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イタリアの世界遺産・アルベロベッロを観光!歴史や魅力、行き方を徹底解説

イタリアの世界遺産・アルベロベッロ。さんかくの屋根とまっ白な壁が特徴のトゥルッリが立ち並ぶ、南イタリアに位置する人気観光スポットで、まるでおとぎの国へ迷い込んだかのような、かわいい街が魅力です。 この記事では、そんなアルベロベッロの歴史や見どころについて徹底解説。写真スポットや混雑状況、アクセス方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ライター
NEWT編集部
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イタリアの世界遺産・アルベロベッロ。さんかくの屋根とまっ白な壁が特徴のトゥルッリが立ち並ぶ、南イタリアに位置する人気観光スポットで、まるでおとぎの国へ迷い込んだかのような、かわいい街が魅力です。

この記事では、そんなアルベロベッロの歴史や見どころについて徹底解説。写真スポットや混雑状況、アクセス方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Contents

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イタリアの世界遺産アルベロベッロとは?


photo by pixabay

アルベロベッロは、イタリア南部のプーリア州にある人口1万人ほどの小さな村です。イタリアの形はよくブーツに例えられますが、プーリア州はブーツのかかと部分に位置しています。

オリーブで有名な農村地帯にあり、トゥルッリと呼ばれるさんかく屋根のかわいい建物が並んでいます。アルベロベッロは、トゥルッリの街とも呼ばれており、そのユニークな景観がまるでおとぎ話の世界のようだと人気です。

トゥルッリ自体は、イトリア谷と呼ばれるプーリア州中部の丘陵地帯の町々にも見られますが、中心街に立ち並んでいるトゥルッリを見られるのはアルベロベッロだけ。そんな魅力たっぷりのアルベロベッロの基本情報について紹介していきます。

アルベロベッロの歴史 


photo by pixabay

アルベロベッロの歴史は、14世紀半ばまでさかのぼります。当時、地域一帯は無人の土地だったものの、当時の領主がナポリ王に無断で街を興し、土地開拓のために農民たちを移住させました。当時、領主は土地の税金を支払いたくないがために、簡単に解体できる石積みの家を作ることを強要させたといいます。

そのため、住人たちはモルタルなどの接着剤を使わずに、この地域で採掘される石灰岩のみで家を建てていきます。それが、アルベロベッロのトゥルッリのはじまりです。

アルベロベッロは、対岸にギリシャとクロアチアへと続く海が広がっており、歴史的にも古代ギリシャと繋がりのある地域です。1996年には世界文化遺産に登録されました。

アルベロベッロの名前の由来


photo by pixabay

アルベロベッロとは、美しい木という意味があります。トゥルッリが立ち並ぶ街並みが、まるで美しい並木のように見えることから名づけられました。

また、ラテン語で戦争の森(木)を意味するシルヴァ・アルボリス・ベッリからきているという説もあります。アルベロベッロは、作物が育ちやすいよく肥えた土壌だったため、周辺地域が植民地化を狙って激しく衝突したという歴史があります。そのため、当時は争いを生む土地ともいわれていました。

アルベロベッロの屋根・トゥルッリの特徴


photo by pixabay

アルベロベッロの街並みの特徴を語るうえで外せないのが、トゥルッリ。トゥルッリとは、部屋を意味するトゥルッロの複数形です。ひとつの屋根にひとつの部屋があり、それらの部屋が集まってひとつの家になっていることからそう呼ばれています。

トゥルッリは、もともと17世紀にこの村を治めていた領主が、税金対策のために住民に強要していた建築方法によって建てられたものでした。というのも当時のナポリ王は、屋根の数に応じて税金の徴収をしていたため、領主はすぐに解体できる家を造って、支払いを免れようとしていたのです。

トゥルッリの屋根はさんかく形になっていますが、これは平らな石灰岩を円錐形に積み上げているだけで、接着剤などは使われていません。さらに、土台や骨組みもないので簡単に解体できた、というわけなのです。当時の住民・農民にとっては、税金の取り立て人が来るたびに家を壊されるので、とても困る政策だったと言われています。

現在のトゥルッリは、石が積み上げられているのは屋根のみで、壁部分はしっかり接着されているそうですよ。

トゥルッリの内部構造


photo by unsplash

トゥルッリは、すぐに手に入る石灰岩を積み上げただけの簡素な造りではありますが、強い日差しを遮り、雨水の有効利用に適した構造になっています。壁の中が二重になっており、砂が入れられているため雨が降ると砂を通ってろ過された雨水が地下に排水されます。そのため、壁の隙間から雨水が浸み出てくることはありません。

また部屋ごとに屋根があり、それらがいくつも繋がって一軒家になっています。一般的なトゥルッリの広さは約30〜50平米。小部屋で区切られているタイプや、ひとつの空間にリビングや寝室が配置されているタイプもあります。昔のトゥルッリにはキッチンもバスルームもありませんでしたが、戦後に衛生環境に配慮して後付けされたといわれています。

アルベロベッロでは、入場料を払えば内部が見学できるトゥルッリもありますので、どんな雰囲気なのかぜひ見学してみてくださいね。

トゥルッリのシンボルマークに注目


photo by pixabay

トゥルッリの中には、屋根にはさまざまな絵が描かれ、てっぺんには飾り石が置かれているものもあります。シンボルにもなっているこのマークは、家紋なのか魔除けなのか詳細は不明とされています。

太陽のマークはキリスト、三日月と十字架は魔除け、ハートはマリアの心臓など、さまざまな意味が込められているという説もあります。意味を調べながら観光するのも楽しいのではないでしょうか。

トゥルッリはなぜ白い?


photo by pixabay

トゥルッリは、この地方で採れるキアンカレッレという平たい石灰岩で造られています。壁は石灰で塗られているため白くなっており、強い日差しを跳ね返すのがメリット。また、ペスト流行時の殺菌作用の名残だともいわれています。

アルベロベッロが世界遺産に登録された理由


photo by pixabay

1996年、アルベロベッロは世界文化遺産に登録されました。日本の世界遺産白川郷が姉妹都市になっています。

アルベロベッロが世界遺産に登録された理由としては、歴史的な建築技術が使用されている、旧市街に残る伝統家屋として優れている、現在も住居として使用されており保護されている、などが挙げられています。

アルベロベッロはお土産店やカフェなどが並ぶリオーネ・モンティ地区と、住人が暮らしを営むアイア・ピッコラ地区に分かれており、現在でも約1,000棟のトゥルッリが連なっています。

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アルベロベッロ観光の見どころ・おすすめスポット


photo by pixabay

ここでは、アルベロベッロの観光の見どころについてご紹介。美しい街並みが魅力のアルベロベッロは、街中を散策するだけでも、おとぎ話の世界に入ったような気分になれます。近年ではトゥルッリは新しく建設されなくなってきており、少しずつ縮小されているので、トゥルッリが立ち並ぶ景色が美しい今のうちに、訪れてみてくださいね。

アルベロベッロは街並み散策のほかにも、たくさんの貴重な建物や絶景スポットが存在します。ここでは、アルベロベッロ観光にかかせない、おすすめの観光スポットを紹介します!

カーサ・ダモーレ


photo by Készítette: Istvánka - A feltöltő saját munkája, CC BY-SA 3.0,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15231032

聖メディチ聖堂からヴィットリオ・エマヌエーレ通りをまっすぐ5分ほど進むと、カーサ・ダモーレが建つポポロ広場に到着します。カーサ・ダモーレは、アックアヴィーヴァ家の宮殿の目の前に建つ、初代町長の邸宅です。町長の名がダモーレだったことから名づけられました。

この街には税金対策により石灰岩でつくられたトゥルッリしか建てられませんでしたが、こちらの家は1797年にモルタルを使用して建てられたはじめての建物です。領主が節税で行っていた悪政から町が開放された象徴として、現在も残されています。

2階のバルコニーの上部には、年号と“王の決定によりこの家は最初に建てられた”という文面が記されています。現在は国の重要文化財に指定されており、残念ながら内部は公開されていません。

サンタ・ルチア展望台


photo by pixabay

サンタ・ルチア展望台は、カーサ・ダモーレから、プレビシート広場方面へ3分ほど歩いた場所にある展望台。トゥルッリが並ぶ美しい眺めを一望でき、アルベロベッロの写真スポットとしても人気です。白壁が徐々に夕暮れに染める景色も絶景!

展望台の階段を降りると、目抜き通りのマルテロッタ通りに入ります。この通りを進むと、文化財指定エリアの一つであるモンティ地区があり、ショッピングやグルメが楽しめるエリアにもなっていますよ。

サンタントニオ教会


photo by pixabay

マルテロッタ通りをさらに進み、12分ほど歩くと見えてくるのがサンタントニオ教会です。1927年にアントニオ・リッポリス司祭の功績を称えるため、トゥルッリと同じ技法で建てられました。高さは18.3メートルにもおよび、トゥルッリの特徴的な屋根が、鐘楼と合わせて3つ付いています。

教会内には、プーリア州出身の芸術家アドルフォ・ロッロのフレスコ画が飾られています。磔刑されたキリストが描かれており、圧巻です。

トゥルッロ・シアメーゼ


_DSC8310 Trulli siamesi by Boris Kasimov is licensed under CC BY 2.0
https://www.flickr.com/photos/kasio69/24983088768/

トゥルッロ・シアメーゼは、サンタントニオ教会から坂道を降りると見えてくるトゥルッリです。通常トゥルッリはひとつの屋根にひとつの部屋しかありませんが、こちらのトゥルッリは2軒のトゥルッリが合体した珍しい形をしています。

この家には、とある兄弟にまつわる伝承があります。兄の婚約者を弟が奪いそのまま結婚したため、兄が弟夫婦に家を出るよう要求しましたが、弟夫婦はこれを拒否。そこで兄は家の中に壁を作り、顔を合わせないで済むように玄関もふたつ造った、というものです。双子のトゥルッリとも呼ばれており、現在はお土産屋さんとして利用されています。

トゥルッロ・ソヴラーノ


photo by pixabay

アルベロベッロで最も大きく、2階建てになっている珍しいトゥルッリです。トゥルッリの建築様式で2階建ての建物を作るのはとても難しいため、1930年に国の重要文化財に指定されました。

トゥルッロ・ソヴラーノは12のトゥルッリで構成されており、一番高い屋根は約14メートルもの高さがあります。イタリア語で君主・元首という意味のソヴラーノという名前の通り、歴代の権力者が所有してきた建物です。

建てられたのは1700年代前半で、当時の家主であったカタルド神父が裕福だったこともあり、カタルド神父の宮廷とも呼ばれていました。場所柄と神父の住居であったことから、聖メディチ聖堂の見張り場所としても機能していたそうで、内部には山賊から身を守るための工夫を随所に感じることがきます。

現在は、博物館として当時の暮らしが展示されています。

サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ聖堂


photo by unsplash

サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ聖堂は、アルベロベッロの主要な教会で、左右対称に建っている鐘楼が目印です。教会の名前になっているコズマとダミアーノは、奇跡を起こす医者として知られており、後に聖人となりました。アルベロベッロの守護聖人として、この教会に祀られています。

また、18世紀から教会内には2人の彫像が置かれていて、信者がこの彫像をかつぎ街を練り歩く行事もあります。内部はミサの時間以外なら自由に見学可能です。

ショッピング・お土産探しも楽しめる


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旧市街であるモンティ地区のトゥルッリは、その多くが飲食店やお土産屋さん、ホテルになっています。お土産屋さんでは、パスタや特産品のオリーブで作られたオリーブオイルなどを扱っていますが、代表的なお土産は、トゥルッリと同じ石材でできたミニチュア版トゥルッリ!このほか、機織りのリネン製品も人気だったり、ワインも販売されています。

このほかアイア・ピッコラ地区にある約400のトゥルッリは、住宅地となっています。洗濯物が干してあったり、子どもたちが遊んでいたりと生活感を感じる景観もまたかわいらしく魅力的です。しかし実際に住んでいる方がいるエリアのため、敷地内に侵入したり騒いだりなどはせず、マナーを守って観光しましょう。

宿泊施設にもなっているトゥルッリ


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宿泊施設になっているトゥルッリもあります。せっかくこの街に宿泊するなら、世界遺産であるトゥルッリで貴重なひと時を楽しんでみてください。かわいい内装に癒やされることでしょう。

改装している場合がほとんどなので、無料Wi-Fiが使用できるホテルや朝食付きのホテルもあります。

アルベロベッロの見学方法や所要時間もご紹介

ここではアルベロベッロの見学方法について詳しく解説していきます。

アルベロベッロの見学には予約は必要ない


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アルベロベッロは施設ではなく村なので、予約する必要はありません。美しい街並みを散歩しながら楽しみましょう。

アルベロベッロの見学所要時間

アルベロベッロの主な観光スポットを巡るには、約4時間ほどかかります。食事やショッピングを楽しみたい方は、6時間ほど見積もっておくといいでしょう。また、トゥルッリのホテルも多くあるので、1泊してアルベロベッロの魅力をたっぷりと満喫するのもおすすめですよ。

アルベロベッロ観光のベストシーズンは?


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アルベロベッロがある南イタリアのベストシーズンは、気候が温暖な春と秋の時期。カラッとした晴れが続くので、観光にはぴったりのシーズンです。夏は日差しが強いですが、乾燥しているため木陰や建物内では涼しく過ごせるでしょう。

観光シーズンのトゥルッリへの宿泊はすぐ予約でいっぱいになるので、宿泊したい方は早めに予約しておくのがおすすめです。

アルベロベッロへの周辺都市からのアクセス方法


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南イタリアは交通の便があまりいい方ではありません。そのため、アルベロベッロへのアクセスには時間がかかってしまいます。なので、イタリアの各都市からアルベロベッロへ行く場合は、拠点となるバーリ駅を目指すのが一般的です。バーリ駅からはアルベロベッロ行きの私鉄が運行しているので、スド・エスト線に乗り換えて向かいます。

ここでは、バーリだけでなく、ローマやミラノ、ナポリなどの主要都市からアルベロベッロへの行き方を紹介します。

バーリからアルベロベッロへのアクセス


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アルベロベッロのアクセスの拠点はバーリです。バーリ中央駅からアルベロベッロまでは、列車で約1時間半。私鉄SUD-EST線の、マルティーナ・フランカ行きに乗りましょう(プティニャーノでの乗り換えが必要になる場合があります)。駅のホームがわかりにくい場所にあるため、迷ったら駅員さんに聞いてみてください。

バーリ中央駅バスターミナルから路線バスで向かうことも可能です。毎日7~10本ほど運行しています。アルベロベッロに向かうバスが発着しているのは、ラルゴ・ソッレンティーノ通りです。反対側のスパラーノ通りに間違えて行ってしまう方が多いので気を付けてください。

ローマからアルベロベッロへのアクセス


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ローマからアルベロベッロに向かうためには、バーリを経由する必要があります。ローマからバーリは、列車のトレニタリアで約4時間〜6時間半ほど。運行時間やシーズン、乗り継ぎの有無で、料金や所要時間が変わります。

イタリアの鉄道は早めに乗車券を購入するとお得なので、予定が決まったら早めにインターネットで乗車券を購入しておきましょう。

また、飛行機を使えば約1時間でバーリに到着できます。ライアンエアーなどのイタリア国内線を利用すれば、列車よりも交通費が安くなる可能性も。バーリ空港からバーリ中央駅までは電車でアクセスできます。

ミラノからアルベロベッロへのアクセス


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ミラノは北イタリア最大の都市です。電車を利用するなら、ローマ同様まずはバーリに向かいましょう。ミラノ中央駅から準急列車のインターシティまたは高速列車のフレッチャロッサに乗ります。バーリ中央駅までの所要時間は7時間半~10時間ほどです。

飛行機を利用する場合、マルペンサ空港もしくはリナーテ空港を利用してください。日本からの直行便も発着しているマルペンサ空港は、バーリ空港まで約1時間半。バーリ空港からバーリ中央駅へ向かい、アルベロベッロを目指しましょう。

リナーテ空港は、イタリアの国内線やヨーロッパ線が発着している空港です。ミラノの観光を楽しんでからアルベロベッロに向かう方におすすめ。バーリ空港まではこちらも約1時間半かかります。

また、ミラノのランプニャーノ・バスターミナルから出ている長距離バスを利用して向かうことも可能です。まずはランプニャーノ・バスターミナルからローマのティブルティーナ・バスターミナルに向かいましょう。所要時間は約8時間です。ローマのティブルティーナ・バスターミナルで乗り換え、約7時間かけてアルベロベッロに向かいます。このバスは直行便なので乗換はありませんが、1日1本深夜にのみ運行しており、毎日運行しているわけではありません。

ナポリからアルベロベッロへのアクセス


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ナポリから行くにはバスを利用します。ナポリから長距離バスでバーリに向かい、そこからアルベロベッロにアクセスしてください。

アルベロベッロ観光を楽しむためのポイント

ここでは、アルベロベッロを観光する際の注意点を紹介していきます。

日曜・祝日は電車が運行していないので注意


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バーリからアルベロベッロへ向かう列車は、1〜2時間に1本しか出ておらず、日曜・祝日は運行していないので注意が必要です。日曜・祝日に訪れる際は、代行バスを利用しましょう。

1日かけて観光するならトゥルッリへの宿泊がおすすめ


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アルベロベッロはバーリから日帰りで楽しむことも可能ですが、時間が許すのであればトゥルッリに宿泊して1日かけて観光するのもおすすめです。

トゥルッリを改装して作られたホテルは、意外にもリーズナブル。中には5つ星の高級ホテルもあるので、予算や希望によって宿泊する場所を選べます。宿泊料は1泊2食付きで、オフシーズンは100ユーロ前後(約15,000円)、ハイシーズンは140ユーロ前後(約22,000円)が相場です。

トゥルッリ宿泊の際は本当に泊まれるかを要確認!


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トゥルッリを利用しているホテルの場合、トゥルッリと通常の部屋タイプの両方から選べるホテルがあります。ホテルの予約サイトでは、写真はトゥルッリタイプでも実際はホテルの部屋になっている場合があるので、しっかり詳細を読んでから予約するようにしましょう。

集落から近いトゥルッリかチェック


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観光スポットから近いトゥルッリタイプのホテルもありますが、郊外にもトゥルッリのホテルがあります。郊外のホテルはリーズナブルな価格が魅力ですが、集落から遠い場合があるので、事前にチェックしておきましょう。

またチェックインは市街地でも、トゥルッリまで送迎されるホテルもあります。朝晩の街の景観を楽しみたい方は集落から近いホテルを選びましょう。

南イタリアを巡るツアーへの参加もおすすめ


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アルベロベッロが位置する南イタリアは、交通の便がよくありません。ローマやナポリなどの主要都市からは電車を乗り継いでアクセスする必要があります。

そのため、時間を効率的に活用したい方や、自分での移動が心配な方は、オプショナルツアーやパッケージツアーに参加するのもおすすめです。パッケージツアーでは、アルベロベッロに宿泊するだけでなく、ほかの南イタリアの都市を一緒に観光できるスケジュールが組まれていることも。 ナポリやローマからのオプショナルツアーもあるので、そちらに参加するのもおすすめです。

アルベロベッロの治安は?


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南イタリアは治安があまり良くないイメージがありますが、アルベロベッロは治安のいい街として知られています。夜景を見に夜の街を散策することも可能。ツアーによっては夜の散策に連れて行ってくれる場合もあるようです。

治安がいいとはいえ、やはり最低限の注意は必要。スリ・置き引き・ひったくり等の軽犯罪は被害にあう可能性があるので、貴重品からは目を離さないようにしましょう。

また、リオーネ・モンティ地区ではまれに日本語で話しかけられる場合があります。ほとんどがお土産屋さんへの勧誘なので、興味がない場合はスルーしましょう。

南イタリアの世界遺産・アルベロベッロを楽しもう

この記事では、南イタリアの世界遺産・アルベロベッロの歴史やトゥルッリの特徴、観光の見どころやスポットについて紹介してきました。

アルベロベッロは世界遺産にもなっている、まるでおとぎの国を訪れたかのような、かわいらしい街です。さんかくの屋根をしたトゥルッリが立ち並ぶ美しい街並みを、ぜひ楽しんでみてください。

※2023年8月25日のレート、1ユーロ=157.49円で計算
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