パリ観光におすすめのスポット

パリのシンボル、エッフェル塔。エッフェル塔には、それぞれ異なる高さに3つの展望台があります。一番上の展望台からは、パリ市街を一望することができます。また、夜になるとライトアップされ、幻想的な美しさを放ちます。エッフェル塔へは、エッフェル塔駅から徒歩数分でアクセスできます。事前にチケットを購入しておくと長い待ち時間を避けて観光を楽しむことができます。パリを訪れたら、エッフェル塔をぜひ訪れてみてください。

世界的に有名な美術館で、かつてのフランス王室の宮殿でもあります。モナリザやヴィーナス・ド・ミロ、ウィングド・ビクトリーなど、多くの有名な作品を所蔵しています。美術館の見どころは、絵画だけでなく、彫刻や装飾品、東洋美術など多岐に渡ります。美術史に関心がある方はもちろん、初めて美術館に行く人も楽しめるように、オーディオガイドやテーマ別のルート案内なども用意されています。また、チケットは事前にオンラインで購入することができます。

ナポレオン・ボナパルトが戦勝を祝って建てられたこの門は、パリの中でも圧倒的な存在感を放ちます。門の上部には戦争に勝利したことを象徴するレリーフが刻まれ、その美しさは見る人を虜にするでしょう。また、門の周辺にはシャンゼリゼ通りやエリゼ宮殿、グラン・パレ美術館など、パリの観光スポットが集まっています。エトワール凱旋門からはパリ市内の素晴らしい景色を一望できます。交通量の多い場所ですので、写真撮影をする際には注意が必要です。

世界で最も華やかと言われ、凱旋門からルーブル美術館へと続く大通りです。全長2kmにわたり、高級ブランド店や飲食店が軒を連ねています。ルイ・ヴィトンの本店もあり、テラス席でのランチやイルミネーションの鑑賞もおすすめです。秋には紅葉し、冬には華やかな光で飾られる通りです。エトワール凱旋門からルーブル美術館へと緩やかに傾斜しており、凱旋門側からショッピングをスタートすると、楽にショッピングを楽しむことができます。

有名な小説『オペラ座の怪人』の舞台であり、パリのオペラ地区に位置しています。内部は豪華な装飾が施された宮殿のようであり、映画のような大理石の階段が魅力的です。ガイド付きツアーで客席まで見学することもできます。また、定期的にオペラやバレエの公演も行われており、舞台芸術を楽しむことができます。パリの象徴的な場所であり、訪れる際には公演のスケジュールを確認することをおすすめします。

オルセー美術館は、ルーブル美術館と並ぶパリを代表する美術館です。セーヌ川沿いにあり、建築や装飾など建物自体もとても美しい美術館です。19世紀後半にパリを中心に活躍したモネやルノワールなどの印象派画家の絵画や、ゴッホの作品が数多く展示されています。ルーブル美術館と比較すると規模が小さく、1日で回るのにちょうど良い大きさなのも魅力的です。アイコニックな大きな時計の裏側あるカフェでゆったりと過ごすのもおすすめです。

パリのセーヌ川に浮かぶシテ島にある、850年以上の歴史を持つゴシック建築の大聖堂です。1991年にユネスコの世界遺産に登録されました。聖母マリアをモチーフにしたピエタ像や美しいバラ窓、細工のあるファサード、地下の博物館が注目のポイントです。現在は2019年の火災の修復作業で大聖堂を見学することはできませんが、大聖堂の前の広場には今でも多くの観光客が訪れています。

パリ、ルーブル美術館の北側に、大きな噴水がある広々とした広場があります。それを取り囲む豪華な建物がパレ・ロワイヤルです。幼少時代のルイ14世がここに住んでいたことからパレ・ロワイヤルと呼ばれています。現在の姿とは対照的に、18世紀末にはフランス革命の中心的な場所となった歴史的な場所でもあります。建物の中に入ることはできませんが、現代芸術家ダニエル・ビュランの作品、大理石でできた黒と白のストライプのオブジェをみることができます。

パリにある国立近代美術館です。前衛的な建築で、設備の配管を外観のデザインとして利用しています。ピカソやアンリ・マティス、シャガールやアンディ・ウォーホルなど20世紀の有名な芸術家の作品が幅広く所蔵されています。敷地内には美術館や図書館、レストランやカフェなどさまざまな施設があり、地元の人々にも人気の場所です。長いトンネルの中にあるエスカレーターを登ると、屋上の展望テラスからパリの街並みも一望することができます。

パリの北部、モンマルトルの丘の上にそびえる教会堂です。建物自体はあまり大きくはありませんが、パリで一番高い丘の上にあるこの教会堂は、真っ白な建築が遠くからも目を引く美しい建物です。有名なフランス映画「アメリ」の舞台となっているのもこのモンマルトルで、主人公のアメリが働いているカフェも実際に訪れることができます。モンマルトルにはパリらしい可愛らしい外観のモンマルトルの丘の上からはパリを一望できます。

ヴェルサイユ宮殿はフランスのパリ郊外にある、ルイ14世によって建造された豪華な宮殿です。広大な敷地内には、美しい庭園や噴水、人工の運河があり、豪華絢爛な建物が点在しています。宮殿内部には、当時の贅を尽くした内装や絵画、彫刻など、多くの貴重な美術品が展示されています。また、宮殿内にはオペラ座もあり、歴史的な舞台芸術も楽しめます。ヴェルサイユ宮殿はフランスの歴史や文化を学ぶことができる、見応えのある観光スポットです。

パリ郊外にあるフランスの歴史的な宮殿で、美しい庭園や豪華な内部装飾が魅力です。ナポレオンも愛した王家の宮殿で、多くの歴史的な人物が滞在した歴史的価値の高い場所です。かつての宮廷の生活を感じることができます。広大な敷地内には散策できる庭園や美しい湖もあり、王室の狩猟地に建てられた城館で、ヴェルサイユ宮殿とは違った雰囲気があります。宮殿の近くには狩猟地だった森もあり、とても落ち着いた静かな場所で過ごせますよ。

パリの中心部に位置し、約780kmもの長さを誇る「セーヌ川」。パリに来たらぜひ訪れたいおすすめの観光スポットです。川を中心に左岸と右岸、それぞれが異なる魅力を持っており、観光客はもちろんパリジェン&パリジェンヌからも愛れている場所と言えるでしょう。観光で訪れた人におすすめなのが、セーヌ川から出ているクルーズ船。川面をゆったりと進むクルーズ船からは、エッフェル塔をはじめとするパリの街並みを新たな角度から楽しめます。歩くことなく市内の美しさを堪能できる体験です。川の流れに身を任せながら、パリの魅力を身近に感じてみてはいかがでしょう。近隣にあるカフェで一息つくもよし、公園でリラックスタイムを過ごすもおすすめです。

パリの大パノラマが広がる「モンマルトルの丘」。丘の頂上に建つ「サクレクール寺院」からは、息をのむような壮大な景色が広がります。都市の喧騒から離れた場所に位置しているので、ゆったりとパリ観光を楽しみたい人にもおすすめです。また、芸術的観点からも人気が高いモンマルトルエリア。かつてゴッホやピカソといった名高い画家たちが愛した静かな住宅街として知られています。有名な作品のインスピレーションの源となった地域の風情は、パリのどの地域とも違った独特の魅力を放っています。モンマルトルの丘からの眺め、地元の食べ物、芸術家たちの遺した足跡を辿り、パリのもう一つの魅力を堪能してみてはいかがでしょう。

パリの中心部にありながらも一種の隠れ家のような趣がある「サント・シャペル」。シテ島と言えば「ノートルダム大聖堂」が有名ですが、サント・シャペルも忘れてはいけません。上層部にあるステンドグラスはフランス最古とされ、煌びやかな光景に圧巻されること間違いなし。ステンドグラスは、聖書にある1,134の場面を細かく描かれており、一つひとつに物語が込められているのが特徴です。内装はもちろん、外観も見どころ。尖塔と二層式の構造を持った建築様式は、中世ゴシック建築の優れた例示です。特に上層の礼拝堂は、祈りと静寂の空間として設計されており、静かな雰囲気の中でステンドグラスの美しさに浸ってみてはいかがでしょう。

パリ南部に佇む「トゥール・モンパルナス」はパリの壮大な景色を眺められるスポットです。59階建ての高層ビルで、エッフェル塔に次ぐ高さを誇ります。パリ市内を一望できる壮大な景色を堪能できるほか、待ち時間が比較的少ないのがおすすめポイント。忙しい人やエッフェル塔が混雑している時におすすめです。トゥール・モンパルナスからのパノラマビューには、エッフェル塔も含まれており、一味違った角度からパリの景色を堪能できます。また、トゥール・モンパルナスは遅い時間まで開いているのも嬉しいポイント。夜のライトアップされたエッフェル塔と、幻想的なパリの夜景は格別です。

セーヌ川の南側に佇む、歴史と魅力に満ちた「リュクサンブール宮殿」。1625年に建設され、かつてはフランス王家の居室として栄えた場所です。フランス革命を経て、現在ではフランス上院の議事堂として利用されています。政治の中心地としての役割を担いながらも、美しい建築と豊かな歴史が、訪れる人々を魅了させるおすすめの観光スポット。内部は通常公開されていませんが、年に一度、9月の第3金曜日に無料ツアーが開催されています。一般の人も豪華な内装を間近に見ることができるので、気になる人はタイミングを見計らってみてはいかがでしょう。宮殿はリュクサンブール公園内に位置しており、散策しながらパリらしい雰囲気を感じることができます。

フランスの歴史を身近に感じることができる「アンヴァリッド廃兵院」。フランスの英雄、ナポレオンが眠る墓として知られており、観光客はもちろん地元の人からも愛されているスポットです。元々、ルイ14世によって負傷兵の治療と保養のために設立され、現在はフランス軍事の歴史を伝える博物館として機能しています。アンヴァリッドの中心にあるドーム教会は、金色のドームが輝く美しい外観が特徴。ナポレオンの生涯や業績をたどる数多くの展示品があり、その中でも特に目を引くのがナポレオンの等身大の像です。敷地内には中世から現代に至るまでの武器や、甲冑を展示する博物館もあり、パリの歴史を感じることができるでしょう。

パリの中心部に位置し、地元の人の憩いの場として親しまれている「チュイルリー庭園」。ルーブル美術館とシャンゼリゼ通りを結ぶ広さを誇り、休憩や散歩で訪れるのに最適です。美しく手入れされた庭園は、著名な庭園設計家「ル・ノートル」によってデザインされたもの。ヴェルサイユ宮殿の庭園と同様に、厳格な左右対称のレイアウトが特徴です。また、園内には多数の彫刻作品が展示されており、アートを愛する人々にとっても魅力的なスポットとなっています。公園内には「オランジュリー美術館」と「ジュ・ド・ボーム美術館」も併設されています。パリ屈指の観光スポット、ルーブル美術館と一緒に訪れてみてはいかがでしょう。

パリ中心部の喧騒とは一線を画した、下町の雰囲気を色濃く残す「サン・マルタン運河」。全長4.5kmの長さを誇る運河沿いには、カフェやバーが並びます。テラス席から水面をゆったりと眺めつつ、リラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょう。夜になると運河沿いがライトアップされ、妖艶な景色を眺めながらゆっくりとお酒を楽しむのもおすすめです。また、サン・マルタン運河では遊覧船も運行しており、水上からの景観を楽しむことができます。周辺にはレンタサイクルもあるので、パリの街を自転車で散策するもよし、のんびりとカフェで一息つくもおすすめです。

緑溢れるチュイルリー公園内に位置している「オランジュリー美術館」。ルーブル美術館やオルセー美術館とも近く、芸術の街パリを感じることのできるスポットです。オランジュリー美術館には数多くの芸術作品が飾られていますが、特にクロード・モネの「睡蓮」シリーズが有名です。自然光が巧みに取り入れられた展示空間は、モネが生前に望んだとされる展示方法を反映しているのが特徴。晴れた日や夕焼け時には、光の影響で作品が異なる表情を見せてくれるでしょう。さまざまな時間帯に訪れ、違った雰囲気の「睡蓮」を感じてみてください。作品の新たな一面を発見することができる、パリの芸術を感じたい人におすすめな場所です。

ギャラリーラファイエットは、創業100年以上の歴史を誇るショッピングセンター。豪華な装飾と幅広い商品の取り扱いで知られています。化粧品、最新ファッション、上質なジュエリー、選りすぐりのワイン、そして生鮮食品まで、あらゆるニーズに応える品揃えが魅力です。百貨店の中心部には、巨大な天窓と壮大な吹き抜けがあり、視覚的にも楽しめることでしょう。特に、吹き抜け部分はLEDライトで照らされ、昼夜を問わずきらびやかな雰囲気を演出しています。オペラハウスを彷彿とさせる空間で、ショッピングを楽しむことができます。また、免税手続きも店内で完結できるため、旅行で訪れた人も嬉しい場所と言えるでしょう。

マドレーヌ寺院は、壮大なネオクラシカル建築で知られるフランスの象徴的な教会です。建設は18世紀末に始まりましたが、フランス革命や度重なる設計変更により、完成までに約85年有したとされています。寺院はパリ8区のマドレーヌ広場にあり、まるで古代ギリシャの神殿を思わせる巨大な円柱が特徴です。52本のコリント式円柱が並ぶ外観は圧倒的な存在感で、パリらしい優雅な街並みを感じられます。寺院の内部は荘厳な雰囲気に包まれており、広大なネーブ（身廊）には、豪華な装飾が施された祭壇があり、圧巻の景色です。また、寺院内ではさまざまなコンサートが定期的に開催されているのが特徴。パリの歴史と芸術を象徴する文化的なランドマークとしてぜひ訪れたい人気スポットです。