ボリャオン市場
1839年に開設された伝統的な市場。新鮮な魚介類、肉、フルーツ、野菜など、地元の美味しい食材が豊富に揃っています。観光客も地元の人々も訪れ、賑わっています。地元料理を楽しみたい方には必見のスポット。また、お土産にはオリーブオイルやチーズ、ワインなどがおすすめです。

スポット情報
ポルト旅行におすすめの観光スポット
サン・ベント駅
世界で最も美しい駅言われる駅。鉄道を利用しない人も、わざわざ見学に来るほどの美しいアズレージョ(青と白のタイル)が特徴的。この建物は、建築家のホセ・マルケス・ダ・シルバが設計し、ポルトガルを代表するアズレージョ作家のジョルジュ・コラッソがアズレージョを制作しました。アズレージョに描かれているのは、戦いやお祭りの様子、交通や汽車の歴史、田園風景など。アズレージョは装飾のためだけではなく、室温管理の機能も果たしています。外観や天井の装飾、時計やガラスなども非常に美しく、見応えがあります。中心街に位置しており、観光スポットへのアクセスも便利です。駅周辺にはレストランやショップも多く、食事やお買い物を楽しむことができます。
ドン・ルイス1世橋
1886年に完成したドウロ川にかかる橋。ポルト歴史地区の一部としてユネスコ世界遺産に登録されています。ポルトの中心部とヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区を結ぶ2階建の橋で、幅は8メートル、高さ45メートル、上層の長さは395メートルと非常に大きいです。鉄道・車・徒歩での横断が可能で、景色を見ながらの散歩にぴったり。エッフェル塔を設計したアレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェルの弟子の1人であるテオフィロ・セイリグによって設計されました。橋からは素晴らしいポルト市のパノラマビューが楽しめ、昼の景色も美しいですが、夜のライトアップは特に幻想的。橋と街の明かりが水面に反射し、ロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。
クレリゴス教会/クレリゴスの塔
イタリア人建築家ニッコロ・ナッソーニが建てたバロック様式の教会と、教会に併設されている鐘塔。クレリゴス教会は1732年に建設が始まり、1750年に完成。花や貝の彫刻や教会前面の2つに分かれた階段、多彩色の大理石の種礼拝堂祭壇などが見どころ。クレリゴスの塔は、1754〜1763年にかけて建設されました。塔の高さは76メートルで、党内には225段の階段があり、頂上からはポルトの街並みを見渡すことができます。オレンジの屋根が連なる絶景は必見ですよ。クレリゴス教会では、歴史的な教会堂や多くの美術品を鑑賞することもできます。
カフェ・マジェスティック
サンタカタリーナ通りに1921年にオープンした老舗カフェ。アールヌーボー時代の建物を利用したカフェで、パリを彷彿とさせる雰囲気が特徴的です。味わい深い革張りのイスや漆喰で装飾された天井、壁一面の鏡など、アンティークで老舗の風格が漂う内装。店内では、軽食やコーヒー、お茶、スイーツに加え、アルコール類や本格的な食事まで揃っています。日中は混み合うため、ゆっくり過ごしたい方には朝・夜の遅い時間がおすすめ。
レロ書店/レロ・イ・イルマオン
1869年創業の老舗書店。世界で最も素晴らしい本屋を競う世界中のランキングで何度も上位に選ばれている人気のブックストア。書店内に入るとまず最初に目に飛び込んでくるのが、ユニークな形の中央の赤い階段。鉄筋コンクリートで作られており、繊細な見た目に関わらず非常に丈夫な構造となっています。書店内は繊細な彫刻が施されたアーチや天井など、階段以外にも見どころがたくさんあります。書籍やアンティークの品々が揃っており、文学愛好家や旅行者にとって魅力的な場所です。
アルマス聖堂
アルマス聖堂は、美しいアズレージョ装飾が印象的な歴史ある教会です。正式名称は「サント・イルデフォンソ教会」ですが、地元では「アルマス聖堂」として親しまれています。外壁を覆う青と白のタイル画は18世紀に制作され、ポルトガルの宗教や歴史的な場面を描いています。鮮やかなコントラストが目を引き、街歩きの途中で思わず足を止めたくなる美しさです。教会の内部に入ると、バロック様式の荘厳な祭壇や精緻な装飾が広がり、静寂の中で神聖な雰囲気を感じられます。高い天井とステンドグラスから差し込む光が堂内を幻想的に照らし出し、厳かでありながら温かみのある空間を演出しています。アルマス聖堂の周辺には、伝統的なカフェや商店が並んでいるので、散策にも最適です。