国立台湾文学館
2003年10月、台湾で初めての国家規模の文学博物館として国立台湾文学館が開館しました。建物は100年の歴史を持つ国定文化遺産です。1916年に日本統治下で台南州庁として建設され、戦後は台南市庁舎等として利用されましたが、庁舎の移転後に修理と改修を経て2003年に現在の建物が完成しました。建築デザインは、建築家である森山松之助によるもので、その堂々とした赤れんが造りの建築は必見です。館内では、常設展に加えて、台湾国内外の作家や文学テーマごとの特別展も定期的に行われています。また、文学に限らず、100年以上の歴史を持つ建物の歴史や構造に関する展示も行われており、建物の起源や秘話も学べます。
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