ベンタイン市場はホーチミンの観光スポット!人気のお土産など徹底解説
ホーチミンにあるベトナム最大規模の市場・ベンタイン市場。外国人から人気の観光地というだけでなく、地元の人でも賑わう活気ある市場です。 この記事では、ベンタイン市場の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひベンタイン市場へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
ホーチミンにあるベトナム最大規模の市場・ベンタイン市場。外国人から人気の観光地というだけでなく、地元の人でも賑わう活気ある市場です。
この記事では、ベンタイン市場の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひベンタイン市場へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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ベンタイン市場の基本情報
ホーチミンの台所とも言われるベンタイン市場。まずは、ベンタイン市場の歴史や特徴などの基本情報を解説します。
ベンタイン市場とは?
ベンタイン市場は、ベトナム・ホーチミン市の中心部に位置する人気の観光名所です。市場は約10,000平方メートルとベトナム最大規模を誇り、2,000軒以上のお店が集まっています。新鮮な食材、衣料品、工芸品、お土産など多様な商品が並んでいて、市場内の飲食店では地元の料理を楽しむこともできます。
19時ごろには市場内のお店は閉まってしまいますが、営業後も深夜0時ごろまでナイトマーケットが開かれ、観光客や地元の人々で賑わいます。その活気あふれる市場は、一度は訪れる価値のある場所ですよ。
ベンタイン市場の歴史
ベンタイン市場には数百年の歴史があり、19世紀には現在とは別の場所にあったと言われています。当時はザー・ティン城というお城の近くで物資を運ぶ船と商人たちが行き交う場所でした。
そこから、川の渡し場という意味でベンタインと名付けられました。その後、フランス植民地時代に市場と城は焼失してしまいます。市場はすぐに再建されましたが、老朽化が進んだため、1914年に現在の場所に再建されました。
1985年にも大規模な改修が行われましたが、近年、またしても老朽化が進んでいるため、2025年までに再度大規模改修が予定されています。
ベンタイン市場のあるホーチミンってどんな街?
ベトナム南部に位置するホーチミンは、かつてはサイゴンと呼ばれていたベトナムの大都市です。現在のベトナムの経済の中心地であり、観光客からも人気。ホーチミンはフランス植民地時代の建物や美しい寺院も数多くあり、東南アジアであるにもかかわらず西洋の文化が織り混ざったユニークな雰囲気が特徴です。
ベンタイン市場をはじめとする多くの市場や、西洋の雰囲気が残るサイゴン中央郵便局、ピンクの外壁が可愛らしいタンディン教会、ベトナムの伝統芸能である水上人形劇など、見どころがたくさんありますよ!
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ベンタイン市場で買うべきお土産!
観光客だけでなく、地元民からも人気のマーケットであるベンタイン市場。ここでは、日用品から食品、お土産までなんでも揃うこの市場で買うべきお土産をご紹介します。
人気のアオザイ売り場は必見!
ベンタイン市場で買うべきお土産の一つ目は、アオザイ。ベンタイン市場では既製品のものもたくさんありますが、実はオーダーメイドのアオザイも注文できます!好きな形や布を選んで、自分のサイズにぴったりのアオザイを作ってもらえるんです!
お店にもよりますが、基本的には午前中に注文するとその日中には出来上がり、ホテルまで届けてくれるので安心です。一方、既製品でも種類が豊富なので、お気に入りの一着を手軽に購入できます。ベトナム観光のお供にいかがですか?
コーヒーはベトナムの名産!
あまり知られていませんが、ベトナムはブラジルに次ぐ世界第2位のコーヒー生産国!ベトナムコーヒーは練乳と砂糖をたっぷり入れて作るのが特徴で、とても甘いんです。
ベンタイン市場にある多くのコーヒー販売店の店先で味わうこともできますよ。コーヒー販売店では豆の量り売りがあるので豆から選んで購入したり、手軽に個包装のインスタントコーヒーを購入したりと自分に合った購入方法を選ぶことができます。
市場内では、豆の香りを確かめながら選ぶことができ、ベンタイン市場観光の楽しみのひとつとも言えるでしょう。
バッチャン焼きも忘れずに!
ベトナムの伝統的な焼き物であるバッチャン焼き。実は、バッチャンはベトナムにある村の名前で、そこで作られた陶器のことをバッチャン焼きというんです。その焼き物の村には約100軒もの工房があり、自然を描いた素朴な手書きのデザインは温かみがあり落ち着きます。
ベトナム料理だけでなく、和食にも合うためお土産としても人気ですよ。ベンタイン市場には多くのバッチャン焼きのお店が並び、手軽に購入できる小皿やコーヒーセットなどを買うことができます。
ベンタイン市場に行くべきシーズンは?時間は?
ベンタイン市場で買うべきおすすめのお土産についてご紹介しました。それでは、ベンタイン市場を観光する際におすすめの時期や時間帯はあるのでしょうか。以下で詳しく解説していきます。
ベストシーズンは快適に過ごせる11月〜3月
ベンタイン市場は、一年を通して訪れることができますが、特におすすめの時期は乾季と言われている11月〜4月。ベトナムには乾季と雨季があり、乾季は雨が降りにくく、カラッとした天気が続くので観光におすすめ。一方で日差しが強いので、日焼けや熱中症対策はお忘れなく!
観光客が少ない時期を狙うなら5月〜10月
ベトナムの夏にあたる5月~10月の時期は、雨季にあたります。湿度が高く、午後から夕方にかけてスコールが降りやすいので、決して過ごしやすいとは言いがたい気候になります。ホーチミン市街を一日中歩き回るのは大変ですが、ベンタイン市場内なら屋根があるので雨が降っても安心です。
雨季であるこの時期は、観光客が少なく、ホテルや航空券も安くなる傾向にあり、特に6月は旅行費が一番安くなりますよ。ベトナムは雨季でも暑いので、こまめな水分補給と室内での休憩を心がけましょう。
ナイトマーケットもおすすめ!
ベンタイン市場周辺では、市場内が店仕舞いする夜7時頃から毎日ナイトマーケットが始まります。市場を囲むようにテントが立ち並び、アクセサリーやTシャツ、雑貨、コーヒーなどが販売されます。
特にグルメが充実しており、鍋や海鮮料理などの食べ物の屋台も並ぶので必見!市場と同様、ナイトマーケットでも値段交渉が可能で、現地の方との交流も楽しめます。ライトアップされた市場の雰囲気を楽しみながら、ローカルの食事や値段交渉を楽しんでみてはいかがですか?
ベンタイン市場の見学方法は?予約は必要?
日中の市場内だけでなく夜のナイトマーケットも人気のベンタイン市場。入場方法や営業時間を以下で詳しく解説していきます。
入場料不要!自由に見て回ろう!
ベンタイン市場は特に入場料がかかることはありません。2000ものお店が立ち並ぶ広々とした市場を好きなだけ自由に見て回れますよ。ベンタイン市場には東西南北にそれぞれ一つずつ、メインの入り口があります。ベンタイン市場を象徴するような時計台のある入り口は南門で、ここから入るとすぐに多くのドライフルーツや乾物を扱うお店が並んでいます。
東門の周辺には化粧品のお店が、西門の周辺には工芸品やお土産のお店が、北門にはフルーツや生花のお店が多く並んでいるので買いたいものに合わせて入口を選ぶとベンタイン市場通ですね!
値段交渉してショッピングを楽しもう!
ベンタイン市場での買い物は値段交渉が必須!値段交渉をすることを前提に値段設定されており、Fix Priceというタグがついている商品以外は地元価格の3倍に設定されていることもあります!
事前に相場をチェックしておき、値札の価格から3〜5割の値引きができれば理想です。観光客が多いため、店員さんは日本語でも話しかけてくれることもありますが、値段交渉するなら電卓やスマホの電卓機能を使って希望金額を入力すると簡単にできますよ。
日本ではあまり経験できない値段交渉ですが、ベトナムの文化のひとつ。お店の人とのコミュニケーションを通して楽しいショッピングをしましょう!
ベンタイン市場を観光する際の所要時間は?
ベンタイン市場を観光するなら1時間以上は見積もっておきましょう。市場は広いのでサッとみて回るだけでも予想より時間がかかることも。
あちこちでお土産を吟味して、購入する際にしっかり値段交渉して…とショッピングを楽しむなら2時間〜3時間。さらに食事も楽しみたいなら追加で1時間は必要。
時間や時期によっては混雑していて市場内で迷子になったり、値段交渉するまでに時間がかかったりするので余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
ベンタイン市場へのアクセス・行き方
続いては、ベンタイン市場へのアクセス方法についてご紹介していきます。ベトナムは電車や地下鉄など公共交通機関が整備されていないため、移動はタクシーかバスが一般的な移動手段になります。事前にしっかり確認しておきましょう。
最も一般的な移動はタクシー
ベンタイン市場への移動方法で最もおすすめなのは、タクシーです。ホーチミン旅行の起点となるタンソンニャット国際空港からタクシーに乗れば30分ほどで到着します。空港のタクシー乗り場では色々なタクシーを見かけると思いますが、おすすめは車体が緑色の「MAILINH TAXI(マイリンタクシー)」と車体が白い「VINASUN(ビナサン)」です。
タクシー乗り場では、先頭に止まっているタクシーを選ばなくてもいいので、上記のような大手のタクシー会社のタクシーを選びましょう。大手のタクシー以外に乗った場合、ぼったくりなどの詐欺にあう可能性もあるため、乗車時はメーターがしっかり動いているか確認しましょう。
料金は、乗り降りする場所にもよりますが、150,000VND〜200,000VND前後です。日本円で1000円〜1200円前後が相場です。
費用を節約するならバス
タクシーより費用を抑えたい方はバスもおすすめです。タンソンニャット国際空港空港からベンタイン市場まで行けるバスはいくつかありますが、152番のバスと109番のバスがおすすめです。
乗車時間は45分ほど。終点がサイゴンバスステーションという大きなバス停になっていて、ベンタイン市場まで徒歩で数分で行けます。どこで降りたらいいかわからない場合も安心ですね。
料金は152番が5,000VND(日本円で約31円)、109番の場合は12,000VND(日本円で約75円)となっており、かなりリーズナブルになっています。
ベンタイン市場観光における注意点
最後にベンタイン市場を観光する際の注意点についてお伝えするので、行く前にはしっかり確認しましょう。
スリやぼったくりに注意!
ベンタイン市場では観光客向けの軽犯罪が多発しているので注意が必要です。市場内の通路は狭く、混雑時には人混みに紛れてスリが頻発するので要注意。バッグを前に持ったり、財布はホテルにおいて必要な額だけ持ってくるなどの対策をとりましょう。
また、ベンタイン市場周辺では、観光客を狙ったぼったくりタクシーが多いと言われています。これらのタクシーは車体が汚れており、社名や電話番号がシールで貼られていることが特徴です。大手の会社のタクシーを選んだり、Grabというタクシーアプリを利用したりしましょう。ベンタイン市場周辺ではタクシーを利用しないことも一つの手です。
現金がないと買い物ができないことも
ベンタイン市場では現金でしか買い物ができないお店が多いため、ベンタイン市場でショッピングを楽しむ予定がある場合には事前にベトナム通貨であるドンを用意しておきましょう。
空港で換金しておくのがおすすめですが、ベンタイン市場にも換金ができる場所があります。市場の入口近くにいくつか換金場所があるため、空港で換金するのを忘れてしまった場合に備えてチェックしておきましょう。
ベンタイン市場の観光を満喫しよう
この記事では、ベンタイン市場で買うべきお土産や歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。市場内に一歩足を踏み入れた先には活気あふれる異空間が広がり、東南アジア独特の雰囲気を感じることができます。
ぜひ紹介した情報を参考に、ベンタイン市場の観光を満喫してみてくださいね!
ベンタイン市場(チョー・ベンタイン)の基本情報 | |
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住所 | 36-34-32-30 Phan Bội Châu, Bến Thành, Quận 1, Hồ Chí Minh, Việt Nam |
電話 | +84 97 375 67 76 |
営業時間 | 6:00~19:00(場内) |
休業日 | なし |
アクセス | タンソンニャット国際空港からタクシーで約30分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
※2024年6月22日のレート、1ドン=0.0063円で計算
cover photo by PIXTA