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【2024年最新】ナポリでおすすめの観光地14選!モデルコースも紹介

ナポリには、王宮やカポディモンテ美術館などの有名な観光地がいっぱい! 今回は、ナポリ旅行のおすすめ観光スポットを14選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所や、知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選したので、ナポリ旅行の参考にしてくださいね!

ライター
華意氣あらめ

ナポリには、王宮やカポディモンテ美術館などの有名な観光地がいっぱい!

今回は、ナポリ旅行のおすすめ観光スポットを14選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所や、知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選したので、ナポリ旅行の参考にしてくださいね!

Contents

ナポリには人気の観光スポットがいっぱい!

photo by pixabay

イタリアには「ナポリを見て死ね」という言葉があります。その言葉の通り、ナポリには見どころがたくさん!1日で全部まわりきれないたくさんの名所があるので、どこを見たらいいか迷ってしまうほどです。

今回はナポリの人気観光地を紹介!人気の有名スポットから観光名所、ナポリから日帰りで行ける近場の観光地まで厳選したので、上手にプランニングしてナポリを満喫してくださいね。

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イタリア・ナポリで絶対行きたいおすすめ観光地11選

ここからは、ナポリ旅行が初めての方は必見の、人気観光地の見どころをご紹介します。ナポリ市内は公共交通機関が発達していて、定番観光スポットにアクセスしやすいです。少しでも多くの観光スポットを見たい!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

プレビシート広場

ナポリの中心地!言い伝えにもトライしてみよう

photo by pixabay

プレビシート広場は、ナポリ王宮の前に位置する大きな広場です。16世紀に作られてから、ナポリの中心地として古くから地元の人々が集まる場所。広さは約25,000平方メートルもあり、観光客にも人気のスポットとなっています!

photo by pixabay

王宮を背にした広場の反対側には、サン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会があり、王宮と教会を結ぶようにして、広場には2つの騎馬像が並んでいます。

この騎馬像には、イタリア王妃マルゲリータにまつわる伝説があります。王妃は毎月1回、目隠しをした囚人を一人王宮の扉の前へ立たせ、「正面にある2つの騎馬像の間を通れたら自由の身にする」という約束をしたとか。

この伝説が転じてナポリっ子の間では、目をつぶって王宮から教会まで、騎馬像の間を通り抜けられたら願いが叶う、と伝えられています。プレビシート広場へ行くときは、またナポリへ来られるよう願いを込めて、チャレンジするのも楽しそうですね!

プレビシート広場(piazza del prebiscito)の基本情報

住所

piazza del prebiscito 80132 Napoli

営業時間

24時間

休業日

なし(イベント開催時などは入場規制が行われる場合あり)

アクセス

ナポリ地下鉄1号線トレド駅から徒歩約10分

料金

無料

ナポリ王宮

栄華を誇ったナポリ王国の面影が今も残る宮殿

photo by Unsplash

プレビシート広場の前に立つナポリ王宮は、17世紀当時にナポリを支配していたスペイン王の宮殿として建てられました。しかし、スペイン王がこの王宮を訪れることはなく、18世紀には撤退。その後にブルボン家の王がナポリを統治して以来、王宮として使われるようになりました。

photo by Benjamin Smith is licensed under CC BY-SA 2.0

広い宮殿の中に入ったらまず見ておきたいのが、入口近くの大階段です。白い大理石を基調に作られた大階段は、おとぎ話に出てきそうな豪華さ!今にも上から、王家の人々が降りてきそうな雰囲気です。

また、歴代のナポリ王が客に会うときに謁見室として使われた、玉座の間も必見!豪華絢爛な部屋は、ナポリ王国の繁栄を今に伝えています。ため息が出るような美しさをぜひ、自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

ナポリ王宮(Palazzo Reale)の基本情報

住所

Piazza del Plebiscito, 1, 80132 Napoli 

電話

+39-081-400547

営業時間

9:00~20:00

休業日

水曜、12/25、12/31、1/1

アクセス

ナポリ地下鉄1号線トレド駅から徒歩約10分

料金

11ユーロ(約1,728円)

※2023年10月9日のレート、1ユーロ=157.03円で計算

公式サイト

https://palazzorealedinapoli.org/

ヌオーヴォ城

13世紀に建てられたナポリのランドマーク

photo by pixabay

ナポリ湾を見おろすようにそびえるヌオーヴォ城(カステル・ヌオーヴォ)は、13世紀に建てられました。当時ナポリを支配していたのは、フランスのアンジュー家。王であるカルロ1世の命により、フランス風のルネッサンス様式で作られています。

castel nuovo by Fredrik Rubensson is licensed under CC BY-SA 2.0

入場前にまず見ておきたいのが、入り口正面を飾る凱旋門です。ルネッサンス美術の傑作として名高い、白大理石をふんだんに使った美しいレリーフは必見!

城の内部はナポリ市立美術館になっていて、15世紀から20世紀にかけての絵画や美術品のコレクションが展示されています。中でも、ナポリ派絵画の巨匠ルカ・ジョルダーノ作の『栄光の聖ニコラ』は見ごたえがあるので、美術好きな方はぜひ足を運んでみてくださいね!

美術館を見学したあとはぜひ、屋上へも上がってみてください。ナポリ歴史地区をはじめ、ナポリ湾の眺めや遠くに見えるヴェスヴィオ山のパノラマが一望できる、絶景スポットです。

カステル・ヌオーヴォ(Castel Nuovo)の基本情報

住所

Piazza del Plebiscito, 1, 80132 Napoli 

電話

+39-081-7957722

営業時間

8:30〜18:00(最終入場時刻17:00)/要予約

休業日

日曜

アクセス

ナポリ地下鉄1号線トレド駅から徒歩約10分

料金

6ユーロ(約943円)

※2023年10月9日のレート、1ユーロ=157.03円で計算

公式サイト

https://www.comune.napoli.it/maschioangioino

ウンベルト1世のガッレリア

ミラノのガッレリアを手本に作られた美しいアーケード

photo by pixabay

ナポリ歴史地区に位置するウンベルト1世のガッレリアは、ミラノのガッレリアをお手本にして作られた美しいアーケード。19世紀、ナポリではコレラが大流行し、そのあとで、荒廃した街の整備が行われました。その復興のシンボルとして建てられたのが、こちらのウンベルト1世のガッレリアです。

photo by pixabay

高さ57メートルもある天井部のガラス張りのアーケードだけでなく、足元にも注目!アーケード中心の床には、十二星座を描いたモザイク画が飾られています。旅の思い出に、自分の星座を見つけて写真を撮ってみるのも素敵ですよ。

アーケードの中にはカフェやお土産店などが入っていて、ショッピングするのもガレリアでの楽しみの一つ。自分好みのお土産を探してみるのもおすすめです。

ウンベルト1世のガッレリア(Galleria Umberto Ⅰ)の基本情報

住所

Via Santa Brigida, 68, 80132 Napoli 

電話

なし

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

ナポリ地下鉄1号線ムニチーピオ駅から徒歩約5分

料金

なし

ナポリ大聖堂

ナポリ市民の信仰の中心

photo by Unsplash

地元の人々から厚く信仰されているナポリ大聖堂は、ナポリで最も大きな教会です。

大聖堂に祀られているのは、ナポリを守護する聖人であるサンジェンナーロ。殉教を記念するお祭りが、毎年5月の第1土曜日と9月19日、12月16日に行われます。中でも9月19日のお祭りが一番規模が大きく、サンジェンナーロ祭と呼ばれ、ナポリ中がお祭りムードに!

じつはサンジェンナーロが殉教したとき、彼の血液が聖遺物としてナポリ大聖堂に保管されることになりました。この聖遺物がサンジェンナーロがとくに知られている理由のひとつになっていて、この血は上記のお祭りの日に液化するという伝説があるのです。液化しなかった年はナポリに災厄が訪れると言われています。

photo by Unsplash

ナポリ大聖堂を入ってすぐ右手に、サンジェンナーロ礼拝堂があります。礼拝堂内部は素晴らしいフレスコ画で彩られ、中でも必見なのがランフランコ作の『天国』と、ホセ・デ・リーベラ作の『釜から無傷で出てくるサンジェンナーロ』の2つ。また、血の入った容器も礼拝堂の中に収められているので、サンジェンナーロの奇跡にあやかれるよう願いをかけてみては。

時間があれば、サンジェンナーロにまつわる宝物が収められた宝物館にも行ってみましょう。絵画や彫像、宝石で飾られた宝物の輝きに、うっとりできそうです!

ナポリ大聖堂(Duomo di Napoli)の基本情報

住所

Via Duomo, 147, 80138 Napoli NA

電話

+39-081-449097 

営業時間

月〜金 8:30〜13:30/14:30〜19:30、土・日 8:30〜13:30/16:30〜19:30

休業日

なし

アクセス

ナポリ地下鉄1号線ムゼオ駅、ナポリ地下鉄2号線カヴール駅から徒歩約15〜20分

料金

【大聖堂】無料、【サンジェンナーロ宝物館】12ユーロ(約1,885円)
※2023年10月9日のレート、1ユーロ=157.03円で計算

公式サイト

https://www.campania.info/napoli/cosa-vedere-napoli/duomo-napoli/

サンカルロ劇場

ヨーロッパ最古の劇場

photo by Unsplash

サンカルロ劇場は、ヨーロッパ最古の現役劇場。ミラノのスカラ座、ローマのオペラ座と共にイタリア三大劇場として有名です。18世紀にナポリを治めていたカルロ3世の命で作られ、当時、半円形をした劇場はとても豪華な内装で彩られていました。その豪華さは、サンカルロ劇場を手本に、ヨーロッパの各地で同様の劇場が作られたほど!

その後、1816年に火災で焼失するものの、わずか10カ月で再建され、現在のサンカルロ劇場となりました。ここにはヴェルディ、ロッシーニを始めとするイタリアの一流の音楽家たちが集まり、オペラ劇場の最高峰としてその名を広めました。

photo by flickr

現在の劇場の見どころは、なんと言っても内部の天井画!この『知恵と戦いの女神ミネルヴァに偉大な詩人たちを紹介する太陽神アポロ』は、美しいだけでなく、音が効果的に劇場へ響くよう設計されているとか。また、ナポリ王専用の桟敷も豪華絢爛に装飾されていて、必見です。

現在でも現役の劇場として使われているので、オペラが好きな人はぜひ観劇に足を運んでみてくださいね!観劇以外でも、劇場を見学できるツアーもあるので、華やかなナポリの文化芸術を体感してみたい人におすすめです。

サンカルロ劇場(Teatro San Carlo)の基本情報

住所

Via San Carlo, 98, 80132 Napoli NA

電話

+39-081-7972-331/421

営業時間

演目により異なる

休業日

演目により異なる

アクセス

ナポリ地下鉄1号線ムニチーピオ駅から徒歩約5分

料金

演目により異なる 【劇場見学ツアー】大人 9ユーロ(約1,414円)
※2023年10月9日のレート、1ユーロ=157.03円で計算

公式サイト

https://www.teatrosancarlo.it/

卵城

卵の伝説があるナポリ最古の城

photo by Unsplash

ナポリ湾に面したサンタルチア大通りの端に、卵城があります。今の城が建てられたのは11世紀ですが、古代ローマ時代まで遡るほど歴史のある城です。

卵城というユニークな名前は、ギリシャの詩人ヴェルギリウスの伝説が由来。彼は城に魔法の卵を隠し、“卵が壊れるとき、城もナポリも滅びる” という言葉を残したと言われており、そこから卵城という名前がつきました。

photo by pixabay

城の内部は、まさに要塞そのものという雰囲気にあふれた、堅固な造り。必見なのは、城のてっぺんにあるテラス!ここから一望できるナポリの街と、ヴェスヴィオ山のパノラマは、言葉を失うほどの絶景です。「ナポリを見て死ね」の言葉通りの美しさを是非、体感してくださいね!

※ 卵城は2023年10月現在、改修工事のため休業中です。見学再開などの最新情報は、公式HPをご確認ください。

卵城(Castel dell’Ovo)の基本情報

住所

Via Eldorado, 3, 80132 Napoli 

電話

+39-081-7956180

営業時間

2023年10月現在、修復のため休業中

休業日

2023年10月現在、修復のため休業中

アクセス

ナポリ地下鉄1号線トレド駅から徒歩約20分

料金

無料

公式サイト

https://www.comune.napoli.it/casteldellovo

スパッカナポリ

ナポリらしい景色に出会える歴史地区

photo by Unsplash

世界遺産に指定されているナポリ歴史地区にあり、歴史を感じる街並みであるスパッカナポリ。スパッカ(スパッカーレ)は、イタリア語で「まっ二つに割る」の意味がある通り、丘の上から眺めるとナポリ旧市街を南北に分けている様子がよく分かります。

photo by pixabay

このスパッカナポリの細い路地は、風情がたっぷり!路地には頭上に洗濯物がはためいていて、これぞナポリの下町というべき光景が広がっていて、散策も楽しいです。

歴史的な建造物や観光スポットなどの見どころをはじめ、レストランや有名なナポリ菓子のお店、お土産店などがたくさん集まっています。

スパッカナポリ(Spacca Napoli)の基本情報

住所

Via San Biagio Dei Librai, Napoli

電話番号

なし

営業時間

店舗によって異なる

休業日

店舗によって異なる

アクセス

ナポリ地下鉄1号線ダンテ駅から徒歩5分

料金

なし

サンタキアーラ教会

美しいマヨリカ様式の回廊

photo by Unsplash

サンタキアーラ教会は、ナポリの下町、スパッカ・ナポリ地区にあります。14世紀にナポリを支配していた、フランスのアンジュー公ロベルト1世が、王妃のために建てました。第二次世界大戦の爆撃で焼失後、建設当時のゴシック様式に復元され、現在の姿となりました。

photo by Unsplash

サンタキアーラ教会は、修道院と教会部分に分かれています。教会の見どころは、正面の祭壇左手にあるジョット作のフレスコ画。戦争の爆撃をまぬがれた創建当時の雰囲気を、そのまま見ることができます。

修道院での必見スポットは、マヨリカ様式のタイルで飾られた中庭です。水色を基調にしたエキゾチックなデザインは、息をのむ美しさ!庭を囲むようにしてたたずむ建物の壁にも、フレスコ画が描かれています。時間を忘れて見入ってしまいそう。

サンタキアーラ教会(Chiesa di Santa Chiara)の基本情報

住所

49/c, Via Santa Chiara, 49/C, 80134 Napoli NA 

電話

+39-081-0606976

営業時間

【教会】7:45〜12:45/16:30〜20:00 【回廊】月〜土 9:30〜17:30、日 10:00〜14:30

休業日

12/25、1/1

アクセス

ナポリ地下鉄1号線ダンテ駅から徒歩約5分

料金

【教会】無料 【回廊】大人 6ユーロ(約943円)
※2023年10月9日のレート、1ユーロ=157.03円で計算

公式サイト

https://www.monasterodisantachiara.it/

ナポリ国立考古学博物館

世界的に有名な傑作の宝庫

photo by Unsplash

ナポリ国立考古学博物館は、スパッカ・ナポリ地区の北にあり、ヨーロッパでも屈指の規模を誇る博物館です。古代ローマ・ギリシャの彫刻コレクションと、ポンペイやエルコラーノ遺跡からの出土品を展示しています。

Toro Farnese: Under the hooves by virtusincertus is licensed under CC BY 2.0

必ず見ておきたい傑作の1つは、なんと言っても『ファルネーゼの雄牛』!ギリシア神話をモチーフにした見事な彫刻は、とてもダイナミックです。

もう1つ見逃せないのは、モザイクで描かれた『ダレイオスとアレクサンドロス大王の戦い』です。世界史の教科書でも取り上げられるほど有名な作品なので、じっくり見てみてくださいね。

ナポリ国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale di Napoli)の基本情報

住所

Piazza Museo, 19, 80135 Napoli NA 

電話

+39-081-4422149

営業時間

9:00〜19:30(最終入場時刻は18:30)

休業日

火曜(祝日の場合は翌日)、12/25、1/1

アクセス

ナポリ地下鉄1号線ムゼオ駅、ナポリ地下鉄2号線カヴール駅から徒歩約10分

料金

23ユーロ(約3,612円) ※チケットは2日間有効
※2023年10月9日のレート、1ユーロ=157.03円で計算

公式サイト

https://mann-napoli.it/

国立カポディモンテ美術館

ヨーロッパ屈指の陶磁器・絵画コレクション

photo by Unsplash

丘の上に立つ国立カポディモンテ美術館は、18世紀のナポリ王カルロが母親から受け継いだ美術コレクションを収めるために建てられた宮殿です。以降、ナポリの支配者が変わるたびに王宮として利用された時期もありましたが、第二次世界大戦後の1957年に国立美術館として一般公開されました。

敷地には、王宮や庭園、植物園、陶磁器の工房などがあります。3階建ての王宮の中には、数々のコレクションがありますが、中でも特に見ておきたいのが、カラヴァッジョ作の『キリストの鞭打ち』。鞭打たれるキリストをドラマチックに描いたこの絵は、カポティモンテ美術館を代表する傑作の1つと言われています。

もう一つ見逃せないのは、陶器の間です。王家の工房として有名な、カポディモンテ焼きの陶器細工で彩られた部屋は、ロココ調の装飾と中国風のデザインがとても印象的!陶器でできた天使像の笑顔が、訪れた人を優しく迎えてくれますよ。

国立カポディモンテ美術館(Museo Nazionale di Capodimonte)の基本情報

住所

Via Miano, 2, 80131 Napoli 

電話

+39-081-7499111、+39-081-7499130

営業時間

8:30〜19:30(最終入場時刻18:30)※フロア別に閉鎖時間あり、最新情報は公式HPでご確認ください

休業日

水曜、12/25

アクセス

ナポリ地下鉄1号線ムゼオ駅、ナポリ地下鉄2号線カヴール駅からバス137、160、178番のバスでMianoバス停下車

料金

15ユーロ(約2,356円)

※2023年10月9日のレート、1ユーロ=157.03円で計算

公式サイト

https://capodimonte.cultura.gov.it/

 

ナポリ近郊のおすすめ観光地3選

ここからは、ナポリから日帰りで行ける、人気観光地をご紹介します。ナポリに宿泊予定の人はぜひ、足を伸ばしてみてくださいね!

ポンペイ遺跡

火山の噴火で灰に埋もれた古代都市

photo by pixabay

ポンペイは、ヴェスヴィオ山の噴火により火山灰の下に埋もれた古代都市で、都市がまるごと遺跡になっています。

18世紀から今もなお発掘が続いていて、埋もれていた古代都市の遺構が姿を現してからは、古代人の生活の様子を知ることのできる場所として人気の観光地となりました。1997年には、ユネスコ世界遺産に登録されています。

photo by pixabay

広大な遺跡なので、見どころはたくさんあります。まずおさえておきたいのは、ポンペイ遺跡内のメインストリートにあるジュピター神殿!ローマ神話の神々を祀るための神殿として使われていました。背後にはヴェスヴィオ山の雄大な景色が見えるので、絶好の写真スポットです。

動物好きな人は、悲劇詩人の家を見学してみてください。中でも、猛犬注意と書かれた床の、犬のモザイクは必見です。猛犬のはず?なのに可愛らしく見えますよ。

photo by flickr

また、遺跡の西側にある秘儀荘も見逃せません!中には、デュオニュソス教の信者しか入れない秘密の場所として使われていた部屋があります。ポンペイレッドと呼ばれる鮮やかな赤色で彩られた壁画は、当時のポンペイの人の姿を今に伝えています。

秘儀荘はほかの見どころから少し離れていますが、近くに出口があります。一番最後に見ると効率よく見学できるので、ぜひ事前にプランニングを!

ポンペイ遺跡(Parco Archeologico di Pompei)の基本情報

住所

Viale delle Ginestre, 80045 Pompei  

電話

+39-081-8575347

営業時間

4/1〜10/31 9:00〜19:00(最終入場時刻17:30)、11/1〜3/31 9:00〜17:00(最終入場時刻15:30)

※見学ゾーン別に営業時間が異なる場合あり。最新情報は公式HPでご確認ください。

休業日

12/25、1/1、5/1

アクセス

ナポリ中央駅から私鉄チルコムヴェスヴィアーナ線でポンペイ・スカーヴィ駅下車、徒歩約1分

料金

19ユーロ(約2,984円)

※2023年10月9日のレート、1ユーロ=157.03円で計算

公式サイト

http://pompeiisites.org/

\ナポリ近郊・ポンペイ遺跡の詳しい記事はこちら!/

ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域はイタリアにある世界遺産!

 

ヴェスヴィオ山

地元の人々に愛されるナポリのシンボル

photo by pixabay

ナポリを見下ろすようにしてそびえるヴェスヴィオ山は、ナポリのシンボル。紀元前から何度か噴火している活火山で、最後に噴火したのは1944年です。

ヴェスヴィオ山とその一帯は1955年に国立公園となり、トレッキングや豊かな自然を満喫できるスポットとして地元の人々に人気です。1997年には、ユネスコエコパークとしても登録されました。

photo by Unsplash

現在も常時観測されている活火山ですが、その雄大な自然の美しさと火口から望める大パノラマは絶景!言葉を失うほど美しいナポリ湾の眺めやナポリの街並みは、トレッキングの疲れも吹き飛ばしてくれそうです。

ヴェスヴィオ山へ行く前は、公式サイトから入山用のオンラインチケット購入が必要なので忘れないようにしましょう。FS(イタリア国鉄)エルコラーノ駅前に、登山道直行シャトルバスの発着場があるので、そこからバスで登山口まで行くことができます。登山口からは往復1時間ほどのトレッキングですが、靴や服装など、動きやすい装備で訪れるようにしましょう。

ヴェスヴィオ山(Parco Nazionale del Vesuvio)の基本情報

住所

ottaviano, 80044 Napoli 

電話

+39-081-8653911

営業時間

11〜2月 9:00〜15:00、3月・10月  9:00〜16:00、4月〜6月・9月  9:00〜17:00、7月〜8月 9:00〜18:00

休業日

なし ※悪天候の場合入山できないことがあるため、最新情報は公式サイトでご確認ください

アクセス

FSエルコラーノ駅前から登山道入口までシャトルバスで約20分

料金

入山料11.68ユーロ(約1,835円)
※2023年10月9日のレート、1ユーロ=157.03円で計算

公式サイト

https://www.parconazionaledelvesuvio.it/

アマルフィ

ナポリ郊外の海に面したリゾート地

photo by pixabay

ナポリ郊外にあるアマルフィは、中世にはヴェネツィア・ピサ・ジェノヴァと並ぶ海運の強国、アマルフィ共和国として繁栄した、歴史ある街です。現在は、海に面したリゾート地として人気のスポットとなっています。

photo by pixabay

アマルフィ市内で見逃せないのは、アマルフィ中心部に建つドゥオーモです。ストライプ模様で飾られた教会正面入り口は必見!エキゾチックな雰囲気は、中世にタイムスリップしたような感覚になれますよ。

街歩きのときに味わいたいのが、カフェやお菓子屋さんで食べられるレモンのお菓子。アマルフィ特産のレモンが香る地元のお菓子やジェラートは、とびきりの美味しさなので、要チェックです!

また、時間が許せばぜひ、アマルフィの港から出るクルーズ船に乗りましょう。海から眺めるアマルフィの街並みは、とても素敵です。カプリ島行きの船が多く出ているので、カプリ島へ行くついでに海からの眺めを楽しむのも楽しいですよ。

アマルフィ(Amalfi)の基本情報

住所

84011 Salerno Amalfi 

電話

なし

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

FSサレルノ駅前からバスで1時間、もしくはサレルノ港から船で約40分

料金

なし

\ナポリ近郊・アマルフィの詳しい記事はこちら!/

アマルフィ海岸はイタリアの世界遺産!歴史やおすすめ観光スポットを徹底解説

 

ナポリ観光を満喫するためのおすすめモデルコース

photo by Unsplash

観光スポットからグルメまで、見どころいっぱいのナポリ。せっかくなら、朝から夜まで目いっぱい楽しみましょう。本場のイタリアンも絶対外せません!ピッツェリアでランチしたり、夕食はちょっと豪華に海の幸を楽しむのもおすすめです。

ナポリに到着したらすぐ、スーツケースなどキャスターがついた荷物はホテルに預けましょう。文化財保護のためキャスターつきの荷物の入場を禁止している見どころが多く、違反するとその場で高額の罰金を払うことになってしまいます。

<スケジュール例>

1日目 ナポリ到着→ランチは老舗のピッツェリア・ブランディでマルゲリータピッツァを満喫→市内観光(王宮、プレビシート広場)→カフェでナポリコーヒーを味わいながら休憩→トレド通り周辺やガッレリア・ウンベルト1世でショッピング

2日目 ホテルで朝食→電車でサレルノへ→サレルノから船で、景色を楽しみつつアマルフィへ移動→アマルフィのドゥオモを見学→レストランで海鮮料理を満喫→街歩き→カフェで一休みしながらレモンのお菓子を味わう→バスと電車でナポリへ戻る

3日目 ホテルで朝食→カポディモンテ美術館見学→バスと地下鉄でスパッカ・ナポリ地区へ移動→ランチはレストランで海の幸のフライをたっぷり楽しむ→ナポリ大聖堂を見学→ジェラートを味わいながら休憩→街歩きしながらホテルへ戻る

4日目 ホテルで朝食→国立考古学博物館見学→バスと地下鉄でサンタルチア地区へ移動→ランチはレストランで海鮮のパスタを堪能→卵城を見学→帰国

ナポリの見どころはたくさんあるので、効率よくまわるなら事前にプランニングをお忘れなく!アマルフィ観光は、ナポリからツアーに参加することもできるので、時間をフル活用したいという人におすすめです。

 

ナポリの人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、ナポリのおすすめの観光スポットを都市ごとに紹介しました。名所や見どころがいっぱいあるナポリでは、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、ナポリ旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!


※記事内の金額は2023年10月9日のレート、1ユーロ=157.03円で計算しています。

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