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変換プラグが必要!イタリアのコンセント、日本と異なる電圧に注意

イタリアへ旅行するとき、事前にチェックしておきたいのがコンセントのタイプです。イタリアと日本ではコンセントの規格が違います。スマホやデジタルカメラ、ヘアアイロンなど日本から持ってくる電気製品を安心して使うためにも、変換プラグや変圧器が必要です。 この記事では、イタリアのコンセントや電圧について徹底解説!事前にしっかりと準備して、楽しい旅を実現してくださいね。

ライター
華意氣あらめ
穴場観光スポットを探すのが大好きなイタリア秘境在住ライター。 ローマ、フィレンツェに在住していたときは市内のスーパーをハシゴしまくり、新製品ゲット&へんてこグルメに挑戦するのをライフワークにしていた。 現在の趣味はオモシロ系和食を探すことと美術館巡り。 お気に入りの美術館はローマ・バルベリーニ宮殿とフィレンツェ・ピッティ宮殿。
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イタリアへ旅行するとき、事前にチェックしておきたいのがコンセントのタイプです。イタリアと日本ではコンセントの規格が違います。スマホやデジタルカメラ、ヘアアイロンなど日本から持ってくる電気製品を安心して使うためにも、変換プラグや変圧器が必要です。

この記事では、イタリアのコンセントや電圧について徹底解説!事前にしっかりと準備して、楽しい旅を実現してくださいね。

Contents

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イタリアのコンセントはCタイプとSEタイプの2種類

イタリアでは、CタイプとSEタイプの2種類のコンセントが使われています。日本のAタイプのコンセントとは形状が異なるため、電源を利用したいときには変換プラグが必要です。

イタリアのコンセント

特徴

変換プラグの必要性

Cタイプ

ヨーロッパでよく使われている形状
太さ4mmのプラグのピンが2本並んでいる

SEタイプ

ヨーロッパでよく使われている形状
太さ4.8mmのプラグのピンが2本並んでいる

Cタイプ

photo by unsplash Cタイプのコンセント

Cタイプはヨーロッパ諸国で広く使用されていて、ユーロプラグとも呼ばれます。これらのプラグは、丸いピンが2本ついていて、日本と異なるものです。

SEタイプ

photo by pixabay SEタイプのコンセント

SEタイプのコンセントプラグは、どちらも丸いピンが2本ついているような形状で、Cタイプと非常に形が似ています。しかし、Cタイプはピンが約4mm、SEタイプは約4.8mmで、ピンの太さが少しだけ異なります。

CタイプとSEタイプのプラグの違いは?

photo by Unsplash

CタイプとSEタイプのプラグは、そっくりです。しかしピンの太さが違い、Cタイプはピンが約4mm、SEタイプは約4.8mm。Cタイプが細くSEタイプは太いです。

CタイプのプラグをSEタイプ用のコンセントに入れて電化製品を使うことができるようにも思えますが、おすすめしません。たいてい抜け落ちてしまうので、役に立たないことがほとんどです。事故や故障を招くことになりかねないため、正しいタイプのプラグを使いましょう。

イタリアと日本のコンセントや電圧の違いは?

イタリアと日本では、コンセントの形状や電圧も異なります。電圧は日本の倍以上するので、イタリアで日本の電化製品を使用する際は注意しましょう。

イタリア

日本

コンセントの形状

C・SE

A

電圧

220V

100V

周波数

50Hz

東日本:50Hz
西日本:60Hz

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イタリアのコンセントは変換プラグを使用

photo by pixabay

日本のプラグはAタイプと呼ばれ、イタリアのCタイプとSEタイプのコンセントとは形が違います。そのため、日本から持ち込んだ電化製品をそのまま使用するわけにいきません。スマホやデジカメの充電、ドライヤーなどの家電をイタリアで使いたい場合は、プラグ形状を変換するための変換プラグを使いましょう。

変換プラグの種類は、簡易型とマルチ型の2種類。簡易型は、1種類のプラグ形状に対応しているものです。例えばCタイプの簡易プラグなら、Cタイプのコンセント差込口だけに差し込むことができます。

マルチ型は、1つのアダプターに複数の種類の形状のプラグが備えられたタイプです。国によってプラグの規格が異なる場合でも、滞在地の差込口の形に合わせてカスタマイズできます。イタリアやイギリスなど、複数の国を周遊する旅を計画している人にはおすすめ!一つあると、重宝する変換プラグです。

変換プラグはどこで買える?

photo by 華意氣あらめ

CタイプとSEタイプの変換プラグなら、まずは家電量販店へ行きましょう。海外旅行する人のための、いろいろな種類の変換プラグが揃っています。

簡易型は数百円から購入できますが、マルチ型はもう少しお値段がはることが多いです。店員さんに相談して購入するのもおすすめ。

Amazonや楽天などでも購入できます。スマホやパソコンさえあればいつでも購入できるので、時間と場所を選びません。忙しくてお店へ買いに行く暇がない、という人にもおすすめです。

ただし、実物をみて買えるわけではないので、購入には注意!なかなか届かなかったり、思っていたものと違うものが届いたり、というトラブルが起こりうることを想定しましょう。

ダイソーやセリアなど、100円ショップでも変換プラグが手に入ります。どこにでもあるお店で、安く手軽に購入できるのが最大のメリットです。

しかし、安全性や耐久性などクオリティ面では、信頼できるメーカーのものより多少劣ることがあります。急な海外出張などの緊急時や、イタリア旅行の期間が短いからすぐ壊れてもなんとかなる、という場合などに使うと良いでしょう。

出発直前や当日、変換プラグの買い忘れに気づいたら、空港のショップで買えます。価格は通常よりも割高ですが、成田空港やセントレア 、関西国際空港など、国際線が発着する大きな空港などで購入できます。

セキュリティエリア通過後の家電量販店や、トラベル用品店で取り扱っていることが多いので、チェックしてみてくださいね。

イタリアの電圧は220V〜240V!変圧器が必要な場合も

イタリアと日本では電圧が異なります。イタリアでは電圧が220V〜240Vですが、日本の電圧は100V。

イタリアの方が電圧が高いので、日本の電化製品をそのまま使ってしまうと家電製品が壊れたり、火災の原因になったりすることがあります。必要に応じて、日本から変圧器を持っていきましょう。

ちなみに筆者は、現地の変圧器を使用してパソコン及びパソコンのハードディスクが壊れてしまったという経験があります。そのため、電化製品が使用できなくなるということを避ける意味でも、日本から変圧器をもっていくことをおすすめします!

変圧器なしで海外利用に対応している電化製品もあります。ドライヤーや電気シェーバーなど、一つあると便利です。変換プラグさえあればどこでも使えるので、海外旅行用に揃えておいてもいいですね。

スマートフォン(iphoneやAndroid)・パソコンなどのデジタル機器は変圧器が必要?

photo by pixabay

スマートフォンやタブレット、パソコンなどのデジタルガジェットは、変圧器を持っていく必要がありません。ほとんどの製品が100V〜240Vと、世界各国の電圧に対応済みで、変換プラグさえあればすぐ充電できます。

念のため、出発前に充電用のアダプターを確認しましょう。INPUT: 100〜240Vと書かれていれば、変圧器なしで使えます。


ドライヤー・ヘアアイロンの場合は基本的に変圧器が必要

photo by Unsplash

イタリアのホテルに備え付けてあることが多い、ドライヤー。しかし、風量が弱かったり、壊れて使えなかったりすることがあります。日本のホテルのようにドライヤーの貸し出しサービスはほとんど無いので、髪質が硬く太かったり、髪が長かったりする人は日本からドライヤーを持っていくと安心です。

ドライヤーは消費電力が高い家電製品。そのため、変圧器を通す場合は10kg以上の重さがある大容量の変圧器が必要です。なので、変圧器がいらない海外対応のドライヤーが一つあると重宝します。折り畳めてスーツケースに放り込んでおける小さなものもあるので、用途に応じたタイプを選ぶのがおすすめです。

身だしなみに気をつけたい人なら、ヘアアイロンを持っていくという人もいるでしょう。その場合も、ドライヤーと同様に海外対応のものを持っていくのがおすすめです。

デジタルカメラなどの撮影機器の場合

photo by Unsplash

一眼レフやミラーレスカメラなどの、デジタルカメラ全般の電圧は100V〜240Vに対応しています。イタリアに持ち込むときは、変換プラグがあればすぐ充電できます。

ただし、古いモデルで100Vにのみ対応しているデジタルカメラなどを使っている人は注意!充電アダプターの表示をよく確認しましょう。100V、としか書かれていない場合変圧器が必要です。

デジタルカメラ程度なら、携帯用の小さな変圧器でも十分対応可能なので、あらかじめ日本から持っていくと良いでしょう。

電化製品の対応電圧の調べ方

photo by Unsplash

電化製品の対応電圧を調べるには、製品のラベルやアダプター部分、取扱説明書の規格部分をチェックしましょう。万一、ラベルが擦り切れて読めない・・という場合でも、商品名や型番などがわかれば、インターネットで調べられます。

電圧や入力、INPUTなどと書かれている部分が、対応している電圧のことです。

記載された電圧が100V~240Vとなっていたら、海外対応の電化製品です。日本でもイタリアでも使えますよ。

しかし、100Vと書かれていたら日本国内だけで利用できる電化製品なので、イタリアへ持っていく場合変圧器が必要です。出発前に必ずチェックしましょう!

変圧器を使用する際は消費電力もチェック!

photo by 華意氣あらめ

変圧器を使うときは、容量を確認しましょう。W(ワット)という単位で、変圧器本体や取扱説明書に最大容量が書かれています。

日本から持っていく電化製品にも、本体などにWで消費電力が表示されています。その消費電力の合計が、変圧器本体に書かれている最大容量を超えない範囲で利用するのが基本です。複数の電化製品を利用するときは特に気をつけて!

ミニ扇風機などモーターを内蔵したものや、ミニアイロンなどヒーターを利用する家電製品など、消費電力が大きいものを使うときは、最大容量の80%以内で使いましょう。家電や変圧器の故障を防ぐためにも、注意してくださいね。

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変換プラグや変圧器を忘れた場合は?

Worldwide Electric Adaptor Plug: Bought by Can Pac Swire is licensed under CC BY-SA 2.0 DEED

変換プラグや変圧器を忘れてしまった場合は、ホテルで変換プラグや変圧器を貸し出してくれるかを、フロントデスクやコンシェルジュなどに聞きましょう。

日本人宿泊者が多いホテルや5つ星の高級ホテルなどでは、貸し出しサービスが実施されていることがあります。有料の場合もあるので、合わせて確認すると安心です。

古い建物をホテルに改装しているような場合は難しいですが、まれに、コンセントのほかにUSBポートが備え付けられているホテルもあります。スマホやタブレットなどUSBポートで接続できるものはすぐ充電できて便利です。

どのホテルでも備えつけてあることが多い液晶テレビには、USBポートが備えてあるものも。テレビのスイッチを入れる必要がありますが、緊急時にはここを電源代わりにして、スマホを充電できます。

現地の電気店や量販店でも変圧器を手に入れることは可能ですが、圧倒的に日本で購入できるものとクオリティの差があります。できるだけ、日本から持っていきましょう。

イタリアのコンセントをチェックしてスムーズな旅を

イタリア旅行の際はCタイプとSEタイプの変換プラグを利用したり、電化製品によってはイタリアで利用できるものを準備する必要があります。この記事では、イタリアのコンセントの形状の違い、変換プラグの種類や使い方などについて解説しました。

イタリアを旅行するなら、思い出も一緒に持って帰れるようデジカメやスマホを持っていきたいという人は多いことでしょう。電化製品を持っていくなら、ポイントをおさえた使い方が必要なので、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

cover photo by unsplash

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