【世界遺産】イタリア・チンクエ テッレの魅力を紹介!観光の見どころや見学方法を解説
イタリアを代表する観光スポット・チンクエ テッレ。断崖絶壁にカラフルな建物が並んでいることが特徴です。また、その光景は世界遺産に登録されています。 この記事では、チンクエ テッレの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひチンクエ テッレへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
イタリアを代表する観光スポット・チンクエ テッレ。断崖絶壁にカラフルな建物が並んでいることが特徴です。また、その光景は世界遺産に登録されています。
この記事では、チンクエ テッレの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひチンクエ テッレへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
チンクエ テッレの基本情報
photo by Unsplash
チンクエ テッレはイタリア北西部にある5つの集落のことを指し、モンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオマッジョーレから成る地域です。
チンクエ テッレ(Cinque Terre)は5つの土地を意味する言葉。急な斜面や限られた平地に村が築かれて独特の文化を生んだことなどから、1997年に世界遺産に登録されました。
5つの村からなるチンクエ テッレ
photo by Unsplash
イタリア語でCinque=5とterre=土地という意味が組み合わさり、5つの集落の総称として親しまれているチンクエ テッレ。このチンクエ テッレを構成する村は、モンテロッソ・アル・マーレ、リオマッジョーレ、コルニリア、マナローラ、ヴェルナッツァの5つです。
チンクエ テッレがあるのは、ピサの斜塔で有名な都市ピサの北西方向。ピサから近い南側から5つの村を並べると、リオマッジョーレ、マナローラ、コルニリア、ヴェルナッツァ、そして1番北がモンテロッソ・アル・マーレと並んでいます。
photo by Unsplash
チンクエ テッレはリグーリア州のラ・スペツィア市に属していて、5つの村で中央に位置するコルニリア以外の4つの村が海に面しているのです。地中海・リグリア海のきれいな青とカラフルな建物の景色は、写真映えすると世界中から人気を集めています!
イタリアでおすすめの観光エリアであるチンクエ テッレは、建築や技術、景観のデザインなどが評価されて1997年にユネスコ世界遺産に登録されました。ある文化を代表する伝統的な集落、陸上または海上利用の際立った例の登録基準を満たして登録されたといわれています。
チンクエ テッレの歴史
photo by Unsplash
チンクエ テッレが、住みづらい断崖絶壁に発展した背景にはどんな歴史があるのでしょうか?チンクエ テッレは要塞都市として11世紀に築かれました。その後、1,000年近くも隣の村へは船で行き来しており、車社会になった現代でも、チンクエ テッレの主な交通機関は電車と船が活躍しています。
11世紀頃ピサと対立していたジェノバ にとってチンクエ テッレ周辺の監視は防衛の面で重要で、チンクエ テッレが要塞都市になったと言われています。
チンクエ テッレの限られた平地はとても狭く、断崖絶壁の斜面に広がる土地は痩せています。痩せた土地に作物は育たたないので、村人は岩盤を砕いて石垣を作り斜面に段々の畑を作りました。
100年以上にもわたって築かれた石垣の総延長は、約6,700キロメートルにも!日本列島の南北が約3,000キロメートルといわれているので、日本列島の南北を2倍にした距離です。船でしか往来できない場所だったからこそ、独自の文化が育まれていったのですね。
チンクエ テッレは有名なワインの産地
photo by Unsplash
チンクエ テッレで育つのがブドウ。ブドウといえばワインを思い浮かべる人も多いでしょう。チンクエ テッレで作られるワインは主に白ワインです。
また、チンクエ テッレのワインと呼ばれているのは、リオマッジョーレ、ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アル・マーレ、ラ・スペツィアの一部の地域で製造されるワイン。チンクエ テッレの白ワインは、きれいな緑がかった麦わら色で、柑橘系やハチミツのような香りがします。
チンクエ テッレで有名なのが、シャケトラワインです。ブドウの糖分が17度になるまで風通しが良いところで乾燥してから、譲造する伝統的な作り方によって製造されています。シャケトラワインは甘口のデザートワインで、歴史は1,000年にもなります。
ワインはなかなか苦手という方でも、甘口のデザートワインのシャケトラワインなら、おいしく飲むことができるでしょう。また、チンクエ テッレの白ワインは地中海性気候で作られるため、同じ地中海でとれる魚介類が相性ばつぐん。観光の際は、ぜひレストランに立ち寄って、白ワインと新鮮な魚介類の料理との魅力的なマリアージュを楽しんでみてください!
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
チンクエ テッレ観光の見どころは?5つの村を紹介
photo by Unsplash
ここまでチンクエテッレについて解説してきました。チンクエ テッレは5つの村で構成されていますが、どのような村なのでしょうか。ここからは、それぞれの村の見どころを紹介して魅力に迫っていきましょう!どの村でどのような過ごし方ができるのか、観光でチンクエ テッレへ行く前に知っておくべき情報について解説していきます。
観光拠点にするなら!リオマッジョーレ
photo by Unsplash
ラ・スペツィア駅からローカル列車に乗ると最初の駅がリオマッジョーレ。チンクエ テッレで東の玄関口としての役割を担っていて、チンクエ テッレ観光の拠点としておすすめです。リオマッジョーレの駅からトンネルを抜けると、左手に町が広がっています。
リオマッジョーレの特徴は、チンクエ テッレの最南エリアで断崖絶壁の斜面!色とりどりの建物が斜面に立ち並んでいて、丘の斜面を上っていくとリオマッジョーレのきれいな景色を見渡せます。
チンクエ テッレの中ではリオマッジョーレが1番大きな村で、魅力的なレストランやお店がメインストリートに多いのが特徴的です。町並みが一望できるサン・ジョヴァンニ・バティスタ教会をはじめ、町の中にも見どころがいっぱいあります。
リオマッジョーレのグルメでは新鮮な魚介のフリッターが人気。さらにイタリアと言えばパンのフォカッチャが有名です。おいしいイタリアンフードでお腹を満たせます。
リオマッジョーレを拠点にして、それぞれの村を訪れたり、グルメやショッピングを楽しんだりとチンクエ テッレの魅力を存分に味わいましょう!
絶景を堪能できる!ヴェルナッツァ
photo by pixabay
ヴェルナッツァは、インスタ映えするカラフルな町並みと景色が魅力のエリア。ヴェルナッツァの駅にすぐ近いところにメインストリートであるローマ通りがあり、レストランやカフェ、お土産物ショップが並びます。見どころ満載のメインストリートで、観光客だけでなく地元住民も集まっているので、にぎやかな雰囲気を楽しめます。
また、ヴェルナッツァの海岸にあるカフェには、テラス席があり、開放感ばつぐん! きれいな青の海と、黄色やオレンジなどカラフルな家を眺める景色は絶景です。
ヴェルナッツァは、石畳の路地や教会があり中世のヨーロッパの雰囲気を感じられる町歩きが楽しい場所。坂道を上って高台から見渡すと、カラフルな建物が広がります。イメージするイタリアの地中海の景色がそのまま広がり、チンクエ テッレの村の中でも有数の賑わうエリアです。
優雅なリゾート地!モンテロッソ・アル・マーレ
photo by Unsplash
モンテロッソ・アル・マーレは、長い歴史を誇るチンクエ テッレでは珍しく、現代風の街並みが広がっています。レストランやお土産物店、ホテルなどが多いことから、観光客が最も集まる場所でもあります。
チンクエ テッレの中で最西端に位置するモンテロッソ・アル・マーレでは、海水浴を楽しむことができます。チンクエ テッレで唯一、ビーチがあるのがモンテロッソ・アル・マーレです。
ビーチパラソルが並び優雅なリゾート気分を味わえることから、観光客だけではなく地元の人々も集まってくるそう。地元民のいるとても楽しい雰囲気でバカンス気分を楽しむことができますね。
モンテロッソ・アル・マーレのビーチ周辺には、おしゃれなカフェもあるのでビーチバカンスを楽しみましょう!
ワインの博物館が有名なマナローラ
photo by pixabay
続いての村はマナローラです。コルニリアの次に小さな村がマナローラですが、スーパーマーケットやかわいらしいお店、チンクエ テッレを代表するカラフルな家などがあります。また、チンクエ テッレで有名なワイン・シャケトラの博物館があり、マナローラで人気の観光スポットです。
写真撮影におすすめの場所は、高台です。マナローラには、レナート・ビロッリ通りと呼ばれるメインストリートから海岸へ出ると海岸沿いに歩道があります。その歩道を進んだ岬の先端にある高台が人気のフォトスポット!美しいマナローラの景色を眺めることができますよ。
また、マナローラでは愛の小道を忘れてはいけません。愛の小道は、マナローラとリオマッジョーレを結ぶ有料の散歩道です。長さは約1キロメートルと、誰でも気軽に楽しめるおすすめのコースです。道中の壁にハートマークや愛のことばが書かれています。
カップルがキスする銅像もあり、銅像の前でキスをすると永遠の愛で結ばれるとか。カップルや夫婦で訪れたら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
ハイキングコースから見える海や街が美しい!コルニリア
photo by Unsplash
崖の上にあるコルニリアは、チンクエ テッレで唯一海に面していません。コルニリアへアクセスするには、最寄りの駅から階段を300段以上も上る必要があるため、訪れる人はそれほど多くありません。となり町のマナローラかヴェルナッツァからハイキングコースで行くのがおすすめ!
マナローラから行くと、約2キロメートル、約1時間のハイキングコースが待っています。反対側のヴェルナッツァからのコースは、約4キロメートルで約1時間半かかります。チンクエ テッレの素敵な街並みを眺めながら、コルニリアへのハイキングをしてみるのもいいですね。チンクエ テッレでは一番小さな町ですが、その分人が少なくゆっくりと町歩きを楽しめますよ。
チンクエ テッレ観光に最適なシーズンは?
チンクエ テッレは1年を通して安定した過ごしやすい気候です。気候区分では地中海性気候に属しています。地中海性気候の特徴として、夏は晴れの日が続き乾燥して降水量が少ないことが挙げられます。また、冬になると逆に気圧の谷ができて前線や低気圧の影響により降水量が多いのが特徴です。
ベストシーズンは海を楽しめる夏
photo by Unsplash
やはりチンクエ テッレのベストシーズンは、なんといっても夏!
5月になると月の平均気温が15度を超えます。7月と8月が日本と同じように夏ですが、平均最高気温は25度未満です。日本のようなジメジメとした猛暑はチンクエ テッレになく、乾燥してカラッとした晴天なのでとても過ごしやすいです。
服装は半袖半ズボンの、一般的な夏服で問題ありません。マナローラからコルニリアへのハイキングなどを考えている方は、動きやすい服装が必要です。さらに、靴は安全のために、スニーカーよりも運動靴やトレッキングシューズがおすすめです。村全体が坂道や石畳が多いので歩きやすい靴で訪れましょう。
ベストシーズンということは観光客が多い時期でもあるので、魅力的な観光スポットは混雑することも。ホテルの予約が取りづらくなるので、早めの予約をおすすめします。また、日焼け対策を忘れずに、美しい海岸線を眺めて非日常を楽しんでみてください。
観光客が少ない時期を狙うなら秋以降
photo by Unsplash
9月や10月は平均最高気温が20度前後で、平均最低気温も10度を下回ることがないので1番過ごしやすい時期かもしれません。チンクエ テッレは夏に比べると、雨の降る日が少し増えますが、平均最高気温が10度以下で寒い冬になる前の秋も観光に適した季節です。
チンクエ テッレで秋の服装を考えると、ジャケットなどの羽織るものが必要になってきます。10月に雨が降るとぐっと気温が下がるからです。晴れの日でも朝晩は冷え込む日があるので、上着を必ず持ってきましょう。
また、オフシーズンでは移動手段のメインである電車や船の便数が少なくなります。 料金がシーズンより安くなることや、見どころスポットが混雑していないことなどを考えると秋以降もチンクエ テッレの観光にはおすすめです。ただ、移動するときの交通機関のスケジュールには気をつけてください。
チンクエ テッレ観光のポイント
photo by pixabay
チンクエ テッレの見どころをじっくりと観光するにはぜひ宿泊してみるのがおすすめです。しかし、チンクエ テッレ内のホテルには数に限りがあります。そのため、チンクエ テッレ周辺の町で宿を探すのも1つの方法です。
近郊の街では、玄関口としてラ・スペツィアが魅力的です。チンクエ テッレ観光の拠点で挙げたリオマッジョーレまで、ラ・スペツィアから電車で約8分と近くにあります。
ここからは、そんなチンクエ テッレの観光のポイントについて解説していきます。
チンクエ テッレは電車で回るのが基本
photo by Unsplash
そしてチンクエ テッレ内の交通手段は電車移動が基本です。チンクエ テッレは断崖絶壁の斜面にできた集落なので、村と村を結ぶ道路はとても少ないのが特徴的です。通れる道路は曲がりくねった山道で、車での移動は不便と言わざるを得ません。線路は海岸線を走っていて景色も良く、チンクエ テッレ観光は電車が断然に便利。
またチンクエ テッレへ行く前にぜひ知っておくきたい情報としてチンクエ・テッレ・トレイン・カードがあります。
チンクエ・テッレ・トレイン・カードは現地にある駅のチケット売り場で買うか、オンラインサイトからも購入可能です。チンクエ・テッレ・トレイン・カードの料金は大人の1日券が18.2ユーロ(約2,620円)です。カードには、以下の魅力的な特典が含まれます。
- チンクエ テッレ内の市バス利用が無料
- レヴァント~ラ・スペツィア間の電車利用が無料
- チンクエ テッレ内のWi-Fi利用が無料
- チンクエ テッレ内の有料ハイキングコースを無料で利用
- 公衆有料トイレを無料で利用
- ラ・スペツィア市立博物館の入場料が割引
チンクエ テッレ内の列車の料金はおよそ5ユーロ(約720円)で、有料のハイキングコースは7.5ユーロ(約1,080円)などです。チンクエ・テッレ・トレイン・カードはバスと電車以外の特典もついていて、とてもお得!チンクエ テッレをくまなく巡りたい方にとくにおすすめです!
遊覧船で景色を眺めながら巡ることも!
photo by pixabay
また遊覧船に乗って、きれいな景色を眺めながらチンクエ テッレを回ることもできます。遊覧船の出発地点はラ・スペツィアで、駅から港までは歩いて約20分。Golfo dei Poetiという名前の遊覧船が、海に面しているリオマッジョーレ、マナローラ、ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アル・マーレを運航しています。
チンクエ テッレの岩肌は、自然が作る造形美。モンテロッソ・アル・マーレの近くにくると、ビーチパラソルが並ぶ光景が目に入ります。ヴェルナッツァなどとは違う魅力的な景色を海の上から楽しみましょう。
時間に応じて観光する村を絞る
photo by Unsplash
電車でチンクエ テッレへ向かうと、船よりも早く着くので1日で5つの村すべてを簡単に回ることもできなくはありません。 しかし、主な見どころや自分が行きたい場所の優先順位を考え、滞在可能時間にあわせて観光する村を絞るのも良いでしょう。
チンクエ テッレの見どころとして、ワインが好きな方やグルメを楽しみたい方はマナローラ。ビーチで海水浴をしてバカンス気分を味わいたい方はモンテロッソ・アル・マーレが最適です。また普段はなかなかできないハイキングをするならコルニリアへ行きましょう。
インスタ映えする魅力的な写真を撮りたい場合は、絶景が待っているヴェルナッツァを外してはいけません。とにかく世界遺産のチンクエ テッレの魅力を存分に感じたいという場合はリオマッジョーレがおすすめ。好みの過ごし方や興味関心によって、村を絞って効率よく巡るのがいいでしょう。
オプショナルツアーに参加するのもおすすめ
photo by Unsplash
見どころ満載なチンクエ テッレに初めて行く場合や海外旅行に不慣れな方は、ツアーに参加すると安心して旅をすることができるでしょう。チンクエ テッレの観光シーズンである4月から10月は、ミラノを出発地とする日帰りツアーが多くの会社から催行されています。
英語ガイドよりも料金が高くなりますが、催行されているツアーの中には日本語アシスタントが付くプランもあるので、検討してみてはいかがでしょうか?
内容や時間をアレンジできる魅力的なツアーもあるので、自分の希望にそってチンクエ テッレの観光を楽しむことが可能です。また、現地スタッフによるガイドだと、地元民ならではの魅力的な穴場スポットや見どころなども紹介してくれるかもしません。
ガイドしか知らないような穴場スポットを知りたい人や、旅行のプランを立てるのが面倒で、とにかく有名スポットを巡りたいという方はツアーに申し込むのも1つの手です。
チンクエ テッレへのアクセス・行き方
photo by Unsplash
それでは最後に、チンクエ テッレへの行き方を紹介していきます。近郊の主要都市から電車でチンクエ テッレに向かう場合の所要時間は以下の通りです。
- フィレンツェから約2時間半
- ミラノから約3時間
- ジェノバから約2時間
- ピサから約1時間
- ローマから約4時間
イタリアの首都であるローマは、チンクエ テッレからするとかなり南に位置しています。そのためローマからチンクエ テッレへ行くと、片道だけでも4時間近くかかるので往復で8時間以上。移動が大変な上に、長時間なのでローマからの日帰り観光は推奨できません。
チンクエ テッレ内の主要移動手段が電車であるように、各都市からチンクエ テッレへのアクセスも電車が基本です。
ジェノバからの行き方
photo by Unsplash
ジェノバはチンクエ テッレに比較的近い距離にある都市です。ジェノバ プリンシペ広場駅で特急に乗り、モンテロッソ・アル・マーレもしくは玄関口であるラ・スペツィア駅まで約1時間30分で到着します。
電車の運行本数もミラノより多く、歴史を感じる魅力的なジェノバにホテルを取り、チンクエ テッレへ日帰り観光をするのもおすすめです。
フィレンツェからの行き方
photo by Unsplash
フィレンツェはチンクエ テッレに1番アクセスしやすい都市と言われています。フィレンツェにあるサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から、ピサ中央駅まで約1時間。ピサからラ・スペツィア駅へ約1時間で到着です。
乗り換えが1回で済み、運賃は安い普通列車を使うと14ユーロ(約2,016円)。座席指定で特急料金がかかりますが、特急や高速特急も走っていて移動の幅が広がります。
ピサからの行き方
photo by Unsplash
ピサはチンクエ テッレの南方向です。距離もそれほど離れていなく、チンクエ テッレの観光拠点の駅ラ・スペツィア駅まで約1時間。ピサ中央駅から目指すラ・スペツィア駅は終点なので、電車に揺られて降りる駅を寝過ごす心配はありません。
さらに、乗り換えをする必要もないのでとても楽です。イタリアで1番の見どころともいえるピサの斜塔を見学してから、チンクエ テッレ観光をするのも良いでしょう。
ミラノからの行き方
photo by Unsplash
ミラノはピサとは反対で、ジェノバよりも北東の位置。そのため、ミラノからチンクエ テッレへは、ミラノに最も近いモンテロッソ・アル・マーレまで特急の直行便があります。ミラノからの直行便は約3時間で、特急なので料金は28.5ユーロ(約4,104円)前後です。
チンクエ テッレ観光でイタリアの魅力を満喫しよう
この記事では、チンクエ テッレの観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。チンクエ テッレは断崖絶壁に広がる小さな5つの村ですが、高級ワインやハイキングコース・愛の小道など見どころ満載の絶景スポットです。
ぜひ紹介した情報を参考に、チンクエ テッレの観光を満喫してみてくださいね!
※新型コロナウイルスの感染防止対策のため、休業あるいは時短営業をしている場合があります。事前に最新情報をチェックすることをおすすめします。
※記事内の金額は2022年12月10日のレート、1ユーロ=144円で計算しています。