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グレートバリアリーフを満喫するためのおすすめ情報!見どころや注意点を紹介

グレートバリアリーフは、オーストラリアの北東の海域にある世界最大のサンゴ礁群。世界遺産でもあるグレートバリアリーフの観光は、素晴らしい思い出になること間違いない!この記事ではグレートバリアリーフの基本情報や見どころ、訪れるべきベストシーズン、注意点、おすすめの楽しみ方を紹介していきます。

ライター
NEWT編集部

グレートバリアリーフは、オーストラリアの北東の海域にある世界最大のサンゴ礁群。世界的に有名な観光地なので、一度は行ってみたいと考えている人は多いのではないでしょうか?

この記事ではグレートバリアリーフの基本情報や見どころ、訪れるべきベストシーズン、注意点、おすすめの楽しみ方を紹介していきます。

Contents

グレートバリアリーフの基本情報


photo by unsplash

グレートバリアリーフは、オーストラリアの北東に位置するクイーンズランド州の東岸にある、全長約2,300キロメートルの世界最大のサンゴ礁群です。名前の意味としては、「大きな壁のように連なる珊瑚礁」と訳すことができ、その壮大さが伝わってきます。

ここでは、そんなグレートバリアリーフの基本情報について解説します。

グレートバリアリーフの歴史


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グレートバリアリーフは、約200万年前から堆積した石灰岩の上で生き続ける巨大なサンゴ礁群で、1770年にイギリスの海洋探検家ジェームズ・クックが発見したとされています。

ジェームズ・クックは、当時オーストラリアの海域でサンゴの浅瀬に乗り上げてしまうというハプニングに遭います。その乗り上げたサンゴ礁が、現在のグレートバリアリーフにあたります。

1802年になるとイギリスの航海者マシュー・フリンダースによって、珊瑚礁の全体図を記した海図が作成されることになり、調査が本格的にはじまりました。その際にグレートバリアリーフと名付けられることになりました。

グレートバリアリーフの生態系


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グレートバリアリーフには、400種類以上のサンゴをはじめ、1,500種類の魚類や215種類の鳥類の生息も観測されていて、非常に多くの生物がいることが分かります。

クジラやイルカなど、日本でも人気の生物たちも見られます。アクティビティによっては見るだけではなく、一緒に泳ぐ楽しみ方もできるので、よい思い出になりそうですね。また、ウミガメも世界7種類のうち6種類がグレートバリアリーフに生息しています。


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そのほかにも、マンタやサメ、カクレクマノミ、モチノウオ、カスリハタ、巨大な貝なども見られ、さまざまな生物に出会うことができます。

カクレクマノミは、ディズニー映画『ファインディング・ニモ』の主人公・ニモとしても有名ですね。『ファインディング・ニモ』は、ここグレートバリアリーフが舞台となっていますので、馴染みがある方も多いかもしれません。

グレートバリアリーフが世界遺産に登録された理由


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グレートバリアリーフは、1981年に自然遺産として世界遺産に登録されています。世界遺産の中でも自然遺産の登録基準は4つあり、そのうちの1つを満たすことで登録されるのですが、グレートバリアリーフはそのすべてを満たしての登録となりました。4つとも満たしている世界遺産は非常に少ないです。

登録基準を簡単に紹介すると、地球を代表する美しい自然や現象、地球の歴史が分かる自然や遺跡、動植物の進化や発展、生態系の独自性、絶滅危惧種の生息地、となっています。

グレートバリアリーフの環境問題


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美しい景観をもち世界遺産にも登録されているグレートバリアリーフですが、近年では環境問題によってサンゴ礁が危険にさらされています。温暖化による海水温度の上昇によりサンゴが白化し、死滅するおそれが指摘されているほか、サンゴの白化により魚の数も減少し、生態系が崩壊しつつある深刻な状況となっています。

こうした深刻な環境問題に対して、近年ではグレートバリアリーフを守るための対策に力を入れています。各団体による教育プログラムやプラスチック汚染の規制、サンゴの育成、再生エネルギー開発など、さまざまな対策プロジェクトが動いています。

グレートバリアリーフの美しい景観を守り続けるために、私たちもできることをやっていきましょう。

グレートバリアリーフの見どころ


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ここでは、グレートバリアリーフの見どころとなっているさまざまな島や観光スポット、アクティビティなどを4つのポイントで紹介していきます。

1.グレートバリアリーフ観光におすすめの島々


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グレートバリアリーフには、大小約900もの島が点在しており、それぞれの島ごとに違った魅力があります。900もの島があると、どこの島の観光をすればいいかわからなくなりますよね。ここからは、その中でも訪れるべき3つの島を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

グリーン島


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グリーン島はサンゴや砂が堆積してできており、歩いて1時間ほどで1周できてしまう小さな島です。

グリーン島はシュノーケリングをするのにぴったりで、ウミガメや見ていて飽きないカラフルな熱帯魚など、たくさんの生物を観察できます。またアクセスもよく、グレートバリアリーフの観光拠点になるケアンズからは高速船で約45分と近いです。

ハミルトン島


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ハミルトン島は、ハートリーフやホワイトヘブンビーチなど有名な観光スポットに近く便利です。リゾート開発も進んでいて、他の島に比べてホテルやレストランなどが豊富にあります。ウォータースポーツをしたり、名物のバギーでドライブをしたり、コアラと記念撮影をしたりと、観光を思う存分楽しめるでしょう。

ハミルトン島には空港があり、ケアンズやブリスベンから飛行機でアクセスができます。

フランクランド諸島


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※画像はイメージです

5つの島々からなるフランクランド諸島は、1日に諸島全体に入島できる人数が100人までと制限されている無人島です。人間の手が加えられていない自然が残っており、特に星砂ビーチがあるノーマンビー島が有名。また時期によっては、ウミガメやクジラも見られます。

1日100人しか入島できない無人島なので、素晴らしい思い出になりそうですね。

2.ハート形のサンゴ礁が見れるハートリーフ


photo by pixabay

ハートリーフとは、上空から見下ろしたときにハートの形をしたサンゴ礁群のことです。自然にできたとは思えないようなきれいなハートなので、ハネムーンでも大人気のスポットとなっています。

ハートリーフは、ハミルトン島の北東の海に位置しており、上陸することはできません。遊覧飛行のオプショナルツアーを予約し、ヘリコプターや水上飛行機を使って、上空から見下ろす形で観光をします。

当日の天候によってはフライトできない可能性もありますが、1年を通して気候が温暖なハミルトン島ですので、観光できるチャンスは十分にあるでしょう。

3.白く輝く砂浜がつづくホワイトヘブンビーチ


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ホワイトヘブンビーチは、グレートバリアリーフのウィットサンデー島の東側に位置し、白い砂浜が約6キロメートルにわたって続いています。きめ細やかな白く輝く砂と、手つかずの自然が残るビーチとして世界的に有名です。

ハミルトン島からのアクセスもよく、高速船で約30分。また、ヘリコプターや水上飛行機を使って探索をしたり、ヨットでホワイトヘブンビーチまでセイリングもできます。

4.サンゴ礁や熱帯魚が間近で見られるマリンアクティビティ


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グレートバリアリーフの美しい海は、ダイビングのライセンス保持者なら誰もが一度は潜ってみたいと思う憧れの場所。サンゴ礁や熱帯魚、イルカ、クジラなどと一緒に泳ぐのは、夢のような瞬間です。


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ダイビングの免許を持っていない人は、シュノーケリングでも十分に楽しめます。各ツアー会社で近隣の島々へのツアーを開催しているので、お気に入りのツアーを体験しましょう。道具のレンタルができますし、シュノーケリングは泳ぎが苦手な人でも参加できるものもあります。

それでも抵抗がある方は、クルーズやセイリングがおすすめ。広大な海を疾走する爽快感を楽しみましょう。

グレートバリアリーフを訪れるベストシーズンは?


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グレートバリアリーフはオーストラリアに位置するため、南半球であり季節は日本とは真逆です。熱帯性気候なので1年を通して暖かいですが、6月〜11月頃までが冬春(乾季)、12月〜5月頃までが夏秋(雨季)となっています。

1年を通して暖かいグレートバリアリーフですが、ベストシーズンは冬の終わりである10月〜11月。この時期は気温と水温ともに高く、比較的おだやかな波となっているのでマリンアクティビティに最適です。逆に真夏に当たる1月〜3月は雨が多く、遊覧飛行が中止になる可能性があるので、おすすめできません。

グレートバリアリーフは予約が必要?


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グレートバリアリーフに行くには予約が必要なのでしょうか?結論、グレートバリアリーフへ行くこと自体の予約は必要ありません。ただし、一部の島は人数制限があったり、ツアーでしか入島できない場合もあるので、その場合は予約が必要になりますね。

また、アクティビティをするのにも、各種ツアーの予約が必須です。ここでは人気のあるアクティビティについて、そのツアー内容を紹介します。

上空からの景色を楽しむ遊覧飛行


photo by pixabay

人気のアクティビティとしては、ヘリコプターやセスナで上空からの景色を楽しむ遊覧飛行があります。グレートバリアリーフには、ハートリーフやホワイトヘブンビーチなど上空から眺めて楽しめる絶景がたくさんあります。

一面に広がる美しい海やほかでは見ることのできないサンゴ礁群、さまざまな島など、壮大な自然を満喫できるでしょう。


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上空から楽しむパノラマを楽しむ以外にも、セスナの遊覧飛行で無人島に上陸したり、世界遺産である熱帯雨林キュランダにも行けるほか、勇気のある方はスカイダイビングで上空からの眺めを楽しむ、というアクティビティもあります。

移動も兼ねて遊覧飛行を使う方法もありますので、グレートバリアリーフへ観光に来たからにはぜひ予約しておきたいアクティビティと言えるでしょう。

マリンアクティビティを堪能する


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※画像はイメージです

グレートバリアリーフを訪れるなら、マリンアクティビティは欠かせません。いずれも予約が必要ですが、シュノーケリングやダイビングはもちろん、クルーズやセイリング、ミニ潜水艦、シーウォーク、スキューバドゥ(水中スクーター)なども体験できます。


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ミニ潜水艦は、3人乗りの小さな潜水艦に乗り込んで海中を探検します。潜水艦にはガイドが1人乗り込むので運転の心配はありません。シーウォークは、ダイビングヘルメットをかぶり海底を散歩します。透明なヘルメットを使用していますので、余すことなく海中の景色を楽しめます。

スキューバドゥは、水中スクーターに乗り海中を探索するアクティビティです。シーウォークと同じダイビングヘルメットをかぶり、小さなスクーターに乗り込みます。海上にある浮き輪にサポートされているので安心して楽しめますよ。

人工の浮き島のポンツーンで楽しむ


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※画像はイメージです

ポンツーンとは、グレートバリアリーフの海上に停泊している大きな人工の浮き島のことを指します。

ポンツーンには高速船で向かい、4、5時間後にお迎えが来るまでツアー客はポンツーンに滞在して過ごします。ポンツーンではランチを食べたり、ダイビングをしたり、疲れたら昼寝をしたりと十分に楽しめます。

泳ぐのが得意でなくシュノーケリングやダイビングが不安な方でも、ポンツーンはサンゴ礁の真上にあるので、海中に浮いているだけで、たくさんの熱帯魚に出会うことができますよ。

グレートバリアリーフ観光の拠点選び


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続いては、グレートバリアリーフを訪れる際にどこを拠点にして観光するべきか紹介していきます。拠点選びを間違えてしまうと、移動に時間やお金がかかってしまい、行きたい場所を回りきれないなんてことも。そうならないよう、きちんと効率のよい拠点を選択することが重要です。

日本から最も近いオーストラリア・ケアンズ


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ケアンズはオーストラリアの北東に位置し、グレートバリアリーフの玄関口と呼ばれています。ケアンズはオーストラリアの中では日本と近い場所に位置しており、フライト時間は約7時間半ほどで到着します。

ケアンズ市内では、宿泊施設やレストランが充実しており、観光業に力を入れているので安心して滞在ができるでしょう。


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ケアンズからは、グレートバリアリーフの人気観光地であるグリーン島やフィッツロイ島にも近く、行きやすいです。

フィッツロイ島には、ヌーディストビーチと呼ばれるビーチがあり、その美しさから雑誌やメディアにも取り上げられています。ヌーディストビーチはフィッツロイ島の入り口から歩いて20分程のところに位置しているので、ケアンズを拠点にする際にはぜひ訪れてください。

74の島々からなるウィットサンデー諸島


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ウィットサンデー諸島はリゾートアイランドで、74の島々から連なりグレートバリアリーフの中心に位置しています。ウィットサンデー諸島はほとんどが手付かずの島となっていますが、その中でハミルトン島はリゾート開発が進んでおり観光の拠点として優れています。


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ハミルトン島は、ハートリーフやホワイトヘブンビーチなど観光スポットに近いため、観光地へのアクセス面でも便利です。

また、ウィットサンデー諸島の最北に位置している人気のヘイマン島へ行くのにも、ハミルトン島滞在がおすすめ。ヘイマン島は、あらゆるぜいたくを堪能できる最高級のリゾートアイランドで、エレガントなリゾートライフが満喫できるでしょう。ハミルトン島から専用のフェリーで約40分ほどで到着できます。

グレートバリアリーフを楽しむ上での注意点は?


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続いては、グレートバリアリーフを楽しむ上での注意点を紹介します。グレートバリアリーフの観光を最大限楽しむためにしっかりと把握しておきましょう。

紫外線対策をしっかりと!


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オーストラリアは紫外線が強いことで有名で、日焼け止めなどの対策は必須になります。

シュノーケリングなどのマリンアクティビティをする際には、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを塗るようにしましょう。日焼け止めを使わない場合は、ウェットスーツを着用し、肌の露出がないよう対策する必要があります。

レンタルのウェットスーツの場合は、半袖半ズボンタイプのこともあるので、その場合は露出部分に日焼け止めを塗るようにしてください。


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濡れたり汗をかいたりすると日焼け止めが落ちてしまうので、こまめな塗り直しも大切です。紫外線対策をなにもしないと痛くなるほどの日焼けとなりますので、旅行を楽しむためにもしっかりと対策しておきましょう。

海の危険生物に注意!


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グレートバリアリーフでは、海の危険生物に注意しましょう。特に、毒クラゲやサメ、クロコダイルが出没する可能性があるので注意が必要です。

毒クラゲは、オーストラリアの夏にあたる11月〜4月に生息しています。ほとんどのシュノーケリングツアーでは、クラゲ除けのウェットスーツのレンタルができますので、この時期のシュノーケリングには必須アイテムです。


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クラゲによっては、刺されてしまうと命を落としかねない種類もいますので、ウェットスーツを着ていても油断しないようにしましょう。


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クロコダイルは、9月から4月までが繁殖期で活動的な時期になるので注意が必要です。ポイントとしては、クロコダイル注意の看板には従う、看板がなくても生息可能場所では泳がないなどの対策を取るようにしましょう。

乗り物酔いは早めに対策!


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グレートバリアリーフ観光は、船を使っての移動が多いです。そのため波の状況次第では大きく揺れ、船酔いを引き起こす可能性も。シュノーケリングなどをするためのポイント移動中に船酔いをしてしまうと、せっかくのアクティビティが楽しめなくなってしまいます。

ほかにも、遊覧飛行のヘリコプターやセスナで酔ってしまう可能性も。グレートバリアリーフの観光は特に乗り物が多いので、酔い止めの薬を常備しておきましょう。普段は乗り物酔いはしないからと油断は禁物です。

世界最大のサンゴ礁群・グレートバリアリーフを楽しもう


photo by pixabay

世界最大のサンゴ礁群であるグレートバリアリーフについて、基本情報やベストシーズン、注意点など、観光を楽しむために必要な情報を紹介してきました。

自然の美しさや楽しいアクティビティとさまざまな魅力がつまっているグレートバリアリーフ。新婚旅行や卒業旅行など、特別な思い出を作りに訪れてみてはいかがでしょうか。

グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)の基本情報
住所:Great Barrier Reef, Australia
アクセス:(グリーン島)ケアンズから高速船で約45分、(ハミルトン島)ケアンズ空港から飛行機で約1時間
料金:なし ※ツアー料金は別途かかります。
公式サイト:https://www.australia.com/ja-jp/places/cairns-and-surrounds/guide-to-the-great-barrier-reef.html

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