広島市内から厳島神社(宮島)への行き方3選!最安・最速のアクセス方法を解説
厳島神社(宮島)は、広島市内から電車とフェリーで約1時間〜1時間半で行ける場所。海に浮かぶような姿の鳥居がとても有名で、人生で一度は訪れたい日本三景のひとつです。本記事では、広島市内から厳島神社に行く方法をご紹介。自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
厳島神社(宮島)は、広島市内から電車とフェリーで約1時間〜1時間半で行ける場所。海に浮かぶような姿の鳥居がとても有名で、人生で一度は訪れたい日本三景のひとつです。
本記事では、広島市内から厳島神社に行く方法をご紹介。自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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広島市内から厳島神社(宮島)に行く方法は?距離は?
厳島神社は、広島市内から約30km離れた場所にあります。移動手段は複数あり、どれも1時間前後でアクセスできるため、広島市内に拠点をおきながら、旅行でふらっと日帰りで訪れることができる観光スポットです。
広島市内から厳島神社(宮島)までの最速・最安の行き方は?
時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 | |
---|---|---|---|
電車とフェリー | 約1時間〜1時間半 | 1人450円~ | 最も安い移動手段なので、気軽に移動したい方におすすめ |
車とフェリー | 約1時間~ | 1人200円~(ガソリン代やレンタカー代を除く) | 自由度高く移動を楽しみたい方におすすめ、宮島口からはフェリーに乗船してアクセス |
高速遊覧船 | 約45分~ | 1人2,200円~ | 最速でアクセスしたい方におすすめ、原爆ドーム近くが乗船場所なので効率的 |
※入島時に宮島訪問税100円が別途かかります。
このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。
フェリーの乗船には予約の必要はありませんが、レンタカーや高速遊覧船は事前に予約をしておくと安心。移動手段を決めたら、早めに予約作業を済ませておきましょう。
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広島駅から厳島神社(宮島)まで電車とフェリーでアクセス!
広島駅から厳島神社までの移動方法は、電車とフェリーを利用するのがおすすめです。大きく2つの行き方があり、JR山陽本線で宮島口駅まで行く方法と、広電(広島電鉄)2号線で広電宮島口駅まで行く方法です。
どちらも最寄駅に到着したら、フェリー乗り場まで移動し、フェリーで宮島にアクセスします。
表)広島市内から利用できる電車は複数ある
時間 | 料金 | |
---|---|---|
JR山陽本線 | 約1時間~ | 420円 |
広電(路面電車)2号線 | 約1時間半~ | 250円 |
表)フェリーの種類が複数がある
時間 | 料金 | |
---|---|---|
JR西日本宮島フェリー | 約10分 | 片道200円、子供100円 |
宮島松大汽船 | 約10分 | 片道200円、子供100円 |
約1時間〜1時間半でアクセスでき、1番おすすめ
広島駅から厳島神社までの移動にかかる時間は約1時間〜1時間半です。JR山陽本線と広電宮島線のどちらを利用するかで、所要時間が30分ほど異なります。JR山陽本線を利用する場合は約1時間、広電宮島線を利用する場合は約1時間半です。
所要時間だけでみると、JR山陽本線の方が早くアクセスできますが、広電2号線は広島市内の繁華街にも停車するため、宿泊するホテルやスケジュールによっては便利な場合も。また、路面電車なので、のんびりとローカル線の旅が楽しめるという魅力もあります。
JR山陽本線が到着する宮島口駅からフェリー乗り場までは徒歩約6分、広電2号線が到着する広電宮島口駅からフェリー乗り場までは徒歩約1分です。その後、フェリーを下船したら、厳島神社はもうすぐそこ!15分ほど歩くと到着します。
JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の乗り場は隣り合っています。どちらもわかりやすく看板が出ているので、乗船したい方のフェリー乗り場へ向かいましょう。どちらも所要時間は約10分、料金も1人あたり200円と差はないため、時刻表や混雑具合で選択するといいですよ。
厳島神社までの金額は片道450円〜
電車とフェリーでアクセスする場合にかかる費用は、大人1人あたり片道450円〜です。利用する電車によって、費用は若干異なり、JR山陽本線を利用する場合は片道620円、広電宮島線を利用する場合は片道450円です。
入島時に宮島訪問税100円が別途かかり、フェリーの乗車券を購入する際に徴収されます。
どちらのフェリー会社も、観光で利用することが多い日中の時間帯は基本的に15分間隔(通常ダイヤ)で運行しています。多客時ダイヤでは、基本的に10分間隔で運行しているので、到着してから次のフェリーがなかなか来ないという心配はありません。
ただし、日中は多くの人が利用するため、時間に余裕を持った行動がおすすめです。
どちらのフェリー会社を利用しても大きな差はありませんが、JR西日本宮島フェリーは、宮島口発9時10分から16時10分の便は大鳥居に接近する大鳥居便を運航しているという特徴があります。大鳥居を手前に厳島神社を正面にみることができるため、フォトスポットとして人気!海から見る大鳥居も楽しみたいという方は、JR西日本宮島フェリーの利用を検討してみるといいでしょう。
広島駅から電車とフェリーで移動するメリット&デメリット
電車とフェリーで移動するメリットとデメリットは以下の通りです。移動手段を検討する上で、ぜひ参考にしてみてくださいね。
メリット
- 安い
- コスパと効率を兼ね備えている
- 車窓を楽しみながら移動できる
デメリット
- 最速の移動方法ではない
- JRに乗ろうと思うと、街中から広島駅までの移動は少し時間がかかる
- 広電は時間がかかる
電車とフェリーは、コスパよく早く厳島神社に行きたい人におすすめ!
電車とフェリーを利用する移動手段は、なるべく低価格にかつ、効率よく移動したいという方におすすめです。所要時間は利用する電車によって異なりますが、最短約1時間でアクセスできます。また、料金も1人あたり450円からとお財布に優しいのも特徴。
広島駅から車窓を眺めていたら、あっという間にフェリー乗り場の最寄駅に到着します。ぜひ、移り変わる風景も楽しみながら、移動してみてくださいね。
広島市内から厳島神社(宮島)まで車とフェリーでアクセス!
広島市内から厳島神社までは、車とフェリーでもアクセスできます。レンタカーを利用する場合は、広島駅周辺もしくは到着時に利用する方も多い広島空港で借りるのがおすすめ!店舗数が多く、比較しながらどのレンタカー会社を利用するか検討できます。
レンタカーでアクセスする場合も、電車でのアクセス方法同様、最後はフェリーで移動する必要があります。フェリーはJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2種類があるので、好みの方に乗船してみてください。
表)フェリーの種類が複数がある
時間 | 料金 | |
---|---|---|
JR西日本宮島フェリー | 約10分 | 片道200円、子供100円 |
宮島松大汽船 | 約10分 | 片道200円、子供100円 |
宮島口までは約30分でアクセス、そこからフェリーで約10分
広島市内からフェリー乗り場がある宮島口周辺までは車で約30分です。交通状況によっては、1時間ほどかかる場合もあるため、時間に余裕を持っておくようにしましょう。その後フェリーに乗って、宮島に向かいます。宮島に到着し、フェリーを降りたら、厳島神社までは徒歩約15分です。
レンタカーなら、道中気になったところに寄り道しながらアクセスも可能。それほど遠くないので、ドライブ気分を満喫しながら、厳島神社まで向かってみてはいかがでしょうか。
JR宮島口駅周辺まで車で行き、フェリーでアクセス
広島でレンタカーを借りる場合の相場は、12時間で6,000円前後からです。利用する車種やグレードによっても価格は大きく異なり、乗用車タイプは7,000〜8,000円前後が相場となっています。
大型連休など多くの人が旅行に出かけるシーズンは、レンタカーを利用する方も増えるため、早めの予約がおすすめです。
車をフェリーに載せ、宮島でも車で移動することも可能です。しかし、宮島は道が狭く、観光客が多いと車の身動きが取れなくなる可能性がありますし、宮島観光は徒歩でも十分めぐれるので、特別な理由がない限りはJRの駅周辺のコインパーキングに車を置き、宮島観光は徒歩で移動するのがおすすめです。
フェリーは、片道大人1人あたり200円で乗船できます。別途、入島時に宮島訪問税100円が別途かかり、フェリーの乗車券を購入する際に徴収されるので、ご注意ください。
広島市内から車とフェリーで移動するメリット&デメリット
車とフェリーで移動するメリットとデメリットは以下の通りです。移動手段を検討する上で、ぜひ参考にしてみてくださいね。
メリット
- ドライブを楽しみながら移動できる
- 自由度が高い
デメリット
- JR宮島口駅周辺の駐車場からフェリー乗り場まで、地下道を経由して徒歩10分~15分かかる
- 渋滞に巻き込まれる可能性がある
- 1人だと割高
自由度高く、厳島神社に行きたい人におすすめ!
自由度が高い方法で移動したいという方におすすめの、車とフェリーを使ったアクセス方法。厳島神社まで約1時間でアクセス可能で、道中はドライブを楽しみながら、寄り道することもできます。
宮島口でコインパーキングに車を駐車してから、フェリー乗り場までは少し歩くため、移動時間には余裕を持つようにしましょう。
広島市内から厳島神社(宮島)まで高速遊覧船でアクセス!
広島市内から厳島神社までは、高速遊覧船でアクセス可能です。ほかの移動手段とは異なり、広島市内で高速遊覧船に乗ったら、その後、乗り換えなしで宮島に到着できるのが魅力!とにかく楽に、最短で厳島神社にアクセスしたいという方におすすめです。
乗り場は原爆ドームのすぐ近くなので、平和記念公園の観光後にすぐ宮島に移動したい方におすすめ!旅行の時間は限られているので、無駄なくすごしたいという方にはぴったりな手段ですよ。
約45分でアクセスでき、非日常感を味わえる
広島市内から宮島までの所要時間は約45分。乗り換えなしのダイレクトでアクセスできるため、船上からの風景を楽しんでいたらあっという間に到着します。宮島に到着したら、ほかのフェリー同様のエリアで下船となるため、厳島神社まではそこから徒歩15分程度かかります。
厳島神社までの金額は片道2,200円
宮島までの高速遊覧船のチケット代は、片道大人1人あたり2,200円です。往復利用の場合は、4,000円になるので、あらかじめ復路も利用予定の方は往復チケットを購入しておきましょう。子供(小学生)は片道1,100円、往復2,000円です。宮島行のチケットを購入する際、1人100円の宮島訪問税が料金に上乗せされるので、ご注意ください。
当日乗り場の桟橋で当日券を購入することも可能ですが、事前予約がおすすめ。乗船日の3か月前からウェブや電話などで予約が可能です。混雑しやすいシーズンは早めに予約しておくと安心ですよ。
乗船は原爆ドームからすぐの、もとやす桟橋です。広島を代表する観光スポットからすぐのところで乗船できるため、無駄のない移動が実現できます。
船は広島市内の河川と海の両方を通航するため、それぞれの魅力にも触れられます。川ではゆったりとした速度で、海では目的地まで高速での運航です。船内の座席にゆったり座るのはもちろん、甲板で風を感じながら景色を堪能することもできます。
川を運航中は橋をくぐり抜けたり、街ゆく人々や街並みを眺められたりと、いつもとは違う視点から、広島の街を楽しめますよ。
高速遊覧船は30分〜40分の間隔で運航しています。潮位や天候の影響によって欠航する時間帯がある日もあるので、利用の際は最新情報を確認するようにしましょう。
広島市内からフェリーで移動するメリット&デメリット
高速遊覧船で移動するメリットとデメリットは以下の通りです。移動手段を検討する上で、ぜひ参考にしてみてくださいね。
メリット
- 最速でアクセスできる
- 渋滞の心配がない
- 非日常的な気分を味わえる
デメリット
- 潮位や天候の影響で欠航することがある
- ほかに比べてチケット代が高い
高速遊覧船は時間を節約して厳島神社に行きたい人におすすめ!
広島市内から高速遊覧船で厳島神社にアクセスする方法は、乗り換えもなく、最速で移動可能です。しかも、船なので、渋滞に巻き込まれる心配がなく、時間を読みやすいのも嬉しいポイントです。所要時間は約45分、片道2,200円です。
普段はあまり利用しない移動手段なので、移動中も旅行気分を味わいながら、船上からの風景を楽しめますよ。
目的に合わせて広島市内から厳島神社(宮島)に行こう!
本記事では、広島市内から厳島神社までのアクセス方法を、電車とフェリー、車とフェリー、高速遊覧船の3種類紹介しました。
それぞれメリットやデメリットはありますが、1番おすすめなのは電車とフェリー。金額が安いだけでなく、便数が多く、気軽に利用できます。
自由度の高い移動にしたい方は車とフェリー、最速でアクセスしたい方は高速遊覧船がおすすめです。高速遊覧船は普段なかなか利用しない交通手段なので、非日常感が味わえて、旅行感たっぷり!原爆ドームなど広島観光で必ず訪れる定番観光スポットからすぐに乗船できるのも魅力です。
また、ひとつ注意点があるとすれば潮位や天候などにより、フェリーも高速船も欠航する可能性があるということです。特に台風の季節は要注意。船が欠航すると宮島へ渡ることはできないので、広島・宮島観光を予定する際は、大雨警報や台風情報をよく確認しましょう。
それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段で厳島神社までの移動を楽しんでくださいね。フェリーでの移動は、なかなか珍しい体験なので、非日常が楽しめて大人でもちょっとワクワクしますよ!
cover photo by Unsplash