる漢拏山や世界遺産の城山日出峰など、手つかずの自然が広がる場所なのです。
透明度の高い海に囲まれており、海水浴が楽しめるビーチがたくさんあるので、リゾート地としても人気を博しています。
豊かな自然が点在しつつも、チェジュ島の特徴を生かしたおしゃれなカフェや、アクティビティが楽しめる施設もたくさん。リラクゼーションで癒やされながら、美味しいグルメやスイーツが堪能できるので、国内外で人気の旅行先となっています!
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東門市場観光の見どころ・楽しみ方
東門市場は、観光客だけでなく地元の人にも愛される人気の観光名所です。リーズナブルな価格で商品を手に入れることができ、美味しいグルメを堪能できるスポットですが、そのほかにも東門市場の見どころや楽しみ方をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
チェジュの名産物が勢揃い!
自然豊かなチェジュ島は、韓国最大のみかん生産地としても有名です。活火山でできた島の特長を生かした農地は、柑橘類の果物や茶葉など幅広い特産品を生み出してきました。
その中でもチェジュ島を代表する名産品であるみかんは、糖度が高く果汁が多いのが特徴!みかんの他に、ハルボンと呼ばれているデコポンに似た果物も人気です。
東門市場では、至るところにみかんを販売する露店が並んでいます。お土産や贈り物として購入する方も多いので箱売りになっているところも多いですが、量り売りで販売するお店もあるので、チェジュ島の特産品が気軽に食べられます。さらに、果汁100%のみかんジュースも濃厚で美味しいですよ!
みかんの他にも、チェジュ島の豊かな土地で育った茶葉や、漢拏山の水を使用した焼酎など東門市場では名産物がリーズナブルな値段で買うことができます。
食べ歩きが楽しめる屋台がたくさん!
東門市場で観光客に最も人気があるのが食べ歩きが楽しめる屋台エリア!昼間は閉まっているお店が多いものの、夕方の時間帯から少しずつ屋台が開きはじめ、20時ごろになると多くの観光客で賑わっています。テレビやメディアで取り上げられることも多く、人気の観光スポットの一つです。
ホットクや串焼き、フルーツ飴など韓国の定番グルメから、海鮮の揚げ物やみかんジュースなどチェジュ島ならではのB級グルメまで幅広いグルメが楽しめます。
さらに屋台によっては音楽に合わせて料理をしたり、火を使ったパフォーマンスで待っているお客さんを楽しませてくれるお店も。食べ歩きはもちろん、散策するだけでも十分楽しめるのでおすすめです!
東門市場の近隣にはショッピングエリアも!
東門市場の周辺には、若者や観光客が多く集うショッピングエリア・済州七星路商店街があります。スポーツウェアやシューズ、コスメ類の大型店舗が集結しており、どれも人気のブランドということもあって多くの観光客が訪れる場所。
さらに奥のエリアに進むと飲食店がずらりと並んでいて、チェジュ島ブランドの黒豚が食べられるお店が点在した黒豚通りもあります。
もう一つ人気のショッピングエリアが、東門市場の地下にある中央地下商店街。この商店街は老若男女問わず人気のショッピングモールとなっており、一直線にずらりとお店が立ち並んでいます。地元の人も多く通うこちらの商店街では、衣服や靴、化粧品、カフェ、レストランとさまざまなお店があるので、雨の日でもゆっくりショッピングが楽しめる場所です!
東門市場でチェジュ島のグルメを味わったあと、そのまま地下へと降りて商店街でショッピングを楽しむというコースを満喫できます!
東門市場観光に最適なシーズンは?
チェジュ島は韓国本土に比べて暖かく、西日本と似たような気候なので、旅行に行く際には気温差を気にする必要はほとんどありません。ただし、チェジュ島でも冬になると日本に比べると気温が下がるため防寒対策をしておくのがおすすめです。
ここでは、東門市場へ行く際のベストシーズンとオフシーズンについてそれぞれ解説します。
ベストシーズンは快適に過ごせる9〜11月
東門市場を含むチェジュ島の観光に最適なベストシーズンは、9月〜11月の秋の季節です。屋外である東門市場は、多くの観光客が密集するとむし暑く感じるので、夏より比較的涼しい9月〜11月の時期がおすすめ。
さらに紅葉が楽しめるシーズンでもあるので、東門市場から徒歩圏内で行ける観光名所・観徳亭で秋を堪能しながら散策を楽しむこともできます!
観光客が少ない時期を狙うなら2~3月
ベストシーズンに行くと観光客が多く訪れるため、人気のエリアには観光客が密集しています。ゆっくり市場を満喫したい方は、2月〜3月のオフシーズンを狙って行くのもおすすめです。
オフシーズンは冬の時期ということもあって、観光客は比較的少ないです。特に2月は閑散期にあたるため、ベストシーズンと比べて航空券も安く手に入りやすいのでおすすめですよ。
ただしチェジュ島の冬は夜になると気温が一気に下がるため、ダウンコートや手袋があると便利です。東門市場は屋外なので、防寒対策をして行くようにしましょう。
東門市場の見学方法や混雑状況は?
東門市場への入場料はなく、自由に出入りをして散策や食べ歩きを楽しむことができます。
ただし、市場のエリアによって営業時間はまばらなので、早朝や夜遅くに行ってしまうと店舗によっては閉まっている可能性もあります。事前にスケジュールに注意して観光するようにしましょう。
ここからは東門市場を散策する際の見学方法や混雑状況について詳しく説明します。
東門市場の混雑状況は?
東門市場は食べ歩きやグルメスポットとして人気ですが、エリアによっては観光客よりも地元の人が買い物に行くローカルな市場でもあります。そのため、東門市場が開場する早朝にはお店を営む地元の人で賑わっています。
また、昼食の時間帯もご飯を食べに来る人が多く、人気の飲食店は満席になっていることもあるので、早朝と昼間を避けた時間帯に行くのがおすすめです。
週末になるとお出かけスポットとして、家族連れやカップルなど老若男女問わず多くの人が足を運ぶので、ゆっくり散策したい場合には平日を狙うといいでしょう。
東門市場観光に要する時間
東門市場はチェジュ島で最大規模の市場のため、市場を囲むように入り口ゲートが設けられています。狭い路地からメイン通りまで、店舗がぎっしり立ち並んでいるので、全てのエリアを散策しながら歩く場合は2時間程度を要します。
時間を有効的に活用したいという方は、回りたいエリアのメインゲートから入っていけば時間の短縮にもなります。
東門市場へのアクセス・行き方
東門市場の観光の拠点となる旧市街地エリア。チェジュ空港から近いので、バスやタクシーで東門市場へ行く方法が一般的です。
ここでは、最も最短で東門市場まで行くタクシーと、リーズナブルに行けるシティバスの行き方をそれぞれ解説します。
最も一般的な移動は観光バス
東門市場までのアクセス方法で、最も便利なのがシティーツアーの観光バスです。シティーツアーバスは、チェジュ島の有名な観光スポット22カ所の停留場を循環する観光バス。自由に停留所を乗り降りでき、バスは1日に6本運行しています。
バスチケットは12,000ウォン(約1,326円)ですが、チケットが1枚あれば1日何度も乗り降りが可能です。公式ホームページで、循環する観光スポットを事前に調べ、運行時間に合わせて巡ればリーズナブルな価格で観光地を巡ることができるのでおすすめです!
費用を節約するなら市内バス
交通費を抑えて東門市場エリアを観光したい場合は、市内バスを利用するのがおすすめ。急行バスの場合は大人3,000ウォン(約341円)ですが、それ以外の市内バスは大人1,200ウォン(約137円)ととてもリーズナブルな料金で行くことができます。
さらに東門市場がある、旧市街地エリアは多くの市内バスが通るのでアクセスしやすいのもポイントです。ただし、チェジュ空港や・バスターミナルから出ているバスの種類は多く、同じ系統のバスでも、停留所が異なる場合も。市内バスで行く場合には、事前に東門市場で停まるバスの系統番号を調べるようにしましょう。
最短で向かいたいならタクシー
最短で東門市場に行きたいという方はタクシーがおすすめです。東門市場が、チェジュ空港から車で約15分の場所にあるため、タクシー料金が高額になることはほとんどありません。
また韓国のタクシーはメーター制で、初乗りが3,300ウォン(約375円)からとなっているため、比較的リーズナブルな金額で行くことができます。乗車料金は距離ごとに加算され、100ウォン(約11円)ずつ料金が上がっていくシステムです。(※利用するタクシーによって初乗りの料金が異なる場合があります)
ただし、チェジュ空港の周辺は交通量が多く時間帯によっては渋滞が発生する場合もあります。渋滞が発生すると料金も上がっていってしまうので、事前に料金を支払いたい方は、配車アプリのカカオタクシーを利用するのも便利ですよ!
東門市場観光における注意点
東門市場は食べ歩きやB級グルメが楽しめる人気の観光スポットですが、歴史ある伝統的な市場ということもあって地元の人に配慮しながら観光することが大切です。また、露店が多く、クレジットカードが使えない場合もあるため、現金は持ち歩くようにしましょう。
ここではいくつかの注意点をそれぞれ解説します。
ビニール袋を持参する
東門市場は食べ歩きが楽しめる一方で、ゴミの処分に困りますよね。購入したお店で捨ててもらうことも可能ですが、その場所まで戻るのも大変です。そんな時に役立つのがビニール袋を持ち歩くことです。
チェジュ島を含め韓国では、環境に配慮した活動が積極的に行われているのでゴミ箱が設置されていないことが多いです。くれぐれも食べ終わったゴミを市場内にポイ捨てしないようにしてください。
ウェットティッシュを持ち歩く
東門市場のグルメを堪能できる屋台や飲食店では、ウェットティッシュがないところもあります。食べ歩きを楽しむ時には手が汚れることもあるので、ウェットティッシュを持ち歩くと便利です。
また東門市場は地下街にトイレが設けられていますが、トイレットペーパーが切れている場合もあるので、ウェットティッシュの他にティッシュもセットで持っていくといいでしょう。
東門市場の観光を満喫しよう
この記事では、東門市場の観光に関する見どころや歴史、混雑状況、アクセスなどをご紹介しました。東門市場はチェジュ島にある有名な市場で、活気あふれたチェジュ島の雰囲気や、B級グルメを堪能したい方に特におすすめです。
ぜひ紹介した情報を参考に、東門市場の観光を満喫してみてくださいね!
東門市場(トンムンシジャン)の基本情報 | |
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住所 | 韓国 Jeju-do, Jeju-si, 특별자치도, 동문시장 |
電話 | - |
営業時間 | 8:00~23:00 |
休業日 | なし |
アクセス | チェジュ空港から車で約15分 |
料金 | なし |
cover photo by Watanabe Sarahamae