湯島天満宮(湯島天神)は東京にある学業成就で有名な神社!歴史やアクセスなどを解説
東京にある湯島天満宮(湯島天神)は、学業の神様として親しまれている菅原道真を祀っている神社です。初詣や梅まつりなどのイベント時だけでなく、1年を通して多くの参拝客が訪れています。 この記事では、湯島天満宮の見どころやアクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ湯島天満宮へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
東京にある湯島天満宮(湯島天神)は、学業の神様として親しまれている菅原道真を祀っている神社です。初詣や梅まつりなどのイベント時だけでなく、1年を通して多くの参拝客が訪れています。
この記事では、湯島天満宮の見どころやアクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ湯島天満宮へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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湯島天満宮の基本情報
関東を代表する神社である湯島天満宮は、学問の神様である菅原道真を祀っている神社です。梅の名所としても知られており、2月〜3月の時期には多くの観光客で賑わいます。
ここからは、湯島天満宮の歴史や学問の神様と呼ばれる理由などについて紹介します!
湯島天満宮とは?
東京の湯島にある湯島天満宮は、湯島天神や湯島天神などの愛称でも知られており、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と学問の神様である菅原道真公(すがわらのみちざね)を御祭神として祀っている神社です。
湯島天満宮は、学業成就にご利益があることで有名。初詣や受験シーズンなどに合格祈願をしている参拝客を多く見かけますが、梅まつりや菊まつりなどの季節のイベントも人気があります。境内には撫で牛や表鳥居などの見どころもたくさんあり、平日でも参拝客を多く見かける、東京随一の有名な神社です。
湯島天満宮の歴史・学問の神様と呼ばれる理由
湯島天満宮が雄略天皇の勅命により創建されたのは、古墳時代である458年。そこから長い月日を経た1355年に菅原道真を御祭神として合祀し、関東屈指の学問の神様として親しまれるようになりました。
菅原道真が学問の神様として知られるようになったのは、彼の半生に理由があります。優秀であった菅原道真は周囲から疎まれる存在であり、晩年は太宰府に左遷されていました。その場所で死亡した後、疫病の流行や天変地異など奇妙な出来事が多数起こったため、人々は菅原道真の祟りだと恐れます。
その祟りを収めるべく北野天満宮に祀られることになり、学問の分野で優れた才能を発揮していたことから、学問の神様として崇められるようになりました。
湯島天満宮のある湯島ってどんな街?
湯島天満宮があるのは、東京の文京区湯島。文京区は東京都の中心エリアに位置しており、湯島天満宮のほかにも、東京ドームや六義園などの観光地がたくさんあります。
湯島天満宮の最寄駅は5つ以上ありそれぞれ路線が違うため、さまざまな場所からスムーズにアクセスできるところも魅力のひとつ。最短でアクセスしたい人は東京メトロ千代田線湯島駅からのアクセスがおすすめです。
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湯島天満宮観光の見どころ
湯島天満宮(湯島天神)の見どころは、参拝するだけではありません。梅まつりなどの季節のイベントや有形文化財に指定されている表鳥居、撫で牛など見どころがたくさん!ここからは、湯島天満宮に行ったらぜひチェックして欲しい見どころを紹介します。
まずは本殿(社殿)を参拝!
湯島天満宮の中心エリアにあるのが、1995年に権現造りで建て替えられた本殿(社殿)。ひのきを使用した純木造りとなっていて、幣殿と拝殿の天井部分には画家である松尾敏男氏が手がけた竜の天井画が描かれています。
湯島天満宮を参拝する際は鳥居をくぐる前に一礼をして、手水舎で両手と口を清めます。賽銭箱にお金を入れたら、二拝二拍手一拝で参拝しましょう!
学業成就のお守りは外せない!
湯島天満宮は菅原道真を御祭神として祀っていることから、学問の神様として知られている神社です。学業成就鉛筆や学業守、合格祈願の開運絵馬などが取り扱われており、初詣や受験シーズンには多くの受験生で混み合います。境内にある数多くの合格絵馬は、湯島天満宮の名物です。
2〜3月には梅祭りが開催!
湯島天満宮では、学業祈願だけではなく、2月〜3月に開催されている梅まつりも見逃せません!江戸時代から開催されている歴史あるお祭りで、白加賀や月影などといった約300本の梅が咲き誇る美しい姿を楽しめます。
梅まつり開催期間中の休日は、日本舞踊やフラメンコショーなどのさまざまなイベントが開催されており、多くの観光客で混雑します。日が落ちた後はライトアップも行われていて、日中とは一味違う景色を楽しめるところもうれしいポイント!屋台も出店しているので、お祭り気分も味わえますよ。
令和6年(2024年)の開催時期は、2月8日〜3月8日です。見頃は2月中旬以降となるので、時期を合わせてぜひ立ち寄ってみてくださいね。
有形文化財に指定されている表鳥居
湯島天満宮の表鳥居は、1667年に寄贈されたと伝えられている歴史ある鳥居です。横幅は6.81メートルあり、近くで見るとかなり迫力があります。鳥居の下部には「寛文七年丁未九月建設」との刻印が施されていて、その歴史を感じさせてくれるところも見どころのひとつです!
1970年には東京都の指定有形文化財にも指定されています。表鳥居は湯島天満宮の正面に位置しているので、少し離れた場所から見ると鳥居の中から本殿を眺めることもできますよ!
病回復のご利益がある撫で牛
湯島天満宮に行ったら忘れずにチェックして欲しいのが、撫で牛。菅原道真が”遺骨は牛が行く場所に”という遺言を残していたことから、菅原道真と牛は深い縁で結ばれていると考えられています。
撫でた場所がよくなると伝えられているため、頭が良くなりたい方は頭を、足が悪い方は足を撫でている姿をよく見かけます。湯島天満宮には2つの撫で牛が設置されているので、参拝した際は両方の撫で牛を撫でてみてくださいね。
湯島天満宮参拝に最適なシーズンは?
湯島天満宮は、1年を通して多くの参拝客で賑わっている神社です。ほどんどのエリアが屋外にあるからこそ、快適に散策できる季節に行きたいという方も多いのでは?
ここからは、湯島天満宮参拝におすすめのシーズンを紹介します!
ベストシーズンは快適に過ごせる5・6・9月
湯島天満宮を快適に参拝したいなら、5月〜6月、9月がおすすめです。この時期は大規模なイベントもなく、気候も快適!比較的参拝客も少ないため、ゆったりと境内を散策でき、思う存分湯島天満宮の魅力を堪能できますよ。
湯島天満宮がある東京では、特に真夏になると日差しがかなり強くなり気温も高くなります。屋外で長時間参拝すると、熱中症の危険もあります。日傘や帽子などで日除けをするだけでなく、水分補給も忘れずにしてくださいね。
観光客が少ない時期を狙うならお正月以外
湯島天満宮が一番混み合うのは、初詣シーズン。三ヶ日だけで約20〜25万人もの参拝客が訪れます。湯島天満宮の公式サイトでは混雑予想も掲載されているので、事前にチェックしておくことをおすすめします。
2〜3月に開催される梅まつり期間も多くの観光客で賑わうので、注意してくださいね。
湯島天満宮参拝に要する時間
湯島天満宮は見どころはたっぷりですが、境内はそこまで広くないので30分〜1時間ほどの時間で参拝できます。ただ、初詣や梅まつりなどの時期には大変混雑するため、倍近くの時間がかかる可能性があります。
湯島天満宮へのアクセス方法
東京の湯島にある湯島天満宮は、電車やレンタサイクルなどで気軽にアクセスできます。ここでは、電車とレンタサイクルの2通りの行き方を紹介します!
最も一般的な移動は電車
湯島天満宮は、東京メトロ千代田線湯島駅や東京メトロ銀座線上野広小路駅、東京メトロ丸の内線本郷三丁目などの駅からアクセスできます。それぞれの最寄駅から湯島天満宮までの所要時間は以下の通り。
- 東京メトロ千代田線湯島駅 (3番出口)から徒歩2分
- 東京メトロ銀座線上野広小路駅から徒歩5分
- 東京メトロ丸の内線本郷3丁目駅から徒歩10分
- JR山手線・京浜東北線御徒町駅から徒歩8分
- 都営地下鉄大江戸線上野御徒町駅(A4出口)から徒歩5分
自由度を高くするならレンタサイクル
湯島天満宮だけでなく湯島周辺もたっぷり観光を楽しみたいなら、レンタサイクルがおすすめです。タクシーよりかなりお手頃な価格で移動できるだけでなく、好きなサイクルポートに返却できるので、その後の観光の自由度も高まります。湯島天神には駐輪場はないものの、周辺には駐輪場もありますよ!
東京都内ではレンタサイクルのほかにも、電動キックボードのレンタルサービスも行われています。ぜひシーンに合わせて使い分けてみてくださいね。
湯島天満宮参拝における注意点
湯島天満宮は、1年を通して多くの参拝客が訪れる神社。時期によっては行列ができるほど混雑することもあるので、注意が必要です。ここからは、湯島天満宮の参拝で注意して欲しいポイントを紹介します!
参拝のルールを守る
湯島天満宮は由緒ある神社です。そのため、参拝時には露出度が高すぎない洋服を着用するなどの配慮をしましょう。帽子などは脱いで、手水舎で手を清めてからお参りするようにしてくださいね。
繁忙期に行くなら時間に余裕を持って
湯島天満宮は東京の中でもかなり多くの参拝客が訪れる神社です。特に初詣シーズンや梅まつり、例大祭の時期は混雑するため、時間に余裕を持ってアクセスしましょう。周辺の道路も大変混雑するので、公共交通機関を利用してくださいね。
湯島天満宮の観光を満喫しよう
この記事では、湯島天満宮の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。ぜひ紹介した情報を参考に、湯島天満宮の観光を満喫してみてくださいね!
湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)の基本情報 | |
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住所 | 東京都文京区湯島3丁目30−1 |
電話 | 03-3836-0753 |
営業時間 | 開門時間 6:00~20:00、お守り御神札絵馬等の授与時間 9:00~19:00 |
休業日 | 年中無休 |
アクセス | 東京メトロ千代田線湯島駅(3番出口)から徒歩約2分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
cover photo by Saigen Jiro