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コモロの首都モロニ!歴史・観光地も解説
コモロの首都モロニは、インド洋に浮かぶ美しい島国の中心地として知られています。本記事では、モロニの歴史・観光地を徹底解説します。モロニ旅行の計画に役立つ情報が満載ですので、ぜひ参考にしてください。



コモロの首都モロニは、インド洋に浮かぶ美しい島国の中心地として知られています。ただし、モロニがどのようなスポットなのか分からない方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、モロニの歴史・観光地を徹底解説します。モロニ旅行の計画に役立つ情報が満載ですので、ぜひ参考にしてください。
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コモロの首都モロニの基本情報
モロニはコモロ連合の首都であり、グランド・コモロ島(ンジャジジャ島)の西海岸に位置する港町です。人口は約7万5千人(2017年国勢調査)で、コモロ最大の都市として政治・経済の中心地となっています。
面積は約30平方キロメートルで、政府機関や主要企業のオフィスが集まり、国内外の要人が訪れる外交の拠点でもあります。モロニは美しいビーチや歴史的建造物、活気ある市場など観光地としても人気です。
イスラム教の影響を受けたモスクや、フランス植民地時代の街並みが独特の雰囲気を醸し出しています。また、多様な民族が共存する多文化都市としての側面も持ち、コモロの伝統と現代が融合した魅力あふれる都市です。
首都・モロニの場所は?
モロニはコモロ連合の首都であり、インド洋西部に浮かぶコモロ諸島の中で最大の島、グランドコモロ島(ンジャジジャ島)の西岸に位置しています。
地理的にはアフリカ大陸の東海岸から約300km、マダガスカル島の北西約500kmの地点にあり、古くからアラブ商人の交易ルート上にある重要な港町として発展してきました。
都市の東側には標高2,361mの活火山カルタラ山がそびえ、その麓に広がる熱帯雨林と西側のインド洋がモロニ独特の景観を形作っています。港町としての性格が強く、海沿いには多くの船舶が行き交い、アフリカ、アラブ、フランスの文化が融合した多彩な都市です。
コモロの首都モロニの歴史と成り立ち
モロニはコモロ連合の首都であり、歴史は多様な民族と文化が交わるインド洋交易の拠点として始まりました。6世紀ごろにはマレー系やバントゥー系の人々が移住し、10世紀以降はアラブ人の移住によってイスラム化が進み、スワヒリ文化が栄えています。
中世にはスルタンによる小国家が形成され、島々は海上交易や海賊の拠点としても利用されていました。19世紀に入ると、1843年にマヨット島がフランス領となり、1886年にはコモロ諸島全体がフランスの保護領、1912年には正式なフランス植民地となっています。
モロニは1960年にマヨット島のザウジからコモロの首都となり、以降、行政・経済の中心地として発展しました。1975年7月6日、コモロがフランスから独立すると、モロニは新生国家の首都として引き続き重要な役割を担い、政治・経済・文化の中心地として発展を続けています。
モロニの主要空港は?日本から直行便はある?
コモロの首都モロニの主要空港は、プリンス・サイード・イブラヒーム国際空港(IATA: HAH、通称モロニ・ハハヤ国際空港)です。空港はモロニ市中心部から約18~20km離れたハハヤ地区に位置し、車で約30分ほどでアクセスできます。
日本からモロニへの直行便はありません。日本から訪れる場合は、アジアや中東、ヨーロッパ、アフリカの主要都市で2回以上の乗り継ぎが必要です。
一般的なルートとしては、東京からソウルやドバイ、イスタンブールなどを経由し、ケニアのナイロビやエチオピアのアディスアベバ、タンザニアのダルエスサラームなどアフリカの主要都市でさらに乗り継ぎ、モロニに向かう方法が多いです。なお、東京からアディスアベバへの直行便はなく、必ず経由便となります。
モロニの気候は?
モロニは熱帯性気候に属し、年間を通じて温暖で湿度が高いのが特徴です。気温は一年を通して21℃から31℃の範囲で推移し、平均最高気温は1月から4月にかけて30~32℃、最も涼しい7~8月でも27~28℃と、季節による温度差は小さいです。
乾季は5月から10月で、この時期は比較的涼しく、降水量も少なくなります。一方で、雨季は11月から4月で、特に1月から4月にかけて降水量が多く、1月は月間300mm以上の雨が降ることもあるでしょう。
年間降水量は約2,700mmと非常に多く、大半が雨季に集中します。モロニの観光ベストシーズンは乾季の7月から9月で、気温は25~28℃と過ごしやすく、降水量も少ないため観光に適しています。
ただし、乾季でも突然のスコールがあるため、雨具の準備は必要です。日差しが強く高温多湿なため、日焼け対策や十分な水分補給も心がけましょう。
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コモロの首都モロニの観光名所

モロニには、コモロの歴史と文化を感じられる魅力的な観光スポットが豊富にあります。ここでは、モロニを訪れる際に外せない3つの観光名所をご紹介します。
グランドモスク
美しいイスラム建築の象徴
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グランドモスクは、コモロ諸島の首都モロニに位置する壮大なモスクで、イスラム建築の美しさを象徴する存在です。モスクは、精緻な装飾が施された大理石のドームと、煌びやかなミナレットが特徴です。
内部は広々としており、礼拝のために設計された空間は静寂に包まれ、訪れる人々に心の平穏を与えます。建物の周囲には緑豊かな庭園が広がり、散策にも適しています。
グランドモスクの基本情報 | |
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住所 | Medina, Moroni, Grande Comore, Comoros |
電話 | +269 773 456 |
営業時間 | 8:00~18:00 |
休業日 | 金曜日 |
アクセス | モロニ市内中心部メディナ地区、港近く(市内中心から徒歩または車で約10分) |
料金 | 無料 |
公式サイト | - |
ボロボロ市場
地元の文化と味が集まる市場

コモロ諸島最大の「ボロボロ市場(Marché Volo Volo)」は、首都モロニ市街の北部に位置しています。地元の人々の日常的な買い物の場であると同時に、観光客にとってもコモロの食文化や生活を体験できる活気あるスポットです。
市場内では手作りランプや布製品、工芸品なども販売されており、ユニークなお土産探しにも最適です。特に朝の時間帯は最も賑わい、地元の人々との交流や活気ある雰囲気を楽しむことができます。
ボロボロ市場の基本情報 | |
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住所 | Moroni, Grande Comore, Comoros |
電話 | +269 711 234 |
営業時間 | 7:00~18:00 |
休業日 | 日曜日 |
アクセス | モロニ市内から徒歩10分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | - |
ボウニビーチ
白砂のビーチでリラックス

モロニ近郊で特に有名な美しいビーチとして「ボウニビーチ(Bouni Beach)」があります。ボウニビーチはグランドコモロ島にあり、首都モロニから約30kmの場所に位置しています。
きめ細かな白砂と透明度の高いインド洋の青い海が広がり、穏やかな波と緑豊かなヤシの木に囲まれたリゾート感あふれる景観が特徴です。観光客や地元の人々が海水浴や日光浴を楽しむほか、周辺には新鮮な魚介類を味わえるレストランも点在しています。
ウミガメの産卵地としても知られ、7月から8月には産卵の様子を観察できることもあります。静かで落ち着いた雰囲気の中、コモロの自然美と穏やかな時間を満喫できるおすすめのビーチです。
ボウニビーチの基本情報 | |
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住所 | Ikando, Grande Comore, Comoros |
電話 | +269 772 345 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | 無休 |
アクセス | モロニ市内から車で30分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | - |
コモロの首都モロニの治安・注意点
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モロニはコモロの首都として比較的治安が安定しており、アフリカ諸国の中でも外国人を特定して狙った犯罪被害はほとんど報告されていません。しかし、貧困率が高いため、スリやひったくり、置き引きなどの一般犯罪が時折発生しています。
特に市場や人混みでは貴重品の管理に注意し、バッグ類は体の前で持つなど基本的な防犯対策を徹底しましょう。夜間は街灯が少なく暗い場所も多いため、夜遅くの一人歩きは避け、タクシーを利用する場合は信頼できる会社を選び、ホテルを通じて手配するのが安全です。
健康面では、モロニを含むコモロ諸島はマラリアの流行地域であり、特に危険性の高い熱帯熱マラリアが多く報告されています。10日以上滞在する場合は、抗マラリア薬の服用も検討し、事前に専門医に相談してください。
コモロの首都モロニを知って、旅行を楽しもう!

モロニはコモロ連合の首都として、アラブ、フランス、アフリカの文化が融合する独自の歴史と文化、そして美しい自然に恵まれた都市です。市内にはグランドモスクや国立博物館、スーク(市場)など、コモロの歴史や文化を深く感じられるスポットが点在しています。
旧市街にはスルタン王の家や伝統的なモスクが残り、迷路のような路地や歴史的な建物が独特の雰囲気を醸し出しています。また、インド洋に面したボウニビーチは、白砂と透明度の高い海が広がるリラックスできる場所です。
一方で、軽犯罪やマラリアなどの健康リスクには注意が必要で、市場や人混みでは貴重品の管理を徹底し、防蚊対策やミネラルウォーターの利用を心がけましょう。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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