バルデス半島
バルデス半島はアルゼンチン南部にある小さな半島で、その面積は日本の奈良県と同じくらいの大きさです。南太平洋に突き出したような地形をしており、絶滅危惧種と言われるような貴重な動物が生息していることで知られています。バルデス半島はパタゴニア州に属しており、1999年には多くの貴重な動物が生息している自然保護区ということから世界自然遺産に登録されました。さらに南半球最大級の海洋生物の生息地でもあるので、特にクジラ、アシカ、ペンギン、シャチなどの野生動物観察が人気です。バルデス半島は交通機関が整備されていないため、オプショナルツアーに参加するのがおすすめです。
スポット情報
アルゼンチン旅行におすすめの観光スポット
イグアスの滝
世界自然遺産にも登録されている「イグアスの滝」はアルゼンチンで最も有名な観光スポットです。アルゼンチンとブラジルの国境境いにまたがる壮大な滝群でその数は275にもなります。日本では見られない景色が広がり、水しぶきと滝のごう音は迫力満点です。最大の見どころは「悪魔の喉笛」と呼ばれる巨大な滝壺で、イグアスの滝を訪れたらマストで見ていただきたいスポットの一つ。周囲は深いジャングルが広がっており、ここでしか出会えない希少な生態系を見られるバードウォッチングやトレイル散策も人気です。ぜひアルゼンチンが誇る世界屈指の絶景スポットに足を運んでみてください。
ペリト モレノ氷河
ペリト モレノ氷河はアルゼンチンのパタゴニア地方に位置し、アルゼンチンに行くならぜひ訪れたい絶景スポットの一つです。首都ブエノスアイレスからは飛行機で、ペリト モレノ氷河行きの拠点となるエル カラファテ空港まで3時間半ほどで、空港から氷河まではバスで1時間半ほどかけてアクセスでき、まさに世界の秘境とも言えます。特に氷が崩れ落ちる瞬間は必見です。響き渡るごう音と迫力満点の氷の塊が落ちる景色はここでしか見れません。氷河のトレッキングツアーも観光客から非常に人気があり、氷の上を歩くという貴重な体験ができます。
カミニート
ブエノスアイレスのボカ地区に位置する「カミニート」は、ポップでカラフルな家々が建ち並ぶ可愛らしい観光スポットです。今では写真映えスポットとして多くの人が訪れるようになりましたが、もともとは労働者階級の街として知られ多くの移民が住んでいた場所でした。歴史的背景もあり、現在ではカラフルな街並みとタンゴを象徴する場所としてとても人気があります。近年はカラフルな街並みが写真映えすると一気に人気になり、お土産店やおしゃれなカフェなどもあり観光客で賑わっています。ブエノスアイレスからもアクセスしやすいのでぜひ訪れてみてください。
ウシュアイア
ウシュアイアは南米大陸の最南端に位置する都市で、南極クルーズの出発地として有名です。幻想的な雰囲気から別名「世界の果て」とも呼ばれており、「世界の果て号」に乗って周辺を巡るツアーや、マゼランペンギンが観察できる島へのクルーズもあります。世界中から秘境を一眼見ようと多くの観光客が訪れるウシュアイアは、季節ごとに違った魅力があり、冬はスキー、夏はトレッキングやカヤックなどアウトドアアクティビティも豊富。迫力満点の山々とビーグル水道の絶景に思わず感動すること間違いなしです。南米が誇るアルゼンチンの大自然をぜひ堪能してみてください。
バリローチェ
パタゴニア地方の北部に位置する「バリローチェ」は、まるでヨーロッパのアルプスのような美しい山々が広がる観光名所です。湖水地方の中心地でもあり、冬のスキーはもちろんのこと、夏は湖でのカヤックやハイキングなどのアクティビティが人気を集めています。特にナウエル・ウアピ湖周辺の景色は絶景そのもので、思わず言葉を失ってしまうほどの美しさです。さらにバリローチェは「チョコレートの街」としても有名。チョコレート店巡りもバリローチェ観光の楽しみ方の一つで、チョコ好きにはぜひ訪れてほしい観光スポットです。
フィッツ ロイ山
フィッツ ロイ山はアンデス山脈に位置する観光スポットで、尖った山頂が特徴的な山です。トレッキングの聖地ともされ世界各地から登山家たちが訪れます。出発地はエル チャルテン村を拠点としており、さまざまな難易度の登山コースがあるのも特徴の一つ。特に「ラグーナ・デ・ロス・トレス」へ続くコースは絶景で、湖越しにそびえるフィッツ ロイ山の風景を堪能できます。登山道からは氷河や湖、森などの変化に富んだ自然景観が広がり、大自然と一体化する景色は必見です。さらに朝焼けも有名で、朝日に照らされると山肌が赤く染まり「燃えるフィッツロイ」と呼ばれるほどの幻想的な景色も楽しめます。