【2024年最新】名古屋のおすすめ穴場観光スポット15選！

名古屋の穴場観光スポットをチェック！

名古屋は、日本の中部地方・愛知県にある大都市です。東京から新幹線で約1時間半と気軽に行けることから、日帰りでの観光もできちゃいます。

名古屋駅周辺は高層ビルが立ち並ぶ大都会。周辺には名古屋を代表する観光地・名古屋城や、ご当地グルメの食べ歩きが楽しい大須商店街など、人気のスポットが盛りだくさん。その一方で、かつて江戸と京都をむすんだ東海道の要として栄え、茶屋集落の面影を残す街並みなども残っており、知られざる名古屋の魅力はまだまだいっぱいあります。

今回は、そんな知られざる名古屋の穴場スポットを、厳選してご紹介します。名古屋の穴場スポットを訪れて、ひと味違うディープな名古屋観光を満喫しましょう。

＼名古屋観光におすすめのホテルをチェック／

名古屋でおすすめの穴場観光スポット15選

名古屋旅行に来たら欠かせない、定番の観光スポットもたくさんありますが、ちょっとディープな観光も楽しみたいですよね。名古屋には、風情あふれる町散歩ができる有松や、見学や体験ツアーなどができる地元の市場など、知る人ぞ知るスポットがまだまだあります。

穴場スポットは、名古屋駅から電車で気軽にアクセスできる場所が多いので、効率よく観光できますよ。

文化のみち二葉館

大正ロマンの雰囲気漂うレトロな邸宅

文化のみち二葉館は、大正から昭和初期にかけての邸宅を移築・復元し、郷土ゆかりの文学資料の展示をしている歴史スポット。日本初の女優・川上貞奴が暮らしていた家としても知られています。

鮮やかなオレンジ色の洋風屋根とステンドグラスが印象的で、館内は東洋と西洋の文化が融合する、大正ロマンの雰囲気が漂います。建物は2階建てとなっており、川上貞奴の生涯についての展示や、国の文化財になっている当時の和室の再現など、タイムスリップするかのような体験ができますよ。

四間道（しけみち）

江戸時代の街並みの雰囲気を感じられる通り

四間道は、名古屋駅の近くを流れる堀川沿いにある通りです。この通りは江戸時代のはじめごろ、名古屋城の完成とともに造られた商人の町で、現在は当時の名残を感じられる穴場的な散策コースとして人気です。

土蔵造りの建物が軒を連ねる通りには、飲食店やギャラリー、雑貨店など、約71店舗のお店がずらり。安政元年から続く老舗の菓子店や、築100年以上の古民家を改装したおしゃれなカフェなどもあるので、散策がてら立ち寄ることができます。

尾張地方独特の風習で2階部分に神様を祀る屋根神様が見られたり、南側には樹齢300年を超えるクスノキがある浅間神社もあるので、発見を楽しんでみてくださいね。

ヤマザキマザック美術館

洗練されたレストランやバーも併設されている美術館

ヤマザキマザック美術館は、名古屋駅から地下鉄・東山線で7分の場所にある、新栄町駅に直結している穴場の美術館です。駅から地上に出る必要がないため、雨の日でも濡れることなくアクセスできます。

展示はおもに、ロココ時代からロマン主義までフランス絵画の300年の流れを一度に鑑賞できる構成となっていて、名だたる巨匠たちの代表作がずらり！絵画のほかにも、工芸作家であるエミール・ガレのガラス工芸作品のコレクションも常設展示されています。

館内には、レストランとバーカフェ、ミュージアムショップも併設されているので、1日を通して充実した時間を過ごせますよ。とくに地下1階にあるバーのラ・フェットは、隠れ家的な落ち着いた大人の空間となっていて、上質なワインを楽しめます。

鶴舞公園

歴史散策にもおすすめの緑豊かな公園

鶴舞公園は、明治42年にオープンした名古屋で初めてできた公園です。近代フランス式の洋風庭園と、廻遊式の日本庭園をあわせ持つ和洋折衷の雰囲気が魅力で、公園のほぼ全域が名勝地として登録記念物となっています。

園内には、さくら名所100選に選ばれた桜林や、バラやハナショウブなど、四季折々の花が咲き誇り、訪れるたびに違った顔を見せてくれます。さらに明治時代の姿を復元した噴水塔や奏楽堂などの施設もあるので、歴史散策も楽しいですよ。

東山フルーツパーク

果樹園を見て食べて楽しめる農業公園

東谷山フルーツパークは、名古屋市の東北端の東谷山山麓にある農業公園です。豊かな自然環境にめぐまれた穴場の施設で、植物や果物の観察から、ショッピングや食事などが楽しめます。

広大な園内には、17種類・約1,000本の果物が栽培されている果樹園や、約100種類のめずらしい果樹を観察できる世界の熱帯果樹温室などの施設が点在。さらに展望台やフィッシングコーナーなど、多彩なアクティビティも体験できます。

フルーツパークマルシェでは、果物の販売をはじめ、カットフルーツ、しぼりたての生フルーツジュースを味わうことができます。また毎週土・日に朝市が開催されており、園内で収穫された新鮮な果物や、地元産の野菜などが手に入るので、爽やかなモーニングタイムを過ごすのに良いですね。

桃巌寺

全長15メートルの大仏がシンボルの寺院

桃巌寺は、天文年間から伝わる曹洞宗の寺院です。かつて名古屋にあった末森城の主であった織田信行が、父・信秀の冥福を祈るために建立しました。

歴史あふれる古い寺院には、名古屋大仏で知られる全長15メートルをほこる大仏や、樹齢100年のクスノキでつくられた、直径1メートルの巨大な木魚など、見どころたくさん！また、珍しいねむり弁天は年に2回公開され、著名人も多く訪れますよ。

でんきの科学館

科学を触れて学べる体験型のユニークな施設

でんきの科学館は、電気・環境・エネルギーについて、子どもから大人まで楽しく体験しながら学べる施設です。

4つのフロアには、電気やエネルギーをさまざまな角度から探る展示室、科学の不思議を体験しながら実験できるサイエンスプラザ、自分の顔を取り込んでクイズやゲームに挑戦するオームシアターなど、ユニークな仕掛けがいっぱい！

館内にはフォトスポットやSNS映えばつぐんの展示もあるので、名古屋観光の思い出の1枚を撮影してみてくださいね。

久屋大通庭園フラリエ

リゾート気分でゆったりと過ごせる都会の庭園

久屋大通庭園フラリエは、名古屋の真ん中にある花と緑にあふれた庭園です。6つのテーマガーデンを中心に、美しい自然の中をのんびりと散策できるのはもちろん、グルメやショッピング、イベントや体験教室などの施設も併設されていて、さまざまな過ごし方ができます。

春になるとピンク色のソメイヨシノが咲き誇る「桜の小道」をはじめ、東南アジアのリゾートの庭をコンセプトとした「アジアンガーデン」などがあり、季節の変化や異国情緒をぞんぶんに感じられます。

また、庭園内には3つのカフェ・レストランがあります。リゾート気分でバーベキューを楽しめたり、季節のタルトが味わえたりと、ぜいたくなひとときを過ごせますよ。

有松

日本遺産の絞りで有名な江戸情緒あふれる通り

有松は名古屋駅から南東に向かって約22キロメートルほどの場所にある、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている集落です。かつての東海道と呼ばれた通り沿いに、約800メートルにわたって江戸時代から続く伝統的な町並みが残されており、穴場の観光スポットとなっています。

令和元年には有松地区が日本遺産にも認定されているほか、伝統工芸の絞りの産地としても有名。絞り染めに関する資料展示や伝統工芸士による実演を見学できる施設もあり、点在する絞り工房ではハンカチやスカーフなどの絞り体験ができるので、名古屋観光の特別な思い出づくりにぴったりです。

南極観測船ふじ

南極への大航海を疑似体験しよう！

南極観測船ふじは、名古屋港ガーデンふ頭でひときわ存在感を放つ船です。昭和40年から18年間活躍した2代目の南極観測船で、全長100メートルの船がまるごと展示されています。

公開されている船内には、操縦室や医務室、乗組員たちのプライベートな居室などがそのまま残されているため、当時の船内での暮らしがよくわかります。また展示室では、模型やはく製を使った実物展示、4面大型スクリーンによる大迫力の映像などで、南極大陸の船旅を疑似体験できますよ。

ディノアドベンチャー名古屋（大高緑地）

大迫力の恐竜がいる森を探検しよう！

ディノアドベンチャー名古屋は、自然あふれる大高緑地の公園内にある体験型のアトラクションで、子どもたちに大人気！全長900メートルの森の中にあるコースを歩いて、恐竜時代にタイムスリップしましょう。

コースには、ティラノサウルスやトリケラトプスなどの恐竜たちが22種類が展示されています。恐竜は人感センサーで動く仕組みとなっており、リアルな動きと鳴き声が迫力満点。コースの最後には、さまざまな恐竜グッズを販売しているショップもあるので、お土産探しもできますよ。

愛知県図書館

楽しい企画展も開催される地域の図書館

愛知県図書館は、歴史的な名古屋城の城郭内に位置しており、愛知芸術文化センターの一部として1991年に開館しました。図書館には30万冊以上の本や資料が蔵書されており、横断検索や絵図検索などを使って簡単に本を探すことができます。

本を読む場としてだけではなく、多彩な企画展も開催されているので、名古屋の文化に触れる場として訪れてみるといいでしょう。館内では、フリーWi-Fiも利用できますよ。

また旅先で本を借りることは少ないかもしれないですが、運転免許証やマイナンバーカードなど、氏名・現住所・生年月日が確認できる公的証明書があれば、県外の人でも貸出ができる利用カードを発行できます。

柳橋中央市場

地元の人から食のプロまで御用達のにぎやかな市場

柳橋中央市場は、約13,000平米の敷地に新鮮な魚介類がずらりと並ぶ、卸売市場です。食のプロから地元の一般客、観光客まで多くの人でにぎわいます。市場には約300店舗が出店しており、魚介類だけでなく、肉や野菜、乾物類なども手に入るので、名古屋特産品のお土産探しにもおすすめな穴場スポット。

金曜日と土曜日には市場見学ツアーが開催されているほか、一流の寿司職人が市場の新鮮な魚を使って寿司をにぎってくれるお食事ツアーのオプションなどもあります。このほかさまざまなイベントも開催されているので、ぜひ参加してみてくださいね。

名古屋スポーツセンター（大須スケートリンク）

初心者でも気軽に遊べるスケートリンク

名古屋スポーツセンターは、“大須スケートリンク” の愛称で地元の人に親しまれている、屋内スケートリンクです。伊藤みどり、浅田真央、村上佳菜子、宇野昌磨など、日本を代表するスケート選手を輩出したスケート場としても知られています。

スケート場は通年オープンしているので、夏場でもスケートが楽しめます。初心者でもスケートシューズや、掴まるためのカラーコーンなどの貸し出しがあるので、気軽に訪れられますよ。子ども用のソリもあるので、家族連れでも遊べます。

メタウォーター下水道科学館なごや

下水道の仕組みを無料で楽しく学べる施設

メタウォーター下水道科学館なごやは、生活に欠かせない下水道の仕組みや役割について学べる施設です。2019年に30周年を迎えた節目として館内がリニューアルされ、実際に体験をしながら楽しく学べるよう、さまざまに工夫された展示となっています。

館内は、「暮らしと下水道」「下水処理のしくみ」「下水管の維持管理」「災害への備え」「なごやの下水道の歴史と未来」の5つのゾーンに分かれており、見ごたえばつぐん！水の大循環をテーマにした展示は、水滴になって大きな土管の中を冒険できるので、子どもにも大人気です。

名古屋の穴場観光スポットを満喫しよう

この記事では、名古屋のおすすめの穴場観光スポットを紹介しました。定番以外にもディープな名所や見どころがいっぱいある名古屋では、効率よく観光にグルメ、ショッピングも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、愛知県・名古屋旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

photo by Unsplash