【2024年最新】東ティモールの治安は？危険な場所や注意点を解説

東ティモールの治安はいい？悪い？

東ティモールの治安は比較的安定していますが、政情の影響で急変する可能性もあります。日本の外務省は、東ティモール全土に「レベル1：十分注意してください」の危険情報を発出中です。経済の停滞や貧困層の拡大により、首都ディリでは強盗などの一般犯罪が散発的に発生しています。自然豊かな東ティモールを楽しむために、事前の準備や情報収集しましょう。

東ティモールの夜間の治安は？

東ティモールの夜の治安は、日中に比べて悪化する傾向にあります。中でも首都ディリでの夜間の一人歩きは、さけたほうが賢明です。人通りの少ない場所では武装強盗のリスクもあるため注意してください。夜間の移動はできるだけ複数人で行動し、信頼できるタクシーを利用するのがおすすめです。

東ティモールで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

東ティモールの中でも下記エリアは、治安リスクが高くなっています。

• コモロ地区
• エルメラ県の山岳地帯
• インドネシアとの国境

できるだけ立ち寄らないようにし、どうしても訪れなければいけない場合は、十分に注意してください。

コモロ地区は夜間の治安に要注意！

ディリ市内のコモロ地区は、夜になると治安が悪化するエリアです。夜間の一人歩きは強盗のリスクが高いため、できるだけさけましょう。人通りの少ない路地裏には近づかず、メインストリートから離れないでください。タクシーを利用する際は、信頼できる会社のものを選びましょう。

エルメラ県の山岳地帯は要注意

東ティモール西部のエルメラ県の山岳地帯も注意が必要なエリアです。過去には反政府武装勢力の活動も報告されており、訪問は控えるのが賢明です。どうしても訪れる必要がある場合は、現地ガイドを同行させ最新の治安情報を入手しておくことが重要になります。不審者や武装グループを見かけたら、すぐにその場を離れましょう。

インドネシアとの国境

2002年にインドネシアから独立した東ティモール。現在でもインドネシアとの国境は、治安が不安定になります。2022年5月までは「レベル2：不要不急の渡航は止めてください」が設定されていたほどです。東ティモールとインドネシアでは、民族や宗教に大きな違いがあるため、現在でもトラブルに発展しがちです。巻きこまれないためにも、なるべく近づかないでください。

東ティモールで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

東ティモールには経済の停滞や貧困問題があり、一般的な犯罪が多発しています。旅行者が巻きこまれやすい犯罪として、下記の2点が挙げられます。

• スリやひったくり
• 強盗

それぞれの具体的な犯罪の手口と注意点を詳しく解説します！

スリ・ひったくり

東ティモールでは、観光客をねらったスリやひったくりが多発しています。とくに人ごみの中では注意が必要です。貴重品やバッグは体の前で持つなど、しっかり管理してくださいね。ポケットに財布を入れたままにしていると、すぐにスられてしまう可能性が高いので気をつけましょう。

もし、スリやひったくりの被害にあってしまったら、犯人を追いかけるのは危険です。大声で助けを求めつつ、すぐに警察に通報しましょう。目立たない服装を心がけ、貴重品は分散して持ち歩くのがおすすめです。

強盗

東ティモールの都市部では、武器を使った強盗事件も発生しています。貴重品は必要最小限しか持ち歩かず、目立たないように管理することも大切です。

とくに夜間の人通りが少ない場所では、注意してください。犯人から「金を出せ」と脅されても、抵抗せずに要求に従うのが賢明。命には代えられませんからね。強盗のリスクをさけるためには、夜間の一人歩きは控えましょう。どうしても外出しなければいけない場合は、タクシーなどで移動するのがポイントです。不審者に近づかれたら、ちゅうちょせずに大声で助けを求めてくださいね。

東ティモールで被害にあわないための防犯対策

東ティモールでは、残念ながら旅行者が犯罪に巻きこまれるリスクが高くなっています。ここでは、東ティモール旅行で被害にあわないための防犯対策を4点、紹介します。

• 貴重品の管理を徹底する
• 夜間の一人歩きは控える
• 目立たない服装を心がける
• 最新の治安情報をチェックする

せっかくの旅行を安全に楽しむためにも、事前にどのような犯罪が多発しているのか、どんな対策が有効なのかを知っておくことが大切です。

貴重品の管理を徹底する

東ティモールでは、スリや置き引きが多発しています。貴重品は肌身離さず管理し、ポケットやバッグのファスナーはしっかり閉めておきましょう。ホテルの金庫を利用するのも効果的です。パスポートや多額の現金、クレジットカードなどは金庫に保管し、持ち歩く現金は必要最小限に抑えてください。

夜間の一人歩きは控える

東ティモールの夜の治安は日中より悪化する傾向にあります。とくに首都ディリでは、夜間の一人歩きはさけたほうが賢明です。やむを得ず夜間に外出する際は、複数人で行動し信頼できるタクシー会社を利用しましょう。

目立たない服装を心がける

東ティモールでは、派手な服装や高価なアクセサリーを身につけていると、犯罪者のターゲットになってしまう可能性が高まります。現地の人々に溶けこめるような服装を選ぶのがおすすめです。とくに観光地化していない場所では、カメラやスマートホンなどの貴重品も目立たないように持ち歩いてください。

最新の治安情報をチェックする

東ティモールの治安状況は刻一刻と変化します。外務省の海外安全ホームページで最新の治安情報を確認し、危険レベルが高まった際は指示に従いましょう。現地の日本大使館からの情報発信もチェックしてください。有事の際は冷静に行動し、安全確保を最優先に行動しましょう。

もし東ティモールで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

東ティモールで思わぬトラブルに巻きこまれてしまった時のために、事前に緊急時の連絡先を把握しておくことが大切です。犯罪被害にあってしまった場合は、まずは冷静に状況を見極めましょう。必要に応じて警察などに通報してください。海外旅行保険に加入している方は、保険会社へも一報入れておきましょう。緊急連絡先をあらかじめメモしておくと、慌てずに対応できますよ。

緊急通報先

東ティモールの緊急通報番号は以下の通りです。

警察：112

消防：115

救急：115

緊急時はオペレーターに「English please」と伝えれば、英語で対応してもらえます。 緊急性のない被害の場合は、最寄りの警察署に直接行って、被害届を提出してください。安全のため、宿泊先のホテルスタッフやガイドに同行してもらうのがおすすめです。

在東ティモール日本国大使館

住所：Avenida de Portugal, Pantai Kelapa, Dili, Timor-Leste
電話：＋670－3323131
メールアドレス：jpembassy.dili@di.mofa.go.jp
開館時間：月～金 8：45～12：30、13：30～17：30（土日祝閉館）
公式サイト：https://www.timor-leste.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

治安情報をチェックして東ティモール旅行を楽しもう！

貧困問題を抱える東ティモールは、一定の治安リスクを抱えています。そのため、最新情報をチェックし適切な防犯対策することが、非常に重要です。危険な地域には近づかず、夜間の一人歩きは控えめに。貴重品管理を徹底し、いざという時の緊急連絡先も把握しておきましょう。リスクを理解した上で、東ティモールの美しい自然と文化を体験してみてはいかがでしょうか。

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

photo by Unsplash