【2024年最新】タンザニアの治安は？危険な場所や注意点を解説

タンザニアの治安はいい？悪い？

タンザニアの治安は比較的安定していますが、一部の地域では注意が必要です。外務省の危険情報では、以下のように区分されています。

• レベル3（渡航は止めてください）：キゴマ州西部などブルンジとの国境付近
• レベル2（不要不急の渡航は止めてください）：ムトワラ州
• レベル1（十分注意してください）：インド洋沿岸部（ザンジバルを含む）、タンガニーカ湖岸付近、ルワンダとの国境付近、アルーシャ州

キゴマ州西部などブルンジとの国境付近は、武装強盗が出没するなど危険な状態です。渡航はどのような目的であれ止めてください。ムトワラ州では、モザンビークからの武装勢力の越境襲撃リスクがあり、国境付近は立ち入り禁止となっています。

旅行前には外務省の最新情報を確認し、現地でも十分な警戒心を持つことが大切です。治安リスクを理解した上で、適切な対策を講じれば、タンザニアの魅力を存分に楽しめるはずです！

タンザニアの夜間の治安状況

タンザニアの主要都市では、夜間の一人歩きはさけてください。とくに、ダルエスサラームでは夜9時以降の外出は、非常に危険です。ザンジバル島は比較的安全ですが、夜間の人通りの少ない場所には注意しましょう。タクシーを利用する際は、信用できる会社のものを利用し、流しのタクシーには乗らないようにしてください。

タンザニアで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

タンザニアには、治安リスクが高い地域や要注意スポットが存在します。とくに、下記エリアでは、旅行者は十分な警戒してください。

• ムワナニャマラ地区の路上マーケット
• アルーシャのセントラルマーケット周辺
• ザンジバル島のダラジャニ・マーケット付近

人通りの少ない場所や夜間の外出はさけましょう。観光で訪れる際は、現地の情報に耳を傾け、危険な雰囲気を感じたらすぐにその場を離れてください。安全に旅行を楽しむために、要注意エリアの特徴をしっかり理解しておきましょう！

ムワナニャマラ地区の路上マーケット

ムワナニャマラ地区の路上マーケットは、人通りが多くにぎやかな雰囲気のエリアです。しかし、スリや置き引きが頻発するので、貴重品の管理に十分注意しましょう。人ごみに紛れて近づいてくる不審者には、警戒が必要です。買い物中も荷物から目を離さないようにしてください。トラブルに巻き込まれないよう、混雑をさけて行動するのがおすすめです。

アルーシャのセントラルマーケット周辺

アルーシャのセントラルマーケット周辺は、多くの露店が立ち並び活気もありますが、治安は不安定です。夕方以降は人通りが減り、スリや強盗のリスクが高まります。貴重品は目立たない場所に収め、夜間の一人歩きはさけましょう。見知らぬ人から声をかけられても安易について行かないよう注意が必要です。

ザンジバル島のダラジャニ・マーケット付近

ザンジバル島のダラジャニ・マーケット付近は、スパイスや土産物を求める観光客で賑わいます。しかし、人ごみに紛れて、スリや置き引きを働く犯罪者も潜んでいるので油断は禁物です。露店での買い物中は、荷物から目を離さないよう心がけましょう。値段交渉に夢中になるあまり、周囲への警戒を怠らないことが大切です。夜間は人通りが少なくなるため、単独行動は控えめにしてください。

タンザニアで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

タンザニアは治安が比較的いい国とされていますが、下記のような犯罪の被害に観光客があう報告も後を絶ちません。

• 置き引き
• 偽警官による詐欺

それぞれ具体的な犯罪の種類や手口について詳しく解説していきます。旅行前に知っておけば、被害にあうリスクを大幅に下げられますよ！

置き引き

レストランやカフェ、ホテルのロビーなどで、置き引き被害が多発しています。テーブルの上や椅子にかけたバッグから、スマホや財布を盗まれるケースが目立ちます。貴重品は常に身につけ、目を離さないようにしましょう。

とくに、スマホをテーブルに置きっぱなしにしていると、すぐに狙われてしまいます。また、椅子の背もたれにかけたバッグは、後ろから忍び寄られて盗まれやすいので膝の上に置くようにしてください。

偽警官による詐欺

タンザニアでは、偽の警官を装った詐欺が発生しています。旅行者に近づき、身分証の提示を求めたり、所持品検査と称して金品を奪ったりします。本物の警官は、必ず制服を着用し、警察手帳を携帯しているので、疑わしい場合は提示を求めましょう。

また、警官を名乗る人物から、罰金の支払いを要求されることもあります。その場で支払わず、正規の警察署で対応するようにしてください。不審に思ったら、大使館や総領事館に連絡を取るのも一つの方法です。

防犯対策

タンザニアでの旅行中のトラブルや犯罪被害を未然に防ぐためには、事前の対策が欠かせません。押さえておくべき防犯のポイントを4点ご紹介します。

• 貴重品は目立たない場所に隠す
• スマホの使用は控えめに
• 旅行者専用の交通機関を利用する
• 日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう

安全で楽しい旅行の参考にしてくださいね。

貴重品は目立たない場所に隠す

パスポートや多額の現金は、ウエストポーチやマネーベルトなど、人目につきにくい場所に収納しましょう。スリに狙われにくくなります。また、バッグは体の前で抱えるようにすると安心ですよ。

スマホの使用は控えめに

人ごみの中でスマホを見ていると、ひったくりのターゲットになりやすいので注意が必要です。道端で立ち止まってスマホを操作するのは、さけましょう。どうしても使う必要がある時は、建物の中など安全な場所に移動してからにしてくださいね。

旅行者専用の交通機関を利用する

ダルエスサラームでは、旅行者専用のラピッドバスが運行しています。一般のバスよりも料金は高めですが、安全性は高いので利用をおすすめします。タクシーに乗る際は、ホテルに手配してもらうと安心です。

日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう

在タンザニア日本国大使館では、旅行者向けに「安全の手引き」を発行しています。最新の犯罪情報や、具体的な防犯対策が掲載されているので、出発前にチェックしておきましょう。
安全の手引き：https://www.tz.emb-japan.go.jp/files/100615537.pdf

もしタンザニアで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

タンザニア旅行中に万が一犯罪に巻き込まれてしまった場合、落ち着いて適切な対処を取ることが大切です。警察への通報はもちろん、状況に応じて病院や保険会社、大使館等への連絡が必要になります。ここでは、もしもの時に備えておくべき緊急連絡先をまとめました。安全対策の一環として、事前にメモしておくことをおすすめします。

緊急通報先

タンザニアで緊急事態に遭遇した際は、以下の番号に電話しましょう。

• 警察：022－2138177もしくは0787－668306
• 救急：各メディカルセンターに連絡
• 消防：114

オペレーターにつながったら、落ち着いて状況を説明してください。英語が通じない場合は、近くの人に助けを求めるのも一つの方法ですね。 また、緊急ではない被害の場合は、最寄りの警察署に直接出向くようにしましょう。安全が確保できる場所から、在タンザニア日本国大使館に連絡を取ることも忘れずに。

在タンザニア日本国大使館

• 住所：P.O. Box 2577 Plot No. 1018, Ali Hassan Mwinyi Rd, Dar es Salaam, TANZANIA
• 電話：＋255-222－115－827/9
• メールアドレス：consul@dz.mofa.go.jp（領事班）
• 開館時間：月～金7：30～12：30、13：30～16：30（土日祝閉館）
• 公式サイト：https://www.tz.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

治安情報をチェックしてタンザニア旅行を楽しもう！

タンザニアは自然豊かな魅力的な国ですが、治安面でのリスクも存在します。危険な地域をさけ、適切な防犯対策を講じることで、安全にアフリカ旅行を楽しむことができるでしょう。常に最新の治安情報をチェックし、状況に応じて柔軟に対応することが重要です。

リスクを理解し、十分な準備を行った上で、タンザニアの大自然や文化を体験してみてください。

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋