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小樽グルメ16選!おすすめの食べ物や一度は行きたい人気店を紹介

おいしいグルメがそろう小樽は、明治時代以降の近代化を支えた場所として栄えてきました。そんな小樽は漁業も盛んで、お寿司や海鮮丼などの海の幸を堪能できるグルメからあんかけ焼きそばなどの名物も盛りだくさん! 今回は小樽へ旅行経験のある筆者が、小樽のおすすめグルメをご紹介します。一度は行きたい人気店や小樽でしか食べられないグルメを厳選したので、ぜひ小樽旅行の参考にしてくださいね。

ライター
mayu tahara
福岡県在住、2児の育児に奮闘中。カフェと旅行会社勤務を経て旅行ライターへ。好きなものは旅行と水族館、カフェ、世界遺産、刺繍、ダイビング、ジブリ、化石、星空など。世界遺産検定1級所持。好きな世界遺産はクロアチアのプリトヴィッツェ湖群国立公園。 迷ったらやってみるのがモットー。好きな言葉はロマン! 親子で楽しめる旅を提案していきたいです。
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おいしいグルメがそろう小樽は、明治時代以降の近代化を支えた場所として栄えてきました。そんな小樽は漁業も盛んで、お寿司や海鮮丼などの海の幸を堪能できるグルメからあんかけ焼きそばなどの名物も盛りだくさん!

今回は小樽へ旅行経験のある筆者が、小樽のおすすめグルメをご紹介します。一度は行きたい人気店や小樽でしか食べられないグルメを厳選したので、ぜひ小樽旅行の参考にしてくださいね。

Contents

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一度は行きたい名店ぞろい!小樽グルメの特徴

photo by pixabay

小樽は古くから漁業が栄えたエリアだったこともあり、市場が発展しているのが特徴です。年々その数は減りつつありますが、昭和初期に最盛期を迎えたときには約25もの市場があったのだとか。現在でも小樽三角市場をはじめ、鱗友(りんゆう)市場、南樽(なんたる)市場、新南樽市場などがあり、人気の観光スポットです。

小樽では新鮮な海の幸をたっぷり使った料理が多く人気ですが、港湾労働者が多かったので飲食文化も発展していき、あんかけ焼きそばなどのローカルフードなど、多彩な味覚を楽しめます。

一見海の幸だけかと思いきや、スイーツやそばなど、さまざまなグルメが満喫できるので、ぜひ時間とお腹が許す限り小樽グルメを堪能してくださいね!

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小樽で絶対食べたいおすすめご当地グルメ7選!

小樽を訪れた際に絶対に食べておきたいおすすめのご当地グルメを8品厳選してご紹介します!王道の海鮮料理から、しりべしコトリアードという異国情緒感じる料理までさまざまなので気になるグルメがあれば、ぜひ味わってみてくださいね!

寿司

photo by pixabay

小樽グルメでまずは食べてほしい必食グルメはお寿司です。寿司はもともとは江戸で生まれた食文化でした。当時まだ冷蔵庫がなく魚の保存ができなかったのでヅケや煮付けたものをお寿司にしていました。

しかし小樽をはじめ北海道では新鮮な魚がすぐに手に入るので獲れたての魚介をそのまま握って食べるスタイルが定着していったのだとか。

小樽のお寿司はネタのひとつひとつが大きく、見た目も豪華!満足感たっぷりですよ。ウニやシャコ、サンマ、ニシンなど名物の旬のネタを生で食べたいのであれば、ネタの入荷状況を事前に確認するのもおすすめです。

小樽のお寿司屋でとくに人気なのは「おたる政寿司」。創業80年以上の歴史があり、独自のルートで仕入れた新鮮なネタが魅力のひとつ。小樽には本店とぜん庵の2店舗があります。人気店なので予約は早めがおすすめ!お寿司との相性バツグンのお酒も多数そろっているので、海の幸を口いっぱい堪能しながらしっぽり飲みたい人はぜひ足を運んでみてくださいね。

海鮮丼

photo by mayu

小樽グルメのなかでお寿司と一緒に人気なのが海鮮丼。お寿司屋で海鮮丼が食べられることもありますが、おすすめは市場へ行って直営店の海鮮丼を食べること。筆者も小樽三角市場へ行って「北のどんぶり屋 滝波食堂」へ行きました。自家製いくら・生ウニ・ボタンエビ、サーモン、カニなどの人気のネタ10種類から好きなものを選ぶわがまま丼をチョイス。

もちろんすべてバツグンにおいしかったのですが、とくにウニのおいしさにはびっくり!少々生臭いイメージがあり、嫌でしたが本場で食べるウニってこんなにおいしいのか!とあっという間に食べてしまいました。

お寿司はネタそのものを味わったり、匠の技に感動したりする意味でもおすすめですが、海鮮丼は小樽の海の幸をガッツリ食べたい人におすすめですよ。

あんかけ焼きそば

Chinese Yakisoba by Nao is licensed under CC BY-ND 2.0 ※画像はイメージです

小樽のソウルフードとして定着しているのがあんかけ焼きそば。魚介や肉、野菜などがたっぷり入っているアツアツの餡を焼きそばにかけて食べる人気グルメです。

もともとは小樽運河周辺で働いていた港湾労働者の冷えた体を温めるメニューとして人気になり、現在も多くの市民や観光客に親しまれています。

明確な定義はありませんが、小樽あんかけ焼きそばは餡が少々固く、麺に焼き目がついているものが多いのだとか。小樽市内だけでなくあんかけ焼きそばを提供している店舗が約100ありますが、なかでもおすすめなのは「中華料理 天蓮華」。蒸し麺を使用していることで通常よりもモチモチとした食感がおいしく、リピーターも多いのだそう。

一品のなかにたっぷりの野菜や魚介などが入っているので栄養満点でお腹もいっぱいに。体が温まる料理なので、冬の小樽観光での食事にいかがでしょうか?

若鳥半身揚げ

photo by pixabay ※画像はイメージです

北海道の肉料理といえばジンギスカンなどを想像する人もいるかもしれませんが、小樽で名物となっているのは若鳥半身揚げ。

おすすめは「小樽なると屋」の若鳥半身揚げで、北海道産若鳥の半身を丸ごと揚げているボリュームたっぷりの料理です!

外の皮はパリッとしており中はジューシーで食べ応えもバツグン。塩・胡椒ベースのシンプルな味付けで食べれば食べるほどに肉のうまみを感じられる一品ですよ。小樽ビールと一緒に食べると至福の時間になりそうですよね。

しりべしコトリアード

しりべしコトリアードとは、小樽市を含む後志(しりべし)地方の有志であるシェフたちが考案したご当地スープのこと。コトリアードとはフランス・ブルターニュ地方の郷土料理で、魚介類や根野菜などを白ワインで煮込み、ミルクなどのベースでつくられたスープからヒントを得たのだそう。

山の恵みや海の幸に恵まれている後志(しりべし)地方の食材をふんだんに使用したスープで、一品で小樽をまるごと味わえる料理ですよ。さまざまな素材の旨味が溶け込んだスープは味わい深く、魚介好きにとくにおすすめです。

店舗によって、入っている具材や味も異なるので、食べ歩いてお気に入りの味を見つけてみてくださいね!

ニシン料理

Nishin Soba by kennejima is licensed under CC BY 2.0

冬から春にかけて旬を迎えるニシン料理も小樽名物でおすすめのグルメです。小樽近海はニシンが豊富に獲れるので、ニシンを使った料理が発達しています。

なかでもおすすめなのは「にしん御殿 小樽貴賓館(旧青山別邸)」。建物は国の登録有形文化財に指定されており、家屋の中は6畳~15畳の部屋が全部で18室もある豪邸です。そのなかで食べるニシン料理が絶品なのだとか!

おすすめメニューはにしんそば。化学調味料は一切使わずに、大釜で長い時間をかけて炊き上げた一夜干し身欠きニシンと、蕎麦との相性がバツグンです。脂がのったニシンと蕎麦の出汁が何度も食べたくなるおいしさですよ。

醤油ラーメン

photo by pixabay ※画像はイメージです

小樽で麺料理を食べるなら醬油ラーメンがおすすめです。小樽の醬油ラーメンは醤油の味がまろやかで、魚介の風味を感じられます。

地元の人にも人気の「初代」はJR小樽駅から歩いて約4分とアクセスしやすく、創業以降変わらない味が評判の醬油ラーメンがとくにおすすめです。麺を熟成させることでコシが強く、多めに入っているネギもアクセントになっています。

北海道といえば味噌ラーメンのイメージが強いかもしれませんが醬油ラーメンも絶品なのでぜひ食べ比べしてみてくださいね。

蕎麦

photo by pixabay ※画像はイメージです

和食のなかでも歴史が古い料理のひとつに蕎麦がありますが、北海道はソバ栽培作付面積および生産量ともに全国1位だとご存じでしたか?

小樽にも蕎麦文化は根付いており、レトロな雰囲気たっぷりの歴史建造物のなかで食べる蕎麦がおすすめです。

蕎麦処「小樽北勝庵」では、小樽市指定歴史的建造物である旧塚本商店で、北海道産無農薬有機栽培のソバ粉を100%使用した十割蕎麦が食べられます。蕎麦粉独自のザラつきを感じながらも、独自の製法によるコシの強さと喉ごしの良さが魅力です。

また新しい蕎麦の楽しみ方として夜になるとワインも提供しています。意外な組み合わせがハマる一品ですよ。

小樽で絶対食べたいおすすめご当地スイーツ6選!

つづいて小樽に行ったら必ず食べたいご当地スイーツをご紹介します。小樽の歴史的背景をもとに発展したスイーツも多く必見ですよ。

ぱんじゅう

明治時代からある小樽名物のひとつにぱんじゅうがあります。ぱんじゅうとはパンと饅頭を掛け合わせた料理で、文明開化の時代に生まれた庶民のスイーツです。パンのような薄い外の皮のなかにはたっぷりの具がつまっています。

サイズはたこ焼きをひと回り大きくしたくらいで、気軽に食べられるのでついつい手が伸びてしまう一品。

「桑田屋」のぱんじゅうは定番のこしあんやつぐあんだけでなく、生キャラメルや抹茶、季節限定のフレーバーなど種類豊富なので選ぶのも楽しいですよ。歴史的建造物に指定されている小樽運河ターミナルに本店が入っています。イートインスペースがあるので休憩にもぴったり。お土産にもぜひ購入してくださいね。

ドゥーブルフロマージュ

小樽ルタオ:ドゥーブルフロマージュ by Ryosuke Hosoi is licensed under CC BY 2.0

小樽を代表する人気銘菓ルタオ(LeTAO)の名物ドゥーブルフロマージュも小樽に行ったら食べてほしいスイーツのひとつ。

口に入れた瞬間に広がるミルクの風味とチーズのコクがくせになりますよ。クリームチーズとベイクドチーズケーキ2層になっており、満足感たっぷり!おどろくほどなめらかなチーズやコクのあるミルクはチーズケーキ好きにはたまらない一品です。

全国配送もできるので、お土産にもいかがでしょうか?

もち

photo by Unsplash ※画像はイメージです

小樽は今でも老舗餅屋がたくさんあるとご存じですか?小樽の近代化にともない、港湾労働者が多かった時代、気軽に食べられて腹持ちがいい食べ物として餅が重宝されていました。物流の拠点でもあった小樽には全国からさまざまな物資が集まるので、餅づくりに必要な材料もそろっていたのです。

おすすめの餅屋は小樽でもっとも古いといわれている「雷除志ん古(かみなりよけしんこ)」。塩気のきいたあんこが特徴で、香ばしいかおりが食欲をそそるごま大福が名物なのだとか。

かなりの人気店で昼過ぎには売り切れになることもあるので、食べたい人はオープン時間に行くのがおすすめですよ。

だんご

photo by Unsplash ※画像はイメージです

小樽のスイーツではだんごも人気です。1895年創業の老舗和菓子店「小樽新倉屋」は小樽の団子を代表する店舗で連日おおにぎわい。

おすすめは花園だんごで、あんが山形に盛られているのが特徴です。だんごといえば庶民の味ですが、贈答用にと考案されたのがこのだんごでした。

餅部分はこぶりですが、覆いつくすほど餡がたっぷり乗っているので見た目もボリューミーですよ。黒あん、白あん、抹茶あんの3種類があるのでぜひ食べてみてくださいね。

アイスクリーム

photo by pixabay ※画像はイメージです

小樽には北海道ではじめてアイスクリームを販売した店があるのをご存じですか?牛乳の生産量日本一をほこる北海道はアイスクリームも名物グルメのひとつ。

JR小樽駅前から歩いて約2分の場所にある小樽都通り商店街にたたずむアイスクリームパーラー美園が北海道アイスクリームの元祖です。創業は1919年と100年以上の歴史がある老舗で、レトロな雰囲気ただよう空間が特徴。

食べてほしいのは開発当時の味を楽しめる愛須句吏夢(あいすくりいむ)。通常のアイスクリームと比べ乳脂肪分が5~6%と少々低めで、さっぱりとした味わいが特徴ですよ。

パフェ

photo by mayu ※画像はイメージです

北海道旅行で新しい定番になりつつあるシメパフェを小樽でも体験してみませんか?シメパフェとはその名のとおり、食後に食べるパフェのこと。

現在では夜間時間にオープンするシメパフェ専門店も多く、小樽の夜を満喫するのにぴったりです。

なかでもおすすめなのは「パフェとお酒は…BETSUBARA 」。BigとMiniの2つのサイズが用意してあるのでお腹の空き具合に合わせて調整できるのがうれしいポイント。

花畑牧場様のガトーショコラとパウンドケーキも乗っているチョコバナナパフェがとくに人気で北海道の味を堪能できる一品ですよ。

小樽で絶対飲みたいおすすめ美酒3選!

小樽グルメを一緒に飲みたい名物美酒をご紹介。グルメの宝庫・小樽での食事のおともにお気に入りのお酒を見つけてくださいね!

小樽ビール

Otaru Beer by MIKI Yoshihito is licensed under CC BY 2.0

新鮮な海の幸や肉料理にあわせて飲みたいのが小樽ビールです。小樽ビールには北ドイツで日常的に飲まれているビールのピルスナー、茶褐色と濃い味が魅力のドンケル、甘みが特徴のヴァイスの3種類が主流となっています。

伝統的な醸造方法を守っているため量産することはできませんが、高品質な味わいが多くの人に好評ですよ。小樽の各店舗でも飲めますが、小樽ビール銭函醸造所で見学するのもおすすめです。実際にビールを醸造している工程を見ながら小樽ビールを満喫してくださいね。

小樽地酒

photo by pixabay ※画像はイメージです

お酒好きな人へのお土産にもおすすめなのが小樽地酒です。小樽はかつて北海道の酒どころだった時代があり、現在では1899年創業の「田中酒造」が清酒醸造を続けています。

「田中酒造」を代表する地酒が宝川(たからがわ)。一見辛口かと思いきや、後から広がるほのかな甘みのバランスがくせになるお酒です。

宝川純米酒だけでなく大吟醸、純米吟醸、純米大吟醸、スパークリング日本酒などの種類が豊富にあるので、好みに合わせてお酒を選べますよ。

また、小樽美人という地酒も人気で、女性でも飲めるようにやや甘口に仕上っているので飲み比べたりしてお酒時間を楽しんでくださいね。

おたるワイン

photo by pixabay ※画像はイメージです

冷涼な気候がワインづくりにもぴったりな小樽はおたるワインが国内のみならず、世界中からも高い評価を得ています。

北海道内で獲れたナイヤガラ、キャンベルアーリ、ケルナー、ゲヴュルツ・トラミネール、ピノ・ノワール、ツヴァイゲルトなどの生食用のブドウを使用しており、果実味 が感じられるのが特徴です。

価格もリーズナブルなものから、プレミアムまであるので予算や好みにあわせてぴったりのおたるワインを選んでくださいね。

人気の小樽グルメが集結!おすすめグルメスポット

小樽グルメを満喫できるスポットをご紹介します。旅情緒を感じられるスポットを厳選したので観光と一緒にグルメを満喫しましょう。

小樽三角市場

photo by mayu

お寿司や海鮮丼が食べられることで連日人気の小樽三角市場は、JR小樽駅からすぐの場所にあり、アクセスしやすいのも魅力です。

小樽内にはこの市場以外にも、食事やショッピングを楽しめる市場がありますが、小樽三角市場は年中無休で営業しているので、旅行にもぴったりですよ。

全長200メートルの横幅2メートル程の細い坂道にぜんぶで16の店舗が軒を連ね、新鮮な海の幸を販売しています。海産物以外にもくだものや野菜なども販売しているので、幅広いお土産選びにも良いでしょう。

駅から近いからこそ多くの観光客でにぎわうので、とくにお昼時間帯に食事に行く予定の人は、時間に余裕を持って行ってくださいね!

堺町通り商店街

小樽オルゴール堂 Otaru Orgel Doh by nagi usano is licensed under CC BY 2.0

堺町通り商店街は小樽を代表するメインストリートで、約900メートルの通りのなかに約120の店舗が立ち並んでいます。レトロな雰囲気が散策にもぴったりですよ。

さきほどご紹介したルタオ(LeTAO)や人気ショップの北一硝子などもこの通りにあります。見どころが多いエリアで、あっという間に時間が経ってしまうので事前にどこに行くか決めておくのがおすすめです。

夕方ごろには閉店する店がほとんどなので、できるだけ午前中に訪れてくださいね。

小樽の人気グルメを食べ尽くそう!

北海道・小樽には、おいしいグルメがいっぱい!あんかけ焼きそばや海鮮丼、ニシン料理などの定番の王道グルメから、新鮮な海鮮市場、スイーツまで、多彩な味が楽しめる人気スポットです。

今回ご紹介した小樽グルメは、どれも一度は食べたい人気のグルメばかり。小樽旅行を計画する際は、ぜひ何を食べるか厳選して食べ過ぎに注意しながら観光を満喫してくださいね。

素敵な小樽グルメの旅をお楽しみください!

cover photo by pixabay


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