【旅行前に確認】ハンガリーのコンセントは2種類!変換プラグは必要?日本と異なる電圧に注意
ハンガリー旅行に行く前に確認しておきたいのがコンセントのタイプ。ハンガリーでスマホやカメラ、ヘアアイロンを使うために、電源の確保は欠かせません。ハンガリーのコンセントは、日本とは異なるタイプの形状・電圧のため、日本の電化製品をハンガリーで使う場合は、変換プラグや変圧器が必要になります。 この記事では、旅行の前に知っておきたい、ハンガリーのコンセントや電圧について、ハンガリー在住の筆者が徹底解説!「充電ができない!」なんてことのないよう、事前にしっかりと準備しましょう。
ハンガリー旅行に行く前に確認しておきたいのがコンセントのタイプ。ハンガリーでスマホやカメラ、ヘアアイロンを使うために、電源の確保は欠かせません。ハンガリーのコンセントは、日本とは異なるタイプの形状・電圧のため、日本の電化製品をハンガリーで使う場合は、変換プラグや変圧器が必要になります。
この記事では、旅行の前に知っておきたい、ハンガリーのコンセントや電圧について、ハンガリー在住の筆者が徹底解説!「充電ができない!」なんてことのないよう、事前にしっかりと準備しましょう。
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ハンガリーのコンセントはCタイプとSEタイプの2種類
ハンガリーの一般的なコンセントは、CタイプとSEタイプの2種類。両方ともプラグは、丸いピンが2本ついた特徴的な形状を持っており、日本のAタイプとは異なります。
ホテルの部屋にあるコンセントはほとんどがCタイプです。日本のAタイプが用意されているホテルはないため、必ず変換プラグを持参するようにしましょう。
ハンガリーのコンセント | 特徴 | 変換プラグの必要性 |
---|---|---|
Cタイプ | ヨーロッパでよく使われている形状 | 〇 |
SEタイプ | ヨーロッパでよく使われている形状 | 〇 |
Cタイプ
Cタイプはヨーロッパ諸国で広く使用されていて、ユーロプラグとも呼ばれます。これらのプラグは、丸いピンが2本ついていて、日本と異なるものです。
SEタイプ
SEタイプのコンセントプラグは、どちらも丸いピンが2本ついているような形状で、Cタイプと非常に形が似ています。しかし、Cタイプはピンが約4mm、SEタイプは約4.8mmで、ピンの太さが少しだけ異なります。
ハンガリーと日本のコンセントや電圧の違いは?
ハンガリーと日本では、コンセントの形状や電圧も異なります。電圧は日本の倍以上するので、ハンガリーで日本の電化製品を使用する際は注意しましょう。
ハンガリー | 日本 | |
---|---|---|
コンセントの形状 | C・SE | A |
電圧 | 220V | 100V |
周波数 | 50Hz | 東日本:50Hz |
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ハンガリーのコンセントは変換プラグを使用
ハンガリーのCタイプとSEタイプのコンセントは、日本の電化製品のプラグのAタイプとは形が違うため、そのまま使用することはできません。そのため、日本から持参した電化製品を使いたい場合は、プラグの先にはめ込んで形状を変換するための変換プラグが必要です。
変換プラグには、簡易型とマルチ型の2種類があります。簡易型は、1種類のプラグ形状に対応しており、もとのプラグに差し込むだけで使えます。
マルチ型は、1つのアダプターに複数の種類の形状のプラグが備えられているので、旅先のコンセントに合わせてカスタマイズして使えます。多くの商品では、USBポートが複数個ついているため、同時に複数の電子機器を充電することができます。ハンガリーだけでなく、さまざまな国のプラグ形状に対応できるため、海外旅行好きの人は1つ持っておくと大変便利です。
変換プラグはどこで買える?
変換プラグは、家電量販店で手に入ります。店頭では、さまざまな種類のプラグが豊富に取りそろえられているほか、欲しいプラグを店員さんにも相談できるので便利です。価格は安いものだと300円〜購入できるものも。
また、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも取り扱っている場合があり、格安で購入できます。ただし、クオリティは正規のものより多少劣るので注意して選びましょう。
出発前に変換プラグの買い忘れに気づいたら、空港のショップをチェックしてみましょう。
空港によっては、家電量販店やトラベル用品店で取り扱っている場合があります。価格は通常よりも割高なものが多いです。
差し込み口が複数ある電源タップはあると便利
差し込み口が複数ある電源タップは、旅行に持っていくと便利です。ホテルにコンセントが1つしかない場合に活躍してくれます。スマートフォンのほかにも、モバイルバッテリーやパソコン、カメラなど電子機器を複数持っていく人は、一度に複数の充電ができるのでおすすめです。
電源タップを選ぶポイントは、海外のどのコンセントの形状でも使えるよう、プラグが変更できるユニバーサルタイプのものを選ぶこと。また、USBポートが複数ついたものも便利です。
ハンガリーの電圧は220V!変圧器が必要な場合も
ハンガリーと日本では、コンセントやプラグの形状だけでなく、電圧も異なります。ハンガリーでは電圧が220Vとなっています。
一方、日本の電圧は100V。ハンガリーのほうが電圧の数値が高いため、日本から持参する電化製品を使用する際には変圧器が必要となることがあります。日本の電化製品をそのまま使ってしまうと製品の破損や火災の危険性もあるので、十分に注意が必要です!
ただし、最近では変圧器なしで海外利用に対応している電化製品も多いので、自身がハンガリーに持っていく電化製品の対応する電圧を確認し、必要に応じて変圧器を用意しましょう。
スマートフォン(iphoneやAndroid)・パソコンは変圧器は必要なし!
スマートフォンやパソコンは、基本的に変圧器の必要がありません。ほとんどの製品が世界各国の電圧に対応しているグローバル規格となっているため、変換プラグさえあればそのまま充電できます。
ただし、使用する際には必ず表示をしっかりと確認しましょう。電化製品のアダプターを確認して、INPUT: 100〜240Vと書かれていればグローバル規格製品であるため、変圧器なしで使用できます。
ドライヤー・ヘアアイロンは基本的に変圧器が必要
ヘアアイロンは150〜240W、ドライヤーは600〜1200Wといった高い消費電力を持つことが一般的です。特にドライヤーは、ハンガリーで使用すると大容量の変圧器が必要となってしまいます。
旅行で大容量の変圧器を持っていくのは現実的ではないため、変圧器不要の海外対応のドライヤーを購入するのがベスト。家電量販店などに行くと種類も価格帯も豊富に販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。また、ハンガリーのホテルは、ホテルにドライヤーが設置されている場合が多いので、それを使用するといいでしょう。
デジタルカメラなどの撮影機器の場合
一眼レフやミラーレスカメラをはじめとする、デジタルカメラ全般の電圧は100V〜240Vに対応しています。そのためハンガリーで充電する場合、変圧器の必要はありません。変換プラグを利用すれば、充電ができます。
ただし、稀に100Vにのみ対応しているデジタルカメラなどもあります。高価なものだからこそ、うっかり充電が原因で故障してしまわないよう、充電前に対応電圧を確認しておくと安心です。
電化製品の対応電圧の調べ方
電化製品の対応電圧は、製品のラベルやアダプター部分をチェックしましょう。電圧や入力、INPUTなどと書かれている部分が対応している電圧を表しています。
記載されている電圧が100V~240Vとなっている場合は、海外利用に対応している電化製品であることを意味し、ハンガリーでも変圧器なしで利用できます。
一方、100Vと書かれているものは日本規格のものであり、電圧が220Vのハンガリーでは利用できません。出発前までに、持参する電化製品の対応電圧をチェックしておくようにしましょう。
変圧器を使用する際は消費電力もチェック!
変圧器を使用する際には、変圧器の容量が使用する電化製品の消費電力よりも大きいかどうかを必ず確認しましょう。主な電化製品の消費電力の目安は、スマートフォンで10~15W、ドライヤーで600~1200Wです。
総消費電力量が変圧器の容量を越えなければ、電化製品を使用する際に複数の電化製品を同時に使用できますよ。
変換プラグや変圧器を忘れた場合は?
変換プラグや変圧器を忘れてしまった場合は、ホテルで変換プラグや変圧器の貸し出しサービスがされているかを確認しましょう。日本人宿泊者が多いホテルや5つ星の高級ホテルなどでは、貸し出しサービスが実施されている場合があります。
また、最新のホテルには、コンセントのほかにUSBポートが備え付けられている場合も。USBポートがあれば、スマートフォンやモバイルバッテリーなどの電化製品を変換プラグなしで充電できます。ただし、USBケーブルで繋げられないものや電圧の高い電化製品には使えません。
変換プラグや変圧器を借りられない場合は、現地の空港や大型の電気屋さんで購入するのがおすすめです。
ハンガリーのコンセントをチェックしてスムーズな旅を
この記事では、ハンガリーのコンセントの形状、変換プラグの種類や使い方などについて解説しました。ハンガリー旅行の際は、CタイプとSEタイプの変換プラグや、海外対応の電化製品を準備する必要があります。
事前にコンセントの確認をして、ハンガリー旅行を快適に楽しんでくださいね。
cover photo by pixabay