台湾料理のおすすめ21選!絶対食べたい人気メニューを厳選
台湾料理といえば、ウーシャンフェンの香りが効いた豚の角煮丼のルーロー飯や巨大唐揚げのダージーパイなどが人気!とくに屋台飯のバリエーションが豊富です。 この記事では、台湾料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介します。 前菜、メイン料理、屋台料理、スイーツなどのジャンル別にわけて紹介するので、ぜひ台湾グルメ選びの参考にしてくださいね。
台湾料理といえば、ウーシャンフェンの香りが効いた豚の角煮丼のルーロー飯や巨大唐揚げのダージーパイなどが人気!とくに屋台飯のバリエーションが豊富です。
この記事では、台湾料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介します。
前菜、メイン料理、屋台料理、スイーツなどのジャンル別にわけて紹介するので、ぜひ台湾グルメ選びの参考にしてくださいね。
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台湾料理の特徴
台湾料理は、中華料理の影響を色濃く残しつつ、台湾独自の要素を発展させた家庭料理や屋台料理、南国名産をふんだんに使ったスイーツが特徴の料理です。
台湾料理の調味料には、醤油や砂糖、七味唐辛子のようなウーシャンフェン、八角、ラー油などを使うことが多く、スパイスが効いた日本料理にも近いような味になっています。豚の角煮丼であるルーロー飯や野菜たっぷりの焼きビーフン、大型の唐揚げであるダージーパイなど、日本人でも食べやすい料理が多いのが魅力ですね。
レストランで落ち着いてゆっくりと食事をとるのもいいですが、おすすめは何といっても屋台飯!日没後からにぎわう士林(シーリン)夜市・饒河街(ラオハージエ)夜市・寧夏(ニンシャー)夜市などで、屋台飯を堪能するのもおすすめです!
この記事では、ジャンル別におすすめの台湾料理についてご紹介します。
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台湾料理のおすすめ前菜5選
まずは前菜からご紹介します。軽く食べられるいか団子やオムレツ、熱々ジューシーな小籠包、シジミの醤油炒めなど、小腹が空いた時の腹ごしらえにピッタリです。
ビールや紹興酒(しょうこうしゅ)と一緒に、台湾ならではの食事を楽しんでみましょう。
花枝丸(ホワジーワン)
フワフワ食感のいか団子
花枝丸(ホワジーワン)は、フワフワ食感のいか揚げ団子。卵白や片栗粉、いかをフードプロセッサーで混ぜ合わせて団子を作り、きつね色になるまで揚げます。
山椒入りの塩やレモンをふりかけて食べるのが一般的ですよ。屋台飯やレストランの前菜として食べられるほか、家庭料理としてもよく作られています。
とくに台湾ビールで有名な金牌(キンパイ)ビールと一緒に頂くと格別ですよ。
菜脯蛋(ツァイプータン)
エビの風味が香る干し大根のオムレツ
菜脯蛋(ツァイプータン)は、干し大根と干しエビがたっぷり入った台湾風オムレツです。大根のコリコリ・シャキシャキした食感とシンプルな塩コショウで味つけされたオムレツの中から、干しエビのうま味がジュワッと出てきます。甘辛のチリソースで味変を楽しむことができるのもおすすめポイントです。
烏魚子(カラスミ)
ボラの卵巣の塩漬け
烏魚子(カラスミ)は、ボラの卵巣を塩漬けして観光させた台湾の名物です。薄切りして食べると、まるでチーズのような濃厚なコクとうま味を感じます。ボラの産卵シーズンの11月になると、村人総出でボラをとってカラスミを作るそうです。
結婚式や新年など、お祝い事がある際に食べられる縁起料理ですよ。アルコール飲料のお供にピッタリのおつまみであり、台湾のおすすめのお土産です。
台湾小籠包
台湾といえば!あつあつジューシーな小籠包
台湾の食といえば小籠包をイメージする方が多いのではないでしょうか?小籠包の聖地である台湾では、街中や夜市、ショッピングモールなど、至る場所に台湾小籠包の専門店があり、せいろから小籠包を蒸すいい匂いが漂っています。
薄皮の生地に豚肉が練り込まれており、たっぷりと煮凝りが入っているので、熱々でジューシーな肉汁が口の中に広がり、濃厚な豚のうま味が堪能できますよ。
小籠包の中身はスタンダードな豚肉のほかに、カニ味噌やタロイモ、なかには烏龍茶など、具材のバリエーションも幅広いので、毎日食べても飽きない点心の王様です。
シジミの醤油漬け
台湾ビールや紹興酒の酒のあてにピッタリ!
台湾の小料理店やレストランで前菜としてよく食べられている料理にシジミの醤油づけがあります。シジミを醤油やしょうが、ニンニク、唐辛子、砂糖、酒が入った調味液に漬け込み、甘辛く味付けされたシジミの料理です。
調味液の原材料を見てもわかるように、圧倒的に酒泥棒な料理。紹興酒やビールと一緒に頂けば、慣れない地の旅行で疲れた体を芯から癒やしてくれます。
台湾料理のおすすめのメイン料理5選
台湾料理のメイン料理は、なんといっても台湾風の豚の角煮丼や米麺の炒め料理であるビーフンなど、日本人であれば料理名を聞いたことがある方も多いでしょう。
日本料理とは一風変わったスパイスの風味や味付けの料理をお試しあれ!
ルーロー飯
八角やウーシャンフェンが香る豚の角煮ごはん
ルーロー飯は砂糖や醤油、ウーシャンフェン、八角、オイスターソースなどの調味料で甘辛く煮込んだ台湾人のソウルフードです。お店や家庭によっても使われるスパイスや豚肉の部位は異なり、濃いめの味つけが白米と絶妙にマッチしますよ。
街中にあるちょっとした小料理店や屋台で食べられるので、お店をはしごして、自分のお気に入りのルーロー飯を見つけてみてはいかがでしょうか?
ビーフン
肉野菜と一緒に炒めたビーフン
ビーフンは、肉野菜と一緒に米の麺を炒めて作った麺料理です。玉ねぎや人参、ネギ、もやしなどの野菜がたっぷり入っていて、そこに豚肉の細切りや干しエビが入り、肉や魚介類のうま味がダイレクトに伝わるモチモチ食感の麺料理です。
ビーフンの起源は紀元前220年までさかのぼります。米食に慣れていなかった中国北部の人間が米を粉砕し、麺として食べ始めたのがはじまりとされています。米100%のビーフンは料金が少し高めですが、格別のもちもち食感で逸品ですよ。
紅油抄手(ホンヨウ チャオショウ)
四川省発祥!ワンタンとラー油の煮込みもの
紅油抄手(ホンヨウ チャオショウ)は、四川省発祥の激辛料理です。プリプリのエビや豚肉、もっちもちの皮が特徴のワンタンに、ラー油を絡めて炒めます。
激辛料理が好きな方で、小籠包とは一味ちがう料理を食べたい時におすすめ。ワンタンは一つ一つが大きいので、これだけでもお腹いっぱいになりますよ。
紅焼牛肉麺(ホンシャオ ニュウロウメン)
牛肉のダシが効いたピリ辛な台湾ラーメン
紅焼牛肉麺(ホンシャオ ニュウロウメン)は、中国発祥の麺料理です。台湾牛肉麺と呼ばれることもある紅焼牛肉麺は、醤油や豆板醤、唐辛子ベースの辛味スパイスで味つけされた牛肉麺。牛骨ダシと甘じょっぱい味が食欲をそそります。
今では台湾全土で袋麺やカップ麺として全国で販売されているほど人気のある麺料理ですが、その歴史は意外と浅いんだとか。もともと牛肉を食べる文化がなかった台湾に、1949年以降に四川省から牛肉が持ち込まれたことがきっかけだそうです。
濃厚な牛肉スープとスパイシーな味つけのスープに舌鼓をうってみては?
肉圓(バワン)
アツアツの餡をかけて頂く団子
さつまいもや片栗粉から作ったモチモチの生地で肉入りの餡で包んだ料理です。蒸したり揚げたりして、仕上げに甘めのタレとパクチーをふりかけていただきます。
中身の餡には肉やたけのこ、玉ねぎなどが入っていて肉まんに似ていますが、甘めのソースとモチモチの皮で、まるでスイーツのような印象も受けるでしょう。
かなりのボリュームがあるので、メイン料理として頂くのがおすすめです。
台湾料理のおすすめの屋台料理5選
台湾料理といえば、屋台料理を連想する方も多いでしょう。日本でも大人気になったタピオカや巨大な唐揚げであるダージーパイ、角煮マン、食べるとクセになると一部のかいわいで話題の強烈なニオイを放つ臭豆腐など、珍しい食に出会えます。
ここでは、台湾でぜひ試してみて欲しい屋台飯のメニューをまとめました。
大鶏排(ダージーパイ)
顔よりも大きい!?巨大な台湾風唐揚げ
大鶏排(ダージーパイ)は、人間の顔よりも大きい巨大な唐揚げです。一般的なスパイスに加えて、台湾でよく使われている混合スパイスのウーシャンフェンが使われているスパイシーな唐揚げで、面積が大きいサクサク唐揚げとなっています。
屋台で揚げたてサクサクの大鶏排を購入して、台湾ビールと一緒にいただけば幸せな時間を過ごせるでしょう!片手でもって食べ歩きできるのも魅力ですね。
刈包(グアバオ)
福建省発祥!食べ歩きにおすすめの角煮まん
刈包(グアバオ)は、中華まんの皮の部分に豚の角煮やパクチー、白菜、ナッツ類がはさまっており、豚の角煮好きにとってはたまらない逸品です。長時間じっくりコトコト煮込まれた甘辛い豚の角煮は、口に入れた瞬間ほろほろと崩れます。
豚の角煮の味つけや入っている具材の種類が異なるので、自分のお気に入りの刈包を売るお店を見つけて、朝食や間食として食べてみてはいかがでしょうか?
胡椒餅(フージャオビン)
屋台で買える台湾風の肉まん
胡椒餅(フージャオビン)は、生地の表面をカリッと焼き上げた肉まんです。醤油や砂糖、胡椒、八角、ウーシャンフェン、花山椒などで味つけされた豚肉や牛肉が入っています。元々は中国福建省の郷土料理で、それが台湾に持ち込まれました。
胡椒餅にはガッツリとスパイスが使われているので、肉まんや刈包などよりも食べ応えがあり、他の料理と一緒に食べるのがおすすめの料理です。
排骨(パイグウ)
スパイシーなスペアリブ煮込み
排骨(パイグウ)は、豚肉のロースに醤油や砂糖、ニンニク、お酒、塩コショウを加えた調味液に半日程度漬け込み、タピオカ粉をつけて揚げた料理です。言うならば、タレを肉にばっちり染み込ませた台湾風のとんかつですね。
タレをかけずにシンプルにそのまま食べることもあれば、揚げた後に甘辛のタレに再度漬け込み、よりご飯のおかずに特化した食べ方をすることもあります。
臭豆腐(チョウドウフ)
独特なニオイがクセになる発酵豆腐!
臭豆腐は、その名のとおり、独特の発酵臭が特徴の豆腐です。豆腐と酵母を混ぜて半年間ほど置いて作った豆腐乳(腐乳)に漬け込んで豆腐を作ります。そのニオイの強さは強烈で、食べるのをためらってしまう方もいるほど。
しかし、実際に食べてみるとあまりニオイが気にならない場合もあり、むしろ発酵豆腐のうま味に魅了されてしまう方も後を立たないんだとか。実際には、臭豆腐のニオイはお店や調理方法によって大きく変わるというのが実情のようです。
台湾の屋台でよく見かけるのは、油で揚げた炸臭豆腐(ジャーチョウドウフ)や、豆板醤をかけて炭火焼きする烤臭豆腐(カオチョウドウフ)など。炸臭豆腐は揚げているために、烤臭豆腐は豆板醤でニオイが緩和されています。
香腸(シャンチャン)
今まで食べたことのない新感覚ソーセージ
香腸(シャンチャン)は、スパイス入りの台湾風ソーセージです。香腸を最初に食べた時には「ん?何だか甘いぞ」と感じる方が多いそう。それもそのはず、香腸には砂糖や老酒、シナモンなどが配合されていて、甘味がベースになっています。
屋台飯の定番で、コンビニなどでもホットスナックとして普通に買えますね。台湾ならではの一口サイズのソーセージを食べてみたい方におすすめです。
台湾料理のおすすめのスイーツ5選
台湾料理はスイーツも有名。豆腐スイーツや南国ならではのフルーツをふんだんに使用したかき氷、さつまいも団子など、バリエーション豊富です。
ここでは、台湾で絶対に試してほしいスイーツ5選についてご紹介します。
豆花(トウファ)
豆乳プリンを使用したスイーツ
豆花(トウファ)は、豆乳プリンにフルーツやナッツ類を乗せ、仕上げにきび糖のシロップをかけた程よい甘さのスイーツです。中国や台湾の熱いお茶と一緒に豆花を食べて、気分をリラックスさせてみてはいかがでしょうか?
芋圓(ユーユェン)
もちもち食感の団子スイーツ
タロイモやさつまいもから作ったもちもち食感の団子です。シロップやコーヒーゼリー、フルーツ、豆乳プリン、かき氷などと一緒にトッピングして楽しまれています。同じくタロイモから作られているタピオカと同じ要領で、飲み物に入れるのもおすすめです。
台湾全土で食べられている芋圓ですが、とくに有名なのが九份。千と千尋の神隠しの舞台になったとも言われている歴史的な街で芋圓を食べ歩いてみては?
地瓜球(ディーグワーチョウ)
サツマイモがモチモチの生地とマッチしたおやつ
地瓜球(ディーグワーチョウ)は、さつまいもを練って丸めて揚げた団子です。外はカリカリ、中はもちもち食感で、食べるとさつまいもの甘味を感じます。
プレーン味が主流ですが、塩味や梅こしょう味などもあるので、何種類か試してみるのもおすすめです。冷めるとおいしさが半減してしまうので、熱々をいただきましょう。
台湾かき氷
南国フルーツと練乳がかかったボリューム満点のかき氷
台湾スイーツの代表格といえば、フルーツや練乳がたっぷりかかった台湾かき氷!名産のマンゴーが器からこぼれ落ちそうなほど大量に盛られたかき氷や、甘く煮詰めた豆類が盛られたかき氷、杏仁味のかき氷、黒糖かき氷など多種多様です。
トッピングに関しても杏仁豆腐やプリンがのっているものなどさまざまな種類があるので、現地のかき氷屋さんをはしごしてみるのもおすすめですよ。
鳳梨酥(フォンリースー)
風味豊かなパイナップルケーキ
鳳梨酥(フォンリースー)は、台湾土産として有名なパイナップル味のケーキです。パイナップルジャムとバターで作った餡がクッキー生地の中に入っています。
台湾は、20世紀の日本統治時代にパイナップルの大規模な栽培が開始され、1930年代には世界で3番目に多いパイナップルの一大産地として知られるようになりました。
サクサクのクッキー生地とパイナップルのさわやかな甘味がたまらない逸品。おやつの時間や台湾土産として購入してみてはいかがでしょうか?
おいしい台湾料理を満喫しよう!
台湾料理で食べてみたいメニューは見つかりましたか?台湾料理はウーシャンフェンや八角、パクチーなどを使用した料理から、日本人も食べやすい味つけの砂糖と醤油ベースの豚の角煮かけご飯のルーロー飯、豚の角煮を肉まんの生地にはさんだ刈包など、違和感なく食べられる料理まで幅広くあります。
食べ歩きが楽しい屋台飯やスイーツも多く、日本でも人気の巨大唐揚げのダージーパイやさつまいも揚げ団子の地瓜球、台湾かき氷はぜひとも試して欲しいですね。
今回紹介した台湾料理はどれもおすすめのものばかりなので、ぜひ食べてみてくださいね!
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