【宮古島】繁華街はどこ?人気のお店や名物、買い物スポットも紹介
宮古島の繁華街は、平良といわれるエリア。魅力的なお店がたくさん集まっています。この記事では、宮古島の繁華街を紹介。人気のお店や絶対食べたいグルメ、近くの観光スポット、そして繁華街以外に覚えておくべき買い物スポットについても解説します。
宮古島の繁華街は、平良といわれるエリア。魅力的なお店がたくさん集まっています。この記事では、宮古島の繁華街を紹介。人気のお店や絶対食べたいグルメ、近くの観光スポット、そして繁華街以外に覚えておくべき買い物スポットについても解説します。
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宮古島の繁華街とは?
宮古島の繁華街は、旧平良市の中心地。平良市は周囲の町と合併して宮古島市になったので、住所は宮古島市平良で、その中心部の平良タウンと呼ばれる場所が繁華街になります。
宮古空港からは車で約10分ほど。北西側の港の方に向かったエリアで、宮古島市役所や郵便局などが立ち並ぶスポットが繁華街です。
ホテルや平良港がすぐ近く
繁華街である平良タウンは、ホテルも多く集まっているエリア。すぐ近くの平良港からはクルージングツアーや釣り船なども出港しているので、この繁華街が宮古島の観光の中心になります。
繁華街で栄えている通りは3つ
平良タウンはエリア全体ではなく、主に3つの通りに沿ってお店が並んでいます。食事や買い物はメインの通りを意識して歩くと便利。それがこちらです。
- 西里大通り:もっとも歴史があり、にぎわう商店街
- 下里大通り:雑貨やお土産物店が充実した通り
- イーザト:飲み屋さんが集まるナイトスポット
昼間の観光や食事なら、西里大通りと下里大通りが中心になります。以下、それぞれの通りの特徴を解説しましょう。
西里大通り
市中心部のもっともにぎわう商店街
西里大通りは宮古島市でもっとも古い商店街です。老舗の飲食店やレストラン、カフェ、土産物屋がたくさん集まっているエリア。宮古島の繁華街の中心です。居酒屋通りとも呼ばれていて、居酒屋や民謡酒場、焼肉店など、お酒も飲める飲食店がとくに多いのが特徴。宮古島のメインストリートとして多くの人が訪れます。宮古島の主なホテルから徒歩圏内なのも魅力ですよ。
とくににぎわうのは、夕方から夜にかけて。昼間はお土産を買う観光客がバラバラと歩いていた通りに、夜になると人々があふれます。人気店も多いので、予約をしないと入れないこともよくあります。
下里大通り
人気の公設市場も!雑貨屋さんが充実した通り
下里大通りは、西里大通りの少し南に並行して伸びている通り。ハンドメイドショップやカフェなど、静かで落ち着いた雰囲気のお店が多いのが特徴です。西大通りから歩いて4分ほどなので、どちらの通りも散策するのが定番のコース。
とくに昼間にかわいい雑貨などを探しに行くなら、下里大通りがメインでも楽しめます。人気の公設市場があるのもこちらの通り。宮古島観光では外せないエリアです。
イーザト
飲み屋が集まる宮古島のナイトスポット
イーザトは狭い通りにバーやスナックが集まっているエリア。いわゆる飲み屋街です。宮古島は昭和の一時期には人口比で飲み屋さんの店舗数が全国一になったことがあるほどで、かつてはかなりにぎわった地域。今でも島民がよく訪れる居酒屋やバーが多く、にぎわっています。
ちなみに以前は、成人式と南方カツオ漁の人たちが帰ってくる日は一般の人は遠慮してイーザトには行かないという暗黙のルールがあったそう。一杯飲みに訪れれば宮古島の地元らしい雰囲気を味わうことができますよ。
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宮古島の繁華街で行きたいお店
宮古島の繁華街にはたくさんのお店があります。はじめての宮古島訪問では、そのうちどのお店に行ったらいいか迷いがち。そこで繁華街にあるおすすめのお店を紹介しましょう。
宮古島公設市場
買い物も食事もできる人気の市場
宮古島市公設市場は、1969年のオープン以来、島の台所として親しまれてきたスポット。宮古島特産の農産物や加工品、いろいろな種類のお土産が買える場所で、食べ歩きや本格的な食事もできます。西里大通りと下里大通りに隣接していて観光スポットとしても人気なので、どこに行くか迷ったらまずはこの公設市場を訪れてみるのがおすすめですよ。
中に入るとグルメやお土産店など、十数軒の店舗が並んでいて目移りするほど。人気のサーターアンダギーのお店や島野菜のお店、市場らしい魚屋さんなどのほか、とうふ専門店やプロテイン食品の専門店まであるので、じっくりとみて回ってください。市場の外でおばあちゃんたちが出店している青空市も楽しいですよ!
宮古島公設市場の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良字下里1番地 |
電話 | 0980-73-2690 |
営業時間 | 8:00〜21:00 店舗により異なる |
休業日 | 店舗により異なる |
アクセス | 市場通りと下里大通りの交差点 |
公式サイト | https://www.city.miyakojima.lg.jp/soshiki/shityo/kankosyoukou/kankou/publicmarket.html |
宮古ぜんざいと家めしの店 眞茶屋(まっちゃや)
伝統のぜんざいが評判の店
眞茶屋は、宮古島公設市場の2階にあるお店。店名の通り、宮古ぜんざいと家めしのお店で、宮古島の素材を使った家庭的なランチや甘味をいただけます。明るい店内でゆっくり過ごせるので、散策途中の休憩にもおすすめ!
宮古ぜんざいは宮古島の伝統スイーツです。豆と雑穀を炊き合わせて作るぜんざいで、黒糖の素朴な甘さと雑穀のバラエティ豊かな食感を楽しめる甘味。サーターアンダギー、香の物、さんぴん茶がセットになっています。アレンジメニューの氷ぜんざいや白玉アイスぜんざいもおすすめですよ。
ランチの人気は、近海マグロの漬け丼。宮古島近海で獲れたマグロを自家製のタレに漬け込んだ丼で、マグロとご飯が別皿で提供されます。そのまま食べてもご飯にのせてもOK。いっしょに出される魚汁もおいしいですよ。
宮古ぜんざいと家めしの店 眞茶屋の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古市平良下里1 宮古島市公設市場2階 |
電話 | 0980-72-7727 |
営業時間 | 11:30〜17:00 |
休業日 | 不定休 |
アクセス | 西里大通りから徒歩で約3分 宮古空港から車で約15分 |
宮古横丁
7つのお店が集まった最旬の屋内屋台
宮古横丁は2024年4月にオープンした宮古島の最旬スポット。天気を気にせず楽しめる屋内屋台で、最大200名が入れる広々とした空間に7つの飲食店が並んでいます。
各店舗のカウンター席で屋台の雰囲気を味わうことも、広いテーブル席でにぎやかに楽しむこともできる自由なスペース。沖縄料理が味わえる宮古島ハイサイ酒場や、新名物の宮古焼を提供する宮古きっちん、島の食材を使用した韓国料理が味わえる韓国料理サイサイなどバラエティ豊かなお店から料理を選べます。いろいろなお店の料理をテーブルに持ち寄ってシェアするのも楽しいですよ。
また宮古横丁の2階には三線ライブと島体験のお店、スーパースターが入っています。こちらは宮古島の民謡から有名な琉球ソングまで、本格的な三線ライブを楽しみながら地元海産物を使ったお寿司や人気のステーキを堪能できるお店。さらに3階から6階は海が見えるホテルになっているので、観光の拠点としてとても便利ですよ!
宮古横丁の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良西里7 ホテルアートアベニュー1F |
電話 | - |
営業時間 | 店舗により異なる |
休業日 | 店舗により異なる |
アクセス | 宮古空港から車で約12分 |
公式サイト |
古謝そば屋
ばつぐんの人気を誇る宮古そばの老舗
古謝(こじゃ)そば屋は、宮古島市民に愛され続けている老舗。宮古そばを昔ながらの味で提供している宮古島トップクラスの人気店です。お店はおしゃれでカフェのような雰囲気が魅力。居心地よく過ごせますよ。
お目当ての宮古そばを注文すると、つゆの中には麺とネギしかなくて驚くはず。実はこれが宮古そばの伝統的な盛りつけ方で、具材は麺の下に隠してあるのです。最近は具を上に乗せる店が多い宮古そばですが、地元の人が通う食堂では伝統的な盛り付けの宮古そばを提供するところもあります。
古謝そば屋の宮古そばは、かつおダシが利いたシンプルで飽きのこない味わい。宮古そばに沖縄風炊き込みご飯のじゅーしーや日替わりおかず、もずく、漬物、ドリンクがついてくるおトクなセットも人気です。
古謝そばの基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古市平良字下里1517-1 |
電話 | 0980-72-8304 |
営業時間 | 11:00〜16:00 |
休業日 | 水曜日 |
アクセス | 西里大通りより徒歩で約15分 宮古空港から車で約8分 |
公式サイト |
郷家
泡盛と沖縄料理が人気の居酒屋
郷家(ごーや)は、宮古島の食材をふんだんに使用した創作料理のお店。三線ライブステージも開かれ、宮古島の文化と美食をまとめて楽しめます。食材は宮古島で採れた野菜や魚、肉にこだわり、郷土色豊かな家庭料理も食べられるのが特徴。食材では宮古島が本場の海ブドウやもずくなどが人気です。
三線ライブは毎晩19時30分から1ステージ約50分間開催。宮古島の民謡に加えて、プロの三線演奏による見事な早弾きも楽しめます。民謡の歌詞や宮古方言の意味を教えてくれたり、最後には一緒になって踊ったりと、店全体で楽しめるのも人気の秘密。一度行ったら三線の魅力にハマるかもしれませんよ!
郷家(ごーや)の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良西里570-2 |
電話 | 0980-74-2358 |
営業時間 | 17:30~22:00(L.O.21:00) |
休業日 | 不定休(基本木曜日) |
アクセス | 宮古空港から車で約10分 |
公式サイト |
菊栄食堂
昭和23年創業の老舗
菊栄食堂は昭和23年創業の老舗。メニューは宮古そば、豆腐ちゃんぷるー、野菜ちゃんぷるー、ゴーヤーちゃんぷるー、ちゃんぽん、カレー、チャーハンなどで、昔ながらの島の大衆食堂らしい雰囲気を堪能できます。宮古そばのメニューは「そば」のみ。一般的な宮古そばの麺よりも少し太めでもちっとした食べ応えと、何度でも食べたくなるシンプルなつゆが特徴です。
ちなみに昔ながらの宮古そばのお店でテーブルに置いてあるのがカレー粉。これは沖縄そばにはみられない特徴で、カレー粉を足すことで味変をしていただきます。菊栄食堂にもカレー粉が置いてあるので、ぜひ試してみてくださいね。
菊栄食堂の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良字西里13-6 |
電話 | 0980-72-0663 |
営業時間 | 8:00〜14:00 |
休業日 | 日曜日 |
アクセス | 宮古空港から車で約12分 |
宮古島で長期滞在するなら大型店も便利
宮古島の繁華街がある平良エリアにはたくさんのお店がありますが、長期の滞在で必要になる日用品を買いたいときにはもっと大きなお店に行きたくなることがあるかもしれません。そこで繁華街から少しだけ離れたエリアにある大きなお買い物スポットも紹介しましょう。
ドン・キホーテ 宮古島店
繁華街から車で10分ほど離れた宮古空港のすぐそばには、ドン・キホーテ 宮古島店があります。宮古島の観光に行ってまでドンキ?と思うかもしれませんが、ここは地元の人だけでなく観光客にも大人気のスポット。足りなくなった日用品だけでなく、ライフジャケットやシュノーケル、マリンシューズなど、海遊びで使えるマリングッズがそろっており、なによりもお土産がとても充実しているのです。
お菓子やお酒、キーホルダー、ステッカーなど宮古島、沖縄らしい土産はドンキでほとんど見つかるはず!とくにTシャツはかなり充実しています。しかも価格で安いので、お土産をまとめ買いしていく人がたくさんいます。
ここでは他にも宮古島産のマンゴーなどのフルーツやサーターアンダギー、宮古そば、レトルトの沖縄飯なども充実。食べ歩きやホテルでの夜食を調達するときにも助かりますよ。
ドン・キホーテ 宮古島店の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良西里1283 |
電話 | 0570-07-3511 |
営業時間 | 8:00~2:00 |
休業日 | なし |
アクセス | 宮古空港から車で約6分 |
公式サイト |
宮古島シティ
宮古島最大のショッピングモール
宮古島シティは宮古空港の近くにあるショッピングモール。スーパーマーケットのサンエーが中心になっている宮古島最大のモールで、無印良品やマツモトキヨシ、エディオンなど、観光中にもあると便利なお店が入っています。観光地っぽくなくてもこのタイプのお店があるのはとても便利ですよね。
旅行中にスーツケースが破損したり荷物が増えたりして、無印良品の人気商品のスーツケースを買う人も多いそうです。
またサンエーもお土産が充実しているのでおすすめ!レトルトや瓶入りの特産品がよく売れています。人気のオリオンビールTシャツはドン・キホーテとサンエーで微妙にデザインが違うものを売っているので、比べてから買うのもおすすめですよ。
宮古島シティの基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良下里2511-43 |
電話 | 0980-73-8800 |
営業時間 | 9:00~22:00 店舗により異なる |
休業日 | なし |
アクセス | サンエー宮古島シティバス停からすぐ |
公式サイト |
マックスバリュ
マックスバリュは全国でおなじみのイオン系スーパーマーケット。宮古島で唯一24時間営業しているスーパーなので、とても便利です。宮古島にあるマックスバリュは、宮古南店と宮古西里店の2店舗。宮古南店は宮古空港と繁華街の中間地点、宮古西里店は前述のドン・キホーテの近くにあります。
全国展開しているスーパーマーケットですが、ローカル感もあるのが特徴。新鮮な宮古島産食材や沖縄料理もあり、お土産も充実しているので、観光客にも人気です。
マックスバリュ 宮古南店の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良松原631 |
電話 | 0980-73-7711 |
営業時間 | 24時間営業 |
休業日 | なし |
アクセス | イオンタウン南店前バス停から徒歩約2分 |
公式サイト |
宮古島の繁華街で食べたいご当地グルメや食材
宮古島には、沖縄本島とも少し異なる料理があります。また実は宮古島が本場という食材も豊富。続いては宮古島の繁華街でぜひ食べたい料理や食材を紹介しましょう。
宮古そば
食べ比べしたい!沖縄そばとは違う伝統のそば
宮古島グルメの代表格といえば宮古そば。広い意味では沖縄そばの一種ですが、いろいろな違いがあります。豚骨とかつお節のあっさりしたスープに細い平麺が基本で、三枚肉に加えて宮古島特産の波打ち形状のかまぼこを薄く切ってトッピングしているのが特徴。沖縄そばの方がスープがこってりしていることや、麺の断面が薄くないこと、かまぼこが棒かまぼこであることが大きな違いです。
それよりもわかりやすい違いは、宮古そばでは前述のように麺の下に具材を隠すこと。ただしこれは伝統的な盛り付けで、今では具材を上にする店も増えています。
宮古島を代表する人気料理なのでお店による違いも大きく、具材などもバラエティ豊か。いろいろな店にファンがついているので、滞在中に人気店の食べ比べをしてみるのもおすすめです。繁華街だけでもまったく異なる味の宮古そばが見つかりますよ。
宮古牛
ハンバーガーやステーキが有名な高級和牛
宮古牛は、宮古島で飼育されている黒毛和牛のブランド品種。宮古地域で15カ月以上育てた黒毛和種のうち、去勢された月齢25~35カ月のオス牛と、25~40カ月のメス牛が宮古牛と名乗ることができます。
南の島の太陽の光をいっぱいに浴び、サトウキビの葉や宮古島の地下水などでのびのびと育てられた牛の肉は、旨味が強いのが特徴。基本的に宮古島でしか食べられないため、他地域の人からは幻の品種とされています。
幻となってしまう大きな理由は、宮古牛の仔牛が人気だから。牛肉はもっとも長く育てられた地域のブランドを名乗ることができますが、そのベースとなる仔牛として宮古牛がひっぱりだこで、ほとんどが県外に出荷されるのです。日本各地のブランド牛として育てられるため、宮古牛という名で食べられる牛肉はどうしても貴重なものとなってしまいます。
そんな宮古牛の食べ方で有名なのはハンバーガー。もちろんステーキや焼き肉などでも最高の味が楽しめますよ。
島おでん
てびちのコクと菜っ葉が決め手のおでん
沖縄のおでんは、てびちと呼ばれる豚足が入っているのが特徴。長時間煮込まれたてびちからゼラチン質が染み出し、だしに深いコクが加わります。そのため味わいは普通のおでんとはまったく別。味噌汁と豚汁くらい違うといわれます。
宮古島の沖縄おでんの名前は、島おでん。こちらもてびちが入っています。その他の特徴は、宮古島の島おでんの多くには菜っ葉が添えられていること。しゃきしゃきとした食感も楽しめます。
島ダコ
島ダコは、沖縄で獲れるタコの一種。和名はワモンダコです。海産物も豊富な宮古島ですが、なかでも地元の漁港で水揚げされる島ダコはおいしいと評判。宮古島には島ダコの料理を提供するお店がたくさんあります。
刺身のほか、煮付けや炊き込みご飯、揚げ物などの料理が定番。一般的なタコよりコリコリとした食感が楽しめます。
実は世界的なタコブームのため、マダコやミズダコは値段が急騰中。次の食材としてワモンダコは全国的に注目されはじめているので、今後は品薄になってしまうかもしれませんよ。
カツオ・マグロ
宮古島ではカツオやマグロの水揚げも多く、タイミングが合えば冷凍ものではないおいしい刺身を食べることができます。
とくに宮古島はカツオの一本釣りが有名。宮古島の隣にある伊良部島の佐良浜漁港には、沖縄県でとれるカツオの約8割が水揚げされています。新鮮なカツオは地元の人にも人気で、鮮魚店やスーパーなどでは手頃な値段で買うことができます。
カツオの旬は7月から9月。この時期の宮古島のカツオは新鮮なので、タタキではなく刺身やカツオ丼でいただけます。
クルマエビ
宮古島の冬の名物がクルマエビ。旬は11月から4月で、この時期なら新鮮なクルマエビを食べることができます。実はクルマエビの全国の生産高の約8割が沖縄県。宮古島でもたくさんのクルマエビが獲れるのです。
刺身や塩焼き、天ぷらなどさまざまな食べ方がありますが、宮古島でクルマエビを食べるなら、踊り食いもおすすめ。新鮮なクルマエビでしか楽しめないぜいたくな食べ方ですよ。
マンゴー
宮古島を代表するフルーツがマンゴー。沖縄各地でマンゴーは生産されていますが、なかでも宮古島が最大の出荷量を誇っています。旬は6月から8月。この時期に訪れると、島のあちこちでとれたてのマンゴーを販売しています。とくに8月に訪れるなら、幻のマンゴーといわれるキーツマンゴーが見逃せませんよ。
生のマンゴーだけでなく、ジュースやジェラート、ソフトクリーム、スムージーなど、宮古島にはマンゴースイーツのお店もいっぱい。もちろん繁華街でもマンゴーたっぷりのスイーツが楽しめます。なかでもぜいたくなマンゴーパフェは宮古島の名物。滞在中に一度は食べたいメニューです。
宮古島メロン
宮古島は日本最南端のメロンの生産地。宮古島メロンは冬が最盛期で、12月から2月と、4月から5月の2回、旬があります。この時期には糖度14度以上のおいしい宮古島メロンが食べられるので、メロン好きなら冬の宮古島も狙い目ですよ。
宮古島の繁華街に近い観光スポット
宮古島の観光はレンタカーを使って大きく移動するのが便利。とはいえ繁華街の周囲にも観光名所はたくさんあります。
ここでは宮古島の繁華街に近い観光スポットを紹介しましょう。
パイナガマビーチ
サンセットも見逃せない絶景ビーチ
パイナガマビーチは、繁華街から歩いていけるビーチ。正式名称は南長間(みなみながま)ビーチ。宮古島の方言で南はパイと呼ぶのでパイナガマになります。ここは地元の人の憩いの場所にもなっている身近なビーチ。屋根と椅子つきの休憩所に仕事終わりの人たちや学生たちが集まっておしゃべりしている姿を見ることができます。
繁華街に近い人工ビーチですが、その美しさはかなりのもの。約300mの白い砂浜の向こうには、宮古ブルーの澄んだ海が広がっています。また海に沈む夕日の名所としても人気。繁華街での夕飯前に散歩してサンセットを楽しむのもおすすめです。
基本的には1年中、24時間自由に遊泳可能。ただし本格的な遊泳シーズンとなるのは6月から10月で、この時期にはクラゲ防止ネットが張られるため、その中で遊泳するルールです。バリアフリー仕様のビーチになっていて、車椅子やベビーカーで行きやすいのもうれしいポイントですよ。
パイナガマビーチの基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良字下里338-3 |
電話 | 0980-73-4585(宮古島市都市計画課) |
営業時間 | 散策自由 6月1日~10月31日(クラゲ防止ネット設置期間) 遊泳可能時間 7:30~18:30 |
休業日 | なし |
アクセス | 西里大通りから徒歩約18分 宮古空港からバスに乗り、パイナガマビーチバス停で下車すぐ 宮古空港から車で約15分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
宮古神社
日本最南端の神社
宮古神社は宮古島で人気のパワースポット。建立は1590年。熊野三神と豊見親三神をご祭神として祀っている宮古神社は、金運上昇や商売繁盛などのご利益があるといわれ、多くの観光客や地元の人が訪れます。社殿が新しく見えますが、これは台風などの被害を受けて場所を移動したことがあったから。元の場所に再建されたのは2010年と、最近のことなのです。
宮古神社は繁華街から徒歩で行けますが、坂の上の高台にあるのでけっこう疲れるかも。しかしがんばって登れば境内からは宮古ブルーに輝く海の絶景を見下せます。また建物なども見どころ。琉球赤瓦や参道脇の芝生、狛犬の代わりの狛シーサーなど沖縄らしい雰囲気があふれています。
そしてこの宮古神社に多くの人が訪れる理由のひとつは、ここが日本で一番南の神社だから。日本最南端の御朱印を記念にもらう人もたくさんいます。せっかくのチャンスなので、宮古島の繁華街に行ったらぜひ立ち寄ってみてくださいね。
宮古神社の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良西里5番地1 |
電話 | 0980-72-6137 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
休業日 | なし |
アクセス | 宮古空港から車で約15分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
漲水御嶽
宮古島最高の聖地
宮古島には御嶽(うたき)がたくさんあります。御嶽とは神様が降りてくる土地のこと。神様の声を聴くことができる女性が訪れて拝む神聖な場所です。そのため宮古島の御嶽のほとんどは男性や外部の人々が立ち入れない決まり。そんななかで唯一、観光客でも立ち入ることが許されている御嶽が、繁華街の近くにある漲水御嶽(はりみずうたき)です。
漲水御嶽は宮古島の創世神話や人蛇婚伝説などの舞台とされている、島でも最高の聖地。宮古島を作った神様が祀られています。パワースポットとしても有名なここでは、旅の最初と最後に神様にご挨拶をするのがマナー。ご挨拶に行けば滞在がより充実したいいものとなると伝えられています。
拝む際には住所と名前を心の中で唱えてから、宮古島に来ることができた感謝を伝え、旅の安全を祈願してください。
漲水御嶽(ハリミズウタキ)の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良字西里8 |
電話 | 0980-72-3764 |
営業時間 | 散策自由 |
休業日 | なし |
アクセス | 市場通りから徒歩約5分 |
料金 | 無料 |
島の駅みやこ
地元ならではの商品もそろうお土産スポット
島の駅みやこは、宮古島唯一の国道である390号沿いにあるスポット。宮古島の食材や特産品がたくさんそろっているので、ぜひお土産を買いに行きたい場所です。
店内にあるテラス席で軽い食事が楽しめるのもポイント!宮古そばやマグロカツバーガーなどを味わえます。島の駅というだけあって農産物も充実。旬の時期なら生のマンゴーがずらりと並びます。マンゴージュースやマンゴーソフトなどのマンゴースイーツも見逃せません。
宮古島名産の雪塩の商品が充実しているのも魅力で、雪塩を使った宮古島サイダーも人気です。ちなみに宮古島ではオリオンビールTシャツと宮古島サイダーTシャツが観光客に人気。着て歩いている人がたくさんいるので、ついつい欲しくなっちゃいますよ。
島の駅みやこの基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良字久貝870-1 |
電話 | 0980-79-5151 |
営業時間 | 6月〜9月 9:00〜20:00 10月〜5月 9:00〜19:00 |
休業日 | なし |
アクセス | 西里大通りから徒歩で約20分 宮古空港から車で約10分 |
料金 | 入場無料 |
公式サイト |
宮古島まもる君
宮古島を守る名物の警察官人形
宮古島まもる君は、宮古島の交通の要所に立ってにらみをきかせる警察官の人形。街灯や信号が少ない宮古島で少しでも交通事故を減らしたいと、30年ほど前に警察署と交通安全協会が設置しました。立っているのは交通量の多い交差点や通学路など。ちなみにまもる君の階級は警視待遇巡査部長だそうです。
その数は、今では21体、まとめて宮古島まもる君と呼ばれますが、実はまるこちゃん、すすむ君、こうじ君、ひとし君などそれぞれに名前がついています。キーホルダーやバッグ、泡盛、お菓子などのまもる君グッズやお土産もたくさんある人気者です。
繁華街の近くには宮古島みつお君がいます。居場所は平良交番前。2003年の台風で負傷し、しばらく療養していたため幻の20体目といわれていたそうです。しかしみつお君は2020年9月に勤務に復帰。今は元気で平良の街を守っています。
宮古島みつお君(宮古島警察署平良交番)の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良字西里184 |
電話 | 098-72-0110 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | 宮古協栄バス 北小前バス停から徒歩約2分 |
料金 | - |
伊良部大橋
ウミガメが顔を出す!感動的な海上ロード
伊良部大橋は、2015年に開通した宮古島と伊良部島を結ぶ橋。全長が3,540mもあり、無料で渡れる橋としては日本最長です。また日本の道路橋としてもアクアブリッジや明石海峡大橋、関西国際空港連絡橋に続く4番目の長さ。美しい海の上を飛んでいるようなドライブを楽しめます。
繁華街から車で5分ほどと近いので、レンタカーを借りた人はぜひ行ってみてください。
伊良部大橋の宮古島側は、ウミガメの出現ポイント。左右の海面をじっとみていると、呼吸のためにぽっかりと顔を出す様子を見ることができます。運転中は危ないので、助手席や後部座席に座ったときがチャンス。かなりの確率で見ることができますよ。
伊良部大橋の基本情報 | |
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住所 | 沖縄県宮古島市平良久貝386-1 |
電話 | 0980-79-6611(宮古島観光協会) |
営業時間 | 24時間走行自由 |
休業日 | なし |
アクセス | 宮古空港から車で約15分 下地島空港から車で約15分 平良港から車で約5分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
宮古島の繁華街を楽しもう!
宮古島の繁華街は港にも近いコンパクトなエリア。ホテルが集まっている地域でもあるので、ここだけで滞在中のほとんどの時間を過ごすことができます。
宮古島のビーチなどの人気観光スポットは島全体に散っているのでレンタカーやタクシー、バスなど乗り物の利用は必須。でも繁華街に戻ってくれば食事場所に困らないのは大きな魅力です。
老舗だけでなく新しいお店もどんどんオープンして楽しさが増している宮古島の繁華街。宮古島を訪れたら繁華街をうまく利用して旅を楽しんでくださいね。
cover photo by PIXTA