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【2023年最新】イギリス・グラスゴーでおすすめの観光地10選!定番スポットを紹介

グラスゴーには、グラスゴー大聖堂や聖マンゴー宗教博物館などの有名な観光地がいっぱい!今回は、イギリス・グラスゴー旅行でおすすめ観光スポットを人気ランキング上位から10選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から人気の美術館や博物館まで厳選したので、グラスゴー旅行の参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

グラスゴーには、グラスゴー大聖堂や聖マンゴー宗教博物館などの有名な観光地がいっぱい!今回は、イギリス・グラスゴー旅行でおすすめ観光スポットを人気ランキング上位から10選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から人気の美術館や博物館まで厳選したので、グラスゴー旅行の参考にしてくださいね!

Contents

イギリス・グラスゴーには人気の観光スポットがいっぱい!


photo by pixabay

イギリス・グラスゴーはスコットランド最大の都市であり、魅力的な博物館や美術館、歴史的な建造物、ショッピングを楽しめるストリートなど観光地がたくさん!人気の観光地は地下鉄や鉄道(ScotRail)が通っていて、行きやすい場所にあるので旅行初心者にもおすすめです。

エディンバラからグラスゴーへ移動するときは、電車で約2時間ほどかかります。一方で、ロンドンからグラスゴーへ向かうには、電車で約5時間、飛行機で約1時間30分ほどかかります。しっかりと観光を楽しみたいときには、グラスゴーで1泊することを検討してみましょう。

今回はグラスゴーの人気観光地を紹介!人気の有名スポットから穴場スポットまで厳選したので、参考にしてみてくださいね。

グラスゴーで絶対行きたいおすすめ観光地5選

まずは初めてのグラスゴー旅行で必ず行きたい、人気の定番観光地の見どころをご紹介していきます!グラスゴーにある人気の観光地は、市内の中心部から近いところに位置していて、公共交通機関などでアクセスしやすいことが魅力です。時間が限られているときでも、効率よく観光ができますよ。

グラスゴー大聖堂

完璧な姿を残す世界にも珍しい聖堂


photo by pixabay

グラスゴー大聖堂は、グラスゴーの歴史が始まりとも呼ばれる場所に立つ、スコットランドで現存するもっとも古い大聖堂の1つです。中世に建築された大聖堂は、グラスゴー東部の歴史的な建造物が多いエリアにあります。

グラスゴー大聖堂の見どころは、宗教改革の影響をほとんど受けず、完璧な形でその姿を残している点です。12世紀にカトリック教会として建設されましたが、その後16世紀には宗教改革が発生し、プロテスタント教会の間で争いが生じるようになりました。

この宗教改革によって多くのカトリック教会が失われていくなか、グラスゴー大聖堂は奇跡的に被害を免れ、ほとんど完全な状態で今の姿を残しています。


photo by pixabay

グラスゴー大聖堂は、中世のゴシック建築として完璧な姿を残していて、当時の建築やデザインが見れます。とくに建物のなかに残されたルード・スクリーンは、中世の教会建築を代表するような装飾で、スコットランドでは現存する数少ない貴重な装飾です。

また、教会を美しく彩る巨大なステンドグラスも、とても見ごたえがありますよ!大聖堂があるエリアには、同じように中世からの名残を残す建物が多く残されています。プロバンド領主館や聖マンゴー宗教博物館などの魅力あるスポットもありますので、あわせて観光することがおすすめです。

ちなみにグラスゴー大聖堂にはお手洗いが併設されていないため、聖マンゴー宗教博物館の施設を利用する必要があります。

グラスゴー大聖堂(Glasgow Cathedral)の基本情報
住所:Castle St, Glasgow G4 0QZ UK
電話:+441415526891
営業時間:
4月から9月:月曜日から土曜日 10:00~17:00、日曜日 13:00~17:00 (最終入場は16:30まで)
10月から3月:月曜日から土曜日 10:00~16:00、日曜日 13:00~16:00 (最終入場は15:30まで)
休業日:1月1日から1月3日、12月25日・26日(天候等で休業になる可能性があります。事前に公式サイトをご確認ください。)
アクセス: グリーブ・ストリート停留所から徒歩約4分
料金:無料
※2023年3月22日のレート、1ポンド=162.36円で計算
公式サイト:https://www.historicenvironment.scot/visit-a-place/places/glasgow-cathedral/

グラスゴー大学

スコットランドの著名人を輩出した名門大学


photo by Unsplash

グラスゴー大学は、グラスゴーの西側にあるウェストエンドエリアにある大学です。1451年に設立された歴史ある大学で、イギリスでは4番目に古い歴史を持ちます。また、世界の大学トップ100にランクインする名門大学であり、世界中から約26,000人もの学生が在籍しています。

経済学の父アダム・スミスをはじめ、教科書でも目にするような著名人も大学に在籍していました。また、日本のウイスキー作りの父と呼ばれている竹鶴政孝は、グラスゴー大学に聴講生として在籍していた際に、スコットランドのウイスキー作りについて学んだといわれています。

じつは意外なところで日本との関係があるのも、歴史ある大学だからこその面白さがありますね。


photo by Unsplash

歴史のあるグラスゴー大学は、魅力的な建築物が多いことでも人気のスポットです。初期ゴシック様式で建てられたチャペルは、大戦で亡くなった学生を慰霊するための場所で、コンサートや結婚式が開催されることもあります。

また、学内にある回廊は、映画のワンシーンに出てきそうな雰囲気が魅力!キャンパス内は自由に見学でき、学内の情報を教えてくれるインフォメーションセンター(ウェルカムポイント)もあります。

また、学生によるガイドツアーも開催されていて、約1時間30分をかけて構内を巡れるツアーも人気です。

大学内には、10か所以上のカフェとレストランがあります。大学のオリジナルグッズを販売するショップもあるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

グラスゴー大学(University of Glasgow)の基本情報
住所:イギリス 〒G12 8QQ Glasgow, UK
電話:+441413302000
営業時間:24時間 ただしインフォメーションセンターは月曜日から金曜日の9:00~17:00(月曜日のみ9:30から、金曜日のみ16:00まで)
休業日:なし(試験や行事によって休校日あり。事前に公式サイトをご確認ください。)
アクセス: 地下鉄 ヒルヘッド駅から徒歩約2分
料金:無料
公式サイト:https://www.gla.ac.uk/

プロバンド領主館

スコットランドの中世の暮らしが分かるスポット


photo by pixabay

プロバンド領主館は、15世紀に建てられた建物を見学できるスポット。グラスゴーに現存する中世の建物の1つで、当時の邸宅をそのまま残した貴重な建造物になっています。建物のなかでは、約500年前の生活が再現されていて、当時の人たちがどのように生活していたのかを学べます。

プロバンド領主館が建設されたのは1471年のこと。もともとは、邸宅の南側にあるセント・ニコラス病院の一部として建てられてましたが、1900年代には建物の保存を目的として現在の領主館となりました。

1920年には、ウィリアム・バレル卿によって17世頃に製造された貴重な家具が収められ、当時の資料として見学できるようになっていますよ!


photo by pixabay

石造りの建物の内部には、17世紀ごろの家具や王室の肖像画などが展示されています。また、当時の暮らしを再現した展示になっていて、スコットランドの生活風景が見られるのもポイントです

。建物の裏手には、セント・ニコラス・ガーデンと名づけられたハーブ園があり、喧噪を離れて静かに過ごせる場所になっています。ショップとカフェも併設されていますので、立ち寄ったついでに休憩してみてもいいでしょう。

※2023年3月現在、保全と修復作業のため休業中。2023年の夏に再オープン予定。

プロバンド領主館(Provand's Lordship)の基本情報
住所:3 Castle St, Glasgow G4 0RH UK
電話:+441412761625
営業時間:現在臨時休業中(2023年夏に再開予定)
休業日:現在臨時休業中
アクセス: 鉄道 ハイ・ストリート駅から徒歩約6分
料金:無料
公式サイト:https://www.glasgowlife.org.uk/museums/venues/provands-lordship#access-1

ジョージ・スクエア

さまざまなイベントが開催される憩いの場


photo by Unsplash

ジョージ・スクエアは、グラスゴーの中心部に位置する広場です。グラスゴーのターミナル駅であるグラスゴー セントラル駅から徒歩約10分ほどの場所にあり、アクセスしやすいスポットになっています。

広場の周囲にはヴィクトリア朝時代に建てられた建物が並んでいて、とても荘厳な雰囲気のある場所です。北側にあるミレニアムホテル(The Millennium Hotel)は、1800年代に建てられた建物を使ったホテルで、ウィンストン・チャーチルが訪れたことでも知られています。

また、広場の東側にあるグラスゴー市庁舎も1800年代後期に建てられており、とても趣が感じられます。


photo by Unsplash

広場の中央には、スコットランド出身の小説家 ウォルター・スコットの記念碑が建てられています。高さは約24メートルもあり、広場を象徴するモニュメントです。

また、イギリスらしさを感じる左右対称の広場には、スコットランドの著名人の彫像が並んでいます。貴重な彫像が並ぶことから、屋外美術館と呼ぶ人もいるほど。

ジョージ・スクエアでは、季節にあわせたイベントが開催され、グラスゴー市民の憩いの場所にもなっています。とくに冬に開催されるクリスマスマーケットには、多くの人が集まります。

きらびやかなイルミネーションや野外スケートリンク、観覧車や音楽イベントなど、盛り上がるイベントばかり!そのほかにも、季節によってさまざまなイベントが開催されますので、旅行前にスケジュールを確認してみてくださいね。

ジョージ・スクエア(George Square)の基本情報
住所:George Square,G2 1DH Glasgow, UK
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス: 鉄道 グラスゴーセントラル駅から徒歩約10分
料金:無料
公式サイト:https://www.visitscotland.com/info/towns-villages/george-square-p1976921

ブキャナン・ストリート

さまざまなショップがあるまるショッピングストリート


photo by Unsplash

ブキャナン・ストリートは、グラスゴーの中心地にある通りで、市内随一のショッピングストリートです。市内を南北におよそ700メートル続く通りになっていて、両サイドには高級店からカジュアルなショップまで、多くのお店が並んでいます。

ターミナル駅のグラスゴー・セントラル駅からも近く、観光でショッピングを楽しみたい方におすすめな場所です。

また、地下鉄ブキャナンストリート駅もあり、移動には困らないのもうれしいポイントです。さきほど紹介したジョージ・スクエアも近くになるので、ぜひセットで観光してみることをおすすめします。


photo by Unsplash

ブキャナンストリートの南端には、ハウス・オブ・フレーザーやプリンシズ・スクエア・ショッピングセンターなど、大型のショッピングセンターもあります。また、日本未出店のブランドも多く、ぜひここで買いそろえておきたいところです。

タータンチェックを使ったファッションアイテムが手に入るのもスコットランドならでは!お土産探しにはぜひブキャナンストリートを訪ねてみましょう。

ただし、ブキャナンストリートはファッションに関するお店が多く、レストランなどの数はあまり多くはありません。

また、多くのショップが18時までの営業になっているため、夜に訪れるとほとんどお店が開いてない!といったことも。とくに日曜日は短縮営業になっているケースもあるので、できるだけ日中に訪問することがおすすめです!

ブキャナン・ストリート(Buchanan St)の基本情報
住所:Buchanan St, Glasgow, UK
電話:なし
営業時間:店舗による
休業日:店舗による
アクセス: 地下鉄 ブキャナン・ストリート駅から下車すぐ
料金:無料

グラスゴーで訪れたい美術館・博物館4選

歴史ある街並みが魅力のグラスゴーには、魅力的な博物館や美術館もたくさんあります。ほとんどの施設がメインの観光地から近い場所にあるので、訪れやすいこともポイント。ここでは、グラスゴーにあるおすすめの博物館を4選紹介します。

聖マンゴー宗教博物館

世界中の宗教が学べる不思議なスポット


St. Mungo Museum of Religious Life and Art7 by travelmag.com is licensed under CC BY 2.0

聖マンゴー宗教博物館は、グラスゴー大聖堂の近くにある博物館です。さきほど紹介したプロバンド領主館の向かいにあるので、セットでの観光がおすすめ!

博物館は中世にこのあたりに建てられていたビショップス城の跡地にあり、建物のデザインは当時の城塞がイメージされています。

博物館のみどころは、世界中の宗教に関する展示と、生活における宗教の関係性が学べる展示です。キリスト教だけではなく、仏教やユダヤ教、ヒンドゥー教、シク教、ムスリムなど、世界で信仰されている宗教について学べますよ!

この博物館は、全ての人が異なる宗教に対する理解と尊敬を促進することを目的としていて、誰もが楽しめる内容になっています。


St Paul by dun_deagh is licensed under CC BY-SA 2.0

展示されている内容は、宗教画や仏像をはじめ、儀礼の際に使われる衣装、教会にあったステンドグラスなど、幅広い収蔵品を見学できます。

ちなみに、日本のひな人形も収蔵されていて、仏教に関する展示も見られますよ。世界中のさまざまな宗教が1つの場所で展示されるのは珍しく、不思議な体験ができます。

展示スペースは、人が生まれてから死ぬまでの人生の順番に展示が並んでいて、宗教ごとに人生観にどんな違いがあるのかを考えながら見学できます。

聖マンゴー博物館は、無料で入場することができますので、ぜひグラスゴー大聖堂を訪れた際には立ち寄ってみましょう。

聖マンゴー宗教博物館(St Mungo Museum of Religious Life and Art)の基本情報
住所:2 Castle St, Glasgow G4 0RH UK
電話:+441412761625
営業時間:月曜日から木曜日と土曜日 10:00~17:00、金曜日と日曜日 11:00~17:00
休業日:なし(変更になる可能性があります。事前に公式サイトをご確認ください。)
アクセス:  鉄道 ハイ・ストリート駅から徒歩約6分
料金:無料
公式サイト:https://www.glasgowlife.org.uk/museums/venues/st-mungo-museum-of-religious-life-and-art#access-1

ハンタリアン博物館

スコットランド最古の博物館


photo by Unsplash

ハンタリアン美術館は、グラスゴー大学の構内にある博物館です。収博物館が開館したのは1807年で、スコットランドでは最古の博物館となっています。

収蔵されている品々は、18世紀に医師として活躍したウィリアム・ハンターが収集したものが中心で、彼が残した財産をもとに大きな博物館へと成長しました。

ウィリアム・ハンターは、グラスゴー大学出身の医師で、解剖学と産科医として活躍しました。1764年には、国王ジョージ3世の王妃ソフィア・シャーロットの侍医に任命され、権威ある王立協会のメンバーにも選出されています。

彼は熱心なコインや古書の収集家でもあり、その膨大なコレクションがハンタリアン博物館に寄贈されることになったのです。


photo by Unsplash

現在のハンタリアン美術館の収蔵品はとても幅が広く、古代エジプトのミイラをはじめとした歴史的な価値のある遺物や、ヨーロッパを中心とした絵画、動物の化石などが並びます。

歴史と自然、芸術に関する展示品の数は、なんと100万点を越えるともいわれています。ハンタリアン博物館は、美術館、動物学博物館、解剖学博物館、このあと紹介するマキントッシュハウスなど、展示施設が分かれています。

展示施設はグラスゴー大学の1か所にまとまっていますが、すべてを見て回るとかなり時間がかかるため、余裕を持って訪れるといいでしょう。また、好きな分野に絞って見学するのもおすすめです。

ハンタリアン博物館(Hunterian Museum)の基本情報
住所:University Ave, Glasgow G12 8QQ UK
電話:+4401413304221
営業時間:火曜日から日曜日 10:00~17:00
休業日:月曜日
アクセス: 地下鉄 ヒルヘッド駅から徒歩約8分
料金:無料
公式サイト:https://www.gla.ac.uk/hunterian/

マッキントッシュ・ハウス

スコットランドを代表するアーティストの足跡をたどる


Hill House bedroom 2 by Tony Hisgett is licensed under CC BY 2.0
https://www.flickr.com/photos/hisgett/37412119741

マッキントッシュ・ハウスは、スコットランドを代表するアーティストであるマキントッシュ夫妻のアトリエを見学できる美術館です。2人のアーティストは、それぞれ建築と画家として活躍し、かれらのアートや家具などの一部を見学できます。

チャールズ・レニー・マッキントッシュは、アールヌーボーの巨匠とも呼ばれる建築家で、今でも市内に残るライトハウスやグラスゴー美術学校の設計を手がけました。

クライズデール銀行が発行する100ポンド紙幣には、彼の肖像画が描かれるほどの偉業を残しています。また、妻のマーガレット・マクドナルド・マッキントッシュは画家であり、独特な風合いと自由な発想で高い評価を得ています。


photo by pixabay

全盛期にはマーガレットの妹であるフランシスと、その夫ハーバート・マクネアも創作に加わり、『グラスゴーの4人組』として知られるほど有名な芸術家集団になりました。

グラスゴー派と呼ばれる彼らのスタイルは、のちのモダンデザインに大きな影響を与えています。

マッキントッシュ・ハウスでは、マッキントッシュ夫妻の作品とともに、当時の創作活動を行っていたアトリエを再現しています。アトリエは白を基調とした開放的なデザインとなっていて、彼らがいかに芸術家としてのセンスが高かったのかが伺えますよ!

そのスタイリッシュなデザインは、現代においてもホテルやオフィスの内装として活用されています。グラスゴー大学のハンタリアン博物館に隣接した場所にありますので、ぜひセットでの観光をおすすめします。

マッキントッシュ・ハウス(THE MACKINTOSH HOUSE)の基本情報
住所:82 Hillhead St, Glasgow G12 8QQ UK
電話:10:00~17:00(最終入館は16:15まで)
営業時間:月曜日
休業日:なし(変更の可能性があります。事前に公式サイトをご確認ください。)
アクセス: 地下鉄 ヒルヘッド駅から徒歩約8分
料金:8ポンド(約1,298円)
※2023年3月22日のレート、1ポンド=162.36円で計算
公式サイト:https://www.gla.ac.uk/hunterian/visit/ourvenues/themackintoshhouse/

ケルヴィングローヴ美術館&博物館

幅広テーマを扱う美術館


photo by pixabay

ケルヴィングローヴ美術館&博物館は、ケルビン川の川岸にある美術館です。ケルヴィングローブ公園に隣接していて、自然に溢れる公園の散策とあわせて訪れることができます。

スコットランドでもっとも訪問者が多い無料の博物館といわれており、グラスゴーでも人気の観光スポットです。

1901年に開館した博物館と美術館には、美術品から生物、古代エジプトなど、22個のテーマに分かれた幅広い展示が並んでいます。約8,000点もの展示が見られる大きな博物館となっていて、展示品も魅力的なものが多く収蔵されています。

また、建物自体の美術的な価値もとても高く、内装のデザインも含めてとても見ごたえがありますよ!


photo by Unsplash

とくに人気な展示は世界中から集められた絵画の数々で、フランスの印象派やオランダのルネサンス期、スコットランドらしいグラスゴー派の絵画も収蔵されています。先ほど紹介した、マッキントッシュ夫妻の作品も収蔵されているので、ぜひこちらもあわせて訪れてみましょう。

また、スペインの奇才サルバドール・ダリが描いた『サン・ファン・デ・ラ・クルスのキリスト』は、アートファン必見の作品です。

ケルヴィングローヴ美術館&博物館がある公園には、オーギュスト・カインが制作した彫像や、この土地の所有者であったケルビン卿像のモニュメントが展示されています。池や噴水などもあって、とても穏やかな公園になっているので、散策しながらのんびりと観光を満喫してみましょう。

ケルヴィングローヴ美術館&博物館(Kelvingrove Art Gallery and Museum)の基本情報
住所:Argyle St, Glasgow G3 8AG UK
電話:+441412769599
営業時間:月曜日から木曜日と土曜日 10:00~17:00、金曜日と日曜日 11:00~17:00
休業日:なし(変更になる場合があります。事前に公式サイトをご確認ください。)
アクセス: 
料金:無料
公式サイト:https://www.glasgowlife.org.uk/museums/venues/kelvingrove-art-gallery-and-museum

リバーサイド博物館

産業革命の中心地を物語る博物館


photo by pixabay

リバーサイド博物館は、グラスゴーの西部にある博物館です。スコットランドの工業都市を結ぶクライド川の沿岸にあり、海へと繋がる港湾都市のような雰囲気が感じられます。

1800年代に起こったイギリスの産業革命は、人類史から見ても大きな発展を遂げたといえるでしょう。そのなかでも、グラスゴーはこの大きな進歩に貢献した歴史があります。

たとえば、グラスゴー出身のジェームズ・ワットは、世界で初めて蒸気機関の実用化に成功し、結果的に工業や交通を大きく発展させることになりました。博物館では、こういったグラスゴーの歴史を中心に、約3,000点の展示物を見学できます。


photo by Unsplash

リバーサイド博物館のユニークな建物は、2020東京オリンピックの新国立競技場のデザインを手がけたザハ・ハディッド氏が建物をデザインしています。イノベーションの中心地として活躍したグラスゴーをイメージした建物は、かなりユニークな雰囲気がありますよ。

博物館内には、当時の街並みを再現した体験型の展示があります。グラスゴーの街並みやお店、バー、地下鉄など、当時の様子が再現されていますよ。電車やトラム、バスなど、実際につかわれていた車両に乗ることもできます。お子様から大人まで楽しめる展示が並んでいますので、グラスゴーを訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

リバーサイド博物館(Riverside Museum)の基本情報
住所:100 Pointhouse Rd, Partick, Glasgow G3 8RS UK
電話:+441412872720
営業時間:月曜日から木曜日と土曜日 10:00~17:00、金曜日と日曜日 11:00~17:00
休業日:なし(変更になる場合があります。事前に公式サイトをご確認ください。)
アクセス: 鉄道 バーティック駅から徒歩約15分
料金:無料
公式サイト:https://www.glasgowlife.org.uk/museums/venues/riverside-museum

グラスゴー観光を満喫するためのおすすめモデルコー


photo by Unsplash

歴史的な建築物から魅力的な美術館や博物館まで、見どころいっぱいのグラスゴー。せっかくなら朝から夜まで時間いっぱい楽しみましょう。グラスゴーは西側と東側で観光地が分かれているので、できれば1泊2日での観光がおすすめです。

スケジュール例

1日目 グラスゴー到着→市内の中心地でランチ→グラスゴー大聖堂を見学→聖マンゴー宗教博物館を見学→中心地に移動してジョージスクエアとブキャナンストリートを散策→中心のレストランでディナー

2日目 ホテルで朝食→オックスフォード大学を散策→オックスフォード内の博物館を見学(ハンタリアン博物館、マッキントッシュ・ハウスなど)→ウェストエンドでランチ→ケルヴィングローブ美術館&博物館を見学→中心地に戻ってお土産を購入→グラスゴー出発

ロンドンやエディンバラを拠点にグラスゴーを訪れる場合は、電車や飛行機を利用する必要があります。移動に時間がかかることもあるので、観光ツアーを利用したり、訪れたいスポットを絞ったりして、効率的に観光を楽しむことがおすすめです。ぜひ自分好みのグラスゴー旅行のスケジュールを立ててみてくださいね。

イギリス・グラスゴーの人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、イギリス・グラスゴーのおすすめの観光スポットをご紹介しました。名所や見どころがいっぱいあるグラスゴーでは、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、イギリス旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!

※新型コロナウイルスの感染防止対策のため、休業あるいは時短営業をしている場合があります。事前に最新情報をチェックすることをおすすめします。

※記事内の金額は2023年3月22日のレート、1ポンド=162.36円で計算しています。

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