五大堂

五大堂は、大同2年(807)に、坂上田村麻呂が東北征討のため訪れた際に建立した毘沙門堂が起源とされ、その後、慈覚大師円仁が五大明王像を安置したことから五大堂と呼ばれるようになりました。現在の建物は、伊達政宗が慶長9年(1604年)に再建したもので、東北地方では現存最古の桃山建築です。五大堂の幹回りには十二支の彫刻が施されているため、自分の干支を探してみるのも楽しいでしょう。また、五大堂へ行くには、透かし橋を渡ります。この橋は、橋桁の間が空いており、上から海面が透けて見えるのが特徴です。透かし橋は聖域に入る前に参拝者の心を引き締めるための戒めとしての意味を持っているそうです。

五大堂

スポット情報

住所
〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字町内111
アクセス
JR仙石線「松島海岸駅」から徒歩7分、中央桟橋のそば
営業時間
8:00〜日没まで
休館日
無休
料金
無料