【2024年最新】ヨルダンの治安は？危険な場所や注意点を解説

ヨルダンの治安はいい？悪い？

ヨルダンは中東の中では比較的治安がいい国とされています。外務省の海外安全ホームページでは、下記のように危険情報を発出しています。

• レベル2（不要不急の渡航は止めてください）：シリアとイラクとの国境地帯
• レベル1（十分注意してください）：上記以外の全土（首都アンマンを含む）

主要な観光地であるペトラ、死海、ワディラムなどは、おおむね安全です。しかし、夜間の一人歩きや人気のない場所への立ち入りはさけてください。

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ヨルダン夜間の治安状況

ヨルダンの主要都市では、夜間の治安は比較的安定しています。ただし、女性の一人歩きはさけた方が無難です。とくに、アンマン市内の繁華街や住宅街では、夜間の犯罪発生率が高くなっています。

タクシーを利用する際は、正規の会社を利用し、流しのタクシーはさけましょう。Uberなどの配車アプリを活用するのもおすすめです。ヨルダンでは、女性専用のUberサービスもありますので、ぜひ利用してください。

ヨルダンで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

ヨルダンには、治安リスクが高いとされるエリアや要注意スポットが存在します。とくに、下記3エリアには、十分な注意が必要です。

• アンマン市内の危険エリア
• ペトラ周辺の注意点
• シリア・イラク国境地帯

安全な旅行のために、事前に危険な場所を知っておくことが大切ですよ。

アンマン市内の危険エリア

首都アンマンの中でも下記のビジネス街や高級住宅街で、空き巣や強盗、ひったくりなどの犯罪が多発しています。

• スウェフィーヤ地区
• シュメサニ地区
• アブドゥーン地区
• ウム・ゼイナ地区

夜間の一人歩きはさけ、人通りの多い時間や場所を選ぶようにしましょう。

ペトラ周辺の注意点

世界遺産のペトラ遺跡周辺では、観光客をねらった性的嫌がらせやぼったくりが報告されています。とくに、女性は単独行動をさけ、ガイドや他の旅行者と一緒に行動しましょう。現地の人から勧誘されても、安易についていかないよう注意が必要です。

シリア・イラク国境地帯への立ち入り禁止

ヨルダン北部のシリアおよびイラクとの国境地帯は、治安情勢が不安定です。外務省の危険情報でも「レベル2（不要不急の渡航は止めてください）」が発出されています。

ヨルダン側では、シリアとイラクの国境地帯は軍事閉鎖区域に指定されています。立ち入らないだけではなく、近づかないようにしましょう。

ヨルダンで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

ヨルダンは中東の中では比較的治安の安定している国ですが、下記のように観光客が被害にあいやすい犯罪も存在します。

• スリ・ひったくり
• ぼったくりタクシー
• セクハラ・痴漢

それぞれ具体的な犯罪の種類と手口を詳しく解説していきますので、ぜひチェックしてください。

スリ・ひったくり

ヨルダンの観光地や人ごみでは、スリやひったくりに注意してください。とくに、下記のエリアは多くの被害が報告されています。

• アンマンの市場
• バスターミナル
• ペトラ遺跡の入り口付近

貴重品は体の前で管理し、リュックは背負わずに抱えるようにしましょう。ひったくり犯はバイクに乗っていることが多いので、道路側を歩くのはさけた方がいいでしょう。

ぼったくりタクシー

ヨルダンでは、ぼったくりタクシーが横行しています。メーターを使わずに法外な料金を請求してくるケースが多発。正規の会社のタクシーを利用し、事前に料金を確認するのがおすすめです。空港からの移動はUberなどの配車アプリを活用するのも一つの手です。白タクには絶対に乗らないようにしましょう。

セクハラ・痴漢

女性旅行者をねらった性的嫌がらせが問題となっています。とくに、ペトラ遺跡周辺では、現地の男性ガイドから執拗な勧誘を受けるケースが多数報告されています。単独行動はさけ、ツアーに参加するなど複数人で行動するのが賢明です。露出の多い服装も控えめにし、毅然とした態度で断ることが大切になります。

ヨルダンで被害にあわないための防犯対策

ヨルダン旅行を安全に楽しむためには、事前の備えが大切ですよね。犯罪被害にあわないようにするため、おすすめの防犯対策4点をご紹介します。

• 貴重品の管理を徹底
• 夜間の一人歩きはさける
• 露出の多い服装は控えめに
• 最新の治安情報をチェック

安心して旅行を満喫できるよう、しっかり対策してくださいね！

貴重品の管理を徹底

パスポートや多額の現金、クレジットカードなどの貴重品は、ホテルの金庫に預けるか、身につけてください。人ごみでは、スリや置き引きに十分注意が必要です。バッグは体の前で抱えるなど、常に手元から離さないことを心がけましょう。

夜間の一人歩きはさける

とくに女性は、夜間の一人歩きは控えてください。どうしても外出が必要な場合は、ホテルが手配してくれた信頼できるタクシー会社を利用するか、複数人で行動するのがおすすめです。人通りの少ない場所や薄暗い路地はさけ、明るくにぎやかな通りを選ぶのも安全対策の一つになります。

露出の多い服装は控えめに

イスラム教国のヨルダンでは、露出の多い服装は控えめにするのがマナーです。女性は肌の露出を最小限に抑え、体のラインがでないようなゆったりとした服装を選ぶといいでしょう。現地の文化や習慣を尊重することで、トラブルを未然に防ぐことができますよ。

最新の治安情報をチェック

旅行前や滞在中は、外務省の海外安全ホームページや現地ニュースで最新の治安情報を確認しておきましょう。状況によっては、予定を変更する柔軟性も必要です。安全第一で行動することが、楽しい旅行の秘訣ですよ！

もしヨルダンで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

ヨルダン旅行中に万が一、犯罪に巻き込まれてしまったら、落ち着いて適切な対処を取ることが大切です。警察への通報はもちろん、状況に応じて病院や保険会社への連絡も必要になるかもしれません。緊急時の連絡先を事前にチェックし、すぐに対応できるよう準備しておきましょう。

緊急通報先

ヨルダンの緊急通報先は、下記の通りとなります。

• 警察：911
• 救急：911
• 消防：911

オペレーターにつながったら、落ち着いて状況を説明しましょう。基本的に英語も対応してもらえます。

緊急ではない被害の時は、最寄りの警察署に直接出向いて被害届を提出してください。パスポートの盗難や紛失の場合は、大使館に連絡を取り、紛失届の提出と新しいパスポートの発行手続きを行いましょう。

在ヨルダン日本国大使館

住所：No.7, Fa'eq Halazon St, Between 5th and 6th Circle, North Abdoun, Amman
電話：（06）593-2005
メールアドレス：culture@am.mofa.go.jp
開館時間：月～金 8：00～16：00（土日祝閉館）
公式サイト：https://www.jordan.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

まとめ

ヨルダンは中東の中では比較的安全な国ですが、都市部や観光地では犯罪のリスクが存在します。危険なエリアをさけ、適切な防犯対策を講じることで、安全に旅行を楽しむことができるでしょう。

隣接しているイラクやシリアの情勢は不安定なため、常に最新の治安情報をチェックし、状況に応じて柔軟に対応することが重要です。リスクを理解した上で、ヨルダンの歴史や文化、自然の魅力を存分に体験してみてはいかがでしょうか。

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋