スイス観光におすすめのスポット

スイス国立博物館は「チューリッヒ中央駅」のすぐ近くに位置する、お城の様な外見が特徴的な博物館です。1898年に開館した博物館で、長い歴史の中で多くの人に愛されています。芸術、工芸、民具など幅広いジャンルの展示があるのが特徴で、スイスの歴史や文化に触れたい方におすすめです。開業以来長い歴史のある博物館ですが、広々とした新館を増設したことで新たな展示が増え、イベントやセミナーなどでも活用されています。小さいなお子様でも楽しめるようなコンテンツや展示もあり、老若男女問わず楽しみながらスイスの歴史や文化を感じられます。

グロスミュンスターは、チューリッヒのランドマークとも言える大聖堂です。街の様々な場所から見ることができ、チューリッヒの美しい景色に必要不可欠な建造物といえます。迫力のあるパイプオルガンや装飾窓など、内装も見どころたっぷり。2つの塔のうち一つは展望台として開放され、多くの観光客で賑わっています。展望台からは美しいチューリッヒの街並みを楽しめるパノラマビューが広がっています。天気が良ければチューリッヒ湖やアルプス山脈も一望できるのがポイント。歴史と伝統が詰まった神聖な教会で、チューリッヒ観光には外せない人気観光スポットです。

チューリッヒ美術館はスイス最大規模の展示物を誇る美術館です。1787年に開館した美術館で、有名な画家や芸術家の作品が多く飾られてきました。中でもスイス出身の画家「フェルディナント・ホドラー」や彫刻家「アルベルト・ジャコメッティ」の作品が見どころです。「モネ」や「ゴッホ」などの世界的に有名なアートをはじめ、幅広い年代の作品を鑑賞することができるのでアートや芸術が好きな方にぴったり。歴史を感じるヨーロッパのアートに触れたい方におすすめの美術館です。旧市街地にあるためアクセスもしやすく気軽に訪れることができます。

リンデンホフの丘はチューリッヒ中央駅から歩いて10分程度の場所に位置する絶景ポイントです。なだらかな坂を上がっていくとチューリッヒのカラフルな街並みを一望できるポイントに到着します。チューリッヒ大聖堂や雄大なリマト川なども眺めることができ、採用らしい景色を楽しめる人気の観光スポットです。ベンチが並んでいるので、景色を楽しみながらリラックスするのに最適。映画やドラマのロケ地としても有名なリンデンホフの丘は、観光客だけでなくチューリッヒ市民の憩いの場所として知られています。チューリッヒを存分に感じられる景色を楽しめるので、綺麗な写真を撮りたい方にもおすすめです。

フラウミュンスターはリマト川の辺りにある教会で、多くの観光客で賑わう人気スポットです。青緑色の尖った形をした屋根が特徴的な建物で、外観だけでもインパクトがあります。遠くから見るフラウミュンスターも綺麗ですが、近くで見ると大迫力。ロマネスク様式とネオゴシック様式が混在したユニークな建築様式です。入場料を払って中に入るとステンドグラスが輝く神聖な空間が広がります。シンプルな装飾ながら美しい教会は、キリスト教の伝統をたっぷりと感じられるスポット。設立してから今日まで地元の人が集う場所として愛されています。スイスの歴史や文化に触れたい方にぴったりです。

チューリッヒ歌劇場はオペラや演劇、バレエなど様々な舞台を楽しめる劇場です。19世紀末に建てられたネオ・バロックの様式の建物で、劇場内の装飾も見応えがあります。ヨーロッパらしいエレガントな作りが特徴的です。非日常を味わえる豪華な空間には、壁の装飾や美術品、重圧感のあるロビーなどがあり、美術館にいるような感覚で楽しめます。座席数が多いわけではないので、ステージとの距離が近く綺麗な音が劇場全体に響き渡るというポイントがあります。本物のオペラを楽しみたい方にぴったりです。ホームページで事前に演目をチェックし、予約してから行くとスムーズに入場できます。

バーンホーフ通りは、チューリッヒの街歩きに欠かせないスポットです。チョコレートショップや様々なショップ、ブティック、レストラン、カフェなどが建ち並ぶ通りで、通りの長さは1.4km程になります。世界有数のショッピングスポットとしても知られており、有名ブランドショップや高級ブティックが多いのがポイントです。通りにはトラムが走っており、チューリッヒらしい景色を楽しめるでしょう。街路樹が植えられた並木道を、ショップのディスプレイを眺めながら歩くだけでも満喫できます。ショッピングや街の雰囲気を楽しみたい方におすすめの観光スポットです。

チューリッヒ湖は、チューリッヒから南東に約40km広がる大きな湖です。交通や運送に使われてきた歴史があり、今ではチューリッヒ市民や観光客の憩いの場として親しまれています。湖畔の遊歩道は緑が豊かで、自然を感じながらゆったりと散歩ができます。特に天気が良い日は、太陽の光に照らされる湖を眺められるのでおすすめです。チューリッヒの街並みと湖がマッチした景色は、綺麗な写真を撮りたい観光客にも大人気。観光客向けのボートや遊覧船も多く、気軽にチューリッヒ湖を周遊できます。チューリッヒの街の象徴ともいえるチューリッヒ湖は、穏やかな時間を楽しみたい方におすすめのスポットです。

チューリッヒ動物園は370種類以上の動物が飼育されているスイス最大規模の動物園です。園内は世界各国の風景を再現した作りになっており、絶滅危惧種を含め、世界各国の珍しい動物を見ることができます。園内にはピクニックができる広場や様々な料理を楽しめるレストラン、軽食を提供するショップ、ベンチがあり1日中楽しめるでしょう。休憩できる場所が多いので、家族連れでも安心です。老若男女問わず楽しめる展示やイベントが盛りだくさんで、動物との触れ合いを体験できるのもポイントです。チューリッヒ中央駅からバスやトラムを利用してアクセスできます。

バーゼル大聖堂はバーゼルのランドマークとして知られており、バーゼルを訪れた際は必見の観光スポットです。遠くからでも迫力のある壮大なゴシック建築が特徴で、バーゼルの歴史を感じることができます。内部は天井が高く開放的な雰囲気で、美しいステンドグラスや歴史を感じられる彫刻など見どころたっぷりです。大聖堂には2本の塔があり、観光客でも登ることができます。螺旋階段を上がった先には、ライン川やバーゼルの街並みが広がっており絶景スポットとして人気です。建築や細かいデザイン、景色を楽しみながらゆっくりと楽しめるバーゼル屈指の観光スポットといえます。

バーゼルの街を流れるライン川はバーゼルの風景に欠かせません。バーゼル市民から観光客まで、多くの人々がリラックスできる憩の場所になっています。川沿いには遊歩道が整備されており、ジョギングや散歩を楽しむことができます。バーゼルのヨーロッパらしい街並みを眺めながら散策したい方におすすめです。夏には川で水泳や水遊びをするバーゼルの人々の姿を見ることができます。観光客向けのフェリーツアーやクルーズなどに参加すれば、陸から見るのとは一味違ったバーゼルの風景を楽しめるでしょう。バーゼル大聖堂近くのフェリー乗り場は観光客でもアクセスがしやすくおすすめです。バーゼルの街並みとライン川の美しい風景は、写真家にも人気があります。

バーゼル中央駅はバーゼルの主要な鉄道駅で、ヨーロッパ最大の国境駅としても知られています。スイス国内への列車や、ドイツやフランスまでの長距離列車など、多くの路線が通っています。別名「バーゼルSBB駅」とも呼ばれています。バーゼルから別の都市やヨーロッパ周遊をする場合に便利です。駅構内にはレストランやカフェ、お土産ショップや雑貨をはじめとするショッピングエリアが充実しており観光客にも人気のスポットといえます。ヨーロッパらしいスタイリッシュな駅舎も見どころです。バーゼルのなかでも活気のある賑やかなスポットといえます。

メッセ・バーゼル展示場は展示会やイベント、会議などが行われる施設です。国際的なイベントもここで開催され、世界中から多くの人が訪れます。バーゼル出身の建築家ユニット「ヘルツォーク&ド・ムーロン」によって建てられました。中央に大きな穴が空いた大胆な吹き抜けのデザインが特徴的で、建物を見学するだけでも楽しめるスポットです。独特なデザインのメッセ・バーゼル展示場はバーゼルの都市景観の一部として注目されています。周辺にはレストランやショッピングスポットが点在しているので、合わせて観光するのもおすすめです。

バーゼル動物園は、スイス最古の動物園で約500種類の動物が飼育されています。歴史を感じられる動物園ですが、スタイリッシュに改装されたエリアや建物もあり、古さと現代的なデザインが融合しているのが特徴です。自然に近い環境で飼育されており、のびのびと過ごす動物を見学できます。広大な敷地を誇る動物園なのでゆっくりと時間をかけて楽しめるでしょう。レストランやカフェもあり休憩しながら園内を回れるのもポイントです。子供から大人まで楽しめるバーゼル動物園は、家族連れにもおすすめの観光スポットといえます。

バーゼル市庁舎はバーゼルを代表する歴史的な建物です。バーゼル中心部のマルクト広場にあり、赤い外壁で作られた真っ赤な外観が特徴的。14世紀からの歴史を誇り、ゴシック様式で建設されています。大きな時計塔と壁面のフレスコ画が施された壁が見どころです。クリスマスシーズンになると中庭に大きなクリスマスツリーが飾られ、地元の人から観光客まで多くの人で賑わいます。市庁舎前の「マルクト広場」は市庁舎がきれいに撮影できるスポットとしても知られており、バーゼルらしい風景を撮影したい方におすすめです。

バーゼル旧市街はバーゼルの中心地として栄え、石畳の路地や古くから残る建物が立ち並んでいます。バーゼルには多くの博物館やアートギャラリーが存在していますが、その多くがバーゼル旧市街に位置しています。バーゼルならではの文化を感じたい方におすすめです。カフェやレストラン、お土産ショップも充実しており、街散策やショッピングにも最適なスポットといえます。スイスらしい風景を眺めながら街歩きができるので、写真を撮ったり、お気に入りのカフェを見つけながらのんびりと過ごせるでしょう。歴史のある街並みと、モダンな最新スポットが融合した魅力的なスポットです。

マルクト広場は「バーゼル市庁舎」の目の前に広がる広場で、バーゼルの街の中心としても知られています。地元の特産品や食品、花、お土産にぴったりな雑貨などを販売するマーケットが定期的に開かれており、地元の人から観光客まで多くの人で賑わうスポットです。地元の人が作った工芸品やハンドメイド作品など、唯一無二のお土産を探したい方にぴったりの市場といえます。広場周辺にはレストランやカフェが密集しており、活気あるバーゼルの雰囲気を感じながら過ごせるのが特徴です。バーゼルの日常文化に触れたい人におすすめのスポットといえます。

シュパレン門は、バーゼルの旧市街地の入り口に建つ門です。 この門はかつてバーゼルを守っていた城壁の一部で、保存状態が良いことでも知られています。当時の様子が感じられる要塞のための鉄の柵や重厚感のある装飾などが最大の見所です。現存する数少ない門のひとつで、バーゼルの歴史的なランドマークとして多くの観光客が訪れます。門の近くにトラムの停車場があるため、気軽に立ち寄ることができるのもポイント。門の表側と裏側では雰囲気が違うので、どちらからも眺めてみるのがおすすめです。バーゼルの歴史を感じたい方に必見の観光スポットといえます。

マッターホルンは、アルプス山脈に属する有名な山です。スイスのシンボルともいわれるダイナミックな山で、多くの登山家や写真家が世界中から訪れています。ピラミッドのように綺麗な三角の形をしているのが特徴。角度や季節によって見える景色が変わるので、さまざまな顔を持つ山とされています。ハイキングコースも充実していますが、登山鉄道やケーブルカーなども開通しており登山初心者でも気軽に楽しめるのが魅力的です。山岳リゾート「ツェルマット」では、マッターホルンの美しい景色を眺めながらの滞在が叶います。

シヨン城はヴォー州にあるレマン湖のほとりに建てられた古城で、スイスに来たら外せない観光スポットとして有名です。湖に浮かんでいるように見えるお城の後ろにはスイスらしい雄大な山々が広がっています。お城と山のコントラストは圧巻です。幻想的な風景を楽しめるので、写真家や画家、文学者など多くの人が訪れています。中に入ると様々な部屋や礼拝堂、天守閣、歴代当主の調度品などの見学が可能です。歴史を感じられる気品にあふれた空間が広がっています。日本語対応のパンフレットや音声ガイドがあるので、安心して楽しめるのもポイントです。

ユングフラウヨッホ駅は標高約3,454mの場所にあり、ヨーロッパで1番高い場所にある駅として知られています。登山電車に乗車しアイガー、メンヒの胎内のトンネルを走り抜けると到着する駅で、澄んだ空気と絶景を楽しめるのが特徴です。駅を降りてエレベーターに乗り換えると、更に高い場所にある「スフィンクス展望台」からの景色を堪能できます。駅には「トップ・オブ・ヨーロッパ」という複合施設が併設されておりショッピングも楽しめるのがポイント。ユングフラウヨッホの景色は、スイスに来たからこそ楽しめる大自然の絶景です。

ツェルマットはスイス南部のヴァレー州に位置する山岳リゾート村です。標高1620m程の場所にあり、ガソリン車の乗り入れが禁止されているのが特徴。豊かな自然を守るために環境への配慮が徹底されています。清らかな空気が保たれているエリアです。歴史を感じられるツェルマットの街中には、レストランやカフェ、ラウンジなどの観光客向けのショップが多い一方で、昔からある古民家も残っています。夏から秋の期間はハイキング、冬になるとウィンタースポーツを楽しむ観光客で賑わう村です。長期滞在をして、大自然の中でリゾートステイを満喫するのもおすすめ。朝焼けや夕焼けの時間帯も絶景を楽しめます。

ベルン旧市街地は中世の雰囲気を感じられる美しい街です。石造りのアーケードや、噴水、煉瓦色に統一された屋根が建ち並ぶ風景を楽しめます。昔ながらの姿を残しながらもスイスの首都として発展しているので、ショッピングスポットや観光スポットも充実。スイスならではの雑貨や食品を販売するお店が多いので、お土産探しに最適です。スイスでもっとも古い美術館「ベルン美術館」や「スイス・アルプス博物館」「コミュニケーション・ミュージアム」は観光客に大人気。スイスが誇る大自然と、ベルンならではの街並みを眺めながらゆったりと街歩きをするだけでも楽しめるでしょう。

ゼーアルプ湖はスイス東北部のアッペンツェル州にある湖です。周辺にそびえ立つ山をはじめとする大自然や広い空が映る湖は、多くの観光客や写真家に大人気。周辺は車の立ち入りが禁止されていることから、スイスの秘境と呼ばれることもあります。訪れる人を魅了するのどかな雰囲気と壮大な大自然がポイントです。ヴァッサーラウエン駅から徒歩でアクセスできるので、体力に自信がない方でも気軽に訪れることができます。湖を眺めながらリラックスタイムを過ごすのもおすすめです。スイス名物「チーズフォンデュ」に使われるアッペンツェルチーズの産地としても知られています。

透明度の高い青い水と周囲の山々が織りなす景観が特徴の「ブリエンツ湖。」自然の中でのアクティビティを楽しめ、家族連れからデートまで思い切り楽しめるスポットです。特に、周囲の風景は四季折々で異なり、春の新緑、夏の晴天、秋の紅葉、冬の雪景色と、訪れるたびに違った美しさを見せてくれるのがおすすめポイント。また、ブリエンツ湖では、さまざまなアクティビティが楽しめるのも魅力です。夏にはカヤックやボート遊びが人気で、湖上を自由に移動しながら周囲の自然を楽しめます。他にも、湖の岸には数軒のレストランやカフェがあり、新鮮な地元の料理やスイーツを味わうグルメな旅もいいでしょう。特に湖を眺めながらの食事は格別なひと時です。

ベルン大聖堂はスイスの首都ベルンの旧市街地で1番高い建造物で、迫力のある建物を見に多くの観光客が訪れます。400年以上の年月をかけて1893年に完成した大聖堂です。100mの高さがあるので旧市街地のどこからでも眺められるシンボル的な存在となっています。外観はもちろん、聖堂内も見所たっぷり。ステンドグラスの窓やスイス最大のオルガン、壁の装飾も美しく歴史や文化を感じられるでしょう。312段の長い螺旋階段を上がって塔に登れば、優雅なベルンの街並みを一望できます。分かりやすい場所にあり、アクセスしやすいのもポイントです。

マイエンフェルトは、スイス東部のグラウビュンデン州にある長閑な村です。世界中で親しまれるアニメ「アルプスの少女ハイジ」の舞台になった村で、アニメで見たような大自然とゆったりとした雰囲気を体感できます。アニメに出てくる山小屋のレプリカ「ハイジハウス」は、中に入っての見学が可能。マイエンフェルトに来たら「ブランディス城」も外せない観光スポットです。中世の古城をリニューアルし、伝統料理や季節の料理を楽しめるレストランとして営業しています。食事に合わせてマイエンフェルト名物のワインを楽しめるのもポイントです。

サン・ピエール大聖堂はジュネーブにある大聖堂で、ジュネーブ市民の信仰の柱となっています。存在感のある大聖堂で、ジュネーブ旧市街のランドマーク的存在です。街中にいればどこからでもその姿を眺めることができます。再建を繰り返したサン・ピエール大聖堂は、様々な建築様式が組み合わさったユニークな建物です。中に入ると神聖な雰囲気が漂います。すれ違うことができないくらい狭い螺旋階段を上がると、達成感と共にジュネーブの美しい街並みやレマン湖、存在感抜群の釣鐘を見ることができます。長い歴史のある大聖堂から、スイスらしい景色を楽しみたい方にぴったりです。

アリアナ美術館はジュネーブにある宮殿のような外観の美術館です。レマン湖畔のアリアナ公園内に位置しています。ネオ・クラッシック様式とバロック様式が融合したスタイルの建物で、シンメトリーが特徴的。外観が美しい美術館として知られています。館内のドーム状の天井やや陶器製の柱なども注目ポイントです。ヨーロッパをはじめとする世界各国の陶芸品やガラス工芸品を展示しており、見応えのある美術館です。繊細な技術やデザインに触れられるでしょう。展示はもちろん、建物の作り自体も楽しめます。美術館を楽しんだ後はアリアナ公園でのんびりと過ごすのもおすすめです。

ルガーノ湖は、イタリアとスイスの国境をまたぐ美しい湖です。複雑な形をしており湖の一部はイタリア領になっています。温暖な気候が特徴的なティチーノ州にあり、リゾートステイを求める観光客で賑わっています。1年中遊覧船が運行しているので、季節ごとに変わる景色を楽しめます。湖畔にはスタイリッシュなレストランやカフェが建ち並び、キラキラと輝く湖や背後にそびえる山々を眺めながら食事を楽しめるのがポイントです。ルガーノの街に出ると、スイスの他の街とは違ったイタリアらしい風景が広がります。一味違ったスイスを楽しみたい方や、湖を眺めながらリゾート気分を味わいたい方におすすめのスポットです。

ライン滝は、スイス北部に位置するヨーロッパ最大級の滝です。幅約150m、高さ約23mの岩壁を、毎秒平均600㎥の水が轟音とともに流れ落ちる様は圧巻。滝を楽しむ方法は多彩で、高台の展望台から全景を一望したり、遊覧船で間近に迫ったり、中央の岩に上陸する冒険を楽しんだりできます。夜のライトアップショーや周辺城でのディナーイベントも人気です。春夏の豊水期、紅葉の秋、厳寒の冬と、四季折々の表情を楽しめます。近隣には中世の面影漂うシャフハウゼン旧市街やラウフェン城も点在。カフェやレストランのテラス席で絶景を堪能できます。チューリッヒから約1時間で行ける、自然と歴史が織りなす魅力的な観光地です。

ベルニナ急行は、スイスのクールからイタリアのティラーノまでを結ぶ世界遺産の列車です。アルプス最高地点2,253mを走る4時間の旅は、196本の橋と55のトンネルを通過し、2,000m以上の高低差を越えます。ランドヴァッサー高架橋や間近に迫る氷河、雪をいただく山々、深い渓谷、緑豊かな牧草地、イタリアのブドウ畑など、多彩な景観が大きな窓から楽しめます。四季折々の美しさがありますが、冬の雪景色は格別です。夏にはティラーノからバスでコモ湖畔まで足を延ばせます。国境を越えるため、パスポートを持っておきましょう。100年以上の歴史ある鉄道技術とアルプスの雄大な自然が織りなす、世界でも類を見ない壮大な列車の旅が体験できます。

ラヴォー地区は、1000年の歴史を誇るブドウ畑全体が世界遺産に登録された、唯一無二のワイン産地です。レマン湖とアルプスを背景に、テラス状に整備されたブドウ畑が織りなす景観は圧巻。地域のビジターセンターでは300種以上のワインの試飲や、8か国語対応の映像で年間を通じたワイン造りを学べます。春から秋にかけては「ラヴォー・エクスプレス」というミニトレインで、坂の多いブドウ畑を楽々観光。中世の面影を残す村々を巡りながら、伝統的なワイン造りや郷土料理を堪能できます。ハイキングコースも整備され、四季折々の絶景撮影スポットも豊富。自然と文化が調和した、スイスならではのワインと景観を楽しむ特別な旅が体験できる場所です。

チューリッヒ南西のライヘンバッハの滝は、「シャーロック・ホームズ最後の事件」の舞台として有名です。物語でホームズが落とされたとされる場所には今もマークが残されています。ローゼンラウイ氷河とブラウ氷河からの水が、7段の滝となって総落差約300mを流れ落ちる迫力ある景観が印象的。110mの赤いケーブルカーで上までアクセスでき、3つの展望台から滝と周囲の山岳を一望できます。水量が多い5月初旬から10月初旬の訪問がおすすめです。近くのメイリンゲン村にはコナン・ドイルの銅像とホームズ博物館があり、周辺のハイキングコースと併せて楽しめます。豊かな自然と文学作品の舞台を同時に体験できる観光地として注目を集めるスポットです。

カペル橋は、14世紀前半にルツェルンに建設された歴史的な木造橋です。ロイス川に架かる全長約200mの橋はルツェルンのシンボルで、町と聖ペテロ礼拝堂を結んでいます。橋の特徴は、1300年頃建造の八角形の石造り塔と17世紀制作の110枚の板絵です。屋根の下に並ぶ絵画は、スイスの豊かな歴史や守護聖人の物語を鑑賞できる、まるで屋根付きの美術館のようなスポットです。周囲の山々とルツェルン湖の風景も美しく、夜のライトアップも見どころです。近隣のムーゼック城壁やシュプロイヤー橋、ライオン記念碑と合わせて観光するのがおすすめ。朝は比較的空いているので、ゆっくりと橋を散策し、歴史を感じてみてください。