エルデネ・ゾー

エルデネ・ゾーは、モンゴルのウランバートルから西に約300キロメートル離れた「カラコルムエリア」に位置する古代の寺院です。1586年にアブタイ・サイン・ハーンによって建設され、ダライ・ラマ3世との交流によってモンゴル国内で仏教を広めるために建立されました。モンゴルで最も歴史の古いチベット仏教の寺院の一つであり、2004年には「オルホン渓谷の文化的景観」として世界遺産に登録されています。また、近くには、カラコラム博物館も併設されています。博物館内には、オルホン渓谷やカラコルム遺跡から出土した文化財が展示されており、モンゴルの歴史を見て学べる場所となっているので、エルデネ・ゾーに訪れた際はあわせて見学してみましょう。