バレンシア中央市場
ヨーロッパ1の市場と言われるバレンシア中央市場。バレンシアのアールヌーボーの建物がとても素敵な市場です。スペインの新鮮な野菜や海鮮、生ハムやチョリソなどスペイン食材ならなんでも手に入ります。お持ち帰り用のパエリアや、バレンシア名物でスパイスの効いた甘い乳白色の飲み物、オルチャタも飲むことができます。平日と土曜日の15時ごろまでの営業で日曜日はお休みなので要注意!平日の午前中に訪れるのがおすすめです。

スポット情報
バレンシア旅行におすすめの観光スポット
ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ
ラ・ロンハ・デ・ラ・セダは、15世紀のバレンシアの黄金時代を象徴する建物で、1996年に世界遺産に登録されました。かつてヨーロッパ中から商人が集まり、絹製品の取引が行われていた場所で「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ」という名はスペイン語で「絹の商品取引所」を意味します。建物は1482年から1498年にかけて建設が進められ、1548年に完成しました。豪華なゴシック様式の建築が特徴で、2000平方メートル以上の敷地に広がるお城のような壮大な外観が訪れる人を圧倒します。建物の外観だけでなく、内部の美しさも格別で、思わず息を飲むような素晴らしい建築が見られます。
芸術科学都市
スペインのバレンシアにある「芸術科学都市」という名前の複合施設です。この施設の中には、人の目をモチーフに設計されたドーム型の建物「ヘミスフェリック」と呼ばれる映画館や、オペラハウス、科学博物館があります。また、「オセアノグラフィック」という欧州最大級の水族館も併設しています。バレンシア出身の建築家、サンティアゴ・カラトラバらによって設計され、生物の骨格を組み合わせたような斬新なデザインが特徴的です。
オセアノグラフィック水族館
オセアノグラフィック水族館は、バレンシアの「芸術科学都市」にあるヨーロッパ最大級の水族館です。北極海や熱帯の海、紅海など、世界のさまざまな海洋生態系を再現しています。12の建物で構成され、ベルーガやペンギン、セイウチ、ウミガメ、クラゲ、シロイルカ、甲殻類など、全750種・27,000匹以上の生き物が暮らしています。さまざまなエリアがありますが、中でも、多種多様の魚たちが優雅に泳ぐ巨大水槽のトンネル「オーシャンズ」は圧巻のスケール。また、イルカショーやワークショップ、展示会などのイベントも充実しています。海の神秘を存分に楽しめるスポットです。
フェリペ王子科学博物館
フェリペ王子科学博物館は、バレンシアの「芸術科学都市」に位置する、未来的なデザインが特徴の科学博物館です。クジラや深海魚の骨格を思わせるユニークな外観は、コンクリートとアルミニウム、ガラスを組み合わせた壮大な構造で、高さ55m、幅80m、長さ250mという圧倒的なスケールを誇ります。総面積はスペイン最大です。館内はガラス張りのため、開放感のある明るい空間。物理学、生物学、化学、テクノロジーなどに関する、多彩な展示が並んでいます。科学と触れ合えるワークショップも随時行われているため、気になる方はチェックしてみてください。
サンタ・マリア大聖堂(バレンシア大聖堂)
サンタ・マリア大聖堂は、バレンシアの中心部・レイナ広場にある歴史あるカテドラルです。13〜14世紀に建てられたゴシック様式の建築ですが、17〜18世紀に改修されたため、バロック様式や新古典様式、ロマネスク様式なども取り入れられ、さまざまな建築様式を見ることができます。内部にはルネッサンス様式のキリストと聖母の絵画や、高僧の腕のミイラなど貴重な展示が多数。中でも最大の見どころは、キリストの「最後の晩餐」で使用されたとされる聖杯です。また、各国語対応の音声ガイドも利用可能。荘厳な雰囲気の中、歴史と芸術を感じられるでしょう。
セラノスの塔
セラノスの塔は、中世後期に建てられた、旧市街を囲んでいた門です。バレンシア・ゴシック様式で建てられ、2本の多角形の塔と半円アーチの門が印象的です。かつて旧市街を囲んでいた12の門のうち、現在残っているのはこのセラノスの塔とクアルトの塔の2つのみ。要塞としての役割を果たしていたため、頑丈な石造りをしています。16世紀には貴族や騎士の牢獄として使用され、1887年までその役割を担っていました。また、セラノス通り側と公園側では外観が大きく異なるため、ぜひ両方の景色を楽しんでください。徒歩10分ほどのクアルトの塔と併せて訪れるのもおすすめです。