ペトロナスツインタワーはマレーシアのランドマーク的スポット!見どころや予約方法などを解説
マレーシアを代表する観光スポット・ペトロナスツインタワー。圧巻の迫力と輝きで見る人々を魅了する、マレーシアのランドマークとして知られています。 この記事では、ペトロナスツインタワーの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひペトロナスツインタワーへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
マレーシアを代表する観光スポット・ペトロナスツインタワー。圧巻の迫力と輝きで見る人々を魅了する、マレーシアのランドマークとして知られています。
この記事では、ペトロナスツインタワーの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひペトロナスツインタワーへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
ペトロナスツインタワーの基本情報
マレーシアの代表的な観光スポット・ペトロナスツインタワー。まずは、ペトロナスツインタワーの歴史や特徴などの基本情報を解説します。
ペトロナスツインタワーとは?
ペトロナスツインタワーは、マレーシアの首都クアラルンプールにそびえる、世界的にも有名なランドマークです。当時の首相であったマハティール・ビン・モハマドの、マレーシアを国際的に発展させる、という想いに感化を受けた建築家のシーザー・ペリの協力により、1998年に完成しました。
マレーシアの野心と願望を表現していると言われるペトロナスツインタワーは、88階建て、高さは451.9メートルあり、威容を誇ります。41階にある、2塔をつなぐ連絡通路の役割を果たすスカイブリッジと、86階の展望デッキからは、クアラルンプールに広がる美しい風景を一望できます。
ペトロナスツインタワーの歴史
ペトロナスツインタワーは、マレーシアを国際的な舞台に引き上げるというマハティール・ビン・モハマド元首相のビジョンに基づいて、シーザー・ペリをはじめとする著名な建築家たちによって建設されました。
1992年1月に建設計画がはじまり、1993年3月には地表から30メートル掘り下げたり、毎晩トラック500台分以上の土を移動させたりと、大規模な作業が行われました。
その後、1塔あたり約13,200立方メートルのコンクリートが54時間にわたり連続打設されるという、マレーシア史上最大で最長のコンクリート打設が行われ、ペトロナスツインタワーの基礎が築き上げられました。
上部構造の建設は1994年4月からはじまり、風荷重と構造荷重に対する厳格なテストとシミュレーションに合格した後、1996年6月に鉄骨とガラスで覆われたペトロナスツインタワーが完成しました。ペトロナスツインタワーは、その圧倒的な存在感と技術的な進歩によって、マレーシアの誇りとなっています。
ペトロナスツインタワーのあるクアラルンプールってどんな街?
ペトロナスツインタワーがあるクアラルンプールは、人口は約195万人のマレーシアの首都。マレー半島南部の丘陵地帯に位置していて、東南アジア有数の世界都市として知られています。
クアラ(Kuala)はマレー語で二つの川が合流する地点を、ルンプール(Lumpur)は泥を指します。その名の通り、クアラルンプールの中心にあるジャメ・モスクの近くでゴンバック川とクラン川が合流すること、鉱山で採掘された錫を洗った際に川が泥のように汚れたことから、クアラルンプールと名付けられました。
クアラルンプールは、ペトロナスツインタワーなどをはじめとする近未来のような建物と、古くからの街並みが共存する都市で、多民族国家ならではの文化の混在が楽しめる街でもあります。
実は日本が作ったって本当?
実は、ペトロナスツインタワーの建設には日本も携わっているのです!日本の安藤ハザマがタワー1を、韓国のサムスン物産がタワー2を建設しました。ペトロナスツインタワーと隣接するKLCC公園を背にして、左側に見えるのがタワー1です。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
ペトロナスツインタワー観光の見どころ
ペトロナスツインタワーはとても大きな建物で、その見どころは1つにとどまりません。せっかく行くなら、できるだけ多くの魅力的なポイントを楽しめるようにしましょう!
ここからは、ペトロナスツインタワーの注目すべき見どころをご紹介します。
41階スカイブリッジ
ペトロナスツインタワーの見どころのひとつは、41階に位置する2階建てのスカイブリッジ!ペトロナスツインタワー内の41階と42階の両タワーを結ぶ連絡橋の役割を果たすスカイブリッジは、高さが約170メートルという圧倒的な高さで、2階建ての橋としては世界で最も高い場所にあります。
ペトロナスツインタワーのなかでも、クアラルンプールの市街を一望できるスポットで、世界中から多くの観光客が訪れています。橋の長さは約58メートルあり、強風や暴風雨によってタワーから分離してしまうのを防ぐため、特別なデザインが施されています。
86階展望デッキ
ペトロナスツインタワーのもうひとつの大きな見どころは、86階に位置する展望デッキ!地上から約370メートル離れた驚異的な高さから、クアラルンプール市街の美景色を楽しんだり、タワーの尖塔を間近で見たりできる、ペトロナスツインタワーの目玉スポットです。
展望デッキ内にはデジタル・ディスプレイや展示物が配置されていて、ペトロナスツインタワーの建築や歴史にも触れることができますよ。
写真をきれいに撮るなら
ペトロナスツインタワーをきれいに撮影したい場合は、Petronas Tower Take Photo Point(フォトスポット)がおすすめです。ここからはペトロナスツインタワーの全体像とあわせて、人の全身をきれいに写真に収めることができますよ。
フォトスポット周辺では魚眼レンズなどを販売している人が声をかけてくることもありますが、もし必要がなければはっきりと「No」と言いましょう。
おみやげを買うならタワーの麓がおすすめ!
おみやげを買うなら、ペトロナスツインタワーの麓にあるSuria KLCC(スリアケーエルシーシー)がおすすめです。このモールはペトロナスツインタワー直結で、さまざまなショップやブランドが集まっています。
スーパーマーケットで、地元の調味料やインスタントヌードルなどの食料品を手に入れたり、おみやげ店でマレーシアの食べ物や建物などをモチーフにしたユニークな雑貨などを購入したりできますよ。
ペトロナスツインタワー観光に最適なシーズンは?
つづいては、ペトロナスツインタワーのベストシーズンについて解説します。ペトロナスツインタワーは、年間を通していつでも訪れることができますが、乾季と雨季があったり、混雑する時期があったりするので、訪れる前に確認してから計画を立てるようにしましょう。
ベストシーズンは快適に過ごせる5~9月
ペトロナスツインタワー観光のベストシーズンは5〜9月!クアラルンプールがあるマレー半島は、3月から9月が乾季で、天候が安定する日が多くなります。ただし、3,4月は気温が1年のなかで最も気温が高くなるので、乾季のなかでも快適に過ごせる5月がおすすめです。
8月31日のマレーシアの独立記念日周辺、ペトロナスツインタワーがマレーシアの国旗の色にライトアップされます。その時期にしか見られない景色なので、8月後半も狙い目ですよ!
観光客が少ない時期を狙うなら10・11月
クアラルンプールはだいたい10月頃から雨季になり、雨の日が多くなります。乾季に比べて観光客が少なくなるので、混雑を避けたい方には10月や11月がおすすめです。
だいたい2月頃から乾季へと移り変わりはじめますが、2月は旧正月などがあり混雑したり、お店が休みになったりするので、避けた方が良いでしょう。
ペトロナスツインタワーの見学方法は?予約は必要?
ペトロナスツインタワーを見学するにはチケットの購入が必要です。チケットはカウンターでも購入できますが、事前予約をしておくことをおすすめします。ここからは、ペトロナスツインタワーの入場料や予約方法、所要時間などについて解説します。
入場にはチケットの購入が必要!
ペトロナスツインタワーの観光にはチケットの購入が必要です。入場料は、大人98リンギット(約3,166円)、3歳から12歳の子どもと、61歳以上の人は50リンギット(約1,616円)で、2歳以下の子どもは無料で入場できます。
スムーズに観光できるよう、事前にオンラインでチケットを購入しておくのがおすすめ。公式サイトにて希望の日付を選択すると、各時間の空き状況を確認できますよ。時間は毎時00分と15分に設定されています。
当日チケットカウンターにてチケットを購入する場合は、9時に先着順で発売されます。確実に入場したい場合は、事前に予約しておきましょう。
また、24時間以内のチケットを購入したい場合は、同様に、ペトロナスツインタワーのコンコース階にあるチケットカウンターで購入する必要があります。チケットカウンターで購入すると、割引価格が適用されるというメリットがありますが、希望の時間を予約するのは難しい場合が多いので、余裕をもって事前に計画を立てておきましょう。
オプショナルツアーに参加するのもおすすめ
オプショナルツアーへの参加もおすすめです。ペトロナスツインタワーの入場料とホテルの送迎がセットになったツアーや、他のクアラルンプールの観光名所もあわせて巡ることができるツアーなどがあります。
送迎やツアーガイドがついているので、海外旅行初心者にも安心!各スポットの歴史やエピソードなどを学びながら、効率的に観光ができるのが魅力です。
見学の所要時間は?
ペトロナスツインタワーの見学は約45分間!1回につき40人が参加できるガイド付きツアーが1日36回行われています。タワーの3つのフロアを巡るので、各場所からの素晴らしい景色を楽しむことができますよ。
ペトロナスツインタワーへのアクセス・行き方
ペトロナスツインタワーの観光の拠点となる都市は、クアラルンプールのKLCC(ケーエルシーシー)です。KLCCは、クアラルンプールの中心地を指し、KLはクアラルンプールを、CCは中央都市(City Centre)を意味しています。その名の通り、KLCCはクアラルンプール各所からのアクセスが良いのが特徴です。
マレーシアの玄関口となるクアラルンプール国際空港は少し郊外に位置していますが、クアラルンプールの中心地までの移動手段としては、タクシー、バス、電車などさまざまな選択肢があります。ここでは、クアラルンプール国際空港からペトロナスツインタワーまでのアクセス方法について、それぞれの行き方を解説します。
最も一般的な移動はタクシー
クアラルンプール国際空港からペトロナスツインタワーまでは、車で約1時間ほどでアクセスできます。もっとも主流な移動手段はタクシーです。空港のカウンターで直接タクシーを手配することもできますが、旅行中に何度かタクシーを利用する予定であれば、配車アプリのGrab(グラブ)がおすすめ!
Grabは、乗車場所と目的地を入力すると事前に料金が表示されるため、ぼったくりなどの心配がありません。料金は時間や道路の混雑状況により変動しますが、空港からクアラルンプール市内までは、だいたい70リンギット前後(約2,261円)です。Grabは登録時に電話番号認証が必要なので、事前に日本でアプリをインストールしておくと安心ですよ。
費用を節約するならバス
交通費を節約したいなら、バスでの移動がおすすめです。クアラルンプール国際空港からクアラルンプールの中心駅、KLセントラル駅までのバスの料金は、15リンギット前後(約485円)と他の移動手段と比較して格安!24時間運行しているのもうれしいポイントです。
約1時間ほどで到着しますが、時間帯によっては交通渋滞が発生することがあるので注意しましょう。
さまざまなバス会社が運行していて、バスのチケットは、空港のカウンターでも、オンラインでも購入可能です。KLセントラル駅から、ペトロナスツインタワーのあるKLCC駅までは、RapidKL(ラピドKL)クラナジャヤ線で5駅、料金は2.4リンギット(約78円)。ペトロナスツインタワーはKLCC駅に直結しているので、駅からのアクセスも便利ですよ。
渋滞を回避するなら電車
渋滞を回避したいのであれば、電車での移動がおすすめ!クアラルンプール国際空港からKLセントラル駅までは、空港直結のKLIA Express(ケーエルアイエーエクスプレス)で約28分でアクセスできます。座席は指定席で、大きな荷物を置くスペースも設けられているので快適です。料金は、駅のカウンターで購入すると55リンギット(約1,777円)、オンラインでの事前購入で49.50リンギット。朝の5時台から深夜0時まで運行しているので、柔軟に予定が立てられるのもうれしいポイントですね。
先述したとおり、KLセントラル駅からペトロナスツインタワー直結のKLCC駅までも電車でアクセスできるので、渋滞を回避したい人には電車移動をおすすめします。
ペトロナスツインタワー観光における注意点
ここからは、ペトロナスツインタワーを訪れる際の注意点をご紹介します。事前にチェックして、快適な旅行にしてくださいね。
事前予約を早めに完了する
ペトロナスツインタワーは、マレーシアのなかでも特に多くの観光客が訪れる人気のスポットです。チケットが早く売り切れてしまうことも多いため、早めに旅行の計画を立てて、事前に予約しておきましょう。
長時間の移動を前提に予定を立てる
ペトロナスツインタワーを観光する際は、交通事情にも注意しましょう。マレーシアは道路が混雑しやすい傾向にあり、特に都市部では毎日交通渋滞が発生します。
そのため、長時間の移動を前提に、時間に余裕を持たせた計画を立てるようにしましょう。交通手段や移動ルートを工夫したり、交通状況をリアルタイムで確認したりすることで、スムーズな観光を楽しんでくださいね。
天候の変化に注意する
マレーシアの天候にも注意が必要です。マレーシアは天候が急変したり、東南アジアならではのスコールが発生したりすることが多くあります。
予想外の雨に備えて、雨具を用意しておいたり、防水機能のあるバッグを持参すると良いでしょう。また、急な雨に備えて代替のプランを立てておくのもおすすめです。天気予報や、リアルタイムの気象情報を確認することで、急な天候の変化にも柔軟に対応できますよ。
ペトロナスツインタワーの観光を満喫しよう
この記事では、ペトロナスツインタワーの観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。ペトロナスツインタワーは、マレーシアのランドマーク的存在で、見どころ満載の魅力的な観光スポットです。
ぜひ紹介した情報を参考に、ペトロナスツインタワーの観光を満喫してみてくださいね!
ペトロナスツインタワー(Menara Berkembar Petronas)の基本情報 | |
---|---|
住所 | Petronas Twin Tower, Lower Ground (Concourse) Level, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur |
電話 | +60323318080 |
営業時間 | 9:00~9:00 |
休業日 | 月曜(祝日の場合は開館) |
アクセス | クアラルンプール国際空港から車で約1時間、クラナジャヤ線 KLCC駅から徒歩6分 |
料金 | 大人 98リンギット(約3,166円)、子ども(3歳から12歳)、61歳以上 50リンギット(約1,616円)2歳以下無料 ※2023年11月9日のレート、1マレーシアリンギット=32.31円で計算 |
公式サイト |
cover photo by Unsplash