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コモド国立公園はインドネシアにある世界遺産の絶景スポット!特徴や注意点などを解説

インドネシアを代表する観光スポット・コモド国立公園。世界最大のトカゲ・コモドオオトカゲが生息することで知られており、1991年には世界自然遺産に登録されています。 この記事では、コモド国立公園の見どころや楽しみ方、行き方、観光の注意点などを解説。ぜひコモド国立公園へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部
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インドネシアを代表する観光スポット・コモド国立公園。世界最大のトカゲ・コモドオオトカゲが生息することで知られており、1991年には世界自然遺産に登録されています。

この記事では、コモド国立公園の見どころや楽しみ方、行き方、観光の注意点などを解説。ぜひコモド国立公園へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

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世界遺産・コモド国立公園の基本情報


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インドネシアの雄大な自然を味わえる観光スポット・コモド国立公園。まずは、コモド国立公園の歴史や特徴などの基本情報を解説します。

コモド国立公園とは?


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コモド国立公園は、インドネシアのジャワ島の東、リンチャ島やパダール島などの小さな島々がつらなる部分にあります。生物多様性の観点から1991年には世界自然遺産に登録され、近年はリゾート開発も進んでいる注目のエリアです。

コモド島の面積は390平方キロメートル。コモド国立公園には、コモド島の他にパダール島、リンチャ島が含まれ、自然保護区域になっています。コドモ国立公園の主な島3つを含む面積の合計は603平方キロメートルもあり、東京から青森まで約580キロメートルといえば、その広さがよくわかりますね。

コドモ島周辺地域の平均気温は25度から29度ほどで、1年のうち約8ヶ月間は雨が降らない乾季。インドネシア国内でももっとも乾燥したサバンナ気候です。

コモド国立公園内には約2,700頭のコモドオオトカゲ(別名コモドドラゴン)をはじめ、爬虫類や鳥類、哺乳動物などが生息しています。サンゴ礁が広がる周辺の海にはイルカ、クジラ、サメ、ジュゴンなどをはじめとした1,000種類以上の魚類がおり、ダイビングスポットとしても有名ですよ。

SNS映えには、島内にあるピンクビーチがおすすめ。ソフトピンク色の砂浜は、世界7カ所あるビーチのうちの1つです。

コモド国立公園の歴史


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コモド国立公園の歴史は古く、公式に発見されたのは20世紀のはじめ。ヨーロッパ人が初めて上陸した際に、恐竜を思わせる見た目の巨大なコモドオオトカゲに遭遇し、コモドドラゴンと呼んだことで知られています。

コモド国立公園内には伝統民族が住んでおり、イヌカットと呼ばれる織物や、カチダンスやケバライダンスなど21の伝統舞踊が残っています。コモド島周辺の島々では言語や新興宗教の異なるさまざまな民族が暮らしており、民族多様性もポイントです。

コモド国立公園に生息するコモドオオトカゲ


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コモド国立公園を訪れる最大の目的は、国立公園内にしか生息していないコモドオオトカゲを見ること。コモド国立公園では柵なしでコモドオオトカゲに会えるので、観光スポットとして知られています。なかでも、リンチャ島は遭遇率が高くおすすめですよ。

コモドオオトカゲはコモド島と近隣の島々にのみ生息するトカゲで、成長すると体長約3メートル、体重は100キロ以上にもなる巨大生物です。古代の姿のまま生きている貴重な生物で、今なお生き残っているのは、コモド島周辺の荒い潮流が生態系の侵入や新出を阻んできたことが原因ではないかとされています。

国立公園内のコモドオオトカゲの多くは人間慣れしており大人しいですが、人を襲うことがあります。観光の際は必ずレンジャーの同行が必要なので注意してください。

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コモド国立公園観光の見どころ・楽しみ方


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コモド国立公園は、雄大な自然と絶景が広がる場所です。観光のほとんどはレンジャーの同行が必要とはいえ、コモド国立公園でしか見られないような貴重な動物や風景がたくさん!

古代生物の生き残りであるコモドオオトカゲや、世界でも珍しいピンク色の砂浜、美しいサンゴ礁などを余すことなく見ていきましょう。

まるで恐竜!迫力あるコモドオオトカゲ


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コモドオオトカゲの生息地は、コモド島含む国立公園内の4島のみ。他では見られない貴重な姿を求めて、多くの観光客が訪れます。コモドオオトカゲは成獣になると体長約3メートル、重さ100キロにもなるんだそう。時速20キロメートルで走り、泳ぐこともできるので、一度追いかけられると逃げるのは難しいんだとか。

約300メートル先まで見えるとてもよい視覚を持ち、あごには毒腺があるため噛まれるとショックを起こし、最悪の場合は死に至る場合もあるという恐ろしい一面も持ち合わせています。安全のため、観光中は必ずレンジャーの指示に従いましょう。コモドオオトカゲの機嫌がよければ、ツーショットが撮れますよ。

気温の高い日中は活動しないため、コモドオオトカゲに確実に会いたい方は涼しい朝の時間帯に行くのがおすすめですよ。

フォトジェニックな砂浜・ピンクビーチ


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コモド国立公園のフォトスポットといえば、ピンクビーチ。青い海にピンク色の砂浜が映えて、現実離れした美しさを生みだしているスポットです。

ピンクビーチのピンク色は、ビーチすぐそばにあるサンゴ礁が砕けて砂に交じったもので、ピンク色の濃さは砂浜によってさまざま。砂浜をよく見ると、濃いピンク色のサンゴ礁のかけらを見つけることができますよ。

ピンクビーチはコモド国立公園内にいくつかあり、なかには小さいながらも人気の少ない穴場エリアも。貸切状態で写真を撮ったり、ピンクと青色の風景にゆっくりと沈む夕日を眺めたりするのがおすすめです。

ただし、ピンクビーチはコモドオオトカゲの生息エリアのため、観光や写真撮影にはレンジャーの同行が必要です。

鮮やかな熱帯魚に出会えるダイビングスポット


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コモド国立公園は、ダイビングスポットとしても知られています。透明な海水は、最大30メートル先まで見えるため、肉眼で楽しむのはもちろん、写真撮影にもぴったり。

潮の流れに沿っておこなうドリフトダイビングが主流で、さまざまな魚の巨大な群れを見られます。サンゴ礁はもちろん、ピグミーやウミウシの群れといった小さな生き物から、サメタマンタといった息をのむような巨大海洋生物にも出会えます。運が良ければ、サメやジュゴンといった日本近郊では出会えないような貴重な海洋生物に出くわすことも。

ダイビングスポットとしては中級~上級者レベルのため、不安な方は次に紹介するタカ・マカッサルなどの浅瀬での熱帯魚観察がおすすめですよ。

穴場スポット!幻の無人島タカ・マカッサル


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※画像はイメージです

無人島タカ・マカッサルは、引き潮のときにしか現れない幻の島です。船でしか行けない上、上陸できる時間が限られているので、ツアー参加で向かうのがおすすめです。

特徴は、島の周囲の海がとても浅く、あたたかいこと。シュノーケリングを楽しめば、砂浜から数歩歩いて海中に入るだけで足元にたくさんの魚を見ることができますよ。

砂浜はサンゴ礁のかけらが多く、素足で歩くには少し痛いかもしれません。ビーチサンダルを持っていくと楽しく観光できますよ。

コモド国立公園観光のベストシーズンは?


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せっかくコモド国立公園を訪れるのなら、海やビーチを楽しめる季節がいいですよね。ここからは、コモド国立公園の観光におすすめのシーズンを紹介します。

ベストシーズンは快適に過ごせる3月~11月


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コモド国立公園のベストシーズンは、乾季の3月~11月ごろ。インドネシアの乾季は雨がまったく降らないので、天候の心配なしで海水浴や観光を楽しめますよ。雨季よりも海がクリアになるため、シュノーケリングやダイビングにもおすすめの時期です。

乾季にコモド国立公園を訪れる場合は、涼しさを重視した服装にするのはもちろん、強い日光を遮るための紫外線対策が必要です。

肌を露出しないような服装や日焼け止めの使用、水分補給で熱中症を防ぎましょう。コモド国立公園内で飲食物を買うことはできないので、凍らせたペットボトルなど長時間冷たさを保てるような工夫をしてドリンクを用意するといいですよ。

観光客が少ない時期を狙うなら12~2月


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コモド国立公園のオフシーズンは、12月から2月にかけての雨季です。雨季といっても、インドネシアの雨季は毎日大量の雨が降るわけではなく、サッと少量の雨が降る程度。青空が出る日もあるので、観光に不向きなわけではありません。

日本の夏と違い、インドネシアの雨季は湿度が低くさっぱりと過ごしやすい気候。ただし、スコールのように突然雨が降り出すため、急な降雨にも対応できる服装が必要です。

折りたためる雨合羽や、濡れても滑りにくい靴などを履いていき、いざ雨が降っても慌てないような準備をしておくのが雨季の観光のコツです。

コモド国立公園の見学方法は?予約は必要?


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コモド国立公園の見学方法や予約について解説していきます。コモド島の自然を最大限楽しむためにも、事前に準備すべきことをしっかり押さえておきましょう!

入場にはチケットの購入が必要!


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コモド国立公園に入るには、入場チケットを買う必要があります。コモド国立公園に入る人は全員購入する必要があり、コモドオオトカゲを見るだけでなく、ダイビングやサーフィンも含まれます。1日単位で買う必要があるため、2日連続で訪れる際には2度チケットを買うことに注意してください。

コモド国立公園内では、おこなうアクティビティによって支払う金額やチケットが変わります。ダイビング、シュノーケリング、ハイキングなど、自分がやりたいアクティビティをどの島でやるかで支払う料金が変わることも覚えておきましょう。

また、コモド国立公園では、たびたび値上げの情報があります。最新情報は随時ご確認ください。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ

コモド国立公園内では、アクティビティや向かう先によってチケットを支払ったりレンジャーを雇ったりとやることが多いです。インドネシアはインドネシア人と外国人観光客で料金を分けているところが多く、コモド国立公園内では都度払いが発生するため料金の詳細がよくわからなくなってしまうことも。

そのため、効率よくコモド国立公園での観光を楽しみたい方は、オプショナルツアーへの参加がおすすめ!コモド国立公園へ向かう船や昼食、観光の入場料などが含まれているツアーがほとんどなので、ツアーに参加すれば細々と自分で手配する手間がかかりません。

現地での手続きが不安な方は、はじめからパッケージツアーに申し込んでおいたり、オプショナルツアーで現地のアクティビティごとにまとめて管理しておいたりするとと便利ですよ。

コモド国立公園観光に要する時間


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コモド国立公園の観光は、最低でも1日押さえておくことをおすすめします。なぜなら、コモド国立公園内は行き来するのに時間がかかるためです。

コモド国立公園へのアクセスは船しかなく、国立公園内に宿泊施設はありません。よって、コモド国立公園に行くには日帰りもしくは船中泊しかないのです。丸1日のスケジュールを組んでおけば、焦らずにゆっくり観光できますよ。

コモド国立公園では、シュノーケリングやダイビング、そしてコモドオオトカゲの鑑賞やハイキングなど、アクティビティがたくさん!コモド島だけでなく、近くのリンチャ島やパダール島などに船で向かうこともできるので、1日いても飽きずに過ごせますよ。

コモド国立公園へのアクセス・行き方


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コモド国立公園へのアクセスや行き方を紹介します。コモド国立公園へ向かうには、インドネシアのリゾート地として有名なバリ島経由で行くのが主なルート。日本からの直行便はないので注意してください。

移動方法は船のみ!


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バリ島から飛行機で90分かけて、フローレス島のコモド空港へ向かいます。コモド空港という名前ですが、位置しているのはコモド島ではなくラブアンバジョという別の島。そこからクルーズ船やスピードボードなどに乗り換えて、コモド国立公園があるコモド島に向かいます。

コモド島へのアクセスは船のみで、島々を巡るにも船が必要です。一般的な観光方法は、コモド島を拠点にして、コモド国立公園周辺を観光する日帰りツアー。事前に往復の船+観光アクティビティ付きのツアーを手配しておけば、日帰りでもコモド国立公園を十分に楽しめますよ。

コモド国立公園観光における注意点


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インドネシアにあるコモド国立公園は、日本とはまったく異なる環境のため、思わぬ失敗やケガに繋がる可能性があります。

コモド国立公園を訪れるにあたり、押さえておきたい注意点をまとめたので、事前にチェックしておきましょう。

長時間の移動を前提に予定を立てる


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※画像はイメージです

コモド国立公園へ行くには、かなり長時間の移動が見込まれます。バリ島からコモド空港まで飛行機で約90分、コドモ空港からコモド国立公園までスピードボードであれば約90分かかります。

コモド空港のあるラブアンバジョを拠点に観光するとしても、往復3時間はかかることが想定されます。余裕を持ったスケジューリングが大切ですね。

また、コモドオオトカゲを探すツアーでは1時間から2時間程度歩き回ることもあります。長時間歩いても疲れにくいサンダルやスニーカーを用意しておくと安心です。

暑さ対策をしっかりする


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熱帯気候のインドネシアは、3月~11月の乾季の間は気温が30度ほどにまで上がります。湿度は低く、日本よりもさっぱりした暑さですが、日差しは容赦なく降り注ぎます。日焼け止めや薄い上着、帽子などを着用して暑さ対策をおこないましょう。

ビーチがあるため水着を用意する人も多いと思いますが、すぐ泳げるような格好で行くのは危険。公園内では岩場をのぼることもあるので、脱げやすいビーチサンダルは避けて、靴底の厚いスニーカーなどを選ぶようにすると安心ですよ。

滞在は船上泊または日帰りのみ


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※画像はイメージです

コモド国立公園内には宿泊施設がなく、2日以上の滞在には船上泊を利用するか、コドモ島に戻って宿泊し、往復3時間かけて翌日訪れるかしかありません。

ダイビングやシュノーケリングなどでコモド国立公園に2日以上滞在したい方は、お風呂や食事などの着いた船上泊のツアーパッケージを利用するのがおすすめ。コモド島とコモド国立公園を行き来する手間がはぶけるので、効率的に観光できますよ。

コモドオオトカゲには近づきすぎない


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コモドオオトカゲには近づきすぎないように注意しましょう。コモド国立公園内にいるコモドオオトカゲは比較的おとなしいものの、刺激すると追いかけてきたり、噛みついたりして事故やけがにつながる可能性があります。

特に、コモドオオトカゲのあごには毒腺が入っており、噛まれると命に関わるような症状を引き起こすことがあります。コモドオオトカゲを見ても自分の判断で近づくことはせず、必ずレンジャーの判断をあおいでから行動するようにしましょう。

麻しん(はしか)ワクチン摂取を確認する


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※画像はイメージです

海外旅行者のうち、帰国後に麻しん(はしか)を発症するケースがもっとも多いとされているのがインドネシアです。高熱や心身にほっしんができる麻しんは感染力が強く、感染者と同じ部屋にいるだけでも感染する可能性があります。とはいえ、事前にワクチン接種することで重症化を防ぐことが可能です。

コモド国立公園をはじめ、インドネシアに渡航する際には麻しんのワクチンを2度おこなったか、過去に感染して免疫があるかを確認しておくようにしましょう。

コモド国立公園の観光を満喫しよう

この記事では、コモド国立公園の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。野生のコモドオオトカゲを間近で見られたり、色とりどりの熱帯魚たちに出会えたりするのは、自然豊かなコモド国立公園ならでは。

ぜひ紹介した情報を参考に、コモド国立公園の観光を満喫してみてくださいね!

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