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甘川文化村は韓国・釜山にある人気の観光スポット!見どころや行き方などを解説

韓国・釜山を代表する観光スポット・甘川文化村(カムチョンムナマウル)。カラフルな家が立ち並んだアートの村として有名で、釜山のマチュピチュとも呼ばれています。 この記事では、甘川文化村の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!

ライター
NEWT編集部

韓国・釜山を代表する観光スポット・甘川文化村(カムチョンムナマウル)。カラフルな家が立ち並んだアートの村として有名で、釜山のマチュピチュとも呼ばれています。

この記事では、甘川文化村の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ甘川文化村へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

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甘川文化村の基本情報


photo by pixabay

韓国の釜山を代表する観光スポット・甘川文化村。まずは、甘川文化村の歴史や特徴などの基本情報を解説します。

甘川文化村とは?


photo by Unsplash 

甘川文化村は、山の斜面にカラフルな階段式住宅が立ち並ぶ釜山の観光名所の一つです。もともと一般的な集落でしたが、特徴的な階段式住宅と迷路のような路地に魅了された芸術家たちによる町おこしが行われました。

入り組んだ迷路やぎっしり立ち並んだ家屋の景観が、世界遺産のマチュピチュに似ていることから、「マチュピチュプロジェクト」と称された町おこし。2009年に住民と芸術家たちの手により、家はカラフルに塗装され、壁にはユニークなアート作品、さらには至る所にオブジェが置かれました。また、翌年には「美路迷路小道プロジェクト」として路地にも色とりどりのアートが描かれました。

住民たちによる町おこしプロジェクトが功をなし、村全体がアートに見える文化地区として、今では多くの観光客が甘川文化村へ足を運ぶようになりました。

甘川文化村の歴史


photo by pixabay

甘川文化村はもともと太極道村という名称でしたが、甘川洞に位置していることから甘川文化村という名称が広まり、今では甘川文化村と呼ばれるようになりました。

甘川文化村は最初からあった集落ではなく、1950年の朝鮮戦争により北朝鮮から避難してきた人々が移り住みつくられた集落です。住民たちは当時貧しい生活を送っていましたが、集落の特徴的な景観が芸術家たちの目に留まり、村全体の町おこしプロジェクトを実施。

住民たちと芸術家の努力によって、今では釜山を代表する観光スポットへと生まれ変わりました。

甘川文化村のある釜山ってどんな街?


photo by pixabay

釜山は、ソウルに次いで有名な観光地として知られる韓国第2の都市。海と山に囲まれた自然豊かな港町で、キレイな海の周辺には多くのリゾートホテルが立ち並ぶ人気のリゾート地となっています。釜山の中でも観光客が多く集まる人気エリアを、3つご紹介します。

  • 西面(ソミョン):ショップや飲食店が立ち並ぶ繁華街エリア
  • 海雲台(ヘウンデ):リゾート地が広がる海岸沿いエリア
  • 南浦洞(ナンポドン):釜山タワーや国際市場などの観光地エリア

また甘川文化村は、観光名所が多く点在する南浦洞エリアに位置しています。周辺には釜山タワーやチャガルチ市場など観光スポットが多いため、観光名所を巡るのもおすすめですよ!

甘川文化村観光の見どころ



甘川文化村は、カラフルな家と壁面アートが有名な観光名所です。村全体が観光スポットとなっておりますが、階段や坂道が多く、一周するには時間がかかります。インスタ映えばつぐんの人気写真スポットや見どころをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

星の王子様のオブジェ


Gamcheon Culture Village by A Fun Couple is licensed under CC BY 2.0

甘川文化村で最も人気の写真スポットは頂上にある星の王子さまとキツネのオブジェです。韓国では「星の王子さま」が有名で、幼少期のころによく読んだという国民も多いこともあり、このオブジェが建てられました。さらに村の頂上にあるため、海とカラフルな家たちを背景に見下ろせる絶景スポットとしても人気です。

ここは行列が絶えないほど人気の写真スポットなので、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。また、星の王子さまのオブジェの隣に座って写真を撮る人もいますが、落下したら危ないので注意しましょう。

フォトジェニックな壁面


Gamcheon Culture Village by cezzie901 is licensed under CC BY 2.0

村の至る所に壁面アートが散らばっているので、散策しながら壁面探しをするのもおすすめです。3Dアートのように見えるものや、人物が映り込むことで完成するアートなど、楽しみながら写真が撮れるスポットがたくさんあります。

見どころを絞って散策を楽しみたいという方は、村の案内センターに行くとスタンプマップを買うことができます。スタンプラリー形式で、人気の壁面アートやスポットを効率よく巡ることができるのでおすすめです!

韓服で街中を散策



甘川文化村では、韓国の伝統的な民族衣装である韓服(チマチョゴリ)を着て散策する観光客の姿が多く見られます。村内の入り口には、韓服をレンタルできるショップがいくつかあるので、散策する前に韓服に着替えることができます。

甘川文化村はいくつもの写真スポットが設けられているので、伝統衣装で映え写真が撮れるとして若者を中心に韓服を着て散策を楽しむようになりました。また、レンタルショップでは荷物を預けてもらえるので、ロッカーを探さなくても身軽に散策できるのもいいですよね。

ショップによって品揃いが変わりますが、カラーや柄まで自分好みの韓服を選ぶことができます。また、韓服の袖は長く足元は見えないので、スニーカーなど歩きやすい靴を履くのがおすすめですよ!

甘川文化村観光に最適なシーズンは?



韓国は日本と似たような気候なので、旅行に行く際には気温差を気にする必要はあまりありません。ただし、韓国の冬は日本よりかなり気温が下がるため防寒対策はしっかりして行くようにしましょう。

ここでは、甘川文化村へ行く際のベストシーズンとオフシーズンについてそれぞれ解説します。

ベストシーズンは快適に過ごせる4・5月または9〜11月



甘川文化村の観光に最適なベストシーズンは、梅雨が始まる前の4月〜5月か、9月〜11月の秋の季節です。外をメインに散策する場所なので、夏は気温が上がって暑いため、比較的涼しい時期がおすすめです。

また韓服を着て散策したいと考えている方は、韓服は長袖しかなく素材も厚いため、気温が高い時期に行くと暑く感じる場合があります。10月後半から11月にかけて散策すると、韓服を着ても快適に回ることができますよ!

観光客が少ないオフシーズンを狙うなら12~3月


photo by Unsplash

観光客が少ない時期を狙って散策したい方は、12月〜3月のオフシーズンがおすすめです。甘川文化村はベストシーズンとなると観光客が多く、写真を撮るスポットも至る所で行列ができているので、散策に時間がかかります。

オフシーズンは冬の時期ということもあって、観光客は比較的少ないです。特に2月は閑散期にあたるため、航空券も安いチケットが手に入りやすく、観光客の少ない時期に旅行を楽しみたい方におすすめです。

ただし韓国の冬はとても寒いので、ダウンコートや露出の少ない服装にするなど、防寒対策をして行くようにしましょう。韓服をレンタルする場合も、韓服だけでは寒いのでタイツや羽織をするなど、風邪を引かないように注意してください。

甘川文化村の見学方法は?予約は必要?


photo by Unsplash

甘川文化村への入場料はなく、自由に出入りをして散策を楽しむことができます。
ただし、村内には一般住民が暮らしているので騒音やゴミのマナーには十分注意して観光するようにしましょう。

ここからは散策する際について詳しく説明します。

入場チケットは不要!



映えスポットが目白押しの観光名所である甘川文化村ですが、入場料はなく自由に村内を歩いて回ることができます。

ただし現地で暮らしている住民もいることから、観光できる時間は9時〜18時の時間帯となっているので訪れる際には時間に注意が必要です。また冬の間は閑散期とされており、陽が沈むのも早いため、観光できる時間が早まる場合もあります。夕方以降に訪れる際には公式ホームページで事前に確認するのがおすすめです。

早朝や夜の時間帯に散策する際は特に、住民に配慮しながら騒音マナーなどを心がけて楽染みましょう。

甘川文化村観光に要する時間



甘川文化村の中には100カ所もの写真スポットやお土産屋、飲食店、ショップが立ち並んでいます。村全体を見渡せるほどの規模であるものの、階段や坂道も多いため一周するにはかなりの時間を有します。

村内の至る所に点在している写真スポットをたくさん見てまわりたい方には、案内センターで購入できる甘川文化村スタンプ地図を見ながら散策するのがおすすめです。スタンプラリーを楽しめるだけでなく、コースに分けて巡回するスポットが紹介されています。

  • 10カ所の撮影スポット:40分
  • 20カ所の撮影スポット:1時間20分
  • 22カ所の撮影スポット:2時間

このように時間帯によってコースが分かれており、効率よく回る順番も細かく記載されているのでおすすめですよ!

甘川文化村へのアクセス・行き方


photo by pixabay

甘川文化村を含む観光名所が点在するエリアである南浦洞。甘川文化村は最寄駅のトソン駅またはチャガルチ駅から徒歩30分の場所にあり、坂道も多いことから車またはバスで行くのが一般的です。

ここでは、観光スポットが多いチャガルチ駅からのタクシーと市内バスでのアクセス方法を解説します。

最も一般的な移動はタクシー


photo by Unsplash

甘川文化村までの一般的な移動方法はタクシーです。バスで行くことも可能ですが、駅から数分歩く場所にあるので、初めての旅行で不安な方はタクシーがおすすめです。

チャガルチ駅から甘川文化村までは約5分ほどで、料金も5,300ウォン(約590円)と比較的安い料金で行くことができます。

費用を節約するなら市内バス


photo by Unsplash

韓国旅行でバスに慣れている方は、市内バスで甘川文化村へ行くのもおすすめです。チャガルチ駅からは、マウルバスと呼ばれる走行距離の短い低料金制のバスで向かいます。

チャガルチ駅3番出口付近にあるスーパーマーケット前のバス停から乗車し、「甘川小学校(カムチョンチョドゥンハッキョ)」で下車すると、ちょうど甘川文化村の入り口に到着します。

バスの料金は現金で1,450ウォン(約160円)とリーズナブルな値段で行くことができるのでおすすめです!
※2023年10月6日より、料金が改訂されました。

甘川文化村観光における注意点



甘川文化村は自由に出入りして散策できる観光スポットですが、現地で暮らしている住民の生活に配慮しながら観光することが大切です。

ここではいくつかの注意点をそれぞれ解説します。

暮らす人々のためにマナーを守る


photo by Unsplash 
※写真はイメージです。

住民たちの町おこしによって観光名所へと生まれ変わった甘川文化村。入場料がなく自由に散策できるとあって観光客にも大人気の観光スポットですが、現地には一般住民も暮らしています。

食べ歩きできる飲食店が立ち並んでいるので、食べ歩きをする際に出たゴミは設置されたゴミ箱に分別して捨てるか、持ち帰るようにしましょう。また、ショップ以外の家は一般住民が住んでいる住宅なので、大声を出したり騒ぐといった騒音マナーには十分注意してください。

トラブルにならないためにも、マナーはしっかり守りながら散策を楽しみましょう。

散策する前に荷物を預ける


photo by pixabay
※写真はイメージです。

甘川文化村は山の斜面に位置しているため、急な坂道や階段が非常に多いです。ゆっくり観光を楽しみたい方は、身軽な荷物で散策するようにしましょう。

大きな荷物がある場合は、案内センターの2階にロッカーがあるので預けてから散策に行けます。さらに、韓服(チマチョゴリ)のレンタルを利用する場合も、ショップで荷物を預けてくる場合がほとんどです。ただし盗難トラブルを避けるためにも、貴重品は必ず手元に持っておくようにしましょう。

甘川文化村の観光を満喫しよう

この記事では、甘川文化村の観光に関する見どころや歴史、散策方法、アクセスなどをご紹介しました。カラフルな風景と数々の壁面アートが点在する町並みが楽しめる甘川文化村は、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。

ぜひ紹介した情報を参考に、甘川文化村の観光を満喫してみてくださいね!

甘川文化村(カムチョンムナマウル)の基本情報
住所:203 Gamnae 2-ro, Saha-gu, Busan
電話:051-204-1444
営業時間:9:00~18:00
休業日:なし
アクセス:チャガルチ駅から車で約5分
料金:なし
公式サイト:https://www.gamcheon.or.kr/

※記事内の金額は2023年9月20日のレート、1ウォン=0.11円で計算しています。

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