バンクーバー国際空港を徹底解説！アクセスからターミナル、ラウンジまで

バンクーバー国際空港とは？

バンクーバー国際空港（空港コード：YVR）は、住みやすいことでも知られるカナダの西海岸エリアの玄関口。カナダ国内の中でも空港施設がとても充実している空港で、免税店やハイブランドのショップ、レストラン、両替所、クリニックなど、幅広いニーズに応えられる施設が揃っています。

エアカナダをはじめ、日本航空（JAL）、全日空（ANA）、デルタ航空、エールフランス、ブリティッシュエアウェイズなどの航空会社が就航しています。カナダ有数の規模の空港であり、世界中からのフライトが発着しています。日本からの直行便も就航している空港です。

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バンクーバー国際空港のターミナルは4ヶ所

バンクーバー国際空港には、4つのターミナルがあります。日本航空（JAL）、全日空（ANA）などの国際前が発着する国際線ターミナル、カナダ国内のフライトが発着する国内線ターミナル、米国線専用の米国線ターミナル、そして水上飛行機やヘリコプターが離発着するサウスターミナルです。

サウスターミナルはほかのターミナルとは別棟です。そのほかのターミナルは、メインターミナルエリアに位置しています。

以下で、それぞれのターミナルについて詳しくご紹介します。

国際線ターミナル

バンクーバー国際空港の国際線ターミナルでは、世界各国のフライトが離着陸しています。日本からの直行便も基本的にはこのターミナル利用です。2階が到着ロビー、3階が出発ロビーとなっています。

ターミナル内には免税店やレストラン、ラウンジ、直結ホテル、ATMなど幅広いニーズに対応した施設が完備されています。特にハイブランド店は国際線ターミナルに集結しているため、ショッピングをたのしみたいという方にはぴったりです。かなり充実したターミナルなので、出発までの時間が少し長くても手持ち無沙汰になることがなさそうですね。

国内線ターミナル

国内線ターミナルからはカナダ国内へフライトが発着しています。ターミナル内にはレストランやラウンジなどがあり、飛行機の出発時刻までの時間をのんびりすごせるような施設です。2階が到着ロビー、3階が出発ロビーになっています。

米国線ターミナル

バンクーバー国際空港には米国線専用の米国線ターミナルがあります。ゲートE67〜99が米国線ターミナルのゲートです。ターミナル内にはレストランやラウンジ、免税店などがあります。ほかのターミナル同様、2階が到着ロビー、3階が出発ロビーになっています。

サウスターミナル

バンクーバー国際空港のサウスターミナルは、水上飛行機やヘリコプターなどが離着陸するターミナルです。ほかのターミナルとは別棟に位置しているため、移動には少し時間がかかります。また、飲食店やコンビニなども最低限しかないため、必要なものなどがある場合は事前に用意しておくと安心です。

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ターミナル間の移動方法

バンクーバー国際空港のターミナル間移動は、国際線・国内線・米国線ターミナルは隣接しているため徒歩で移動ができます。ただしサウスターミナルだけは別棟なので、サウスターミナルへの移動の際だけターミナルシャトルを利用します。

しかし、サウスターミナルは水上飛行機やヘリコプターなどが発着するターミナルのため、旅行のシーンでは利用機会が少ないでしょう。バンクーバー国際空港では基本的にターミナル間の移動は徒歩と考えておけば問題ありません。ただし、バンクーバー国際空港は広いため、ターミナル間移動の際は時間に余裕を持って行動すると安心です。

バンクーバー国際空港のラウンジは？

バンクーバー国際空港のラウンジは、4種類です。Air Canada Maple Leaf Loungeは計3つ、Plaza Premium Loungeは計4つのラウンジがあります。

大きく分けて、航空会社のステータスを保持するメンバーやビジネスクラス以上を利用する場合のみが使えるラウンジと、航空会社のステータスや搭乗クラス関係なく、クレジットカード保有の有無や有料での利用できるラウンジとなっています。

この中でプライオリティーパスで利用できるラウンジは、SkyTeam LoungeとPlaza Premium Loungeです。

航空会社系ラウンジ

• Air Canada Maple Leaf Lounge
• Cathay Pacific Lounge
• SkyTeam Lounge

その他のラウンジ

• Plaza Premium Lounge

Plaza Premium Lounge

Plaza Premium Lounge（プラザ・プレミアム・ラウンジ）は、バンクーバー空港内に計4つあります。国内線ターミナルに2つ、国際線に1つ、米国線に1つです。いずれのラウンジも食事やアルコールを含むドリンク、Wi-Fiサービスなどが利用可能です。

国内線ターミナルのゲート29付近にあるラウンジ以外は、シャワー（別料金）も完備されていて、すっきりとリフレッシュしてから飛行機に乗れます。

Plaza Premium Loungeは、ANAとJALのステータス保有者やビジネスクラス搭乗者、プライオリティパス保有者などが利用できます。

SkyTeam Lounge

SkyTeam Lounge（スカイチーム・ラウンジ）は、国際線ターミナルのゲートD53付近に位置しています。デルタ航空やエールフランスなどのスカイチーム加盟の航空会社の、ファーストまたはビジネスクラス搭乗者や、スターテス保有者が利用できます。また、プライオリティパス保有者が利用可能なラウンジです。

食事やアルコールを含むドリンク、シャワー、Wi-Fiなど空港での時間が快適にすごせるようなサービスを完備。また、リクライニングチェアや、仕事がしやすいデスクなどさまざまなニーズにマッチする空間作りがされています。

バンクーバー国際空港での過ごし方

バンクーバー国際空港は大きな空港のため、充実した設備やサービスが揃っています。空港では、滞在最後のショッピングをしたり、ゆっくりと身体を休めたり、長時間のトランジットもあったりと、過ごし方もさまざま。ここでは、バンクーバー国際空港での過ごし方をご紹介します。

飲食スポット＆レストランで食事をとる

バンクーバー国際空港には日本でも馴染みがあるWendy'sやStarbucks、Subwayをはじめ、カフェ、バー、ファストフード、レストランと、さまざまな飲食店が揃っています。アジア系の飲食店が多いという特徴があるので、ハンバーガーやピザなどカナダの定番グルメは飽きてしまったという方でも安心です。

カナダでは定番のカフェ、Tim Hortonsもあるので、カナダ旅行のラストに訪れてみるのもいいでしょう。ドーナツやコーヒーなどがゲットできます。

サウスターミナルの飲食店は、Galiano Cafeのみなので、食事をしたい場合はあらかじめ最新の営業時間をチェックしておくことをおすすめします。

免税店・お土産店でショッピングを楽しむ

バンクーバー国際空港には、免税店やハイブランド店、コンビニ、本屋さんなど幅広いお店があります。ハイブランド店は、バーバリー（Burberry）やブルガリ（BVLGARI）、エルメス（Hermès）、モンクレール（Moncler）など世界の名だたるブランドが揃っています。多くのハイブランド店は国際線ターミナルのゲートD53付近に集中しているので、ショッピングがたのしみたい方は、まずはそのエリアまで行ってみるのがおすすめです。

ほかにも人気ブランドのアイテムを多く取り扱う、World Duty Freeという免税店が国際線ターミナルと米国線ターミナルにあります。見ているだけでもワクワクする空間なので、時間があったらぜひチェックしてみてください。

お土産なら、Thinking Canadaがおすすめです。お土産の定番であるTシャツやメイプルクッキーなどカナダらしいお土産が購入できます。うっかりお土産の買い忘れがあっても、ここで調達可能です！

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バンクーバー国際空港に近いホテル

深夜便や早朝便を利用する方は、バンクーバー国際空港に近いホテルを利用すると良いでしょう。空港に寝泊まりするのは、盗難やスリなどに巻き込まれる可能性もあるため、おすすめできません。また空港に近いホテルを利用する場合、空港直結や空港シャトルバス付きを選ぶと便利です。バンクーバー国際空港近くのおすすめのホテルをいくつかご紹介します。

フェアモント バンクーバー エアポート イン ターミナル ホテル

フェアモント バンクーバー エアポート イン ターミナル ホテルは、バンクーバー国際空港直結のホテルです。世界的ブランドのホテルであり、ラグジュアリーな時間をすごしたい方におすすめ。

1泊5万円前後からと高額ですが、レストランやプール、ラウンジなどの充実した設備が整っています。また、ライブミュージックやレンタサイクルなどのアクティビティ、24時間利用可能なルームサービスなど、さまざまなサービスもあってホテル内での時間を満喫できます。

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ラディソン ブル バンクーバー エアポート ホテル & マリーナ

ラディソン ブル バンクーバー エアポート ホテル & マリーナは、バンクーバー国際空港から無料のシャトルバスを運行している利便性が高いホテルです。タクシーでも空港から約10分と近いため、疲れている時やシャトルバスの時間があわないという時でもアクセスしやすいのは嬉しいポイントですね。

敷地内は緑豊かで、テラスなどもあります。リラックスしながら、ホテルでの時間をすごしたい方にぴったり。

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ザ ウェスティン ウォール センター バンクーバー エアポート

ザ ウェスティン ウォール センター バンクーバー エアポートは、バンクーバー国際空港から無料のシャトルバスを運行しているホテルの1つです。こちらも空港から車で約10分の好立地。ホテル内にはレストランやプール、フィットネスジムなどが完備されていて、充実したひとときがすごせます。

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バンクーバー国際空港とバンクーバー市内とのアクセス

バンクーバー国際空港からバンクーバー市内への行き方は、おもに以下の3つがあります。

• カナダライン（スカイトレイン）
• タクシーまたは配車アプリ
• レンタカー

ツアーによっては空港からホテルまでの送迎がついている場合もあります。自分でホテルまで向かう場合は、料金や時間を加味すると、カナダライン（スカイトレイン）、タクシーまたは配車アプリがおすすめ。詳しく料金や所要時間を説明します。

カナダライン（スカイトレイン）の場合

カナダライン（スカイトレイン）は、バンクーバー国際空港からリッチモンド市内（ダウンタウンエリア）とバンクーバー市内（ダウンタウンエリア）をつなぐ電車です。空港の国際線ターミナルと国内線ターミナルのちょうど間あたりに駅があります。

バンクーバー市内までの所要時間は約30分、料金はゾーン制です。通常の運賃に対して空港駅利用の場合5カナダドル（約548円）の追加料金がかかります。

バンクーバー市内からカナダラインに乗る場合は、2方向の路線があります。空港を通らないRichmond–Brighouse駅行きのものにうっかり乗車してしまわないように、必ず行き先を確認するようにしましょう。

なるべく移動コストを抑えたい方や、交通渋滞に巻き込まれたくないという方におすすめです。

タクシーまたは配車アプリの場合

バンクーバー国際空港からバンクーバー市内までのタクシーは、ゾーンごとの一律料金です。多くの方が利用するバンクーバーのダウンタウンエリアまでは、37カナダドル（約4,056円）で、所要時間は交通状況によって左右されますが30分前後です。料金にチップは含まれていないため、別途タクシー代の10〜15%程度のチップが必要になります。タクシーは国際線ターミナルと国内線ターミナル2階のタクシースタンドから利用できます。

バンクーバー国際空港からは配車アプリも利用可能です。料金はタクシーよりも若干安い傾向にありますが、交通状況やドライバーの稼働状況によって左右されます。利用予定の方は、出発前にあらかじめアプリをダウンロードしておくと到着後の利用がスムーズです！

大きい荷物を持っている方や、とにかく楽にホテルまで行きたいという方におすすめです。

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バンクーバー国際空港を便利に利用して、旅行を楽しもう！

バンクーバー国際空港に到着してからの移動方法から、空港ラウンジの様子、そして免税店の使い方について解説してきました。空港での時間を最後まで楽しめば、バンクーバー旅行もぐっと充実したものになるはず。各施設の特徴を押さえ、空港での時間をより有効に使ってみてはいかがでしょうか？

※記事内の金額は2024年10月26日のレート、1カナダドル＝109.6円で計算しています。
※空港内の設備・航空機の発着情報については変更となることも多いため、利用時は最新情報をご確認ください。

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