【2024年最新】パリからブリュッセルへの行き方3選!飛行機・電車での最安・最速のアクセス方法は?
ブリュッセルは、パリから電車で約1時間20分で行ける場所。九州ほどの国土であるベルギーの首都で、当時の華麗な建築物が多く残る街です。本記事では、パリやブリュッセルへ渡航経験のある筆者が、パリからブリュッセルに行く方法をご紹介。電車のタリスやユーロスター、飛行機、長距離バスなどさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
ブリュッセルは、パリから電車で約1時間20分で行ける場所。九州ほどの国土であるベルギーの首都で、当時の華麗な建築物が多く残る街です。
本記事では、パリやブリュッセルへ渡航経験のある筆者が、パリからブリュッセルに行く方法をご紹介。電車のタリスやユーロスター、飛行機、長距離バスなどさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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パリからブリュッセルに行く方法は?距離は?
ブリュッセルはパリから約326キロ離れた場所にある都市で、日本でいうと東京から名古屋あたりまでの距離。気軽に訪れられる距離感のため、パリを含むドイツやオランダなど近隣諸国からの日帰り旅行先としても人気を集めています!
また、ユーロスター(旧タリス)を含む電車、飛行機、バスなどアクセス方法が豊富なため、自分にあった方法で移動できることも魅力のひとつ。
ここでは、パリからブリュッセルまでの各種アクセス方法をご紹介します!
パリからブリュッセルまでの最速・最安の行き方は?
時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 | |
ユーロスター(旧タリス | 約1時間20分 | 片道29ユーロ~(約4,580円~) | コスパ良くブリュッセルに向かいたい人 |
飛行機 | 約1時間 | 片道約217ユーロ(約34,386円) | 目的地まで早く向かいたい人 |
長距離バス | 約3時間50分 | 片道11.99ユーロ~(約1,893円~) | リーズナブルにブリュッセルに向かいたい人 |
このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。
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パリからブリュッセルまでユーロスター(旧タリス)でアクセス!
パリからブリュッセルまで、特急列車のユーロスター(旧タリス)に乗って移動する方法がおすすめ!
ユーロスターは英仏海峡トンネル経由でイギリスと大陸を結ぶ特急列車で、タリスはフランス・ベルギー・ドイツ・オランダの4ヶ国を結ぶ特急列車。両社は2022年に新しい「ユーロスター・グループ」として統合されていました。
統合後もそれぞれの名称で運行を続けていましたが、2023年10月以降はタリスが「ユーロスター」の名称に統一され、予約サイトもユーロスターと統合されています。
ここでは、パリからユーロスター(旧タリス)でブリュッセルまでアクセスする方法をご紹介します。
約1時間20分でアクセスでき、気軽な日帰り旅行にも!
ユーロスター(旧タリス)は、パリ北駅と、ブリュッセル南駅を直行便であれば約1時間20分で結ぶ特急列車です。30分間隔で運行されているので、時刻表にあわせて旅行のスケジュールを組む必要がないことも魅力のひとつ。
それぞれを発着している駅も都市の中心部にあるため、駅までの移動に時間がかかることもありませんよ。ホテルから駅までは地下鉄やタクシー、バスなどそれぞれ向かいやすい方法でアクセスしましょう。
駅構内にはカフェや雑貨屋さんがあるため、出発までの待ち時間を構内で過ごすのもおすすめです。
ブリュッセル南駅までの料金は片道29ユーロから(約4,580円)
ユーロスター(旧タリス)は全席指定で、次の3つの座席クラスに分かれています。
- スタンダード
- コンフォード
- プレミアム
コンフォートとプレミアムはスタンダードよりも座席間隔が広く、プレミアムは食事も付いているため贅沢に移動することができます。
もっとも料金が安いスタンダードは片道29ユーロ(約4,580円)からで、時間帯や曜日によって料金が異なります。乗車日の90日前から予約でき、早めに予約するほど割引が適用され、乗車日まで2週間を切ると割高になります。
また、手荷物はどのクラスも2個まで(75センチ×53センチ×30センチまで)と、ハンドバッグ1個までは無料で持ち込めますよ。
モバイルチケットを予約したら当日にパリ北駅へ向かい、掲示案内板の通りに乗り場へ向かいましょう。乗車後は係員がチケットの確認をしに来るので、すぐに画面を出せる状態にしておくとスムーズです。国境をまたぐため、パスポートも忘れずに持参してくださいね!
予約確認コードを受け取った場合は、構内にある自動券売機で予約番号を入力すると、チケットが印刷されます。2~3分ほどで発券できますが、念のため時間に余裕を持って行動しておくと安心です!
パリからユーロスター(旧タリス)で移動するメリット&デメリット
メリット
- 中心部から中心部へ移動できる
- 全席指定のためゆったり座れる
- 手荷物は2個まで無料で持ち込める
デメリット
- 乗車日が近くなるとチケットが高くなる
- 荷物を自分で持って移動しなくてはならない
ユーロスターはコスパよくブリュッセルに行きたい人におすすめ!
ユーロスター(旧タリス)は約1時間20分でブリュッセル南駅へ到着し、座席を低い等級にすることで料金を節約しながらアクセスできるおすすめの方法です。ユーロスター(旧タリス)が発着している駅も中心部にあるため、駅までのアクセスも簡単ですよ!
コスパよくブリュッセルへアクセスしたい方は、ぜひユーロスター(旧タリス)を利用してみてくださいね。
パリからブリュッセルまで飛行機でアクセス!
パリからブリュッセルまでは、飛行機でアクセスする方法もあります。乗り慣れている飛行機であれば、予約や搭乗までの流れが読みやすく、スムーズに移動できますよ!
ここでは、パリから飛行機でブリュッセルへアクセスする方法をご紹介します。
約1時間でアクセスでき、もっとも早く到着する!
パリのシャルル・ド・ゴール空港から、ブリュッセル国際空港までは、約1時間のフライトで到着します。移動する時間がもっとも短いため、長時間同じ姿勢を取り続けるのが難しい方でも利用しやすいのではないでしょうか。
ただし、国際線は出発時刻の2時間前には空港へ到着しておかなければいけないことや、空港までアクセスする時間を加味して選ぶ必要があります。空港の近くにホテルを取っている方は、スムーズにアクセスできるかもしれませんね!
搭乗券は航空会社・搭乗日・座席によって異なる
搭乗券は利用する航空会社や搭乗日、座席によって料金が大きく異なります。ユーロスター(旧タリス)と同じように、搭乗日の間近に予約すると割高になるため、ブリュッセルへ向かうことが決まれば早めに予約しておくのがおすすめです。
航空券の料金比較サイトが算出した2024年1月の平均料金は、片道217ユーロほど(約34,386円)。シーズンによって大きく変動しますが、目安として参考にしてください。
パリとブリュッセル間はローコストキャリアも多く就航しているため、航空会社によってはおトクに搭乗することもできますよ!
パリのシャルル・ド・ゴール空港は、パリ中心部からバスで約1時間。シャルル・ド・ゴール駅とパリ市内のオペラ座を結ぶシャトルバス「ロワシーバス」を利用すると、途中停車することなくパリ中心部までアクセスできますよ。
ブリュッセルのブリュッセル国際空港は、ブリュッセル中心部から電車で約20分の距離に位置しています。ブリュッセル国際空港とブリュッセル北駅・中央駅・南駅までを結ぶ鉄道は1時間に最大8本出ているため、大きな待ち時間なくスムーズに中心部までアクセスできますよ!
パリから飛行機で移動するメリット&デメリット
メリット
- もっとも早くアクセスできる
- 搭乗券は慣れたサイトから日本語で予約できる
デメリット
- 空港での待ち時間が長い
- 荷物の内容や重さに制限がある
- 中心部から空港まで距離がある
飛行機は慣れた方法でブリュッセルに行きたい人におすすめ!
ユーロスター(旧タリス)やバスを利用したことがない方は、乗車や予約方法にとまどってしまうことも。飛行機であれば日本からパリへ向かうときに利用しているので、過去の経験をもとに予約や搭乗までの流れを把握しやすいでしょう。
慣れた方法で移動したい方や、空港での時間も楽しみたい方は、ぜひ飛行機での移動を検討してみてくださいね!
パリからブリュッセルまで長距離バスでアクセス!
パリからブリュッセルまでは、ヨーロッパ全土で運行している長距離バスを利用する方法もあります。座席がゆったり設計されているため、快適にブリュッセルまでアクセスできますよ!
ここでは、パリから長距離バスでブリュッセルまでアクセスする方法をご紹介します。
約3時間50分でアクセスでき、ほとんどの便が時間通りに到着!
パリからブリュッセルまでは、ヨーロッパの各地を結ぶフリックスバス(Flixbus)の利用がおすすめです。パリのヘルシー駅からブリュッセルの北駅を結ぶ路線があり、時間帯によって異なりますが、もっとも速い便だと約3時間50分でブリュッセルへ到着します。
交通状況によって到着時間が多少前後することはあるものの、ほとんどの便が時間通りに到着しているため、スケジュールが大きく狂う心配はありません!深夜便を利用すれば、朝早い時間帯からブリュッセル観光を楽しむこともできますよ。
ブリュッセル北駅までの料金は片道11.99ユーロから(約1,893円)
パリのべルシー駅からブリュッセルの北駅までの料金は、11.99ユーロ(約1,893円)から購入できます。ユーロスター(旧タリス)や飛行機と比べて格安でブリュッセルまでアクセスできるため、移動費を抑えたい方にぴったりです!
朝の7時台から夜は10時まで、少なくとも1時間に1本発着しているのでスケジュールを立てやすいのも魅力のひとつ。
長距離バスは不便なイメージを持っている方も多いですが、フリックスバスは座席がゆったりめに設計され、Wi-Fiやコンセントも完備しているので快適に過ごせますよ。
乗車券はネットから事前予約しておくのがおすすめです。公式サイトから予約するとモバイル乗車券が発行されるので、乗車日まで大切に保管しておきましょう。
多くの便がパリからブリュッセルへ直行するため、途中停車する駅はありません。念のため予約時に直行便か確認しておくと、降りる場所で迷ってしまうことはないでしょう。
到着地のブリュッセル北駅は中心部にあるため、下車してすぐ観光をはじめられますよ!
パリから長距離バスで移動するメリット&デメリット
メリット
- 移動費を節約できる
- ゆったりした座席で快適にアクセスできる
デメリット
- 移動時間がもっとも長い
- 交通状況によっては到着が遅れることも
日帰り旅行の帰りは他の方法で帰路につくのがおすすめ!
長距離バスでパリへ戻ることも可能ですが、どうしても時間がかかってしまうため帰りは違う方法で戻ることをおすすめします!
行きは長距離バスで費用を節約し、帰りはユーロスター(旧タリス)でサクッと中心部まで戻る方法があります。
ユーロスター(旧タリス)のスタンダード座席であれば費用を抑えられ、さらに早割りを利用するとグッとおトクに乗車できますよ!
それぞれのアクセス方法をうまく活用しながら、おトクにブリュッセル旅行を楽しんでくださいね。
長距離バスは格安でブリュッセルに行きたい人におすすめ!
長距離バスは、とにかく移動費を抑えながらブリュッセルへ向かいたい方におすすめです!時間は少しかかってしまいますが、ほかのアクセス方法に比べ費用をグッと抑えられますよ。浮いたお金でブリュッセルの観光に充てることもできますね!
日帰りの場合はほかのアクセス方法と組み合わせることで、時間と費用のバランスが取れた移動になりますよ。
目的に合わせてパリからブリュッセルに行こう!
本記事ではパリからブリュッセルまで、ユーロスター(旧タリス)、飛行機、長距離バスの3つのアクセス方法について解説しました。
それぞれメリットやデメリットはありますが、1番おすすめの移動手段はユーロスター(旧タリス)。パリ中心部からブリュッセル中心部へ約1時間20分でアクセスできるだけでなく、早割りを利用すると費用の節約にもなることがメリット。
慣れた方法でアクセスしたい方は、飛行機がおすすめ。日ごろから使っている予約サイトから日本語で予約できるためトラブルも起こりにくく、なによりも空港で免税品などのショッピングが楽しめるのは飛行機での移動だけ!
時間に余裕があり費用の節約を優先したい方は、長距離バスがぴったりです。バスの車窓から見える風景を楽しみながら国境を超えることもできるため、のんびりした旅行を味わいたい方に向いているでしょう。
それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段でブリュッセルまでの移動を楽しんでくださいね。
※記事内の金額は2024年1月10日のレート、1ユーロ=157.94円で計算しています。
※鉄道や航空機の発着情報については変更となることも多いため、利用時は最新情報をご確認ください。
cover photo by Unsplash