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ヴェルサイユ宮殿は華麗な宮殿や庭園が魅力の世界遺産!行き方や見どころを解説

本記事では、フランスの代表的観光スポット・ヴェルサイユ宮殿について、宮殿の歴史・特徴などの概要から見どころや予約方法などの観光情報まで、網羅的に解説します。本記事を読めばヴェルサイユ宮殿への観光を検討している方への参考になるだけでなく、まだ観光を検討している方もきっと訪れたくなりますよ。

ライター
NEWT編集部
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ヴェルサイユ宮殿は年間600万人もの観光客が訪れるフランスを代表する観光スポットのひとつです。宮殿と庭園を合わせると東京ドーム約175個分と広大な庭園です。また、フランス絶対王政時代の麗しく豪華な造りは見る者全てを魅了する力を持っています。

本記事は、豪華で気品あふれるヴェルサイユ宮殿の魅力や見どころ、見学方法などを余すことなくご紹介します!

Contents

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ヴェルサイユ宮殿の基本情報


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ヴェルサイユ宮殿は、16世紀はじめに建設されたフランスを代表する世界遺産のひとつです。建築物として評価が高く、バチカンにあるサン・ピエロ大聖堂に並びバロック様式の代表建築物でもあります。

バロック様式とは、ヨーロッパを中心に1590年頃から盛んになった建築様式。また、ヴェルサイユ宮殿は室内装飾に重点が置かれロココとも呼ばれることから、バロック・ロココ様式と呼ばれることもあります。

そんなヴェルサイユ宮殿の歴史や成り立ちについて、順にみていきましょう。

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ヴェルサイユ宮殿の歴史


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ヴェルサイユ宮殿はフランス絶対王政の象徴ともいわれ、17世紀から18世紀にかけて建設されました。

元は、ルイ13世が幼少期にヴェルサイユの地を訪れたことから始まり、自身の王政時代に狩猟を楽しむ館として建設されましたが、その後1661年ルイ14世が即位後、建築家ル・ヴォーとマンサール、画家・装飾家のル・ブランの設計のもと、現在のヴェルサイユ宮殿となりました。

当時はフランス絶対王政の真っ只中。豪華、贅りの限りを尽くすことが権威が象徴される時代です。そのため、ヴェルサイユ宮殿は歳月をかけて豪華爛漫な姿へと変わっていったのです。

ここでは、ヴェルサイユ宮殿と歴代国王の成り立ちについて見ていきましょう。 

ヴェルサイユ宮殿はいつ建てられた?


photo by unsplash

ヴェルサイユ宮殿が建築されたのは、ルイ13世が幼い頃、当時のフランス国王である父アンリ4世とヴェルサイユの森に初めて狩りに訪れたことがきっかけです。

当時のヴェルサイユ周辺は緑豊かな広い森林地帯で、王になったルイ13世はその幼少期にヴェルサイユ周辺で過ごしたときの感動が忘れられず、1624年にヴェルサイユの小高い丘に狩猟用の館を建てました。それが、ヴェルサイユ宮殿のはじまりです。

その後、ルイ14世が王位に即位してから40年ほど歳月をかけてヴェルサイユの増築工事を行います。

ヴェルサイユ宮殿は、建設当初から高貴な宮殿や庭園ではなく、ときを経て少しずつ変化し豪華爛漫な姿となったのです。

ヴェルサイユ宮殿はなぜ建てられた?


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「朕は国家なり」という歴史的な言葉を残したルイ14世。さらに、絶対主義と呼ばれる君主であったルイ14世は、ブルボン王朝の象徴や当時の王政を誇示するため、多額な資金を投じ現在のヴェルサイユ宮殿へ増築・改修したといわれています。

つまり、ヴェルサイユ宮殿はルイ14世の権威の象徴として作り替えられたということです。また、この改修プロジェクトでは建築・造園・絵画・装飾など、各分野における一流の技術者が集められました。

宮殿初期の設計は建築家のルイ・ル・ヴォーとフランソワ・ドルベイが、内部の装飾は画家のシャルル・ルブランが行い、庭園の改修は造園家のアンドレ・ル・ノートルがそれぞれ担当しました。そして約49年間という長い年月を経て現在のヴェルサイユ宮殿の姿となったのです。

ヴェルサイユ宮殿を建てたルイ14世はどんな人物?


photo by pixabay

ヴェルサイユ宮殿を現在の豪華絢爛な姿に改修した国王・ルイ14世。ルイ14世は、17世紀後半から18世紀初頭、フランス絶対王政全盛期の国王として政治にあたった人物です。

親政開始後は産業の保護、海外植民地の拡大につとめ、侵略戦争を行うことで領土拡大に生涯勤しんでいました。そして、別名太陽王とも呼ばれていたルイ14世は、自ら太陽神・アポロンに扮してバレエを踊ることもあったそうです。

ヴェルサイユ宮殿の特徴


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ヴェルサイユ宮殿の特徴は、大きく分けると2つあります。

まずは、宮殿の敷地の広大さ。ヴェルサイユ宮殿は、離宮・庭園まで見学するのに丸1日を要するほど広大で、その広さは約800ヘクタール。なんと東京ドーム175個分に相当する広さがあります。

そして、長い年月をかけ少しずつ増築された宮殿でもっとも大きな居住部分は、5,000人以上が生活していたといわれています。


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2つ目は、バロック様式とロココ様式が融合された建築デザインです。バロック式建築とは16世紀末ヨーロッパを中心に用いられた建築様式のことで、代表的な建築ではヴェルサイユ宮殿やバチカンのサンピエロ大聖堂などが有名です。

ロココ様式は、18世紀後半から19世紀にかけての建築様式で、華やかな装飾、繊細なデザイン、富裕な材料が特徴。

宮殿内には、繊細なステンドグラスや、豪華な家具、美術品が多く配置されています。また、宮殿の広間には、洗練されたデザインの天井や壁画があります。

なかでも、鏡の間は、ヴェルサイユ増築の初期にできた回廊で、美しく細部までこだわった芸術!ヴェルサイユの特徴は、広大な敷地と高い芸術性の2つといえるでしょう。

ヴェルサイユ宮殿が世界遺産に登録された理由


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ヴェルサイユ宮殿は1979年に世界文化遺産として登録されています。また宮殿が世界遺産に登録された理由は、世界の宮廷の中でも壮麗で豪華な装飾や建築物・芸術品として高い評価を得ているからです。

さらにフランス絶対王政時代の象徴として近世ヨーロッパを代表する建築物として世界中に多大な影響を与えました。

ヴェルサイユ宮殿は、芸術品としてもですが、当時の時代背景を象徴する豪華な装飾や空間、建築様式など、建築物として高い評価を得ている世界でも名高い文化遺産のひとつです!

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ヴェルサイユ宮殿の見どころ


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21世紀、現在のヴェルサイユ宮殿は宮殿・庭園はもちろんのこと、家具・調達品の配置までが専門家による緻密な監修により当時のまま再現されています。

また、総面積800ヘクタールを誇る広大な庭園内には、宮殿、庭園、大トリアノン宮殿、マリー・アントワネットの離宮、馬車博物館など多くの見どころが点在していますよ!

ヴェルサイユ宮殿では、夏は噴水ショーや花火など季節に応じたイベントも行われ、常に多くの観光客で賑わっています。ここでは、ヴェルサイユ宮殿を見学するときにぜひチェックしたい見どころをまとめていきます。

宮殿内の代表スポット!鏡の間


photo by pixabay

ヴェルサイユ宮殿の代表的なスポットといえば、鏡の間(回廊)。鏡の間は全長約75メートルの美しい鏡張りの一室。ヴェルサイユ増築初期に約8年かけて建築されました。宮殿内でもとくに豪華で華やかな印象がある場所です。

見学の見どころは、美しい鏡装飾!17個のアーケードに約350枚近く貼られた鏡が室内いたるところに敷き詰められ幻想的。天井からシャンデリアと燭台の光で空間を演出していて、訪れた誰もが息をのむ美しさ!

当時の鏡は高級品で、時代背景からもルイ14世紀の財力や権威性が強大だったことが伺えます。

また、鏡の間の建築目的は公的行事や外交の場として使用することだったそう。当時は客を招き入れ交流を深める場として使用されていました。あのマリー・アントワネットもここで頻繁に踊っていたそうですよ。

そして1919年、第一次世界大戦を帰結するヴェルサイユ条約は鏡の間で結ばれたことでも有名です。空間に足を踏み入れると当時の優雅で豪華な王族たちの生活を想像できるかもしれませんね!

王が愛してやまなかった庭園


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ヴェルサイユ宮殿の中でもルイ14世が愛してやまなかった庭園は、フランス式の数ある庭園の中でも最高傑作と呼ばれています。

剪定された樹木は造園家アンドレ・ル・ノートルによって忠実に再現されたもの。幾何学模様に美しく配置されており西洋庭園の美といわれるシンメトリーとなっています。

もともと、ヴェルサイユの周辺には水や池などありません。しかし、ルイ14世はセリーヌ川から水を導き、自然の力さえも変えることができると、神の象徴、権威を誇示したのです。そして長年、民衆の心をつかみ、自身の王政を築きました。

水と心も踊る数々の噴水


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庭園内には、大小の噴水が約500〜600ほどあり、中には一流の彫刻家が創造した大理石彫刻も設置されています。これも当時の政権の象徴としてルイ14世が設けたもの。

また春から秋にかけてヴェルサイユ宮殿の名物噴水ショーが行われます。中世を思わせる宮殿音楽の音に合わせて、水が湧き踊る優雅なショーです。かつての王族や貴族も楽しみにしていたイベントを再現しているそう!

ベルサイユ宮殿の見学後、庭園散策と合わせて楽しめるイベントショーです。

優雅なひと時を過ごせる散歩道


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40年かけて造園されたヴェルサイユの庭園には、いたるところに散歩道が設けられています。幾何学的・格子状に設けられた散歩道は並木道となっていて、一流彫刻家による彫像が飾られています。

800ヘクタールと広大な庭園ですが、所々に散歩道や無数の噴水、剪定された植木があるので飽きることがありません。また、庭園内はサイクリングやボートのレンタルが可能です。散歩道で並木を眺めながらサイクリングもおすすめですよ!時間をかけてゆっくりお散歩するのも優雅なひとときを過ごせるでしょう。

華麗な花が咲き誇る王妃の木立ち


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1776年に宮殿を訪れる多くの客から人目を避けて散策できるようにと造園が造られました。王妃の木立と呼ばれる装飾造園は、当時の王妃マリー・アントワネットだけのために造られたもの。フランスでは珍しい北米の木々が植えられ、造園全体にさまざまな花が咲き乱れています。

そして、200年以上たった現在でも、歴史の書物をもとに当時の空間が中実に再現されています。王妃の木立は、ヴェルサイユ庭園内でも少し変わった芸術的な雰囲気をまとう場所となっていますよ!

夫人のための離宮プティ・トリアノン


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プティ・トリアノンは、ルイ15世が愛人のデュバリー伯爵夫人とプライベートな時間を過ごすために建てた敷地内にある離宮です。しかし、ルイ16世の時代にマリー・アントワネットにこのプティ・トリアノンを贈りました。

アントワネットは、このプティ・トリアノンが大好きで生涯のほとんどをここで過ごしています。宮廷内には王妃の寝室や控えの間など、広間が多数に分かれています。

ハープやピアノが置かれた室内は、王妃の当時の優雅な日常が目に浮かびます。控えの間に飾られているマリー・アントワネットの肖像画は必見!宮殿からは少し離れた場所にあるので、庭園をミニトレインに乗って移動するのがおすすめです。

歴代の王が生まれた王妃の寝室


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王妃の寝室は、歴代の王妃が日常の大部分を過ごした場所で、寝室として使われていた一室。上空に吊られたシャンデリアや細部まで施された室内装飾はロココ様式の代名詞とも言われています。

また、歴代王妃で最後に使ったのはマリー・アントワネットで、室内の家具や内装は当時を忠実に再現しています。

そして、歴代の王子たちをここで公開出産したと言われているので、歴代王子のはじまりの場所といっても過言ではありません。

戦いの勝利がテーマ戦争の間


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戦争の間は、鏡の間の前にあるルイ14世のオランダ戦争の勝利と終戦時をはじめ、戦いの勝利をテーマとして造った部屋。

フランスを代表する室内装飾家シャルル・ル・ルブランによってデザインされた室内には、数々の円形薄彫り肖像が飾られています。

中でも馬に股がるルイ14世が描かれており、こちらのレリーフはベルサイユのばらに登場するオスカルのモチーフとなったことでも有名です。

マリー・アントワネットの婚礼が行われた王室礼拝室


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王室礼拝堂は、ルイ16世とマリー・アントワネットの結婚式が行われた場所で、上層は歴代国王や王族、下層は信者の場所となっている2階建ての礼拝堂。礼拝堂全体は、高い天井によって華麗な印象を受ける空間となっています。

また、ルイ14世が妻マントノ夫人の影響を受け後年強い信仰心を持つようになり、熱心なカトリック信者となったことも有名な話です。礼拝堂の建設は1689年に開始されましたが、戦争のため一時中断し、約20年の歳月を要して1710年に完成しました。

王室礼拝室の完成がヴェルサイユ宮殿の増築としては、最後の改築となっています。祭壇上のパイプオルガンと高い天井に広がる一面の絵画は、とても幻想的。まるで君主になったように優雅な雰囲気を感じることができるでしょう!

ヴェルサイユ宮殿の見学方法・チケット料金


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ヴェルサイユ宮殿を見学する際は、事前予約でチケットをおさえておきましょう。

ヴェルサイユ宮殿はフランスの観光スポットとして高い人気があります。年間600万人、1日になんと3,000人近くの観光客が訪れる大人気スポットです。時間帯によって、入園するにも長蛇の列になる場合も。

円滑に宮殿の見学をするためにも、事前にチケットの予約を済ませておきましょう。

チケットの予約方法


photo by pixabay

ヴェルサイユ宮殿のチケットは公式サイトで事前購入できます。オンラインで事前購入をしておくと、当日チケットの列に並ぶ必要はなく、スムーズに入場ができます!

手順は以下のとおりです。

公式サイトから予約する場合
1.公式サイトにアクセスする
2.「チケットを選択」を選択する
3.訪園日・見学時間を選択する
4.チケットの枚数を選択する
5.会員登録をする
6.支払い情報の入力する
7.予約完了メールを確認する

チケット窓口からの場合
1.ヴェルサイユ宮殿の正門に向かって右側の建物(チケットセンター)に行く
2.空きの入場枠の中から希望する日時を指定してチケットを購入する
3.現金、またはクレジットカードでお支払い

新型コロナウイルス流行後は、事前の日時指定予約が義務化されています。18歳未満の入場は無料ですが、日時指定の予約は必要となるので注意が必要です。

ヴェルサイユ宮殿の入場チケット料金

ヴェルサイユ宮殿を見学する際に必要なチケットの種類と料金は以下のとおりです。

【パスポート:敷地内の全施設に入場できるフリーパス】
1日パスポート:21.5ユーロ(約3,381円)
※庭園のミュージカルガーデン・噴水ショーがある日は28.5ユーロ(約4,482円)

【特定の施設に入場できるチケット】
Palace ticket(ヴェルサイユ宮殿と、庭園等の無料施設に入場可能):19.5ユーロ(約3,066円)
Estate of Trianon ticket(トリアノン宮殿と隣接エリアに入場可能):12ユーロ(約1,887円)
musical gardens ticket(ミュージカルガーデンショーが見学可能):10ユーロ(約1,572円)

公式サイトにはチケットの種類や、さまざまな施設に入場できるチケットの組み合わせなどの説明がされているので、行きたい施設がチケットに含まれているか、事前にチェックを行いましょう。ちなみに、オンラインでの予約には1.5ユーロ(約235円)の手数料が含まれています。

また、18歳未満は、庭園で開催される噴水ショー以外の施設に無料で入場可能。噴水ショーは、6歳未満の子どもが入場無料となります。年齢確認の提示が必要となる場合があるので、パスポートを持参しておくと安心です。

パリ市内からヴェルサイユ宮殿への行き方


photo by /pixabay

ここからはヴェルサイユ宮殿への行き方をご紹介します。ヴェルサイユ宮殿へは電車かバスの2通りの手段があります。

おすすめは、乗車時間が短い電車での移動です。

移動には電車がおすすめ!


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パリ市内からヴェルサイユ宮殿へはフランスの国鉄・SNCFと高速鉄道PERが運行しています。列車を使えば30~50分ほどで行けるので、楽に移動できますよ!パリからヴェルサイユ宮殿に行く鉄道には、「RER C線」と「SNCF N線」と「SNCF L線」があります。

鉄道の名前は、運行会社によって呼び名が変わることがありますが、上記の3線があることを認識しておきましょう。C線・N線・L線があることを覚えてください。運行本数は15〜20分間隔に1本で3線とも大きな差はなく運行しています。

C線での行き方


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ヴェルサイユ宮殿にもっとも近い駅がヴェルサイユ シャトー・リブゴージュ駅なので、C線の利用がもっともおすすめです。

C線を利用した場合、パリ・モンパルナス駅からヴェルサイユ シャトー・リヴゴージュ駅まで乗車します。12分〜25分ほどの乗車時間です。ヴェルサイユ シャトー・リヴゴージュ駅からヴェルサイユ宮殿の正門までは、徒歩で約10分ほどです。

パリ市内からの移動トータル所要時間は35分〜50分ほど、運賃は片道で3.65 ユーロ(約574円)になります。

N線での行き方


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フランス国鉄N線を利用して行く場合、パリのサン・ラザール駅からヴェルサイユ宮殿の最寄り駅のヴェルサイユ リヴ ドロワ駅まで乗車します。乗車時間は約35分〜40分ほどです。ヴェルサイユ宮殿まで駅から徒歩約15分〜17分の距離となります。

L線での行き方


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次にL線を利用した場合の紹介です。パリのモンパルナス駅からヴェルサイユ・シャンティエまで乗車します。乗車時間は約30分ほどです。そして、トータル所要時間は40分〜50分ほど。

片道の料金は3.55ユーロ(約558円)になります。ヴェルサイユ・シャンティエ駅は終点となるのでわかりやすいというメリットがありますよ。

バスでの行き方


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バスでパリ市内からヴェルサイユ宮殿に行く場合、メトロ9号線の終点ポン ドゥ セーヴル駅のバス乗り場からRATPの171番から乗車します。

地下鉄でポン ドゥ セーヴル駅で乗り換える必要があり、乗車時間は約20分ほどです。そしてバスでヴェルサイユ宮殿の正門前で下車し、約30分〜40分の乗車時間です。

バスは状況に応じて待ち時間や遅延も考慮して、全体の所要時間は1時間30分ほどは見ておいた方がいいでしょう。運賃は地下鉄とバスを合わせて約3.8ユーロ(約597円)です。

ヴェルサイユ宮殿観光の注意点


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ここまでヴェルサイユ宮殿の魅力を歴史や世界的な評価をご紹介しました。パリ観光には外すことができないヴェルサイユ宮殿。

訪れた際、誰もが華麗な建築や館内の装飾に魅了されることでしょう。次にヴェルサイユ宮殿を観光する際の注意点を紹介します。

時間に余裕を持って行動する


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ヴェルサイユ宮殿を満喫するなら、時間に余裕を持って行動しましょう。というのもフランスの国鉄や交通機関は突如、ストライキで本数が減ったり、遅延があったり、イレギュラーが起きやすくなっています。

また、入場チケットには見学可能時間も決められています。ショーなど定刻で行われるイベントも多数あるので、遅れた場合見学や観覧ができないかもしれません。そういった時も想定して前もって時間に余裕をもってスケジュールを立てましょう。

入場に時間がかかる場合も


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フランスの観光スポットとして人気の高いヴェルサイユ宮殿。一日何千人もの観光客が訪れます。そのため、当日にチケットを購入しようと考えている方は、朝から入場列に並ぶ可能性があります。

入場に時間がかかる場合、炎天下で長時間待たなければいけないことも。夏場の場合は炎天下となるのでこまめな水分補給は必須です。また、日除け・熱中対策も必要です。時間がかかることも想定して事前準備や時間の組み立てを行ってくださいね。

ヴェルサイユ宮殿の休館日に注意


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ヴェルサイユ宮殿には、休館日があります。見学しようと行ってみたけど、休みだったということにならないよう前もって確認が必要です。

閉館日は、毎週月曜日と1月1日、5月1日12月25日。そのほか臨時休館となる場合もあるので、最新情報は公式サイトを確認してくださいね。

ヴェルサイユ宮殿を観光しよう!


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王室の栄華をしのばせる華麗なヴェルサイユ宮殿は、離宮、庭園まで見学するのに丸一日を要するほどの広大さ。

政治の中心でもあった王の寝室で歴史を感じたり、礼拝堂にオペラ劇場で気分を落ち着かせたり、広さ800ヘクタールを超える庭園では天才造園師ル・ノートルの美しい庭を堪能できます。

ヴェルサイユ宮殿とは、広大な庭園と歴史による世界有数の建築物です。フランスに訪れた際は、ぜひ時間を使って堪能してみてはいかがでしょうか?

ヴェルサイユ宮殿(Palace of Versailles)の基本情報
住所:Place d'Armes, 78000 Versailles, France
電話番号:+ 33 1 30 83 78 00
営業時間:9:00~17:30(宮殿)、12:00~17:30(トリアノン宮殿)、8:00~18:00(庭園)
休業日:月曜、1月1日、5月1日、12月25日は休館
アクセス:パリ市内から電車と徒歩で約35分〜50分
料金:チケットにより異なる
公式サイト:https://en.chateauversailles.fr/

※2023年8月8日のレート、1ユーロ=157.28円で計算しています

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