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【2024年最新】台湾の治安は?危険な場所や注意点を解説

台湾は親日な人が多く旅行者にも優しい国ですが、一部治安が良くないエリアも存在します。今回は台湾旅行の経験がある筆者が、人気の観光地である台湾の治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。台湾で旅行する時は参考にしてくださいね。

ライター
YU

台湾は親日な人が多く旅行者にも優しい国ですが、一部治安が良くないエリアも存在します。今回は台湾旅行の経験がある筆者が、人気の観光地である台湾の治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。台湾で旅行する時は参考にしてくださいね。

Contents

台湾の治安はいい?悪い?

photo by Unsplash

台湾は親日派の国としても知られ、日本人在住者も多いことから他の国と比べると比較的安全です。日中であれば、女性のひとり歩きも大きな問題はありませんが、念のため人通りがない道を歩くのは避けると安心でしょう。

また、夜の時間帯や人気の少ない路地などは、事件に巻き込まれる可能性があるので、女性はもちろん男性も出歩くのはおすすめできません。

外務省の海外安全ホームページでは、国や地域ごとの危険度を4レベルに分けています。台湾全土は2023年現在、台湾を渡航危険区域には指定していませんが、完全に安全というわけではありません。

一部の団体は日本との歴史問題に関連し、抗議活動などをおこなっています。一般市民全般の対日感情は良好であるとはいえ、抗議活動中は不用意に近づいたり反感を買ったりするような言動はマナーとして避けるようにしましょう。

今回は、台湾の夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを紹介します。安全な台湾旅行を楽しむためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

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台湾の夜の治安は?

photo by Unsplash

台湾は日本人の口に合うグルメがたくさんあり、夜市などで夜遅くまで楽しむことができる街です。人気の観光地である九扮は、情緒溢れる夜の姿を楽しもうと日が暮れてから訪れる方も多いでしょう。

台湾は比較的治安の安定している国ではありますが、夜市や九扮など大勢の観光客で混み合う場所では、スリやひったくりの被害が報告されています。あまり遅い時間まで出歩くのは避け、人気の少なくなる路地は通らないようにしましょう。

また、夜市や九扮に限らず、あたりが暗い時間の女性のひとり歩きは危険です。台北市内では外国人観光客を狙った窃盗グループが存在しているとの報告もあるため、海外であることを忘れずに散策するようにしましょう。

台湾で治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

台湾は比較的治安がいい国ではありますが、なかには気を付けたいエリアもあります。また、台湾は全国的に歩行者の優先意識が低い傾向にあるため、観光中はバイクや車との接触事故にも気を付けるようにしましょう。

ここでは、台湾で気を付けたいエリアを紹介します。

①台北駅付近は観光客を狙った犯罪が多発!

photo by Unsplash

日本人などの旅行者にもっとも多いのが、スリや置き引き、ひったくりによる被害です。なかでも、大勢の人で行き交う台北駅の周辺や、士林夜市、九扮、忠烈祠、龍山寺、永康街、台北101などの観光スポットでは、多くの被害が報告されています。

窃盗グループは、観光客が駅構内で行き先などを確認している、一瞬の隙を狙っています。悪質な場合では、犯罪者が「道を教えてあげる」などと故意に接触し、手荷物への意識が薄れる状況を利用して犯行に及ぶケースも報告されています。

決して多いケースではありませんが、こうした親切を装った犯罪者も存在していることを年頭に置き、旅行を楽しみましょう!

台北駅を含む大勢の観光客で賑わうエリアは、手荷物はチャックを閉めて身体の前側で持つ、貴重品を同じ袋でまとめて管理しないなど、他人事とは思わず十分に注意することが大切です。

②万華(ワンファ)地区のナイトマーケットには要注意

photo by pixabay

万華(ワンファ)エリアは台北のなかでも古い地域で、観光客向けの夜市がたくさんあり本格的な台湾グルメが手軽に楽しめるエリア。近くには龍山寺もあるため、参拝帰りに食べ歩きを楽しむ観光客で賑わいます。

そんなローカル感溢れる万華エリアの夜市では、混雑時や食べ歩き中に荷物への注意が薄れているときを狙ったスリが多発していると報告されています。

食べ歩き中は財布を取り出す頻度が多くなることから、ポケットやカバンの取り出しやすいところに戻してしまいがち。窃盗グループは、観光客のそうした気のゆるみを見逃しません。

また、混雑時は周囲の人と身体が接触することも多く、荷物を抜き取られることに気が付かないことも。混雑しているときは手荷物を身体の前側に持ち、財布やパスポートなどの貴重品はカバンの内ポケットなどに入れるようにしましょう。

③九份エリアでの混雑時のトラブルに気をつけて

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台湾のなかでも人気の観光地である九扮は、伝統的な建物と情緒溢れる風景で知られ、多くの観光客が訪れるエリアです。旧市街地の石畳の道路が魅力的で、写真撮影を楽しむ観光客も多く見られます。

しかし、ほかの人気観光スポットと同様に、混雑時は観光客を狙ったスリが発生しやすいエリアでもあります。

また、ベストシーズン(12~2月、3~5月)は、九扮と台北を結ぶバスが混雑し、時間帯によっては乗車できないこともあります。タクシーを利用してホテルまで戻る場合は、料金の不当請求にも注意しましょう。海外でも人気のタクシーアプリUberは、台北、桃園、台中、台南などのエリアでは利用できますが、九扮はサービス対象外です。

そのため、台北からUberで配車したタクシーで九扮まで向かうことはできても、九扮から台北までのタクシーを配車することはできません。バスでホテルまで戻る場合は時間に余裕を持って行動し、タクシーを利用する場合は定額制のタクシーを利用すると安心でしょう。

台湾で観光客が被害にあいやすいトラブルは?

台湾の繁華街では、観光客を狙った犯罪が発生しています。スリやひったくり、交通事故など、日本ではないことをしっかりと意識しながら台湾旅行を楽しみましょう!

ここでは、台湾で観光客が被害に遭いやすい犯罪を紹介します。

①スリ・ひったくり

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スリやひったくり、置き引きは日本人旅行者がもっとも巻き込まれやすい犯罪です。開きっぱなしのカバンや後ろポケットに入れたスマートフォンは狙われやすいため、貴重品専用で前にかけられる小さなカバンを用意しておくと安心です。人混みを歩くときはスリやひったくりにあいやすいので、とくに注意してください。

スリやひったくりにあった場合は荷物を守ることも大切ですが、それ以上に命を守ることを意識しましょう。なかでも、万華(ワンファ)エリアはもともと売春街であったこともあり、現在でも路地には当時のお店の名残が見受けられます。そういった場所で犯人を刺激してしまうと、さらに被害が大きくなる可能性もあるので、無理はしないようにしましょう。

また、スリやひったくり以外にも、タクシーや公共交通機関を利用したときにカバンを置き忘れるなどの不注意によるトラブルも発生しています。パスポートを入れたカバンを置き忘れてしまうと、再発行手続きに手間がかかるため、十分に注意しながら旅行を楽しみましょう。

②交通ルールの違いによる接触事故

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バイク大国である台湾は、交通ルールやマナーが守られていないことが多く、バイクやタクシーとの接触事故も発生しています。

街中の違法駐車を避けるために車道へはみ出して歩いていたところバイクに衝突される、横断歩道を横断中に小型トラックと接触するなどの事故も報告され、他人事と軽く流すのは大変危険です。

また、内政部警政署の発表によると、台湾全域では1日に約8人が交通事故で死亡していると報告しています。台湾では歩行者を優先する意識が低い傾向にあるため、日本と台湾の交通ルールや習慣の違いを認識しておくようにしましょう。

細い道を歩くときはスマートフォンの操作や写真撮影ばかりに気を取られないよう意識したり、道路を横断するときは周囲をよく確認したりと、観光中も交通事故の防止には十分に注意してください。

台湾で被害にあわないための防犯対策

異国の地でトラブルや犯罪に巻き込まれると、不安な気持ちで過ごすだけでなくせっかくの旅行が台無しになります。事前にどのような被害が多発し、どのような対策ができるのか知っておくことで、最後まで楽しく台湾旅行ができるでしょう!

ここでは、台湾で被害に遭わないための、自衛策を紹介します。

①人通りが少ない時間は出歩かない

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人通りが少なくなる早朝・深夜の時間帯は事件が発生しやすくなるほか、トラブルに巻き込まれたときに頼る人やお店が少なくなります。夜市などは遅い時間まで賑わっていますが、一歩外れるとあたりは寝静まっているため、近道として路地をひとりで歩くのは避けましょう。

また、格安のホテルやAirbnbなどで予約した宿は、宿泊施設が街頭の少ない路地のなかにあることも少なくありません。早朝・深夜便の利用や、夜市帰りなどであたりが暗い時間に出歩くときは、十分に注意しましょう。スマートフォンのライトを点灯させて歩いたり、宿の前までタクシーを呼んだりなどして対策すると安心です。

②貴重品の管理はしっかりとおこなう

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台湾では観光客を狙ったスリやひったくり、置き引きなどの犯罪が発生しているため、貴重品の管理はしっかりとおこないましょう。なかでも、スマートフォンや財布を後ろポケットやアウターのポケットに入れておくのは危険です。犯罪グループに狙われやすいため、しっかりとカバンのなかで保管するようにしましょう。

また、格安の宿には貴重品を保管する金庫がないことも。その場合は、カバンとは別のポシェットなどに入れて斜め掛けにし、その上から見えないように洋服を着るなどの対策がおすすめです。

パスポートを紛失すると手続きが面倒なため、とくに厳重に管理しておくとパスポートを紛失して帰国できないなど最悪の事態を免れますよ!

③交通ルールをよく守って散策する

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バイク大国の台湾では、交通ルールを守っていないドライバーによる接触事故が発生しています。なかには歩行者よりも車両を優先する傾向にある者も多く、観光客が多い台北では事故に巻き込まれる可能性も高くなります。

日本は右ハンドル・左側走行ですが、台湾は日本とは逆の左ハンドル・右側走行です。そのため、道路を横断するときは左側→右側の順で確認するようにしましょう。なかでも、信号機がない横断歩道では、歩行者が優先されることはほとんどありません。

右側走行では赤信号でも右折してくる車やバイクも見受けられるため、焦らず車が来ていないタイミングで渡るようにしましょう!

公益財団法人 日本台湾交流協会の「安全の手引き」も確認しよう

公益財団法人 日本台湾交流協会では、台湾で安全に過ごすための手引きを発行しており、ホームページから無料でダウンロードできます。

台湾に滞在する期間が3ヵ月以上の長期滞在者を対象に作成されていますが、台湾で事故や事件に巻き込まれないために注意するべきことや、緊急時の対処法など、旅行者にも役立つ情報が記載されています。

渡航前に目を通しておくことで、自分自身で身の安全を守りながら台湾旅行を楽しめるでしょう。

もし台湾で犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

台湾で思わぬトラブルや犯罪に巻き込まれても焦ってしまわないよう、事前に緊急連絡先をメモしておきましょう。

ここでは、台湾での緊急連絡先を紹介します。

緊急通報先

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台湾での緊急連絡先は、次の通りです。(すべて中国語)

  • 警察:110
  • 消防・救急:119
  • 詐欺ホットライン:165

また、台北・台中・高雄で警察に電話するとき、中国語ができない場合は外国人専用のホットラインを利用しましょう。

  • 台北市政府警察局外事服務站:02-2556-6007
  • 台中市政府警察局外事科外僑服務専線:0922-958-110
  • 高雄市政府警察局外事科外事服務站:07-215-4342

外国人サービス専用回線のため基本的には英語対応ですが、台北のホットラインでは日本語に対応しているスタッフも在籍しています。まずは「ジャパニーズ プリーズ」と伝えるようにしましょう。

また、観光ツアーで台湾旅行に訪れている場合は、現地スタッフの電話番号や旅行会社の緊急連絡先なども控えておくと安心です。

公益財団法人 日本台湾交流協会

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台湾と日本は正式な国交がなく、大使館や領事館はありません。その代わりに公益財団法人 日本台湾交流協会が存在し、大使館や領事館などがおこなう業務を代行しています。

台湾で思わぬ犯罪の被害に遭ったときは、まずは最寄りの警察署へ訪問するか電話で相談しましょう。パスポートを紛失した場合は移民署(運転免許所など顔写真付きの身分証の原本がある場合は警察署でも可能)を訪れると、再発行のサポートをしてくれます。

パスポートや財布に入ったクレジットカードなどが盗難にあい、悪用される恐れがあるものを紛失したときは、移民署と警察署の両方に届け出るのがおすすめです。

詳しくは公益社団法人 日本台湾交流会の公式サイトを参照してください。

公益社団法人 日本台湾交流会(台北事務所)の連絡先

治安情報をチェックして台湾旅行を楽しもう!

台湾は比較的治安のいいエリアですが、スリやひったくり、ぼったくりなどの軽犯罪は日々発生しているので、細心の注意をはらって過ごすことが大切です。女性の場合は、夜のひとり歩き、薄暗い路地、観光客が少ないローカルエリアは避けると安心でしょう。

犯罪に巻き込まれないために、カバンを前にかけておくなど、自分自身で対策することがポイントです。旅行の開放感と台湾の親日な人たちの雰囲気に、ついつい気持ちが緩むことがあるかもしれませんが、日本とは文化や風習も違う異国に来ているということを、常に意識して旅行を楽しんでくださいね!

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。

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