メヴラーナ博物館
トルコ内陸部であるアナトリア地方に位置する「コンヤ」。コンヤにきたら忘れてはいけないのが「メヴラーナ博物館」です。メヴラーナ教の僧院にあるメヴラーナの社が展示されており、1926年にコンヤ古代作品博物館として初めて公開された歴史ある博物館です。メヴラーナの精神と教えを伝える神聖な場であるのはもちろんのこと、その美しさから多くの観光客が訪れることでも有名。入るとすぐに大理石で上張りされた泉のある庭園が広がっています。庭園内には、空色の大理石のパネルで飾られた低いアーチ型の社が目を惹き、圧倒的な美しさを感じることでしょう。メヴラーナ博物館は、メヴラーナの精神と教えを伝える貴重な場所であり、その美しい装飾や歴史的な価値を堪能することができます。
スポット情報
イスタンブールでおすすめの観光スポット
ブルーモスク
イスタンブールに訪れたら忘れてはいけない有名観光スポットが「ブルーモスク」です。正式名称は「スルタンアフメトモスク」と言い、その壮麗な美しさで世界中から訪れる観光客を魅了し続けるスポット。1616年に完成し、オスマン帝国の力と宗教的献身を象徴する建築物として、今なお多くの人々に愛され続けています。ブルーモスクの最大の特徴は、内装に使用されている20,000枚以上の青いイズニクタイルです。日光が窓から差し込むと、内部を青く照らし出し、まさに「ブルーモスク」という名の由来そのもの。タイルにはさまざまな花や木のモチーフが描かれており、まるで芸術作品のような美しさを感じられることでしょう。
トプカプ宮殿
トプカプ宮殿は、オスマン帝国の栄光を今に伝える壮大な博物館です。400年以上ある歴史から、かつての帝国の中心地としての活気を存分に体感することができ、現在も多くの観光客に愛されるスポットです。トプカプ宮殿で特におすすめなのが、ハレム(ハーレム)の歴史を感じることができる展示です。ハレムは、オスマン帝国時代の皇帝と家族が生活していた部分が公開されており、より詳しい歴史を知りたい人は必見です。ハレムを訪れるためには、通常の入場券に加えて追加料金が必要です。内部では、壮麗な宝石、古代の武器、豪華な遺物が展示されており、イスタンブールの歴史を存分に堪能することができます。
アヤソフィア
ピンク色の外観が目印の「アヤソフィア」は、豊かな歴史を学べると世界中から注目を集めるユネスコの世界遺産です。ビザンチン帝国時代にローマカトリック大聖堂として建築されましたが、その後オスマン帝国によってモスクへと改装された歴史を感じる観光スポットです。アヤソフィアの内部は、見事なモザイクアートと巨大な円形のドームが印象的で、時間を超えた美しさを放っています。メインホールに飾られている9世紀の壮麗なモザイク画が特徴で、大天使ガブリエル、聖母マリア、イエスが描かれています。黄金に輝くシャンデリアが放つ柔らかな光の下、壮大なドームでイスタンブールらしい歴史を感じることのできる場所です。
地下宮殿
地下宮殿(バシリカ・シスタン)は、イスタンブールの魅力を詰め込んだ神秘的なスポットです。6世紀にビザンチン皇帝ユスティニアヌスによって建設されたこの場所は、元々貯水池として利用されていましたが、現在ではその幽玄な美しさで訪れる人々を魅了しているおすすめの観光スポット。52段の階段を下りると、336本の壮大な柱が並ぶ広大な空間がお出迎え。柱間を照らすスポットライトが作り出す影と光のコントラストは、まるで異世界に迷い込んだような神秘的な空間です。また、数々の国際映画のロケ地としても有名で、映画のシーンを実際に体感できるのも魅力の一つです。
ガラタ橋
ガラタ橋は、ボスポラス海峡をまたぐ歴史的な橋であり、街の魅力的な景色と日常生活の両方を体感できるスポットです。ガラタ橋を周辺から眺めるのもいいですが、橋の上を実際に歩くのがおすすめ。歩行者にも開放されており、イスタンブールの壮大なスカイラインを一望することができます。橋の周辺では、活気あふれるカフェやレストランで一息つけるなど、地元の空気感を存分に堪能できるのが嬉しいポイント。特に夕暮れ時には、夕日が海峡に映えるロマンチックな景色が広がり、イスタンブール観光のいい思い出となるでしょう。
ドルマバフチェ宮殿
ドルマバフチェ宮殿は、スルタンアフメト地区からトラムで約25分の距離に位置し、壮大な構造と豊かな歴史を感じることができるおすすめの観光スポット。オスマン帝国の最後のスルタンたちの住居として使用され、過去にはトルコ共和国の初代大統領「ムスタファ・ケマル・アタテュルク」の官邸として使用されたことがあります。現在は、博物館として一般に公開されており、トルコ古来の歴史を堪能できるでしょう。豪華な内装や歴史的な背景にも深い魅力があり、トルコ王朝の歴史と文化的な富を肌で感じたい人におすすめの場所です。