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次の旅行は料理がおいしい国へ行きたい!おすすめ15選と絶対食べたい料理を紹介

次の旅行先は、料理がおいしい国へ行きませんか?この記事では料理がおいしい国15選を紹介します。イタリアや中国、韓国など食事のおいしさで有名な国からちょっと意外な美食の国まで厳選。それぞれの国の料理の特徴とぜひ食べたい料理についてくわしく解説します!

ライター
Satoshi Nakamura
日本と世界を旅する釣り大好きアウトドア系ライター。テレビのリサーチ&構成作家として鍛えたスキルを活かして、旅先の歴史やみどころ、おいしいものを徹底調査してから訪れるのがモットー。これまでにアメリカのルート66走破とグランドサークルドライブ旅(2周)、日本の47都道府県ドライブ旅を達成し、現在は47都道府県での釣果達成にも挑戦中!
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次の旅行先は、料理がおいしい国へ行きませんか?この記事では料理がおいしい国15選を紹介。イタリアや中国、韓国など食事のおいしさで有名な国からちょっと意外な美食の国まで厳選。それぞれの国の料理の特徴とぜひ食べたい料理についてくわしく解説します!

Contents

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世界には料理がおいしい国がたくさんある!

日本は世界でもとくに料理がおいしいことで知られる国。旬の素材の良さを生かした繊細な料理や、出汁、醤油、味噌といった調味料を上手に使った料理は世界に誇れるものです。しかし世界にも料理自慢の国はたくさんあります。旅の目的のひとつは現地での食事。できれば料理がおいしい国に行きたいものですよね。

この記事では料理がおいしい国を特集。世界から厳選した15の国の料理の特徴と、その国でぜひ食べたいメニューを紹介します。ぜひ参考にして世界のおいしいものを堪能してくださいね。

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イタリア

photo by Pixabay

日本にもレストランがたくさんあるイタリア料理。本場のイタリア料理が絶対においしいことは想像しやすいのではないでしょうか。

南北に長いイタリアは地域によって気候や風土が大きく異なるため、とても多くの郷土料理があります。ローマ料理、ナポリ料理、トスカーナ料理、シチリア料理など、たくさんの地域の料理の総称がイタリア料理。そのため訪れる地域によってはイメージと違うということもよくあります。

大きく分けると北イタリアはアルプス山脈が近いため気温が低く、煮込み料理が発展した地域。一方、温かい南イタリアはオリーブオイルやトマトをたくさん使った料理が特徴です。

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日本人好みの料理が豊富

イタリア料理の歴史は紀元前の古代ローマ帝国時代にはじまります。ローマ帝国が勢力を広げてヨーロッパ各地に広がりました。そのためフランス料理など他の国の料理にもイタリア料理の影響が大きく残っています。

日本人も大好きなパスタとピッツァはイタリアの国民食。とくにパスタはスパゲッティなどのロングパスタのほか、ペンネやマカロニのショートパスタなど700近くの種類があります。

北部では打ちたての生パスタ、南部では乾燥パスタをよく使うのが特徴です。また魚介類を使った料理が多いのも日本人に好まれる理由。イタリアではたくさんの魚介料理が楽しめますよ。

ブルスケッタ

photo by Pixabay

ブルスケッタは香ばしく焼いたバゲットにニンニクを擦り込んでオリーブオイルやこしょうなどで味をつけたアンティパスト。アンティパストとは前菜のことです。トッピングはトマトが一般的。夏にはフレッシュバジル、冬にはチーズやきのこなど旬の食材も使われます。

また生ハムやサラミなどの肉類、アンチョビやスモークサーモンなどの魚介類も人気。多くのアレンジがあるので好みの味を探すのも楽しみのひとつです。

オッソブーコステーキ

photo by Pixabay

オッソブーコステーキは仔牛の骨つきすね肉を香味野菜やトマト、ブロードと呼ばれる出汁でじっくりと煮込んだ料理。ミラノを代表する郷土料理のひとつです。オッソとは骨のことで、骨の中にある髄にも旨味が凝縮されています。ホロホロに軟らかくなった肉は、とろけるような食感。付け合わせはサフラン・リゾットが定番です。

オッソブーコステーキはイタリアにトマトが伝来するよりも前から作られていたため、なかにはトマトではなくアンチョビをすりつぶしたものを使う伝統的なレシピを守っているお店もあります。

中国

photo by Pixabay

日本人がイメージしやすい美食の国といえば、中国もそのひとつ。一方で中華料理なら日本のお店でも食べられると思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし中華料理と中国料理は別のもの。中国に行けばより本格的な中華料理が食べられると思って訪れると、味の違いに驚くことでしょう。

中華料理と中国料理は違う

中華料理とは、日本人の味の好みに合わせて大きくアレンジされた中国料理のこと。なかでも四川料理と広東料理にアレンジを加えたものが、日本で普及している中華料理です。

一方、中国料理とは中国本土で食べられている料理のことを指します。日本国内にあるのはほとんどが中華料理店。中国料理店はかなり少ないので、中華料理の本格版だと思って中国料理を食べると、日本人向きではないその味に戸惑いがちなのです。

具体的にはエビチリや中華丼は日本生まれの料理で中国にはないし、麻婆豆腐や焼き餃子は日本で大きくアレンジされた料理なので、かなり異なる印象になります。その違いも含めて別物として食べるのが、中国料理の楽しみ方です。

北京ダック

photo by Pixabay

北京に行ったらぜひ食べたいのが北京ダックです。スパイスで味付けした鴨肉を一羽丸ごと焼き上げた料理。昔は宮廷料理として王族など一部の人しか味わえない特別なメニューでした。もちろん今でも北京ダックは高級料理なので、ぜひちょっといいお店に入って本場の味を堪能してください。

北京ダックはパリパリの香ばしい皮を、きゅうりやネギ、甜麺醤などといっしょに薄餅に包んで食べるのが一般的です。シンプルに胸の皮に砂糖をつけて食べる方法もあります。皮だけを薄く削ぐ店と、少し肉も付けて削ぐ店があるのもおもしろいところです。

火鍋

By Jpatokal - Own work, CC BY-SA 4.0

火鍋は、中国で幅広く食べられている鍋料理です。熱々のスープに肉類、魚介類、野菜などの具材を入れて楽しむしゃぶしゃぶのような料理。鍋に仕切りがあって2種類のスープを同時に味わえます。

一般的なのはコクのある鶏がらの白湯スープと唐辛子などを入れた辛い麻辣スープ。地域やお店ごとに食材やスープが大きく異なるので、定番以外の個性的な味を探してみるのもおすすめです。

ギリシャ

photo by Pixabay

日本ではマイナーですが、ギリシャも食事のおいしさで有名な国です。特徴はオリーブをたくさん使うこと。地中海に面したギリシャはオリーブ栽培に適した国で、昔からオリーブやオリーブオイルを使った料理が発展してきたのです。

国民ひとりあたりのオリーブオイル消費量は世界一。ギリシャでは良質なオリーブオイルを味わうのがおすすめです。

日本人好みの地中海食の一種

ギリシャ料理は地中海食のひとつに分類されています。地中海食とはイタリアやスペイン、モロッコなど地中海沿岸地域の伝統的な料理のこと。魚をよく食べることや、野菜、果物、オリーブオイル、ナッツ、未精製の穀物を使うこと、適量の赤ワインを飲むことなどが特徴となっています。

そのなかでもギリシャ料理はオリーブ、魚介、野菜、果物、ハーブ、穀物、ヨーグルト、チーズ、はちみつなどをバランスよく使用していて健康的なのがうれしいところ。またギリシャにはタベルナと呼ばれる食堂があり、庶民的な料理を気軽に楽しむことができます。

スブラキ

photo by Pixabay

スブラキは串焼きのこと。肉だけでなく魚介でも野菜でも串焼きにすればスブラキと呼ばれます。キュウリとヨーグルトで作ったサジキと呼ばれるソースで食べるのが一般的です。

スブラキ自体は塩とニンニク、レモン、オリーブオイルなどでサッパリと焼くので日本人好みの味。焼いたあとに串を外した肉を野菜とともにピタで巻いて食べることもよくあります。

ムサカ

ムサカはギリシャを代表する主菜のひとつ。ミートソースとベシャメルソースを重ねてオーブンで焼いたラザニアのような料理です。主な具材はひき肉、ナス、ズッキーニ、じゃがいも、たまねぎなど。ギリシャ料理として広く知られていますが、トルコやエジプトなどの東地中海地域の国にもアレンジしたムサカがあります。

ギリシャのムサカは、ベシャメルソースのクリーミーさとナスやトマトの酸味、ひき肉の旨味が絡み合った濃厚な味わいが特徴です。ラザニアとの違いはパスタシートを使わないこと。ムサカは主に野菜を食べる料理で、ラザニアはパスタを食べる料理になります。

ポルトガル

By ricardo - Flickr, CC BY-SA 2.0

ポルトガルも料理がおいしいことで有名。とくに日本人の好みに合う食材や料理が多いので、海外でよく体験する「日本に帰って和食が食べたい」という状態になりにくいといわれています。

イワシやタラ、タコ、お米など日本人におなじみの食材をシンプルに調理するので、ここは日本かと錯覚するほど!なかでもおすすめは海辺の地域の食事で、まるで日本の漁村のように干し魚を作る様子を見ることができます。

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国民食は干しダラ

ポルトガルを代表する食材のひとつがバカリャカウ。これはタラを塩漬けにして干す、いわゆる干しダラです。古くから食べ続けられてきたポルトガルの国民食で、1年365日ずっと違う料理が食べられるといわれるほど多くのレシピにバカリャカウが使われています。

海に囲まれたポルトガルで干しダラが広まったのは15世紀の大航海時代。船の中で食べられるたんぱく源として生まれた干しダラは、そのおいしさから新鮮なタラが手に入る地域でも広く食べられるようになりました。

料理に使うときは1日かけて塩抜きをすると、カチカチだったタラがふわふわに戻ります。塩抜きをうまく行うのがレストランの腕の見せどころ。ポルトガルを訪れたらぜひ味わってみたい食材です。

干しダラのグリル 

photo by Pixabay

バカリャカウの料理のなかでもおなじみなのが、シンプルな干しダラのグリル。肉厚で大きな干しダラの切り身とポテト、野菜をたっぷりのオリーブオイルといっしょにオーブンでグリルします。干しダラやポテトがオリーブオイルを吸い込むのがたまりませんよ!

また干しダラと細切りポテトチップスの卵とじも定番の料理。スーパーでも売っている極細のポテトチップスと玉ねぎ、ほぐした干しダラを炒めて、卵でとじます。簡単に作れるので家庭料理としても人気です。

パステル・デ・ナタ

photo by Pixabay

パステル・デ・ナタは、ポルトガル人のソウルフードといえるほど有名な伝統菓子。スイーツやパンなどがそろうパステラリアと呼ばれるカフェにもパステル・デ・ナタは必ず置かれています。パイ生地にカスタードクリームを詰めて焼き上げたお菓子。ポルトガルでは略してナタとも呼ばれ、朝食のほか午後のおやつとしても食べられています。

パイ生地のサクサク食感と甘くとろけるカスタードクリームの組み合わせが絶妙!ちなみに日本でも大人気になったエッグタルトは、ポルトガルの植民地だったマカオでパステル・デ・ナタにアレンジを加えたスイーツです。

インドネシア

photo by Unsplash

東南アジアには料理がおいしい国がたくさんありますが、なかでも世界的に人気が高いのはインドネシア。その特徴は17,000以上の島々でそれぞれ独自に発展してきた多様な食文化です。

そんなインドネシア料理に共通しているのはスパイスの豊富さ。ターメリック、レモングラス、ガランガル、カフィアライムの葉など、さまざまなスパイスを使うことで料理に深みを与えています。ココナッツミルクを活用するのもインドネシア料理の特徴。多くの料理にココナッツミルクがベースとして使われることで、スパイスを多用しつつもまろやかな風味に仕上がっています。

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ご飯と相性がいいのも魅力

インドネシア料理は和食と同じように白米と一緒に食べるのが基本。ご飯に合うように料理が発展してきたので、日本人にもなじみやすい味になっています。

ナシゴレン

By Puspapesona - Own work, CC BY-SA 4.0

インドネシアを代表する料理のひとつがナシゴレン。ナシはインドネシア語でご飯、ゴレンは炒めるという意味で、インドネシア版の炒飯のことになります。

ひとことでナシゴレンといっても具材や味付けはさまざま。炒めたご飯にエビ、鶏肉、野菜などを加えて醤油やチリソースで味つけするのが基本ですが、ジャカルタでは甘いケチャップマニスを使って甘辛い味つけに、スマトラ島では唐辛子を使ったサンバルを使ってスパイシーな味付けにするなど、バラエティ豊かな味が楽しめます。

また同じ地域でも屋台から高級レストランまでさまざまな場所で提供されているので、いろいろなお店の味が試せるのも魅力。滞在中は何度でも新鮮な感覚で食べることができますよ。

ミーゴレン

By jeff~ - Flickr: liberty dive resort, CC BY 2.0

ミーゴレンはインドネシアを代表する麺料理。ミーは麺のことでゴレンは炒めることなので、インドネシア版の焼きそばだといえます。インドネシアらしいケチャップマニスの風味がクセになる料理。にんにくや唐辛子、ナンプラーの味も加わり、深みと複雑さを味わえます。

ミーゴレンのルーツは19世紀以降の中国移民が伝えた炒麺(チャオミェン)。これが地元の材料や風味と融合してミーゴレンが生まれました。インドネシア全土に広まったミーゴレンは地域ごとに独自の発展をしているので、こちらもバラエティ豊かな味が楽しめますよ。

メキシコ

photo by Pixabay

メキシコ料理はスパイシーなのが特徴。チリペッパーをはじめとする香辛料がたっぷり使われていて、辛めの料理が多くなっています。また赤、黄、緑、オレンジなど、鮮やかな色合いの料理が多く、しかもボリューム満点!

おなかいっぱいになるスパイシーな料理を、汗をかきながら楽しく食べるのがメキシコ料理の魅力です。上品ぶっていない分、気軽に楽しめますよ。

メキシコ料理の起源は、アステカ族やマヤ族などの先住民族の料理。その後スペインの統治下でスペイン料理の影響を受けながら独自のスタイルのメキシコ料理になりました。

主食のトルティーヤは外せない

メキシコに行ったら必ず食べることになるのが、主食のトルティーヤ。これはとうもろこしの粉からできたクレープ生地のような料理です。トルティーヤに野菜や肉をのせ、ソースをかけて食べるのが一般的。

ちなみにスペインにもトルティーヤという料理がありますが、そちらはいわゆるスペイン風オムレツです。じゃがいもと玉ねぎの入った厚焼きオムレツのことをスペインではトルティーヤと呼ぶので、旅行では注意が必要ですよ。

カルネ・アサダ

photo by Pixabay

カルネ・アサダはグリルしたお肉という意味。メキシコでよく食べるバーベキューの肉料理です。

使うのは主に牛肉のステーキ肉。スパイシーなマリネに漬け込んでから焼き上げます。メキシコでは屋台でも見かけるシンプルで庶民的な料理。小さくカットされた牛肉に、タマネギのみじん切りとシラントロをたっぷりかけていただきます。シラントロはパクチーのこと。英語ではコリアンダー、中国語では香菜(シャンツァイ)と呼ぶおなじみの香草で、メキシコ料理には欠かせません。

カルネ・アサダをタコスに挟んで食べるのもメキシコでは定番です。

ポソレ

photo by Pixabay

ポソレは、メキシコ発祥のスープ料理。大粒のとうもろこし、豚肉、キャベツなどを材料に使う具だくさんな料理です。

ポソレには、緑・白・赤の3種類があります。緑のポソレ・ベルデは緑色のトマトを使ったスープ。白いポソレ・ブランコは肉だけで煮込んだスープで、赤いポソレ・ロホはドライチリを使った辛いスープになります。

ポソレを注文するとトッピングとして香辛料や玉ねぎが出てくることも。自分好みで辛さや食感を足していただきます。

フランス

photo by Unsplash

フランス料理は中華料理やトルコ料理とともに世界三大料理として有名。高級で上品な料理の代表格です。卓越した調理技法や洗練された味わい、美しい盛りつけでおなじみ。技巧を凝らすことで色や形、風味、味を芸術的なレベルに高めています。

料理好きなら一度は味わいたい憧れの国ですよね。

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コースによって品数が異なる

そんなフランス料理を楽しむ場合、コースによって品数が決まっていることを覚えておきましょう。格式の高いフルコースは11品という決まり。一般的なコースでは7〜8品となります。また現代的な簡易版フランス料理なら3品程度ということもよくあるので、まずはこちらから慣れていくのもおすすめです。

フランスで料理を食べる場合、お店の種類も覚えておくと便利。格式高いお店もあればカジュアルなお店もあるので、気分に合わせてフランス料理を楽しんでください。

  • グランメゾン:高級フランス料理店
  • オーベルジュ:ホテルのフランス料理店
  • ビストロ:カジュアルなフランス料理店
  • ブラッセリー:大衆居酒屋のようなさらにカジュアルなお店
  • カフェ:軽食がとれる気軽なお店

テリーヌ

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テリーヌは型に肉や魚、野菜などの具材を詰めてオーブンで焼いた料理です。テリーヌという名前の本来の意味はフランス料理で使う陶器でできた蓋付きの容器のこと。そのためより厳密には容器のまま食べるものをテリーヌと呼び、型から出すとパテになります。

とはいえ実際にはテリーヌ型で作られた料理であれば、全てテリーヌという名前で呼ぶのが一般的。またテリーヌ型で焼いたチーズケーキなどもテリーヌとして扱われます。

ラタトゥイユ

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ラタトゥイユはフランス家庭料理の定番。ピクサー映画『レミーのおいしいレストラン』の原題も『ラタトゥイユ』です。本来はニースなど南フランスのご当地家庭料理ですが、今では広く食べられています。

もともとは残り物の野菜や野菜くずを使って作る料理。刑務所などで食べられていたという説もあるほどで、上品なフランス料理とは縁遠い料理でした。しかし玉ねぎやトマト、ナス、パプリカなどの野菜をたっぷりと煮込んだ家庭的な味わいはほっとすること確実。高級なコース料理に飽きたらぜひ味わってみてください。

スペイン

By I, Telle, CC BY-SA 3.0

スペイン人は朝食・午前の間食・昼食・午後の間食・夕食 と1日に5回の食事をとるといわれています。

朝食は簡素なコンチネンタル・ブレックファスト。カフェ・コン・レチェと呼ばれるカフェ・オ・レやホットチョコレートを飲み、菓子パン、ラスク、チュロス、揚げパンをよく食べます。

午前の間食で人気があるのはボカディーリョというフランスパンを使ったサンドイッチや、網焼きのソーセージ、オムレツ、ヤリイカのフライなど。この間食で昼食に備えておき、次の昼食が1日のメインの食事となります。昼食はフルコース。スープ、米料理または麺、メインディッシュ、デザート、コーヒー、紅茶をゆっくりと食べます。

メリエンダと呼ばれる午後の間食は甘いものを食べる人もいれば、バルと呼ばれる居酒屋に寄ってお酒と一緒に軽くおつまみを食べる人も。そして夕食は夜21時以降にスープや卵料理などを軽めに食べます。

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スペイン料理も地域によって異なる

スペイン料理は、ニンニクとオリーブオイルをよく使います。農産物や海産物も豊富。野菜は玉ねぎやじゃがいも、トマトがよく使われ、魚介類はイワシやタラ、肉類は豚や鶏、羊などをよく使います。

さまざまな民族や文化が混ざっているので、地域によって異なる料理が味わえるのも魅力です。北部でよく食べるのは煮込み料理。中部では焼き物料理が多く、南部ではフライがよく食べられます。

パエリア

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パエリアはスペイン東部バレンシア地方の郷土料理。魚介や野菜などの具材をたっぷり使い、パエジェラと呼ばれる専用のパエリア鍋でお米から炊き上げます。スペイン版の炊き込みご飯のようなもので、日本のようにフタをしないのでお米に食感が残るのが特徴です。

日本ではサフランを必ず使うと紹介されることもよくありますが、風味が強すぎるのでサフランは入れないという地域やお店もあります。また魚介類が必須と思われがちですが、鶏肉や野菜だけなど種類はさまざま。本場でいろいろなタイプのパエリアを試してみるのもおすすめです。

アヒージョ

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アヒージョはオリーブオイルとにんにくで食材を煮込んだもの。南部地域発祥の料理で、タパスと呼ばれるバルの小皿料理としてよく食べられています。アヒージョはスペイン語で刻んだにんにくという意味。料理を表すときは、主な食材名+アル アヒージョと表現します。一般的な具材はマッシュルームや鶏肉、エビやホタテなどの魚介類、野菜などです。

アヒージョはオイルから味わうのが正しい食べ方。まずは焼いたパンやバゲットなどをオイルに浸けて楽しんだ後に具材を食べます。

ペルー

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南米ではペルーが料理の美味しい国として有名です。ペルーは大きく分けて海岸砂漠地帯、山岳地帯、熱帯雨林地帯に分かれていて、それぞれの地域で異なる食材や料理が発展。さらにヨーロッパやアフリカ、中国、日本など多くの国から移民を受け入れていたため、その影響も受けています。

多くの国の料理文化が混ざり合い、独自の食文化を熟成させたのがペルー料理。なかには日系移民が現地の食材や調味料と日本の食文化を融合させた「ニッケイ料理」というジャンルもありますよ。

ペルー料理にはアンデス山脈や太平洋から採れる新鮮な食材が使われたりアクセントには強い唐辛子が入っていたりと、独特の味わいが楽しめます。

調味料では、さまざまな種類の唐辛子が使われ、とくによく使うのはアヒ・アマリージョ。赤唐辛子よりもマイルドな辛さの黄色い唐辛子です。ほかにも刺激的な辛さのアヒ・リモや、果物のような風味も味わえるロコトなどがあります。

地域による違いも覚えておきたい

ペルー旅行では地域による料理の違いも覚えておくと便利です。

海岸砂漠地帯は新鮮な魚介類を使った料理が豊富。一方で肉料理も多く、七面鳥をベースにしたスープのソパ・テオロガなどがよく食べられています。

アンデス山脈付近の山岳地帯は、とうもろこしやじゃがいもの料理が充実。代表的なのが、ゆでたじゃがいもにピリ辛なソースをかけ、ゆで卵やオリーブをトッピングしたパパ・ア・ラ・ワンカイーナです。

アマゾンの熱帯雨林地帯では、キャッサバ芋の一種であるユカ芋が主食。バナナを使った料理も豊富です。代表的な料理はフアネ。スパイスで味つけした鶏肉やごはんなどをバナナの葉で包んで蒸します。

セビーチェ

By Ledelboy Luis Delboy (Don Lucho) - self-made. Originally published in http://donlucho.com, CC BY-SA 3.0

セビーチェはペルーの海岸砂漠地帯を代表する料理。魚介類を使ったマリネで、インカ帝国以前の時代からあるといわれています。

マリネ液には酢ではなく柑橘系の果汁が使われ、具材にはメロやコルビーナ、ペヘレイなどの白身魚やカマスサワラなどの青身魚、エビ、タコ、イカ、ホタテ、ハマグリ、ウニなどを使います。酸味が効いてさっぱりしているので、暑く乾燥した気候にぴったり。香味野菜としてはパクチーがよく使われます。

ピカロネス

CC BY-SA 3.0

ピカロネスはペルー風のドーナツ。カモテという甘いサツマイモかカボチャの生地で作ります。ピカロネスはペルーの屋台スイーツの定番。その場で揚げ、仕上げにチャンカカと呼ばれる甘い蜜をかけていただきます。

ルーツはスペインの揚げ菓子ブニュエロ。小麦粉が高価だったためカモテやカボチャを代替品にして作ったのがはじまりです。

トルコ

photo by Pixabay

トルコ料理は日本ではあまり知られていませんが、フランスや中国と並んで世界三大料理のひとつに数えられるほど世界的には有名です。

トルコ民族はもともと中央アジアで暮らしていた民族。移動を繰り返して東ヨーロッパと西アジアの間、つまり西洋と東洋の間にある現在のトルコの地に住み着きました。その後、オスマン帝国時代には北アフリカやヨーロッパまで領土を拡大。各地域の食材や食文化を取り入れたことでトルコ料理が発展したといわれています。

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肉、海産物、野菜を多彩な味付けで調理

トルコ料理の代表は肉料理。宗教上豚肉が禁止されているので、伝統的には羊の肉が食べられてきました。

ただし現在は牛や鶏の肉もよく食べられています。地中海とエーゲ海、黒海に囲まれているため新鮮な海産物も豊富。野菜や豆類もたくさん生産されています。そんな豊かな食材を西洋と東洋が混ざった調理法で仕上げるのがトルコ料理です。

シシ・ケバブ

photo by Pixabay

シシ・ケバブは、ひと口大の角切りの肉や野菜を鉄串に刺して焼いた料理です。シシはトルコ語で串、ケバブは肉や野菜を焼く料理のこと。

大きな塊の肉をグリルで焼きながら表面を切り取る料理と混同されがちですが、そちらはドネル・ケバブという名前。ドネル・ケバブはパンに挟むなどファストフード感覚で食べるのが一般的です。

一方のシシ・ケバブは小さく切った肉を串に刺した焼き鳥のような料理。レストランでは串から抜かれた状態でお皿に盛りつけられます。ドネル・ケバブより手間がかかるので、より特別感のある料理です。トルコでは主に羊肉が使用され、ヨーグルトやオリーブオイル、玉ねぎやスパイスなどで丁寧にマリネしているので肉の臭みはありませんよ。

ピデ

By Arne Krueger from Somuncu Baba Fırını, Akçay, Edremit, Turkey - Flickr, CC BY-SA 2.0

ピデは薄焼きのパン。砂糖を加えた生地をフルンという窯で焼き上げた直径30cmほどのパンで、ピザの原型だともいわれています。ふっくらもちもちとした食感と、砂糖を加えた生地ならではのほのかに甘い味が魅力。もともとはトルコ東部でよく食べられていたパンですが、今ではトルコの定番料理としてどこでも食べられるようになりました。

いろいろな具材を乗せて食べるのも定番。チキンのピデやチーズのピデ、ひき肉と卵のピデ、トマトやピーマンなどの野菜のピデ、ミックスピデなど、さまざまなバリエーションがあります。

ブラジル

By BR - Own work, CC BY-SA 4.0

ブラジルは世界中から移民が集まった国。そのため各国の食文化が混ざり合ってブラジルの風土でアレンジされた豊かな食文化が生まれました。

そんなブラジル料理を楽しむなら、ブラジル料理の5大区分を知っておくと便利です。

  • 北部:インディオの影響が濃い
  • 北東部:アフリカ、インド、ポルトガルの料理が融合
  • 中西部:放牧地の牛肉と豚肉、魚がメニューの中心
  • 南東部:工業地帯の中心地で、各エリアの幅広い料理が集合
  • 南部:ヨーロッパからの移民の影響が大きい地域

ブラジルの主食はバラエティ豊か

ブラジルの主食はライスのほかにブラックビーンズやキャッサバなどがあります。とくによく食べるのはフェイジョンというブラックビーンズを使った料理。これがおもな食物繊維やタンパク源となっています。

マニオクと呼ばれるキャッサバはパンの代わりにもなる食材。ブラジルを訪れたらバラエティーに富んだ主食を楽しんでください。

フェジョアーダ

photo by Pixabay

フェジョアーダはブラジルを代表する豆の煮込み料理。黒豆とさまざまな肉、ソーセージを煮込みます。そんなフェジョアーダはブラジルの国民食。一般的には豚肉を使いますが、牛肉や干し肉を加えることもあります。

ちなみにお肉が入っていないものはフェイジョンという名前。こちらは塩味の豆煮込みのことで、ブラジル人は毎日ライスと一緒に日本の味噌汁感覚で食べています。一方のフェジョアーダはより具沢山なので「完全なフェジョアーダ」という意味のフェジョアーダ・コンプレタと呼ばれることも。こちらは味噌汁に対する豚汁のような料理だといえます。

シュラスコ

photo by Unsplash

シュラスコは、牛や羊などの畜肉を鉄製の串に刺し、岩塩を振って炭火でじっくりと焼く肉料理。シュハスカリアまたはシュラスカリアと呼ばれるレストランで食べられます。シュハスカリアの多くは食べ放題形式。シュハスケイロやギャルソン、ガウーショなどと呼ばれる男性ウェイターが焼け具合を見て串ごと客席に運び、目の前で食べたい量を切り分けてくれます。

ウェイターが持ってくる串は肉だけでなく、エビやパイナップル、焼きバナナなども。肉もいろいろな部位があるので飽きずに楽しめますよ。

ポーランド

photo by Pixabay

ポーランドはヨーロッパの中央にある国。多くの民族が住んでいた上に古くからバルト三国やロシア、ドイツなど周囲の国の食文化も取り入れられてきました。

そのため伝統料理のバラエティが豊富。他の国からの影響が色濃い料理が多い一方で、ポーランドならではの料理もたくさんあります。

酸味が特徴

ポーランド料理の多くには酸味があります。ザワークラウトや、発酵させたライ麦を使った酸味のあるスープがとくに有名。一方でケシの実やナッツ類、ジャムなどを使った甘いケーキや菓子パンも豊富です。

コトレト・スハボヴィ

By Dmitry Dzema - Own work, CC BY-SA 4.0

コトレット・スハボーヴィはポーランドを代表する家庭料理。豚のロース肉に衣をつけて油で揚げた日本のトンカツのような料理です。この料理ならではのポイントは衣をつける前に肉を叩いて薄くしておくこと。塩・胡椒を振ってから小麦粉・卵・パン粉を順にからませ、ラードか油を多めにひいたフライパンで揚げ焼きにします。

骨つきと骨なしがあり、レストランでは骨つきの場合はス・コシチョン、骨なしの場合はベズ・コシチと書いてありますよ。ジャガイモやお米・カシャなどを添えるのが一般的です。

ピエロギ

photo by Unsplash

ピエロギはポーランド版の餃子のような料理。小麦粉などでできた生地で肉や野菜、チーズなどの具材を包んで茹でます。またオーブンで焼いたり、油で揚げることも。中に詰める具材もさまざまです。

もともとは共産主義政権下の苦しい暮らしの中で素朴な料理をごちそうに変えようと工夫してきたのがピエロギのルーツなのだとか。今でも多くの家庭やお店で新しい具材や組み合わせを試しながらバリエーションを広げています。

種類が多いので選ぶときには何が定番かわからなくなりがちですが、もっとも人気があるのはマッシュポテトとフレッシュチーズを使ったピエロギ・ルスキェです。まずはこちらから試してみてください。定番の次はザワークラウトやフルーツを入れた変わり種もおすすめですよ。

タイ

photo by Pixabay

タイ料理のおいしさも世界的に有名。タイ料理は5つの味覚で構成されていて、その組み合わせの多彩さにより、その味はよく「複雑」だと表現されます。

  • 辛味:唐辛子や胡椒によるピリッとした刺激
  • 酸味:ライムやタマリンドのさっぱりとした風味
  • 甘み:ココナッツミルクやパームシュガーなどのまろやかさ
  • 塩味:ナンプラーや塩で引き締められる味
  • 旨味:エビ味噌やナンプラーなどによる味のコク

これに加えてレモングラスやコブミカン、パクチーなどの豊かな香りも加えるのがタイ料理です。

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4つの地方による特徴

タイ料理も地域によって味が大きく異なるので、訪れるエリアの味の傾向を覚えておくのがおすすめです。

  • 北部:脂が多めでマイルドな味
  • 東北部:辛味と塩味が強い味
  • 南部:豊富な魚介類とスパイスを使った辛い味
  • 中央部:周囲全ての料理の影響を受けた比較的マイルドで甘みのある味

トムヤムクン

photo by Pixabay

トムヤムクンはタイを代表するスープ料理です。トムは煮る、ヤムは和える、クンはエビという意味で、エビ入りの酸っぱくて辛いスープ。世界三大スープのひとつと評されています。

アユタヤ王朝時代にフランスの使節団をもてなすためにブイヤベースをタイ風にアレンジしたのがはじまりとも、川エビを使ってスープを作った一般的な家庭料理がルーツだともいわれています。複雑な味は、川エビの頭と殻からとった出汁、レモングラス、こぶみかんの葉、エシャロットなどのハーブ、ナンプラー、ライム、唐辛子、さらにパームシュガーによるものです。

トムヤムクン・ナムコンとトムヤムクン・ナムサイという2種類があるので注文には注意してください。赤いナムコンはココナッツミルクなどを加えるためコクがあり少しマイルド。透明なナムサイはココナッツミルクなどが入っていないためレモングラスの風味や酸味が強調されています。

パッタイ

By Terence Ong - Own work, CC BY 2.5

パッタイは米粉の麺を使ったタイ風焼きそば。タイの屋台を代表する料理のひとつです。パッタイの決め手は麺のコシと弾力。チャンタブリー県産のものが最高級とされています。

具材はエビ、エシャロット、ニラ、もやしなど。こちらも味つけはナンプラーやタマリンド汁、砂糖、ライム、ピーナツなどを複雑に組み合わせています。食べるときにはテーブルに置いてある調味料のクルーン・プルンでさらにお好みの味に仕上げてください。

タイにはパッタイ以外にも中華風の卵麺のバミーや米粉の麺、クイッティアオなどの麺料理があり、よく食べられています。

韓国

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日本人からみて料理がおいしい国としておなじみの韓国。新大久保などでも楽しめますが、やはり本場の味は一度は体験してみたいものですよね。

韓国の食文化は薬食同源の考えを反映しているのが特徴です。薬食同源は、薬と食べ物を同じものとし、普段から身体にいいものを食べて病気を予防したり、健康を増進させたりするという考え方。そのため韓国料理はバランスよく食べれば病気を予防できるといわれています。

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旬の食材を楽しみたい

韓国料理の特徴のひとつは、旬の食材を大切にすること。とくに野菜や果物で旬を実感できます。

春は新芽や春野菜などを楽しむ季節。主にナムルやチヂミ、チゲで野菜を堪能します。夏は新鮮なフルーツと夏野菜がおいしい季節で、マクワウリ(チャメ)が代表的な夏の果物です。また明洞や東大門など繁華街の露店では夏にカットメロンを串に刺した食べ歩きメニューも登場します。

実りの季節の秋の人気は、渋柿を甘く熟成させた紅柿(ホンシ)。伝統茶店やカフェなどでデザートメニューとして登場します。そして冬は白菜の季節。秋白菜・冬白菜を使った新鮮なキムジャンキムチが楽しめます。代表的なグルメは茹で豚とキムチを一緒に食べるポッサムです。

サムギョプサル

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韓国料理といえば焼肉のサムギョプサルが有名。サムは数字の3、ギョプは層、サルは肉で、三枚肉を意味しています。韓国の焼肉は牛肉ではなくサムギョプサルなどの豚肉が一般的。鉄板で焼いた肉を薬味と一緒にサンチュに巻いていただきます。

サムギョプサルをおいしく焼くコツは、頻繁にひっくり返さないこと。まずは焦げ目がつくまで片面をじっくり焼きます。表面から湯気が出てきたら焼けてきたサイン。さらにしばらく待ってから肉を返して、もう片面も焦げ目がつくまで焼きます。両面が焦げて芯まで火が通ったらハサミで切って食べてください。

参鶏湯(サムゲタン)

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参鶏湯は鶏肉の中にもち米やにんじん、松の実、ナツメ、ニンニクなどを詰めて長時間煮込んだ薬膳料理。韓国では主に夏のスタミナ料理として食べています。

レストランでは石鍋に入って運ばれてくるのが一般的。実はこの時点ではほとんど味つけされていないので、取り分けるときに塩コショウで鶏肉やスープに味つけをして食べます。それを知らずに韓国で参鶏湯をそのまま食べると味が薄いと感じるはず。店によっては味つけ用のキムチがついてくることもありますよ。

インド

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インドといえば有名なのがカレーです。クミン、ターメリック、ガラムマサラなど、数十種類のスパイスの豊かな味わいを楽しむのがインドの食文化。

食べ慣れてくるとバリエーション豊かな風味に気づくはずです。またインド料理にはベジタリアン料理が多く、豆類や乳製品を使った料理も充実しています。

地域による違いも大きい

インド料理も地域による違いが大きいといわれています。

  • 北部:複雑なスパイスの組み合わせ。カレーやナンが主流
  • 南部:クリーミーで酸味の効いた味。米料理が豊富
  • 西部:深い風味と辛味、酸味が強い。魚料理や野菜料理が多い
  • 東部:辛さと甘さのバランスが良い。魚料理が豊富

インドではスパイスの調和や地域ごとの特色、肉料理とシーフード料理、ベジタリアン料理を堪能できます。とくにスパイスのハーモニーに気づけるようになったらインド料理の世界が大きく広がるはず。そのため慣れてくるとインド料理にハマる人も多いといわれています。

チキンティッカ

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チキンティッカは小さくカットされた鶏肉を香辛料やダヒーと呼ばれる濃厚なヨーグルトに漬け込み、串に刺してタンドールという土の窯で焼き上げた料理。インドの定番料理のひとつです。

チキンティッカとよく似ているのがタンドリーチキン。タンドールで焼き上げたチキンのことをタンドリーチキンと呼ぶので、チキンティッカもタンドリーチキンの一種です。

違いは鶏肉のサイズで、ティッカはかけらという意味で小さくカットされているのに対して、タンドリーチキンは骨がついたままの大きいサイズになっています。タンドリーチキンは骨つきでチキンティッカは骨なしと覚えてください。

ビリヤニ

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ビリヤニはスパイスと肉、野菜をバスマティライスと一緒に炊き込んだインド版炊き込みご飯。肉のほかに魚介類などを使うこともあって、バリエーションは豊富です。ビリヤニはパエリアや松茸ご飯と並ぶ世界三大炊き込みご飯のひとつ。インドでは屋台でも食べることもできる国民食ですが、もとは宮廷料理だといわれています。

野菜やフルーツをヨーグルトで和えたライタと一緒に食べるのが一般的。ライタをビリヤニにかけることでさわやかな酸味が加わりますよ。

次の旅行は、料理がおいしい国へ

世界には料理がおいしい国がたくさんあります。食事は旅の大きな楽しみのひとつ。食べたい料理を選んでから旅行先を決めるのもおすすめです。

次の海外旅行では、おいしいものを探しに行ってみてはいかがでしょうか?

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