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マラッカはマレーシアにある世界遺産の街!楽しみ方や観光の見どころなどを解説

マラッカはマレーシアで有数の観光地で、マラッカ海峡を臨むマレー半島南部にある有名な世界遺産の街。マラッカ王国時代のオリエンタルな雰囲気と、統治時代の西洋のきれいな街並みが融合された景観を楽しめる人気の観光地です。 この記事では、マラッカの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひマラッカへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

マラッカはマレーシアで有数の観光地で、マラッカ海峡を臨むマレー半島南部にある有名な世界遺産の街。マラッカ王国時代のオリエンタルな雰囲気と、統治時代の西洋のきれいな街並みが融合された景観を楽しめる人気の観光地です。

この記事では、マラッカの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひマラッカへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

マラッカの基本情報



photo by Unsplash

マレー半島南西の沿岸部にあるマラッカは、マレーシアの首都であるクアラルンプールからバスやタクシーを利用し約2時間で行ける観光名所です。まずは、マラッカの基本情報を解説していきます。

マラッカは異国情緒漂う世界遺産の街


photo by pixabay

東洋と西洋が入り混じる美しい街並みのマラッカ。マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群として、2008年にマレーシアで初めての文化遺産として世界遺産に登録されました。

マラッカの歴史は、14世紀頃イスラム教国であるマラッカ王国が誕生したところから始まります。マラッカ海峡に面するマラッカは、その立地の良さから東西貿易の要となり富を得ました。しかし、1511年からはポルトガルをはじめとする西洋の国々や中国などの統治がつづいたのです。その影響もあり、西洋や中国の雰囲気が混ざり合う異国情緒漂う街並みとなっています。


photo by pixabay

世界遺産地区にはマラッカの象徴とも称されるオランダ広場や、ノスタルジーな街並みが楽しめるオールドタウンなど、魅力的な観光スポットがたくさんあります。有名な観光スポットは徒歩圏内。歴史や景色をゆっくり歩きながら楽しめますよ!

観光の見どころは中心地だけではありません。車に乗って郊外にいけば、マラッカで一番美しいモスクといわれているマラッカ海峡モスクやゴシック様式の礼拝堂などもあり、マラッカ全体が異国情緒漂う観光名所となっています。

人も景観も多民族が入り混じり、東アジアや東南アジアの周辺諸国とくらべても類例のない文化を築いてきたといえますね。

さまざまな文化や宗教が入り混じって栄えた国際港


photo by pixabay

500年にわたり独自の文化を築いてきたマラッカ。観光地として発展してきたゆえんには、西洋と東洋が入り混じったプラナカン文化(ババ・ニョニャ文化)があります。

プラナカン文化とは、西洋と東洋の雰囲気をあわせ持っている文化のことです。15世紀以降に世界各地から移住した男性が現地のマレー女性と結婚し、生まれた子ども達がマレー様式に西洋の文化をミックスさせた独自の生活スタイルを築いたのがこの由来です。


photo by pixabay

ポルトガルやオランダ、イギリスなどのヨーロッパの支配を受けた影響でさまざまな文化や宗教が入り混じり、栄えました。プラナカン文化は東南アジアの中でも、シンガポール、マラッカ、ペナンの3都市で繫栄しました。

マラッカのプラナカン文化を知る場所として、ババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館があります。ここはプラナカンの大富豪の邸宅が当時のまま公開されており、当時の生活を垣間見ることができますよ。博物館付近には他にもプラナカン様式の建物が多くあり、景観を楽しみながら観光するのがおすすめです!

郷土料理が楽しめるグルメな街


photo by Pixabay 

世界遺産の街マラッカは景観や歴史だけでなく、現地ならではの郷土料理なども楽しめる街です。マラッカのおすすめグルメは、チキンライスボールとニャニャ料理、マラッカの名物お菓子であるニョニャクエです。

チキンライスボールは、コロンと丸いゴルフボール大の日本のおにぎりのようなもの。スプーンでほぐしてチリソースととり肉をかけて食べるのが本場流です!ニャニャ料理は、プラナカンの家庭料理。マレー料理と中華料理が合わさった料理のことを指します。アジアンテイストなニョニャ料理は日本人の味覚にもぴったりですよ。

マラッカは料理だけではなくスイーツもおすすめ。外せないスイーツにマラッカの名物お菓子・ニョニャクエがあります。ニョニャクエとは、プラナカンの家庭で作られたお菓子のこと。旅行中にぜひ食べてみてくださいね!

マラッカ観光の見どころ


photo by Unsplash

マラッカは、モスクや西洋統治時代のカトリック教会、宗教的な建造物が今もなお美しい姿で残されています。歴史的に見どころがあるのはもちろん、思い出として撮影したいフォトスポットもたくさん。それぞれの宗教施設だけでなく、さまざまな文化が入り混じった街の景観も見どころの1つです!

有名な観光地はもちろん、歴史や日本との関わりが知れる施設、美しい景観が楽しめる撮影スポットなど、マラッカ観光の見どころをご紹介します。

マラッカの象徴、オランダ広場


photo by pixabay

マラッカ観光の代名詞であるオランダ広場。マラッカの観光はここから始めるのがおすすめです。1753年に建てられたマラッカキリスト教会をはじめ、サーモンピンクに染められた建物が並んでおり、広場にある「I love Melaka」像で記念撮影するのが人気。立ち寄った際にはぜひ、写真を撮ってみてください!オランダ広場には名物の自転車タクシーのトライショー乗り場があります。

オランダ広場に並んでいる建物はオランダ統治下だった建設当初すべて灰色でした。イギリス統治時代に労働者たちが建物の外壁を赤く汚してしまい、現在の色に塗り替えられたというストーリーがあります。

オランダ広場にある、東南アジア最古のオランダ建築のスタダイスもぜひ立ち寄ってみてくださいね。1650年にオランダ総督邸として建設され、現在は、博物館になっています。歴史や工芸品、民族衣装などを見ることができますよ。

スタダイス(Stadthuys)の基本情報
住所: Jalan Gereja,75000 Malacca, Malaysia
営業時間:9:00〜17:30
料金:大人がRM10(約300円)/子供RM4(約120円)
※2023年2月20日のレート、1マレーシアリンギット=30.26円で計算

マラッカ王国の歴史に触れるマラッカ・スルタンパレス


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※画像はイメージです

セントポールの丘周辺にたたずむ、荘厳な木造建築物マラッカ・スルタンパレス。こちらは15世紀のマラッカ王国の王宮を復元した建物です。内部は文化博物館になっており、当時の王族の寝室や謁見の間を再現したジオラマや、衣装や武器、石碑などが展示されており、当時の王族の生活を垣間見ることができます。

かつてのマラッカ王宮はマラッカ川を見下ろす場所、現在のスタダイス博物館あたりにありました。現在のマラッカ・スルタンパレスは、ファモサ要塞の近くにあり、他の観光スポットからも行きやすいです。かつての宮殿での暮らしや歴史を学べるマラッカ・スルタンパレスに立ち寄ってみてくださいね。

マラッカ・スタンパレス(Melaka Sultan Palace)の基本情報
住所: Jln Kota, Banda Hilir, 75000 Melaka, マレーシア
電話:+60 6-282 6526
営業時間:9:00~17:00
料金:大人がRM5(約150円)/子供RM2(約60円)
※2023年2月20日のレート、1マレーシアリンギット=30.26円で計算
公式サイト:https://perzim.gov.my/

中国の影響を受けたチェン・フン・テン寺院


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マラッカ観光の醍醐味であるプラナカン文化。プラナカン文化の由縁のある中国の影響を受けた歴史的建造物チェン・フン・テン寺院も観光に魅力的です。

明の総督鄭和(ていわ)をたたえて、1646年に建てられたマレーシア最古の中国寺院。道教、儒教、仏教の神様がともに祀られためずらしい寺院は、中国南部の建築様式を取り入れた独特の重厚感のある建物が特徴です。本堂の屋根も内部も精緻で美しい装飾が目を引きます。

美しい中国様式の建築物の数々は見ごたえがあり、プラナカンの人々がどのような歴史を過ごしてきたのか知ることができ好奇心をくすぐられます。中国様式の魅力的な建物を巡りながら、独自の文化を築いてきたマラッカのプラナカン文化を心ゆくまで楽しんでください。

チェン・フン・テン寺院(Cheng Hoon Teng Temple)の基本情報
住所: 25, Jalan Tokong, Kampung Dua, 75200 Melaka, マレーシア
電話:+60 6-282 9343
営業時間:7:00~19:00
※2023年2月20日のレート、1マレーシアリンギット=30.26円で計算
公式サイト:http://www.chenghoonteng.org.my/

マラッカ海峡を望めるセントポール教会跡


photo by Unsplash
※画像はイメージです

マラッカは歴史の中で、ヨーロッパの支配もあったことからキリスト教の教会も数多く建築されています。その中でおすすめなのが、セントポール教会の跡地です。1521年に建てられ、フランシスコ・ザビエルが宣教した教会と言われています。

敷地内にフランシスコ・ザビエルとヤジロウの像が並んでいることが特徴。教会は外壁だけが残っており、屋根がないのが独特で、他の教会と違った雰囲気を楽しめます。500年以上の歴史を感じる姿に圧倒されるでしょう。

セントポール教会があるのは、セントポールの丘。小高い位置にあり、マラッカ海峡や街並みを望めます!毎年9月の下旬から3月上旬まで、マラッカ海峡に沈む夕日をみられますよ。絶景ポイントとなっているので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

世界遺産の街並みを一望できるマラッカタワー


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マラッカタワーとはマラッカの中心部に建つ110メートルのタワーで、ゆっくりと上昇しながら回転し、マラッカの街並みやマラッカ海峡を360度展望できます。観光地によくある通常のタワーとは異なり、マラッカタワーは丸い展望スペース自体が移動するので、座ったままマラッカの街のさまざまな景観や自然の風景が楽しめます。

また、展望スペースは空調設備が整っており、冷暖房が効いた快適な空間で過ごしながら過ごすことが可能です。マラッカタワーで景色を楽しむには、まずマラッカタワーの足元にある建物に入場し、チケットを購入しましょう。

このようなわくわくできる体験はここでしかできません!ぜひ、マラッカタワーを訪れてみてくださいね。

マラッカタワー(Taming Sari Tower/Malacca Tower)の基本情報
住所 Jln Merdeka, Banda Hilir, 75000 Melaka, マレーシア
電話:+60 6-288 1100
営業時間:平日:9:00~22:00 土日9:00〜23:00
料金:大人がRM23(約696円)
※2023年2月20日のレート、1マレーシアリンギット=30.26円で計算
公式サイト:https://www.menaratamingsari.com/

観光客でにぎわう3つのストリート


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マラッカには有名なストリートが3つあります。全てオールドタウン周辺にあり、それぞれ観光客でにぎわう魅力的な観光スポットとなっています。

1つ目がヒーレン通り(トゥン・タン・チェン・ロック通り)。両脇に立ち並ぶショップハウスの装飾が見どころで、オランダ、イギリス、中国式がミックスされたものもあり、目を引くものばかりです!通りのヒーレンとはオランダ語で紳士という意味で、富豪が多く住んでいたことから、億万長者通りとも呼ばれています。


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2つ目はジョンカー・ストリート(ハン・ジェバット通り)です。オランダ語で商業という意味がある通りで、オランダ広場からすぐの場所にあります。まっすぐ伸びた通りには、伝統家屋のショップハウスが並んでいます。ニョニャ食器やアジアン雑貨などの買い物が楽しめますよ。週末の夜はナイトマーケットが開催されることも!

3つ目は、ハーモニーストリート(トコン通り/トゥカン・エマス通り)。この通りには中国寺院やモスク、ヒンドゥー寺院などさまざまな宗教の寺院が並んでいます。寺院巡りをするのもおすすめです!かつて、ハーモニー通りの川沿いは荷下ろし場になっていて、船員達がそれぞれの宗教の神様に航海の無事を祈ったといわれていますよ。

世界3大夕日が見られるマラッカ海峡モスク


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マラッカ海峡に浮かんでいるような佇まいの、白い壁が美しいモスクであるマラッカ海峡モスク。マラッカ海峡は世界三大夕日が見れることで有名。夕日と共に海に浮かんだモスクは絶景です!日の入りの時刻にはその絶景を見ようと、多くの人が訪れます。

マラッカ海峡モスクは2006年、埋立地に建設されました。一般の観光客でも無料で見学できるのですが、女性は髪を隠したり、男女ともに肌の露出を控えめにしたりとドレスコードがあるので注意しましょう。ヒジャブやマキシスカートはレンタルが可能。カラフルな衣装から選べますが数に限りがあり、レンタルできない可能性もあります。


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礼拝所以外は撮影ができるので、旅の思い出を残しましょう。マラッカ海峡モスクは周りに建物がないので、美しい夕日をバックに撮影が可能です。日の入り前からゆっくりと海に沈んでいく夕日をゆっくり見るのも格別!忘れられない思い出になるでしょう。

マラッカ海峡モスクはマラッカ中心部から少し離れており、道中は野犬がいる可能性もあるので車で移動するのがおすすめです。マラッカ海峡モスク周辺はタクシーが少ないので、帰りは早めにタクシーを呼ぶようにしましょう。美しい夕日と共に、白く輝くマラッカ海峡モスクをお楽しみくださいね。

マラッカ海峡モスク(Masjid Selat Melaka)の基本情報
住所:Jalan Pulau Melaka 8, 75000 Melaka, マレーシア
営業時間:8:30~18:30

植民地時代の遺構サンチャゴ砦


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※画像はイメージです

サンチャゴ砦とはポルトガルがマラッカを占領した際に築いた砦です。いまは埋め立てられ、陸地になっていますが、建築された当初は、セントポールの丘を囲むように5メートルの城壁と砦が4カ所あったと言われています。

砦は沿岸防備のためにつくられましたが19世紀に城壁が取り壊され、砦だけが残ったのです。サンチャゴ砦はいくつもの時代をくぐり抜けてきた象徴といえますね!


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※画像はイメージです

サンチャゴ砦には大砲が設置されているのですが、占領時代ほど古いものではなく、1990年に観光客向けに設置されたのです。観光向けに設置されたと知っていても、砦と大砲が並んでいて雰囲気があるので観光を十分に楽しめますよ。

マラッカと共に支配者が次々と変わったサンチャゴ砦。マラッカの歴史探訪に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。500年の時を越えたサンチャゴ砦からマラッカの歴史を紐解き学ぶ旅行もおすすめです。

サンチャゴ砦(Porta De Santiago)の基本情報
住所:Jalan Kota, 75000 Melaka
営業時間:24時間

マラッカ観光に最適なシーズンは?


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東南アジアのマレーシアにあり温暖なイメージのマラッカ。なんとなく気候はイメージできるけど、マラッカ観光のベストシーズンはわからないという方も多いのではないでしょうか。そんなマラッカの観光に最適なシーズンを解説します。

ベストシーズンは降水量の少ない1・2月


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マラッカ観光のベストシーズンは、降水量がもっとも少なくなる1・2月です。もともと、マラッカは1年を通して気候に大きな変化がなく、熱帯雨林気候で平均気温が28℃前後。半袖でちょうどいい観光地です。

また、降水量も東京とさほど変わらず、スコールが1日中降り続けるようなことはありません。ただし、3〜4月と10〜11月はモンスーンシーズンです。そのため、比較的降水量が少なくなる1〜2月がベストシーズンといえます。

上記した通り、平均して暖かい気候であるマラッカでは半袖で過ごせますよ!しかし、店舗内などエアコンがよく効いている場所もあるので、軽く羽織るものがあるといいでしょう。

降雨量の多いモンスーンシーズンは避けた方がいい


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マラッカは1年を通して温暖な気候ですが、降雨量が多いモンスーンシーズンは避けた方が良いでしょう。3〜4月と10〜11月は、降雨量が多くなります。

マレーシアへの旅行は基本的に降雨量が少ない時期がおすすめ。モンスーンなど降雨量が多い時期は洪水の危険性があるので、避けておくと良いでしょう。

もし、天気が不安定な時期にマラッカへ旅行するなら、晴雨兼用の折り畳み傘を準備していってくださいね。

マラッカの見学方法・入場料・所要時間


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マラッカ観光はまわりたい観光地や施設が目白押し。施設によっては予約が必要なので、予約方法や入場料を解説します。

博物館や歴史的建造物には入館料が必要!


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観光するうえで見て回りたい歴史的建造物や博物館には入館料が必要なことがあります。
マラッカの玄関口、オランダ広場にあるスタダイスや、マラッカ王国の王宮を復元したマラッカ・スルタンパレスは入館料が必要です。

教会やモスクなど無料で入館できる施設もありますが、博物館や歴史が長い建造物は入場料が必要なことがあります。マラッカ観光が決まったら事前に回りたい施設や観光地の概要を調べて、入場料は用意していくのがおすすめです。

マラッカの観光スポットにある施設や博物館は、予約は必要ないところばかりです。マラッカは街全体が世界遺産に登録されているので、景観を見てまわるだけでも充実した時間を過ごせますよ。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ


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本記事で紹介したスポットなどを効率的に訪れたい方は、半日や1日などのオプショナルツアーもおすすめです!日本語ガイド付きのツアーを選べば、マラッカの歴史や建築様式などの見どころの背景を知りながら巡れるので学びが深まるでしょう。

さらに、それぞれの施設では独自にガイドツアーが行われていることも。プラナカン文化のことが学べるババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館では、個人でツアーの予約が可能です。公式サイトから英語のガイドツアーを申し込むことができます。通常の入館料金に追加料金を払って利用できますよ。

マラッカへのアクセス・行き方


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マラッカ近辺には日本からの飛行機が離発着する空港がありません。日本からマラッカへ行く場合の最寄りの空港は、クアラルンプールにあるKLIA(クアラ・ルンプール・インターナショナル・エアポート)になります。

そのためマラッカへ行くには、クアラルンプールからバスやタクシーで向かうのが一般的です。マラッカへはタクシーや車で約1時間半、リムジンバスで約2時間半かかります。


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マレーシアの南部にあるマラッカへの旅行は、首都のクアラルンプールから日帰りで行く方法と、国際空港であるKLIAからマラッカへ直接行き、現地で宿泊する方法があります。

KLIAからクアラルンプール市内中心部までは約50キロメートル、電車で30分かかり、距離があります。空港到着後そのままマラッカへ行く場合は、市内を経由せずに空港から直接向かった方がいいでしょう。

空港であるKLIAから直接向かう場合と、首都クアラルンプールから移動する場合、それぞれバスとタクシーのアクセスをご紹介します。

最も一般的な移動はバス


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マラッカへの移動はバスが一般的です。クアラルンプール市内からバスを利用する場合、クアラルンプール南部にあるTBSバスターミナルから発着している高速バスを利用します。マラッカ行きのバス会社は10社以上ありますが、以下の4社はどこも約30分〜1時間の間隔で運行しているのでそれらを利用すると良いでしょう。

  • KKKLエクスプレス
  • トランスナショナル
  • マヤンサリ
  • デリマ

TBSターミナルから約2時間半ほどでマラッカに到着します。料金は400円ほどです。

空港から高速バスを利用する場合、1日に11便運行されているトランスナショナル社の高速バスを利用するルートが安くておすすめです。約2時間半〜約3時間でマラッカへ行けます。料金は700円ほどです。

空港からマラッカへ直接行くか、クアラルンプール市内に宿泊してマラッカへ行くかによって出発地は違うので、前もって時刻表など確認しておきましょう。

最短で向かいたいならタクシー


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※画像はイメージです

クアラルンプールからタクシーの場合は約2時間でマラッカへ行けます。費用相場は約7,500円です。KLIAからのタクシーは約1時間半ほどで、料金は約1万円と少し高くなります。

もっとも早くマラッカに到着するのはKLIAからタクシーに乗るルートです。費用はバスと比べると高くなりますが、グループでの旅行で早く目的地に着きたい場合はタクシーを選ぶといいでしょう。

マラッカ市内の観光もタクシーが自由度が高くて便利ですが、値段は交渉性なので乗車前に必ず料金の確認をしてから乗るようにしましょう。目的地までの料金が表示される配車アプリ(Grab)もあるので活用するのがおすすめです。

マラッカ観光における注意点


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現地の法律やマナーなど観光客側が気を付けないといけない点もあります。そこで、マラッカの観光地を巡るうえで気を付けたいポイントなどを紹介します。

歩道が狭いので車に注意


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マラッカでは歩道が狭く、車との事故に気を付けないといけません。マラッカの世界遺産地区の一角にあるジョンカー・ストリート周辺は、歩道が狭くなっています。交通量もそれなりにあり、多くの観光客が訪れるので車やバイクとの事故に気を付けて観光しましょう。

また、オランダ広場に向かう車が多くスピードも速いので通行に気を付けて、無理な横断はせずに移動しましょう。周りの人通りや交通量などに気を付けて観光を楽しみたいですね。

公共の場では喫煙禁止


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以下の場所は喫煙禁止になっており、喫煙してしまった場合罰金があるので注意しましょう。

  • マラッカ世界遺産地区
  • マラッカ・ラヤ
  • マラッカ国際貿易センター
  • アロー・ガジャー
  • ジャシン・タウン中心部

罰金は約9,000円〜約15万円とも言われています。日本でも近年、喫煙スペースは限られているので、観光地でも日本と同じようにマナーを守って過ごしてくださいね。

貴重品のスリやひったくりに注意


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マラッカは比較的治安がよく危険の少ない観光地と言えますが、スリやひったくりに注意が必要です。荷物を置いたままにしたり財布が見えるように持ち歩いたりするのは避けましょう。

また、路地に入れば人通りが少なくなります。人通りの少ないところに近寄るのはやめておきましょう。大通りや人が多い観光地で過ごすようにしましょう。

世界遺産の街マラッカの観光を満喫しよう


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マラッカは東洋とヨーロッパ、マレーなどさまざまな文化が入り混じった魅力的な観光地です。教会やモスク、博物館など観光の見どころもたくさんあります。ぜひ、紹介した情報を参考にマラッカの観光を満喫してみてくださいね!

※新型コロナウイルスの感染防止対策のため、休業あるいは時短営業をしている場合があります。事前に最新情報をチェックすることをおすすめします。
※2023年2月20日のレート、1マレーシアリンギット=30.26円で計算しています。

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