平泉寺白山神社

平泉寺白山神社は勝山市に位置する、白山信仰の拠点となる神社です。かつては比叡山延暦寺の末寺として栄え、明治時代の神仏分離までは「仏教寺院霊応山平泉寺」として人々から親しまれていました。境内には苔で覆われた美しい風景が広がり、その様子から「苔宮」とも呼ばれています。最盛期には広大な土地に多くの建物が立ち並んでいましたが、天正2年に織田信長の勢力によって全山が焼失し、その後一部が再建されました。現在でも壮大な歴史の一部を垣間見ることができる、ロマンあふれる場所といえるでしょう。隣接する「白山平泉寺歴史探遊館まほろば」では、神社の歴史や白山信仰の成り立ちについて学べるので、歴史好きの方はぜひ訪れてみてください。

平泉寺白山神社

スポット情報

住所
福井県勝山市平泉寺町平泉寺
アクセス
えちぜん鉄道「勝山駅」よりバス乗車、「平泉寺白山神社前」にて下車
営業時間
散策自由
休館日
散策自由
料金
無料(旧玄成院庭園は拝観料50円)